やっぱり、気楽にいこう!

つれづれなるままに

年の瀬に明るいことばかりを書こう

2008-12-31 07:52:09 | 動画
世界同時不況による未曾有の経済危機により、存続の危機に陥った企業は大胆なリストラを断行するであろう。しかしこれは失職者たちの新たなチャンスでもある。大胆に考え方を改めて、山村に移り住み、就農しよう。いま山村は人手を欲している。

諸仏諸菩薩、そして八百万の神々に守られた日本の故郷の山河は、幸にもまだまだ豊かである。人々の心も必ず自然に触れることで豊かになるであろう。カネなんかそれほどなくてもけっこうやっていけることがわかるはずである。日本の自然はいつでも一方的に人間に与えてくれる。私たちはこのような日本の風土を愛するべきである。
そして農村、漁村の人口が増えることで、日本の自然環境はみるみるうちに回復するであろう。自然とともに生きる英知は日本の伝統的な文化のなかに生きている。

アメリカ経済の凋落により、日本円の価値は上昇しつつある。強い円を武器に世界の経済と企業をリードしよう。

それと同時に今後日本の企業は輸出産業に頼るのをやめ、国内需要を中心に経営をシフトすべきである。もちろん経営規模の大幅な縮小は余儀なくされるはずだが、車や家電等優秀な日本製の商品を消費者に大切に使ってもらい、それを修理しつつ、壊れるまで使ってもらおう。
アメリカ経済の凋落は、大量生産、大量消費、大量廃棄社会の終焉を意味する。それは人類にとって歓迎すべきことである。
車などの工業製品をじゃんじゃん輸出し、食料や建築資材をじゃんじゃん輸入する企業はもはややっていけなくなるだろう。日本は石油等、国内で生産できない資源だけを輸入すればいい。世界の経済が縮小すれば、原油の需要は減り、人類は今ある資源をより長く有効に無駄なく使用し続けることが出来るはずである。

こうした大企業の経営が縮小することにより、私腹を肥やしてきた政治家はもはや不必要となるであろう。経済の縮小は当然、国家財政の縮小につながることとなる。議員も役員も半分以下にリストラされるであろう。そうした議員や役人は地に足をつけ、額に汗して働くべきである。

中国では頻発する暴動、新型インフルエンザの出現等、社会不安が高まりつつある。中国民衆の共産党独裁の圧制にたいする不満は日に日に高まりつつある。それは「08憲章」のような、中国の新しい動きに如実にあらわれている。
来年は、中華人民共和国の建国60周年。そして天安門事件から20年。何があってもおかしくない。中国の民衆よ、立ち上がれ。私たちは「08憲章」を心から応援する。北朝鮮では金正日が死去し、間違いなく国は混乱するであろう。混乱のなかから国は明るい方向に動くであろう。中国においても、北朝鮮においても虐げられた民は解放されるであろう。

それではみなさん、良いお年を!!

テレビタックルの田母神さん

2008-12-30 11:20:58 | 動画
青山さんも出てます。

森永、アホ丸出し。さすがに「いい人」の田母神さんも「話しにならん!!」

この人は日本が攻められたら、「アメリカに逃げる」そうだが、自分以外の日本国民はどうなってもいいのだろうか。共産党の議員も出ているが、このような大バカものたちの生命と財産も自衛隊の皆さんは命をかけて守らねばならない。まことに御愁傷様である。

掃除せねばならないというのに、さぼってこれを見ているが、森永や共産党の議員が話すのを聞いていて悔しくて涙が出そうになった。こんなことを聞かされては自衛隊の皆さんは本当にやりきれないだろうなあ。

自民党の議員、田母神さんを擁護しろ!!石原もほんとうに慎太郎の息子か!!唖然とする意見だ。

勝谷の制服組陰謀説。

田母神さん「自衛隊はたいした組織だと思う。これほどぼろかすいわれても、戦場でも被災地でも行けといわれれば文句もいわないで行くのだから」

阿川さんの涙、これで少しは救われた。いま全部見た。やはりこれはテレビ朝日がつくる番組だなあ。こんな番組見ないほうがいいかも。田母神さんほんとうにお疲れさまでした。

