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佐賀大学病院放射線科アンオフィシャルブログ ~さがの読影室から~

放射線科医の日常や、診療紹介、推薦図書などをご紹介します。問い合わせ先等、詳しくはカテゴリー「はじめに」をご覧下さい。

Q&Aでやさしく学ぶ心臓CT

2009年05月05日 11時20分52秒 | 独断!放射線科医の推薦図書
 正直に申しまして、 心臓CTは、Definitionが稼働してから撮像するようになった上、これまで不勉強だったので、「オススメ!」というだけの自信はありません。

 ただ、この本を手にとって、幅広く心臓CTとそれに重要な臨床的側面を学ぶことができたので、ご紹介します。

Q&Aでやさしく学ぶ心臓CT

メジカルビュー社

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 心臓CTは、循環器科と放射線科の中間にあるような分野で(と、思いますが…)それぞれの得意分野と苦手分野が重なっていることが、これまで勉強するのに、ちょっと躊躇していた理由でした。

 これから心臓CTを学ぶのは、放射線科および循環器のDr.と、放射線技師さんが大部分と思います。それぞれ、他の業務が多いので、効率的に学ぶ必要があるかもしれません。

 本書では、撮像方法、後処理、そして適応と現時点での循環器疾患におけるCTの位置づけ、これらの項目が、各章にわけられており、効率的にQ&A方式で学ぶことができます。
 Dual Source CTについては、まだ始まったばかりなのでちょっと触れられている程度ですが、基本的な事項については押さえられています。

 心臓CTに関する各学会からのガイドラインのULRも紹介されていますので、参考になりそうです。

 もう残りわずかですが、この連休中(もしくは週末)にでも読破できるボリュームなのも、うれしい点です。詳しく知りたい点は、それぞれの参考文献を参照すると良いかもしれません。

気管支肺炎について知ったこと

2009年04月24日 21時28分00秒 | 独断!放射線科医の推薦図書
 最初に、胸部単純写真の勉強を始めた頃、いやもっと前から肺炎の古典的な形態に基づく分類については学んでいたのですが、細菌いや最近になって初めて知ったことがありました。

 ちなみに、形態に基づく分類とは

①気腔性肺炎(肺胞性肺炎)air-space pneumonia
②気管支肺炎(小葉性肺炎)bronchopneumonia
③間質性肺炎 interstitial pneumonia

 ですね。

 参考文献はこちらです
 
画像診断 Vol.27No.4 (27)

秀潤社

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 特集は、肺感染症の画像診断-胸部単純撮像のパターンによる鑑別診断-となっています。

 気管支肺炎について、最近疑問に思っていたことは、なぜ気管支肺炎には比較的早期から、浸潤影内の牽引性?気管支拡張が見られるのか?ということでした。
 この疑問に対する答えが、久留米大学の藤本公則先生らによる「限局性浸潤影・すりガラス影」にありました。

 以下、一部引用させていただきます。

・・・病理学的相違点は、気管支肺炎のほうが分泌物は少なく、細気管支とその周囲の炎症に反応し集積した多核白血球が炎症の広がりを防ぐため、病変の分布が斑状になることである・・・

・・・病理学的には炎症の最も激しい部分は気道中心部にある・・・

・・・縁勝負の器質化によって、早期から気道内や肺胞腔内に線維芽組織の栓子が形成され(いわゆる器質化気管支肺炎)、後には成熟した線維性組織を形成し、さまざまに正常肺構築を失わせることになる・・・

・・・気道病変を伴うので、しばしば病変の容積減少が種々の程度で見られる・・・

 というところでした。「器質化気管支肺炎」という考え方があったんですね。不勉強でした。
 
 また、病変の分布(肺野内層≧外層)についても参考となる記述がありました。

 その他の先生方による記事についても、とても楽しく読ませてもらいました。ぜひ興味のある方はご覧下さい!
 

画像診断 特集 免疫能低下患者の肺病変

2009年04月09日 22時05分06秒 | 独断!放射線科医の推薦図書
 久しぶりの書籍紹介です。
 タイトル通り、免疫能低下患者の肺病変が特集されています。

画像診断 Vol.29No.3 (29)

秀潤社

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 まさに、序説で田中伸幸先生がおっしゃっているとおり。
 免疫能低下患者についてオーダーされる胸部画像は、重要な鑑別疾患が多数あるにも係わらず、非特異的な画像所見を呈することが多く、読影するのが困難になりがちです。
 一口に、「免疫抑制状態」と言っても、状況は様々にあります。画像が撮像された時の患者の状態を把握し、それぞれの状態で起こりうる感染症を含む病態を知り、病理像を想像することで、より真実に迫った画像診断が出来ると思います(どの分野でも同じですが)。
 ただし、この複雑な臨床像を理解するのは一般の読影医にとっては困難だろうし、画像診断を専門としない内科医にとっては(逆に)画像から病態を想像するのは困難だろうと思います。

 その点で、今回の特集は、放射線科医だけでなく幅広い分野のDr.にとって非常に勉強になる本だと思います。

 こちらのアマゾンのリンクでは内容が見られないようなので、特集のコンテンツを簡単にまとめます。

・胸部単純X線写真とCTの役割 高橋雅士先生
:免疫不全とは、どのような状態があるか。それぞれの状態における感染症と、画像診断の果たす「役割」について述べられています。HRCTの果たす役割がこれほど重要視されていたとは!

