花のお山の焼物屋

座主窯押しかけ女房山里暮らし

まだまだ!

2011年03月25日 | 山里の暮らし

本日花山唯一のGSにガソリンが届きお隣から「ガソリン来たよ~!!」の電話が入りました。

ネットの拡散より早い情報網

夫とジジが駆けつけましたが3時間待で2000円分(13ℓくらい)だけ

まだまだ石巻に行くには厳しい状況です。

無駄な動きはせず来週また入りそうなので満タンにして行きます。

 

追記・・・せっかく帰ってきたのに相棒の海にシャアシャア言われて追っ払われるルナ

ルナがいなくなってから毎朝ルナの姿を探していたのに 海ちゃんナンデ??

11日の放浪の末かなり痩せて帰ってきました。ルナだとわからないのかな?


再稼動!!

2011年03月24日 | 焼物屋の仕事

多くの皆さんからの励ましのお電話 メール そしてブログへのコメント(返せなくてごめんなさい)本当に有難うございました。

この1週間親戚・友人の多い石巻への連絡で終始していました。

親戚は1人家を流されましたが誰も行方不明者がいないということで安心しましたが友人の中には亡くなったり行方不明の人もいます。まだ連絡が取れない友人も・・・・

親友は店を失いました。本当にこれから先のことを考えると被害の大きさに押しつぶされそうになりますが友人とともに私達のできること果たして行くつもりです。

花山はライフラインが復旧し1週間

津波にあった地域の方たちに比べたら本当に普通の生活に戻れています。

ガソリンが無く何処へもいけませんが歩いたり自転車で移動し身体にはいいです。

夫も少し壊れた窯の整理を始めました。6月に花山村塾のメンバーの結婚式の引き出物つくりが控えています。大きな仕事の約束が合ったのでかえって前向きに取り組もうとしています。

我家より窯の被害も大きかった友達も多くそこまで出かけられない悔しさの中今はそれぞれにがんばっていこうとしています。

大きなことはできませんが毎晩石巻の友人達のこと夫と話し合っています。

ガソリンが手に入ったら必ず行きます。避難生活が長期化する中体調を壊さぬよう願っています。

 

追記・・・心配してくださり励ましてくださった方にご報告します。昨夜無事ルナが戻りました。有難うございました。


1週間ぶり

2011年03月18日 | 山里の暮らし

3月11日の地震から昨夜ようやく電気がつきました。その間メールや電話を下さった方々本当に有難うございました。

今回震度7の揺れでしたが窯は最小限の被害で形を残しています。家のほうも2度の大地震に耐えどうにか立っています。展示室の方も前回に比べるとかなり少ない被害です。

停電の1週間ジジとババとフィービーと5人で薪ストーブを24時間焚きっぱなしで暖を取り茶の間で寝起きしていました。

薪ストーブのお陰で寒さ知らずでしたが津波に襲われ寒い体育館などに避難している人たちのことを考えると辛くなりました。

昨夜電気が回復し今水道も復旧・・・ライフラインは全て大丈夫です。

ガスとガソリン物資の供給に不安がありますがどうにか頑張ります。

皆元気でおります!!ご安心ください。

 

追記・・・扶養家族のルナが地震の翌朝からいなくなってしまいました。

何も食べずこの雪の中どこかの納屋にでもいない限り厳しい状況かと思います。

近所の猫友にも声を掛けできる限りの捜索をしています。あきらめないで探しています。


大丈夫!!

2011年03月09日 | 山里の暮らし

本日の地震。栗原市は震度5弱

なが~い横揺れ・・・ゆら~りゆら~りなかなかおさまらず食器棚を押さえました。

夫は外で屈みながらの作業中・・・あれ~気づいていない

「地震だよお」と中から3回ほど叫んでようやく気がついた

揺れがおさまり気がつくと海・ルナ・花はやっぱり屋根裏に避難・・・前回でトラウマになってしまったんですね

「アレッ?パンは・・・」と夫の言葉に青ざめる

外に出てしまったのかしらパニックでどこかへ行ってしまったのかとコタツを覗いたら

なぜかまったく平静な顔つき

前回の地震の時はまだ生まれていなかったパン

何がなんだかわからなかったんでしょうね~

今回は窯も展示室もすべて被害ありません。御心配おかけしました。

やはり電話が繋がらなかったのでこちらでご報告いたします。


栗原ツーリズム「らいん」のお知らせ

2011年03月01日 | 焼物屋の仕事

昨年から くりはらツーリズムネットワーク という活動に参加しています。

3月にその団体のメンバーが主体で くりはら博覧会「らいん」 というイベントが開催されます。

座主窯もこんな企画を立てました。こちら薪窯陶芸体験と山里の手技巡り

自分で作ったフリーカップを窯焚きにも参加して焼きます。

いつもは見れない窯出しも手伝っていただきその器で「ざらぼう」の手打ち蕎麦を味わいます。

窯焚きの休憩では花山の料理名人の作った干し柿のお菓子などほおばります。

窯焚きなどは結構危険で大変ですから本当に焼物つくりに興味のある方に参加してもらいたいと思っています。