ビートたけしのTVタックル 2時間30分スペシャル 論文で袋叩きに?田母神元空幕長も激怒! No.1


ビートたけしのTVタックル 2時間30分スペシャル 論文で袋叩きに?田母神元空幕長も激怒! No.2

ビートたけしのTVタックル 2時間30分スペシャル 論文で袋叩きに?田母神元空幕長も激怒! No.3


ビートたけしのTVタックル 2時間30分スペシャル 論文で袋叩きに?田母神元空幕長も激怒! No.4


ビートたけしのTVタックル 2時間30分スペシャル 論文で袋叩きに?田母神元空幕長も激怒! No.5


ビートたけしのTVタックル 2時間30分スペシャル 論文で袋叩きに?田母神元空幕長も激怒! No.6



今年一年をふりかえって

2008-12-28 21:03:11 | Weblog
今年は3月14日のラサ蜂起、そして中共によるチベット人弾圧に始まった。

矢も楯もたまらず、名古屋のフリーチベットの運動に参加した。そして多くのチベット人や、圧政に苦しんでいる現在の中国の民のことを知った。

祖国を奪われてしまったチベットの民のことについて思えば思うほど、祖国日本のことを思った。そしてわが国の歴史を思うとき、むしろ峻険なヒマラヤの高山に守られたチベットの国以上に、薄氷を踏むような国難に難度となく遭遇しながらも、かろうじて国防を全うしてきたわが国の偉大な先人たちのことを思った。

活動を通じて、多くのチベット人にも出会った。彼らは一様に祖国を奪われ、家族を殺された苦しみ悲しみと、中国人にたいする憎悪を口にした。またあるアメリカに住むチベット人男性と日本人女性の間に生まれた子供たちが自分がチベット人であることを隠したいと考えていることを知った。ダライ・ラマ法王は世界中の知識人や政治経済界、芸能界から尊崇を受け、そしてチベット仏教は現実に生きた大乗仏教として世界の仏教界における珠玉であるのにもかかわらず、そのように考えている子供がいることを知って私は衝撃を受けた。

自分の国に誇りを感じることが出来ない人間が多ければ多いほど、国家は滅亡に近づいていく。政治家や、経済界が目先の利益だけにとらわれて、国益のことを忘れ去ったとき国は腐っていく。

戦後の日本というのは、まさしくそうした道筋をたどった。

しかし主にインターネットによる情報によって、マスメディアが黙殺する、私たちと同じ仏教徒であるチベットやウィグル人たちへの圧政、虐殺を目の当たりにして、東京でも、大阪でも、名古屋でも、長野でも、日本全国でいままで政治活動に縁のなかった市井の人々が立ち上がった。

心ある日本人は中共の圧政を知ることで、みな祖国日本の素晴らしさに目が覚めたのである。

そして中共に祖国を奪われたチベットの国と民を見ることにより、私たちの先人が命を賭けて祖国を守ってきたことを考えたはずである。そして国家というものの尊貴なこと、現在の日本の平和と繁栄は、そうした先人たちの血と汗と涙によって獲得されたものであることを確信したのである。

それにたいして残念ながら、今の日本の政財界は、隣国のチベット人がどれほど迫害されていても、北京オリンピックを前に、中国との交際という目先の利益にとらわれて、抗議の声さえ発することが出来ないのを私たちは目の当たりにした。普段は「人権」「人権」と喧しい左派勢力にしても同様である。

未だ政財界には私たちの声は届かない。けれども必ず日本のことを思い、国益のことを思う無数の市井の人々の胎動は必ず国を動かすまでに成長するであろう。かつて社会党の女性党首が「山は動いた」と語ったような浅薄な意味ではけっしてなく。

来年は、中華人民共和国の建国60周年で、天安門事件から20年。そしてチベット蜂起並びにダライ・ラマ法王の亡命から50年。 そして金正日の健康問題。
さらに未曾有のアメリカ発経済危機の中発足する、非WASP(白人、アングロサクソン、プロテスタント)のオバマ政権。

