花のお山の焼物屋

座主窯押しかけ女房山里暮らし

窯作りその壱

2008年07月28日 | 焼物屋の仕事
今日は山形の大石田からPサンがお手伝いに駆けつけてくれました

雨も上がりいっきに夏模様です!

竹組みするのは初めてのやりかたで夫も神妙な顔つきでPサンの動きを見つめています

私が「まるで新幹線のよう」と言うと

「んだなァ~はやぶさかァ~やまびこかァ~」と仏蘭西なまりの山形弁のPサン
日が暮れるまで手伝っていただきました

有難う御座いました!


あったま来る~!

2008年07月27日 | 山里の暮らし
去年の今頃他のブログで書いていたのですがまた!始まったのです!

我家に登る坂道の入り口に食べたバナナの皮を置いていくイタズラが!!!

始めはポイ捨てかと思って無視していましたがだんだん「わざと置いてますよ!」といわんばかりの置き方になりたまりかねて警察に届けご近所にも聞き込みしました

結局軽トラで一晩見張りを置いてみたら次の日からピタッとおさまった

これで明らかにわざと置いていったことが判明したわけですよね

それも調べたところ犯行時刻は午前1時頃から夜明け前の4時頃の間
ようするに暗闇の中わざわざ来て置いていくようです

去年と同じ時期にまた始まったいったいどういうこと?なんでしょう

避難勧告

2008年07月25日 | 山里の暮らし
湯の倉温泉に出来たせき止湖がここのところの大雨で決壊の恐れ有と今朝から友人の家に避難勧告が出されました

窯つくりの時に竹を編んでアーチを積んでいくのですがその竹を今朝その友人の家に切りに行くことにしていました

友人もお年寄り達は非難させたけど自分達はいるから切りに来ていいよって・・・

勇んでのこぎり持って出かけて行きましたが竹林の場所は敷地内で一番川に近い所

心配です


「もし水が来たら竹に登るんだよォ~~!!」と訳のわからぬ私のアドバイスに笑いながら出かけていきました

こちらもまだまだ気が抜けません

追記
いつも黒のTシャツを着ている夫 何故か今日は真っ赤なTシャツを着ていた 水が押し寄せ竹の先にすがっている姿を想像したら子供のときの海水浴場の「遊泳禁止」の旗を思い出してしまった・・・スンマセン 只今夫が無事帰還!!

また~!!

2008年07月24日 | 山里の暮らし
昨夜また余震が来たと思ったら岩手北部が震源地

いったいどうしたんだろうとあっちこっちで揺れ始めましたね!不吉なことが頭をよぎります

窯の方は床の煉瓦を張る作業がそろそろ終る頃でまだ壁やアーチ部分に行っていなかったのが幸いしました

展示室も床においていたので被害はありませんでした

これを書いている間もまた余震です

ルナが朝からニャアニャアと異常なほどまとわりついて離れません・・・また揺れるのかな~

お出かけ

2008年07月23日 | 山里の暮らし
久しぶりにかなり久しぶりに一人でお出かけ

メインが病院だったので夫は留守番(もちろん窯作りで忙しいので・・・)

病院が終わり時々立ち寄る呉服屋さんへ

お店に入ったとたん奥さんが「ウワア~心配していたんですよ~お電話でもしようかと思っていたんですけどね~」と迎えてくれた

しばらくは出かけた先ではこんな具合なんだろうな~と思いながらも色々花山の被害状況の話

こんな状況だから着物の方は目の保養?だけ・・・
    それでも最近集めるのが趣味になってしまった「手ぬぐい」を1枚購入

久々の買い物・・・楽しかった

安らかに・・・

2008年07月17日 | 山里の暮らし
昨日粘土を取りに山形まで出かけ名物の蕎麦を食べ終わった時石巻のT郎から訃報の知らせが入った

石巻に居た頃うちのスタジオによく来ていた子が亡くなった

地震の時に入院していることを教えらていたけれどまさか亡くなるなんて誰も思っていなかったとのこと

私より10歳も若い彼が命を落としたことががショックでならない

以前花山にも来て演奏してくれた・・・少年の時から比べるとだいぶたくましくなっていたけれどその笑顔は初めてあったときのあどけなさが残っていた

人が良く優しさに満ち溢れていた彼は本当に皆に好かれていたが高校生の頃コンサートの主催で世話することに翻弄されていた時があり私も小姑根性で「少しずるくなりなさい!自分が楽しめなくちゃやる意味ないでしょ!」などと余計なことも言ったものだ