・細菌性肺炎 芦澤和人先生
:典型的な細菌性肺炎と、非典型的な細菌性肺炎が解説されています。好中球減少時には、肺局所における組織反応が乏しく、広範なすりガラス影を呈する場合がある!

・肺真菌感染症 村山貞之先生
:アスペルギルス、カンジダ、クリプトコッカス症を中心に。これらの病原体は様々な病型を呈するわけですが、典型的な画像と共に、病態からせまる読影の手がかりが記載されています。

・ニューモシスティス肺炎とウイルス肺炎 荒川浩明先生
:代表的な日和見感染で、よく鑑別に挙げます。宿主の免疫状態によって画像所見が変化するのもよく知られています。今回の記事で、初めて網羅的に勉強することが出来ました。

・結核症 狩野麻実先生
:「種々の免疫低下状態における結核の画像所見」という項目がもうけられています。糖尿病、慢性腎不全/透析、SLE、TNF阻害薬(!)、HIV。結核菌に対する防御免疫メカニズムを知ることで、それぞれの病態でとりうる画像所見が推測できるかも!?

・薬剤性肺障害 酒井文和先生
:除外診断が重要な疾患群である。画像所見は多彩であり、画像に基づいた分類も、病理病態的な背景まで担保するものではない…と記述されています。しかし、提示されている典型的な画像から、所見を丁寧に読むトレーニングになりました!

・原疾患の肺病変 岡田文人先生
:悪性リンパ腫、白血病などの治療中に胸部異常陰影が出現した場合に、どのように解釈するか。原疾患の画像所見に精通している必要があります。多くの典型画像がまとめられています。

・移植後合併症 田中伸幸先生
:「移植後の肺合併症は多様であるが、移植からの期間と、その時期に好発する疾患を考慮することが重要である。逆に言えば、移植後の時期で合併症がある程度、類推できる」まさに、その通りに解説されています。

 少し長くなってしまいました。上手く伝えられず、抜粋している部分が多くありますが、このような紹介の仕方は、ちょっとまずいでしょうか?
 ご助言いただけたら幸いです。

 しかし、とても勉強になる特集でした!日常診療でもヘビーローテ本棚入り間違い無しです!

新年度から研修される方に あるいは…

2009年03月23日 23時27分35秒 | 独断!放射線科医の推薦図書
 久しぶりの推薦図書紹介です。
 と、いってもこのブログで初めて紹介した図書の再掲です。何度紹介しても良いくらいの良本です。

 新年度から研修をされる方に、是非読んでもらいたい本です。国家試験が終わって、卒業旅行も終わって、あとは引っ越しをするのみ。という時間でしか読めないものかもしれません。国試や、ポリクリなどでもちゃんとトレーニングされていないことだけど、最も臨床で重要なことのひとつが学べます。

 僕らが通常の業務をしているなかでも、「この本を読んでいてくれたらなぁ」と思うことは多々あります。

 では、以下に以前の文章のコピー&ペーストを。

 まずは、放射線科医に限らず、医師として重要な能力であるプレゼンテーションについての本です。
 臨床現場にでて、もっとも重要な能力であるのにも関わらず、プレゼンテーションの仕方については、卒前教育がほとんどされていません。カンファレンスや、コンサルテーションの場で、先輩の見よう見まねで、怒られながらなんとかしていく人が大部分だと思います。(一部には、センスがよくて、最初からうまくやっていく人もいますが)
 でも、時間がもったいないし、怒られるのはいやですよね?要はポイントとコツの押さえかただと思います。うまくプレゼンテーションできるということは、しっかりその患者さんのことを把握できているということなのです。

 この本は、僕が研修医の時に内科の先生に紹介してもらった本です。沖縄中部病院でも研修をされた先生で、著者は後輩だそうです。
 いろいろなシチュエーションに応じたプレゼンテーションの仕方が学べます。英語のプレゼンテーションものっているので、海外進出を目指す方にもお薦めです。