来年人類は未だかつてなかった経験をすることであろう。しかし常に国難を天佑に転じてきた日本人の叡智を私は信じたいと思う。

太田総理の証人喚問! 田母神さん出演

2008-12-26 20:11:28 | Weblog
どうせ馬鹿馬鹿しい番組だろうなあ、と思ったが見てしまった。

「ことし世間を唖然とさせたこの人物の登場です」のナレーションとともに田母神さん登場。
やっぱりこの調子か、とがっかり。

前空幕長の「危険人物の田母神です」のいつもの自己紹介に、会場大爆笑。太田光は「ただの面白おじさんじゃん」と突っ込んでいた。

こうした番組では当然のように編集があるが、まったくいつもどおりのブレない自説を展開する田母神節の披露であった。立派だった。

普通の政治家であれば遠慮なく毒舌を吐く太田も、田母神さんにたいしてはうっすらと額に汗を浮かべ、ネガティブな意見を述べながらも、失礼な態度はとらなかった。さすがの太田も武人の威厳に圧倒されたのであろう。

いわゆる「空想左翼おばさん」の見解をもつ、東ちづるはアホにみえた。田島さんもそうだが、この手の女性は男性を辟易させるに十分な資格をもつようだ。
この番組に出ていた島村宜伸議員は、保守派と思っていたが、やたら田母神さんを批判していた。どうせ田母神さんを擁護したら、自分の政治生命に関わるとでも思っているのだろう。日本はこんな政治家ばかりだ。もう本当に嫌になってくる。

それにたいして木下優樹菜は、はっきりしてて「カッケー」と言っていた。お馬鹿キャラで売っている優樹菜ちゃんだが、かえって白紙であるだけに物事の本質がわかるのであろう。

今日はクリスマス、むかしキリシタンが日本で奴隷狩りをしたこと

2008-12-25 20:16:43 | 歴史
子供たちが楽しみにするクリスマス。サンタがやってきてプレゼントをくれるからだ。なにやら商業的物質主義のにおいがするのが鼻持ちならない。
それはともかくこの国ではキリストもサンタクロースも八百万の神々のなかに融け込んでしまったようである。あらゆる宗教や主義主張を、なんでもうやむやにしてとりこんでしまうのはある意味この国の美徳であると思う。

しかし本来キリスト教の宣教はそのような呑気な甘いものではなかった。

たとえば安土桃山時代にキリシタンが、日本の娘たちを50万人も海外に奴隷として売りとばした史実はあまり知られていない。
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/5a197e856586baf726f6a0e68942b400

キリスト教宣教は、当時の列強であるスペインやポルトガルの植民地政策と深く結びついている。

まず征服の対象となる国に宣教師を送り込み、ある程度キリスト教の信仰が定着して、民がデウスと宣教師に帰依するように洗脳し、軍隊を送り込んで一挙に征服し、植民地としてしまう。キリシタン大名などというものはそのさい征服者側のうってつけの軍事力となったであろう。
いうまでもなくこれは田母神さんがいうような「緩やかな植民地政策」などではない。日本国民は、すべて奴隷となったであろう。

豊臣秀吉のバテレン追放例や、徳川幕府の禁教令は日本のために極めて正しい政策であったことが理解できるはずである。
しかしたとえば私たちの中学校の国語の教科書には、遠藤周作の『沈黙』が取り上げられていたようにおもうが、この小説では豊臣秀吉がキリシタン宣教師を迫害する「悪人」として描かれていた。いま思えばこれも正しい日本のすがたを歪めようとさせる何らかの意図を感じさせる。

