花のお山の焼物屋

座主窯押しかけ女房山里暮らし

納品

2009年01月29日 | 焼物屋の仕事
本日ギャラリーさんに無事納品を終えました

27日にオーナーが東京から窯出しに駆けつけ今回の展示会で使うものをチョイス

今回の展示会は1年がかりで作り上げてきた座主窯にとって初めての形式の展示会です。

その大事な年に大地震に見舞われ一時は出来ないのではとくじけそうにもなりました。

そんな私達をオーナーはじめたくさんの人達から励まされ支えられどうにかここまでこぎつけました。

「小正月 一日(はる)の暦事」・・・東北の仕事

と銘打たれたこの会は昼と夜それぞれ8名のみの料理会となります。

「御室(おむろ)」という漆黒の空間

「東北の保存食の智恵とわざ」
 
「東北の土の器」
 
「美しい女(ひと)が奏でる琵琶の音色」

そして「初めから終わりまで息を呑むような感動と緊張感を演出するオーナーのおもてなし」のコラボレーションです。

私達も勉強に行ってきま~す!!


窯出し

2009年01月27日 | 焼物屋の仕事
無事窯出し済みました!まずは写真でご報告


この灰被りが掃除をするとどうなるかが楽しみです




奥の「汲出し」の内側に初めて白化粧をしてみました。
なかなか良いです。



これはわざと転がしているんです!いつものことですが酒器は良い場所においてますね~!

窯焚き

2009年01月20日 | 焼物屋の仕事
本日より窯焚きが始まりました

1月のこの時期に窯を焚くのは久しぶりのことです

夜の冷え込みの一番厳しい時

以前はマイナス5℃の壁の無い窯場でほとんど無意味なんだけどストーブに手をかざしながら薪を投げ入れていたものですが今は夫の仕事場があるのですぐに暖が取れます

贅沢な窯焚き?です

今回も5人の助っ人が来てくれるので私は「飯炊き」に専念!

無事に終るよう祈るだけ

人口密度

2009年01月15日 | 扶養家族
お友達のプカちゃんのブログを覗いたらこんな写真が
プカちゃんの心境がよくわかるわ~



我家も最近コタツの中の人(猫)口密度が高くなっています

ようやく同じコタツに入ってくれるようにはなったけどいつ覗いても1対2のこのパターンです。

3匹が寄り添う日は永遠に無理なのかな~~~??

寒いです!!

2009年01月15日 | 焼物屋の仕事
今日は足元からジンジンするような底冷えする1日です。

この寒さの中夫は「窯づめ」の作業に追われています。昨夜も10時半ごろまで残業?

今回の窯焚きは2月6日からの東京の「ギャラリーアルイグス」(世田谷)での展示会で使うものが中心です。
この展示会は今までの展示即売の形式ではなく座主窯の器を使い東北の食材(山菜・きのこ)を食す料理会形式の展示会です。
ですからすべて予約制で1日16人の人だけの贅沢な展示会です。

それゆえ本人にとってはかつてないプレッシャーであったでしょう。
窯焚きには前回駆けつけてくれた「薪窯同盟??」の心強い仲間がまた来てくれるとのこと

20日が火入れです。

とにかく風邪など引かぬよう万全を期して臨めるよう今夜は夫の好きな「イカ大根」でも作ろうかな~

でも「ウ~晩酌したくなるぅ~」って夜の仕事に身が入らなくなりそうだし・・・悩む~。






今年の一歩目

2009年01月05日 | 焼物屋の仕事
1月10日(土)11日(日)の両日

鳴子温泉「好日館」にて座主窯の展示会があります

これは6・14地震からの復興のイベントとしてボランティアを申し出てくれたぽちさんが企画してくれました

「新しい窯の仕事を一人でも多くの人に見てもらいましょう。そして新しい一歩を歩みだしたことを皆さんに知らせましょう」と言ってくれました

会場の手配から搬入。販売などおんぶにだっこでお願いしました

私達はずっと会場にいることは出来ませんがぽちさんたちが会場で温かく迎えてくれます!
是非足を運んでみてください

またぽちさんは鳴子温泉の達人・・・良い温泉や美味しいお店なんかもたくさん知っていますからどんどん聞いてみてくださいね!

あれ~私のこと??

2009年01月04日 | 扶養家族
今大好きなこのブログ見てみたら私と全く同じ状況でひとりツボにはまってしまった

「くるねこ大和」

ちなみに我家は全員「布団の中派」

「お願いだから~だれか隣の夫の布団に入って寝て~

と言っても毎晩3ニャンに囲まれて寝返りも打てずに朝を迎えております

お陰で疲れが取れません・・・トホホ

新年明けましておめでとうございます

2009年01月01日 | 山里の暮らし
年越しは我家から5分の所に住むジジ・ババの家にて迎えました

早めに年越し料理を準備、神棚を拝んでH20年最後の夕餉

大地震で大変な思いをしたけど皆元気にいれたのが一番の喜びです

年越し蕎麦は避難している「ざらぼう」さんの手打ち蕎麦

今年最後に美味い蕎麦が食べれてジジ・ババは「花山は本当にいいとこだ~!」とご満悦

元旦は例年どうり皆で臼でついた御餅(これが餅つき機の味とは全然違うんですよ~)

花山では本当のスローライフが当たり前のように残っているのです・・・これって凄いことでしょ!でもこれからはきちんと守っていかないとね!

年頭の抱負でも語るのかと思いきや食べ物の話ばかり・・・なんていわないで!

この花山に残されているものをどのように伝えていくか?座主窯としてなにができるかそれが今年の課題かな~。

        本年もよろしくお願いいたします