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つれづれなるままに

踏んだり蹴ったりの岡田外相

2009-12-07 08:46:09 | 時事
■「私たちより米大事か」外相に名護住民怒号
(読売新聞 - 12月06日 01:12)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091206-OYT1T00138.htm

こうゆう自分勝手な主張をする名護の人たちは、おそらく特定の思想、信条にかぶれている人たちだと思うが、どうだろうか。それはともかくジャスコの御曹司の岡田さんだが、人生最大の試練に直面しているといえるであろう。

産經新聞によると「4日午後、日米合意に基づくキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市辺野古)移設を念頭にした、日米閣僚級作業グループ(WG)の検証作業が開かれた外務省4階大臣室隣りの接見室。関係者によると、少人数会合に移った後、米国のルース駐日大使がそれまでの穏やかな語り口を一変させた。「いつも温厚」(防衛省筋)で知られるルース氏は、岡田克也外相と北沢俊美防衛相を前に顔を真っ赤にして大声を張り上げ、年内決着を先送りにする方針を伝えた日本側に怒りをあらわにした」とのこと。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091205/plc0912050139004-n1.htm

なにやら幕府の優柔不断に恫喝外交で開国を迫った、ペリーやタウンゼント・ハリスを彷彿とさせるが、非はあくまで日本側にある。表面上はクールな岡田さんもさすがに肝っ玉が縮み上あったことであろう。

長年にわたる交渉の上、難産した沖縄駐留海兵隊を普天間から名護市の辺野古沖に移転させるという日米の約束を一方的に反故にしたのであるからだ。戦後、アメリカの外交官が、これほど怒りをあらわにした、というのはいまだかつてあったであろうか。アメリカの苛立ちがつたわってくる。

反古にしたのは社民党の反対という単なる党内事情にほかならないが、その背後には連立政権を重視する小沢氏の意向が見え隠れする。鳩山は単なる傀儡に過ぎないからだ。

もともと普天間基地というのは、周囲に何もなかった場所のようである。ようするに米軍基地というものが出来て、そこに商売のためなどに人々が集まってきてできたのが普天間の街であるそうだ。それにもかかわらず、後から来たくせに米軍の航空機の発着音がうるさい、だとか沖縄に基地はいらないなどと主張する人々の神経はどうかと思うが、周知の通り、普天間の基地周辺は住宅が密集していて非常に危険な状態となっている。「沖縄に基地はいらない」などという極端な意見はともかく、普天間基地の移設は、現実的にも、日米間の信頼のためにも急務であることはいうまでもない。

普天間基地と米軍にたいする沖縄の人々の姿勢について、沖縄出身のもと海上自衛官であり、ジャーナリストの惠之介氏は厳しく批判している。

【惠?之介&宮本雅史】検証~普天間基地移転問題と米軍再編[桜H21/11/30]


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