音楽に対する純粋さがそう彼を動かしていたんだろう

地震の時は入院中でありながら私のことを案じてくれていたらしい

今はただここから安らかに旅立てることを祈るだけ・・・

地震が起きて・・・

2008年07月13日 | 山里の暮らし
たぶん私達夫婦をご存知のかたは「婦唱夫随」(よ~く文字を見てくださいね)の典型的な夫婦と思っていることでしょうがやはりここぞと言う時は「夫唱婦随」なんだな~~!

今回の地震でまさにそれを感じました

あの恐怖の中
夫に守ってもらったなと~いまさらながら感謝です!!

地震直後呆然としている私に「ジジとババのところに行かなくちゃ!」とすぐに車で駆けつけてくれた夫

食器が散乱し本が足の踏み場も無い状態の部屋に立ちすくむ私の前で黙々と片付けを始めた夫

命の次に大切な窯が壊れたのに愚痴ひとつ言わない夫

こんな夫で良かった~~!!
 

    今日も暑いね~~

骨休め

2008年07月11日 | 山里の暮らし
連日の窯の仕事や野暮用でちょっと疲れがたまってきたところ

ジジとババも少し気分転換が必要かなと温泉に出かけました

鳴子が定番ですがたまには行き先を変えようと・・・薬莱山方面へ

蕎麦屋さんがおやすみだったので産直でおにぎりを購入
このおにぎりが「ふみえはらはん」の渋谷さんのお手製
しその葉を巻いたおにぎりが美味しい~~

初めての「薬莱の湯」は打たせ湯や寝湯などバリエーションに富んだ施設
ババは小奇麗で施設の充実したこういうところがお好みなので喜んでおりました
お湯にこだわる私にはちょっと物足りなかったけど・・・

帰りに「GENJIRO」に寄るつもりが手前に出来たばかりの建物が目を引き珈琲も飲めそうなので立ち寄ってみた

玄関までのアプローチから建物を見るとなにやら窓は2重窓、天井が高く椅子がたくさん並んでいる・・・???

なんと個人のお宅でコンサートホールを作っちゃったんですね!
自宅ホールって最近多いけれどここは規模がちょっと違う!
50人以上軽くは入れそうなホールはバッハホールと同じ音響の設計士さんとのこと
CDを聞かせてもらったけど音にうるさい私でも感心するなかなかの音でした

普段は珈琲や自家製ケーキやパンなどを出してお茶が飲めるようになっています
ケーキやパンもなかなかのお味ですよ!!

またひとつ小野田方面に楽しみが増えました



災害ボランティア

2008年07月08日 | 山里の暮らし
余震がまだ続いている中石巻から友人達が駆けつけてくれた

地震のあと「私になにかできることない?」いち早く聞いてくれたKちゃん

「誰にもできないこと・・・しばらくそっちに行けないし髪を切って欲しいよ~~」ととんでもないことをお願いしたら
「あいよ~~!!」と2つ返事で道具を抱え駆けつけてくれた

もう一人の友人Kも私が大変なときいつもそばにいて支えてくれる人。

昨日はドッレッサーのある部屋が美容室に早変わり
夫・私・ババそしてジジまで(ジジは人生80年初めて女性に切ってもらったとご満悦)と4人の伸びきった髪を次々と気持ちよ~く切ってくれたKちゃん!「The職人」
ちゃ~んとエプロンまで持ってきて助手や猫の子守?までしてくれたKもありがとう

2人のあかるいおしゃべりに皆元気が戻り心のケアまでしてもらいました!
髪も切ってもらってスッキリ!また新たな気持ちで頑張るよ~~!