ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

洪水

2011年08月25日 02時00分39秒 | タイの季節
タイは今、雨季。

朝、夕にドバーッと雨が降る。
雨季はだいたい10月まで。
しだいに雨の勢いが弱まってきて、ああ雨季も終わりに近づいたなと感じる。

しかし、今年はこの時期を過ぎても雨が勢いよく降り続き、
海の水位上昇とあいまって危ない状態だ。

雨がドバーッと降ればあちこち洪水状態になるタイだが、
このぶんだと首都のバンコクでも例年を上回る洪水に見舞われるおそれがあるという。
バンコク都庁排水下水局は8月22日、今年はラニーニャ現象の影響で雨季が長引き、
バンコクが洪水に見舞われる可能性が高まるとの見方を示した。
   
  
 
そして、水害拡大。
防災局は21日、台風8号「ノックテン」が東北部・北部にもたらした豪雨・洪水の被害が拡大しており、
7月25日からの水害関連の死者数が37人にのぼっていると発表した。

冠水が続いている県は13にのぼっており、150万人が影響を受けている。
アピシット党首も、
「政府は、被災した農家への経済支援の指針を早急に打ち出す必要がある」と打ち出している。


大使館やJICAタイ事務所からの緊急メールでも、
アユタヤを含む8地域に対し、洪水注意が出されているため、
これらの地域、およびチャオプラヤ川近くに滞在、訪問予定の場合は
十分に気をつけるようにとの知らせがきた。


かつて水の都バンコクと呼ばれたそれは美しいほめ言葉であっただろうが
水に悩まされ逼迫した今は、一日も早く水に立ち去ってもらいたいところ。
しかし、そんな中でもタイ人たちは事態の深刻さを満面にたたえることはなく、
足まで水につかっても屋台で食事し、笑い、朗らかで明るい。

    

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