ところが実情はキリスト教宣教師たちは日本侵略の先棒であったのだ。

上のリンクのブログの作者は牧師さんだそうであるが、それゆえに論旨には説得力がある。

また引きになってしまうが、鬼塚英昭著『天皇のロザリオ』P249~257には、このような記述があるそうだ。

「徳富蘇峰の『近世日本国民史』の初版に、秀吉の朝鮮出兵従軍記者の見聞録がのっている。『キリシタン大名、小名、豪族たちが、火薬がほしいぱかりに女たちを南蛮船に運び、獣のごとく縛って船内に押し込むゆえに、女たちが泣き叫ぴ、わめくさま地獄のごとし』。ザヴィエルは日本をヨーロッパの帝国主義に売り渡す役割を演じ、ユダヤ人でマラーノ(改宗ユダヤ人)のアルメイダは、日本に火薬を売り込み、交換に日本女性を奴隷船に連れこんで海外で売りさばいたボスの中のボスであつた。

キリシタン大名の大友、大村、有馬の甥たちが、天正少年使節団として、ローマ法王のもとにいったが、その報告書を見ると、キリシタン大名の悪行が世界に及んでいることが証明されよう。

『行く先々で日本女性がどこまでいっても沢山目につく。ヨーロッパ各地で50万という。肌白くみめよき日本の娘たちが秘所まるだしにつながれ、もてあそばれ、奴隷らの国にまで転売されていくのを正視できない。鉄の伽をはめられ、同国人をかかる遠い地に売り払う徒への憤りも、もともとなれど、白人文明でありながら、何故同じ人間を奴隷にいたす。ポルトガル人の教会や師父が硝石(火薬の原料)と交換し、インドやアフリカまで売っている』と。

日本のカトリック教徒たち(プロテスタントもふくめて)は、キリシタン殉教者の悲劇を語り継ぐ。しかし、かの少年使節団の書いた(50万人の悲劇)を、火薬一樽で50万人の娘が売られていった悲劇をどうして語り継ごうとしないのか。キリシタン大名たちに神杜・仏閣を焼かれた悲劇の歴史を無視し続けるのか。

数千万人の黒人奴隷がアメリカ大陸に運ばれ、数百万人の原住民が殺され、数十万人の日本娘が世界中に売られた事実を、今こそ、日本のキリスト教徒たちは考え、語り継がれよ。その勇気があれぱの話だが」

豊臣秀吉は日本がポルトガルの植民地になることを救った。クリスマスの日に、私たちはこのようなキリスト教の日本史における暗部を知っておいてもいいのではないか。

田母神さんが中共軍の高官に語ったこと

2008-12-23 06:12:18 | Weblog
田母神前空幕長は、平成16年に中共軍の総参謀部を表敬訪問した際、範長龍という中将が、

「私は満洲の生まれで、子供のころから両親や親族から日本軍の残虐行為を繰り返し聞かされ、その話は体に染み付いておりとうてい忘れることが出来ない」

などと話しだし、これは当然のごとく表敬訪問の場所で話題にすべきことではないが、延々と日本の悪口を語り続けるのをさえぎって、

「私の歴史認識は範中将と全く異なる。私は端的に言って、日本軍が中国に対して悪いことをしたとは思っていない日本は諸外国との比較で言えば、極めて穏健な中国統治をしたと思っている。日本人のなかには範中将と同じ見解をもつものもいるが少数派である。平和な時代にも暴行はあるし殺人もある。
それだけを取り上げて残虐行為が頻繁に行なわれたという中国側の歴史認識には全く同意できない。日本軍が実質、満洲を統治するようになってから満洲の人口はどんどん増加している。それは満洲が豊かで治安が良かった証拠である。残虐行為が行なわれる場所に人があつまるわけがない。
私は中国が日本に謝れというならば、イギリスにたいしてはその十倍あやまれといってやっとバランスがとれると思っている。それでも中国が日本にたいしてだけ残虐行為を吹聴するのは何か目的があるからに違いない。
日本はアメリカから原子爆弾を投下され、東京大空襲も受けた。今日でいうところの民間人にたいする無差別テロである。しかし、日本はもはや日米会談の度にアメリカに謝罪要求することはしない。そんなことをいっていては日米関係が未来志向の関係にならないからである。
しかし中国人は日中会談のつどそれをやっている。そのことが日中関係を阻害しているとおもうし、ぜひ中国における反日教育をやめてもらいたい。また江沢民氏が来日し、日本の方々で歴史認識をいってまわったが、日本人の多くが大反発した。彼は日本人にたいへん嫌われている。」
(Will 1月号より)