 ちなみに、放射線科医としてもきちんとまとまったプレゼンテーションをしていただけると、検査のモダリティ選択や適切な撮影の仕方、読影時の参考になります。

米国式症例プレゼンテーションが劇的に上手くなる方法―病歴・身体所見の取り方から診療録の記載,症例呈示までの実践テクニック
岸本 暢将
羊土社

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 最後に余計な付け足しを。

 状況に応じたプレゼンテーションの練習をする、ということは、ある症例を適切に把握するための最も良いトレーニングになります。
 今日もある研修医からかかってきた飛び込みCT依頼の電話があったのですが、特殊な撮像法を指定してきたので「そのCTはどうして必要なの?」と聞くと「さぁ?上のDr.に言われただけなので…」などと言っていました。
 ちょっと変わった研修医だったせいなのかもしれませんが、検査のメリットが伝わらなかったのと「全く把握する気がないな」と思ったのもあり、残念な答えをせざるをえませんでした。時間の無駄だとはわかっているのですが…(結局、正当な理由があったので撮りました)
 
 あまり、こういう言い方は好きではないのですが、「ちゃんと自分の患者さんを把握しています!」という姿勢をアピールすることは、スーパーローテート研修で重要です。
 やっぱり、勉強していてやる気のある研修医には、いろいろ教えたい!と思ってしまうので。せっかくのスーパーローテート研修、主体的にかつ効率的に学びたい方は、是非手に取ってみてください。

マンモグラフィの本

2009年02月05日 23時19分10秒 | 独断!放射線科医の推薦図書
 久しぶりの推薦図書です。
 実は、再来週の土、日曜日(21,22日)に名古屋でマンモグラフィの試験を受けるので、そのために読んでいる本です。
 この本は、雑誌「画像診断」に連載されていた記事をもとに書かれています。

 まだ試験結果がでていないので、「オススメ!」と胸を張って言えないのですが…


マンモグラフィのあすなろ教室 (画像診断別冊)
石山 公一,佐志 隆士,角田 博子,大貫 幸二
秀潤社

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 僕は個人的に、こういった対話形式の本は苦手で、昔からあまり読まないのですが、この「あすなろ教室」は別でした。
 マンモグラフィは単純写真同様、CT,MRIといった断層画像よりも、情報の抽出および解釈に経験がいるところだと思います。最初のうちは、写真を見ても、いったいどこがおかしいのかわからない、解説の意味もわからない。なんとなく、こんな感じかなぁ?と自己流に解釈しても、それが正しいのかすらわからない、という状態です。

 この本は、経験豊富な上級者および、初学者、中級者の対話を通じて、そのわからないところを上手く伝えてくれています。
 ガイドラインは、エキスパートの思考過程をわかりやすくまとめたもの、というスタンスで書かれており、そこが、とても勉強になる一冊です。
 また、画像についてのみならず、病理や乳癌検診についてもわかりやすく書かれており、勉強の合間にさらっと読むのにも良い本です。
 

正月にむけて 推薦図書

2008年12月25日 21時55分25秒 | 独断!放射線科医の推薦図書
 忘年会やその他で、何かとあわただしく、少し更新をさぼってしまってました。

 ずいぶん長い間、推薦図書を載せていなかったので久しぶりのご紹介です。

またたび浴びたタマ
村上 春樹,友沢 ミミヨ
文藝春秋

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 はて、放射線科医の推薦図書?という本ですね。こじつけるのであれば、「ことばを紡ぐ職業とも言える、放射線科医の頭の休憩」といったところでしょうか。
 ま、それほどクリエイティブな文章を作っているわけではないのですが、やはり、紋切り型の文章ばかりでは色々な面でよくないのかな、とも思うので。

 内容は、回文かるたです。

 タイトルにもある、「またたび浴びたタマ」の他、「けさはくすりでりすくはさけ」などなど。ノーベル文学賞候補にもなっている、村上春樹さんが、年末年始に苦労して(だったかな?)作り上げた作品です。友沢ミミヨさんのなんとなくシュールなイラストにも、ニヤリとすること間違い無しです。

 読影室に、それから、お子さんのいる家庭にもぴったりの一冊と思います。
 ぜひこのお正月に向けて、一読してみてください!
 

Common diseaseの画像診断 (1)

2008年10月28日 19時10分42秒 | 独断!放射線科医の推薦図書
 少し前の画像診断からで、初期研修医や新入局員によく薦めている雑誌です。

特集 読影レポートのエッセンス(1)-common disease診断の要点と表現のコツ-
 
画像診断 (Vol.26No.11)

秀潤社

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 この号では、

・脳神経疾患
・頭頸部疾患
・脊椎疾患
・循環器疾患
・呼吸器疾患
・骨軟部疾患

 における、common diseaseのCT,MRIがまとめられてます。日常の読影業務でよくオーダーされる疾患、よく目にする所見を呈する疾患が集められています。
 経験があまりないうちは、いざ初回で書こうとすると「どう書こうかな?」とか、「臨床上、必要な情報は?」というところで、迷うものが結構あります。
 たとえば、いわゆる脳の白質病変や、変形性脊椎症、脊椎圧迫骨折、人工血管置換術後フォロー、孤立性肺結節、股関節痛など。

