ツルピカ田中定幸先生

教育・作文教育・綴り方教育について。
神奈川県作文の会
綴方理論研究会
国分一太郎「教育」と「文学」研究会

「5の1学級こんだん会のためのしりょう」

2017-05-09 07:38:12 | Weblog

「5の1学級こんだん会のためのしりょう」

                                                                                           「なかまたち№20S50.514

 

学校全体での目標(教師の側)

  自信を持って行動できる子に育てたい。

     毎日の生活で、子どもが活発に行動しているかどうかを一つの尺度として、子どもを見つめていきたい。

 

自信をもって行動できるための条件

1.学力…ふつうにいわれている教科の学力だけでなく、物の見方、考え方。

2.体力…運動するときの体力だけでなく、一つのもの、ことをやりとげることのできるねばり強い体力。

3.根気強さ…精神的なもの、全力を出して何ごとにもつき進む気力。

4.友達との信頼・協調性…学校は集団生活の場であり、当然友だちのささえが必要である。

 

子どもに対する姿勢(子どもをどう見、どう育てたらよいか。)


・全力をつくしたことに対しては、たとえそれが失敗に終わっても、ほめてあげる。

・まちがえることこそ、学ぶことの第一歩であるということの確認。

・行動する中でこそ多くのことを学べるのだという確認。

・結論をいしがない。教育は、いきつくまでの過程(道のり)を大切にしなくては本当に学力はつかない。

・学習の場の保証

・子どもの立場にたって物事を考えるようにしたい。(話し合いの場、心の交流の場の保証)

 

学級で特に中心をおく点


・文を綴ることを多くする

・体育を生活の中に多くとり入れる

5年生としての基礎学力をしっかりつける

 

その具体的なことのいくつか(児童の活動)


○生活の記録を書く。

○作文を書き、書いた作文について意見の交換をする。

○班活動を大切にし、班ノートをつけたり、班で新聞を発行したりする。

○学級内での文化活動をさかんにし、学校全体にも呼びかけられるようにする。

○「なかまたち」の発行に協力し、意見の交換をする。

○体育活動を積極的に行う。

○学級会、帰りの会などの話し合いを大切にする。

 

“書くこと”を大切にする理由

・ひとりひとりの子どもの生活をしることができる。話し合いの場でもできるが…。

・継続的に子どもの生活を知ることができる。

・自分の考えを整理し、まとめることができる。

・文章表現力を豊かにすることができる。

・個性を豊かにのばすことができる。

・教師の考え方を知ってもらうことができる。

・友達、教師、父母との心のつながりを深いものにすることができる。

 

■そのほかのことで、きょうおはなししたいこと

 

・学校でのけがのことについ、安全会について

・放課後の校庭使用についって

・宿題について

・文集の紙代について

・文集におうちの方の意見ものせたい。

・学級文庫の利用についって、お家の方もぜひどうぞ。

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「横須賀・逗子」作文の会5月... | トップ | 「子どもの願いを育てる」-... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
懐かしゅうございます (豊口晴仁)
2017-06-11 21:42:20
日付からいって間違いなく、私たちがいただいた資料(プリント)ですね。いま親の立場から読んでみると、ちゃんと理解できますが、当時は流し読みして親に渡しいたのかも。
今は放課後に校庭で野球なんか出来ないですね。太陽が沈んでも、自転車のライトでやってたのを思い出します♪
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事