と語ったそうである。まったく正しい歴史認識であり、中国の軍の高官にこのように率直に発言できるというのはまさしく武人の胆力であり、賞賛するにふさわしいと思う。
田母神さんは何年もまえからこのように発言されていたのであり、前航空幕僚長がどのような人であるかは防衛省の人事担当者のみならず政府の高官にはわかっていたはずである。

にもかかわらず、今回田母神さんが持論を展開したことによる更迭は、中国にたいする過剰反応にほかならない。

田母神さんの言葉を借りれば、
「ふつうなら防衛省では何を決めるのにも半年以上かかるが、私の更迭はたった6時間で決まった。更迭の決定は夜中に、空将補からの携帯電話のメールで知った」
そうである。まったく絶句である。

日本政府の議員や役人たちの多くは中国を「虎」のように、恐れているのであろう。全員田母神さんの爪のあかを煎じて飲むべきである。

先日のシンポジウムに参加されておられた、もと民社党委員長の塚本三郎さんによると、日本の国会議員や役人は北京詣でをすることによって、いろんなものをもらってくるそうだ。
こんなことでは中国に頭があがらなくなるのは当然である。もしもこれが暴露されれば、親中議員の政治生命は終わる。

日本の有権者は知るべきである。中国を利する行動や発言をするすべての議員は、全員中国から賄賂をもらっているのに間違いないことを。

田母神さんの講演会にいってきました

2008-12-22 16:45:02 | Weblog
ぜひ今月くらいは殉国七士の正当命日である12月23日の三ケ根山にお参りしたかったのだが、やはり用事が入ってしまったので、21日の日曜日に行ってきた。

まずいつものように、地元の忠君愛国の士、足助次郎重範公を祭神とする足助神社に参拝してから、三ケ根山に向かった。この日は、田母神俊雄前航空幕僚長の講演会とシンポジウムがあったので、その足で名古屋に向かう。殉国七士廟の献身的なお世話をしておられる、休憩施設「ゆーとぴあ三ケ根」の I さんも講演会へ行かれるとのことだったので同行した。この人も「志士」である。

講演に先立って、「君が代」の斉唱が行なわれた。そういえば中学以来「君が代」を唱ってないなあと思い、この国家がしみじみと胸に響いてきた。

「君が代は、千代に八千代に、さざれ石の、巌となりて、苔のむすまで」

あらためていい歌だと思った。おもえば小、中学校では何度となく歌ったこの国歌の意味を、先生は私たちに教えてくれなかったのではないか。いま子供の行事で、学校に行っても子供たちが君が代を歌うのを聞いたことがない。いったい今の学校教育では「君が代」を教えているのだろうか?

「日本の天皇の御代が千代に八千代に続きますように・・・」

まさしくこれこそ日本国の平和の歌であると思う。

田母神さんは、YouTubeのビデオでも自分で言っておられたように、小柄なかたであった。もともと昔の日本人が小柄であったこともあるが、古来、日本の歴史上における名将はなぜか小兵が多い。
源義経、豊臣秀吉、徳川家康、真田昌幸、高杉晋作、児玉源太郎等、古今の名将の身長は、せいぜい150から160センチくらいであったといわれている。(吉本の池乃めだかくらいか)

田母神元幕僚長も世が世であれば、古今無双の名将であったことであろう。
名将の条件としてはいろいろあるだろうが、まず「決断できること」、そして「兵をすすんで死地に赴かせることが出来ること」、「兵に愛されること」であろう。政府のほうばかり向いている司令官では、兵に愛想を尽かされてしまう。さらに有事にあたっては、必要に応じて超法規的行動をもとれる胆力が必要とされるであろう。