 このような疾患の画像とエッセンスを見開きでまとめてあります。教科書を調べようとすると時間がかかってしまうものばかりで、今でも手放せません(もうそろそろ卒業したいのですが…)。

 放射線科医のいない病院に勤務している研修医や、一般内科医などにもオススメと思います。
 2006年の本ですが、バックナンバーがあるようなので是非一度ご覧になってみて下さい。
   

膠原病の画像診断 update

2008年10月20日 22時05分39秒 | 独断!放射線科医の推薦図書
 先週末に読んだ雑誌です。久しぶりにおもしろかったのでご紹介です。

 特集は、タイトルの通り「膠原病の画像診断 update」です。
 
 当科では、単純写真のレポートも通常業務の一環なので、胸腹部単純写真以外にも四肢の写真にもレポートをつけなければなりません。当然、外傷の他に、関節リウマチをはじめとする、膠原病・リウマチ性疾患の評価も依頼内容に入ってきます。初期研修が終わって、放射線科医になりたての頃は、”erosion”も、何のことかよくわかっておらず、とっかかりにくい領域だなぁ、と苦手意識を持っていました。もっと早くに、この本が出ていれば良かったのに…

画像診断 Vol.28No.10 (28)

秀潤社

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 基本的には、成書で勉強すべき事項だとは思うのですが、あの厚い本をみるとどうも…時間もないし…という方や、最新の知見をキレイな画像で見てみたい!という方にオススメの一冊です。

 現在の、膠原病・リウマチ性疾患の概念と分類は、知識を整理するのに非常に役に立ちます。膠原病に伴う各臓器の病変(肺、肺の血管炎、消化器病変、脳・脊髄病変、心血管病変)も、それぞれの章にまとめられています。
 なんといっても、診断の最初に行われることの多い、単純X線の所見の基本と、最近オーダーの増えてきたMRIについて、しっかり書かれているのが良いです。

 例えば、
 mouse ears signと、gull wing signは有名な所見ですが、病態がわかると、より画像の理解が深まります。他の関節についても、応用が利くような気がします。

 膠原病・リウマチ性疾患は、横断的かつ縦断的に学ぶことでより理解が深まる疾患だと思います。まずは、この本で(それこそ、1日くらいで)ざっと網羅してから、リファレンスを使って勉強するのはどうでしょうか?

 ま、まず僕がしなければならないんですけどね。

認定医試験勉強本 その2 基礎などのために

2008年10月16日 07時57分32秒 | 独断!放射線科医の推薦図書
 久しぶりの推薦図書です。

 放射線科認定医試験の後に見つけた本です。内容は、放射線物理学から生物学、そして、防護や診断・治療までわかりやすく、詳しくまとめられています。そして、いわゆる電離放射線だけでなく温熱療法、光(紫外線、レーザー)や超音波についても触れられています。

放射線医科学―生体と放射線・電磁波・超音波

学会出版センター

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 放射線科の基礎について、広く学べる本であると思います。放射線科医だけでなく、学生さんや研修医、コメディカルの方にもオススメです。

 これだけ豊富な内容で、なんと3000円 かなりお買い得です。

認定医試験勉強本 その1 核医学

2008年08月27日 07時00分32秒 | 独断!放射線科医の推薦図書
 核医学ローテーション中は、あまり読んでいませんでしたが認定医試験の勉強中にちょくちょく読んで、意外に(!)面白かった本です。

 臨床の読影そのものについては、あまり詳しく載っていませんが、基礎から各検査の原理や方法がまとめられています。

 認定医試験では結構、核医学の問題数が多いようなので(数えたら100問中、15問も…)一度さらっと読んでおいても良いかもしれません。

核医学ノート
久保 敦司,木下 文雄
金原出版

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 肺換気・血流シンチグラフィはほとんど経験がなかったので、たまたま、読んでいて良かったと思ったのが次の問題です。

 95. 肺換気・血流シンチグラフィで正しいのはどれか。1つ選べ。

 a.Kr-81mガスのガンマ線エネルギーはXe-133ガスより低い。
 b.健常人座位Xe-133ガス洗い出しの半減時間は、下肺野の方が長い。
 c.Tc-99m-DTPAエアロソル肺シンチグラフィで気管支粘膜透過性の評価が可能である。
 d.Tc-99m-MAA肺血流とTc-99mテクネガス肺換気の両シンチグラフィを同日に行う場合は前者を先行させる。
 e.Tc-99m-DTPAエアロソル肺シンチグラフィとTc-99m-MAA肺血流シンチグラフィで肺血栓塞栓症が診断できる。

 さて、答えは?