花のお山の焼物屋

座主窯押しかけ女房山里暮らし

旅立ち

2012年08月24日 | 山里の暮らし

2年前の暑い暑い日の夕方私たちの前に現れたふぃーびー

それからの2年間は子供のいない私たちにとってはとつぜん大きな娘が出来たような日々でした。

人なつっこく明るく可愛いふぃーびーは会う人会う人誰でも愛され可愛がられました。

それでも我が家に来た時は素に帰るのか時には涙したり怒ったり疲れて眠りこけたり年頃の娘らしい振る舞いでした。

夫にとって晩酌の相手ができ最高だったでしょう。

食事の用意は苦手でしたが疲れた私のかわりに必ず片付けをしてくれました。

私たちにとって食卓を囲み一緒にご飯を食べる事が何よりののコミュニケーションだったと思っています。

夫と2人だけの食卓に戻ってしまいましたがまたいつかふぃーびーとこのテーブルを囲める事を信じて彼女の食器や席はそのままにしておきましょう。