田母神さんは、自衛隊を強くするためには、隊員たちが自国に誇りを持つことが何よりも必要であるとおっしゃっておられた。「村山談話」なるものの影響に支配された現状では、国家も自衛隊もますます弱体化していくであろう。
自衛隊では、いま「田母神論文」の影響で、大きく振り子が左に振れているようであるが、このようなことにくじけないで自衛隊の皆さんには「軍人」としての誇りを持っていただき、田母神前航空幕僚長の精神を維持していただきたいと思う。

派遣切りにおもう。人々よ、農村に帰れ

2008-12-19 15:27:32 | 農林業
世界でも日本ほど平等な社会はない。これは私たちが誇っていいことである。

日本国憲法は第三章において、国民の権利と義務を規定している。
http://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM

日本国憲法においては「教育」は「国民の権利および義務」として規定されており、現在大手の企業の社員として働いている人も、派遣社員として働いている人も、基本的にスタートラインはすべていっしょなのである。憲法9条は即刻改正されるべきであるけれども、この第3章の第10条から40条は素晴らしいものであるとおもう。

もちろん金持ちの家に生まれたり、貧乏な家に生まれたり、幸福な家庭環境にあったり、そうでなかったり、人によって様々な生活環境の相違はあるに違いないが、日本では努力さえすれば、いまのところ、間違いなく生命や財産の不安を感じることなく生きていけるだけの社会状況がある。

幸福な人、不幸な人、人生いろいろであるとおもうが、それも人がいままで生きてきたことの業(カルマ)の結果がそこにあるのである。それは今生だけではなく、前世にまでつながっている。

昨今の世界同時不況の影響で、急速な業績悪化により、日本企業は過酷な人員削減が行なわれているという。その風当たりをまともにくらっているのが派遣社員であるという。世界が有限である以上、もうモノをつくって数限りなく売るということは無理になってくるであろう。経済の右肩上がりはもうないものと覚悟するべきである。

会社の経済効率を上げるために派遣社員を多用した企業の責任を問うのももっともだが、いくら企業や国を責め立てても、ない袖は振れぬ。会社がつぶれてしまっては元も子もない。

失職した人、しそうな人で田舎のある人は、田舎に帰ろう。そして先祖から受け継いだ田を耕し、山の手入れをしよう。
田舎をもたない人は、地方の村役場を訪ねれば、贅沢を言わねば、住むところくらいは紹介してもらえる。また地方自治体はそうした仕事をすべきである。
就農者は当面「給料」などというようなことを考えてはいけない。しかし憲法第25条に「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」とあるように、国は最低限度の住居を与えなかればならない。

村落に入るについて最初は壁を感じるかもしれないが、村の掟を守り、積極的に村民に交わり、隣近所と良好な関係を築きさえすれば、けっこううまいことやっていけるはずである。そのために就農者は村落に「受け入れられる」必要があるし、その努力をすべきである。
会社というものが「疑似共同体」であるのにたいし、村落はまさしく「共同体」にほかならない。村人たちは、生まれてから死ぬまでこの共同体のなかでお互い助け合いながら生きていくのである。
それにたいして会社は定年までしか面倒を見てくれないし、定年退職してしまえば、人は会社にとって過去の人になり、ほとんど接点がない。ゆえに「疑似」なのである。もっともこのような日本的な会社のあり方はすでに崩壊してしまっているかもしれないが。

いま農村は若者を欲している。もちろん稼ぎはあまりないであろう。しかし欲さえ捨てれば人間はけっこう楽になれる。
食い扶持は、もう高齢で田んぼを耕すことが出来なくなってしまったお年寄りのかわりに田んぼを耕作してあげて、一年食えるだけの米を現物支給してもらったり、畑を自分で作ればいい。山にはイノシシやシカ等、田や畑を荒らす害獣がごまんといるので、捕まえて食べれば一石二鳥である。
冬には山に入って荒れ果てた杉檜の間伐をすれば、日本の山林は見事再生するであろうし、花粉症というようなものもなくなるであろう。

今回の世界的不況は日本の農村再生の絶好の機会ともいえる。日本の田舎が豊かになれば、日本は必ず良くなるはずであると私は信じる。