現在の日本の農業従事者は2005年の農水省の農業センサスの調査によると総計556万人で国民総数の約20パーセント。
この統計はいまから4年も前のデータであり、この時点における65歳以上の農業従事者比率は38パーセントというデータもあるので、現在はさらに減少していることであろう。
そして食料自給率は約40パーセント。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/0530.html
http://www.foodpanic.com/
これは考えてみるとふたつの視点から凄いことである。ひとつはこの国における農業従事者が圧倒的に少ないこと。
そしてもうひとつはこの少ない農業従事者が40%もの国内の食料を生産しているということである。
これを可能にしているのは日本の高い農業技術であることはいうまでもない。
それにしても40%の食料自給率は低すぎる。
単純に考えれば現在の農業従事者の人口が2倍になれば、自給率80%が可能になるはずである。
そのためにはとくに若い人がどんどんと山村に回帰して、農林業に就業する必要がある。
禅語に「百尺竿頭に一歩を進む」というものがある。
失職した人や都会での生活に精神的不安がある人は思い切って山村での生活を考えるべきである。ネットで検索すれば全国で移住の相談にのってくれる自治体は無数にあるはずだ。
自然は人を癒す。鬱状態や精神状態が不調となったときに一番いいのは自然のなかでの軽労働であると私は信じている。都会でのコンクリートに囲まれた生活こそ全く人にとって不自然なものにちがいない。
おもしろい試みとしては、マイミクさんの日記に紹介してあったこんなものもある。
渋谷ギャル発、農業革命!? 稲作挑戦、秋に商品化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090130-00000025-san-soci
日本のお百姓は残念ながら欧米の農業従事者にくらべてあまりおしゃれではない。こうした試みも若い人々に農業に関心をもってもらうためにユニークなものであると思う。
いっぽうで、日本は食料の輸入の大部分を中止する必要がある。日本が米などむりやり食料を輸入させられている理由として自動車などの工業製品を海外に輸出しすぎていることによる貿易不均衡が原因のひとつとなっているが、円高と不景気で工業製品の生産が減少し、したがって輸出がしだいに減少することでこの問題は解決するであろう。
わたしは「不景気は天佑」説をとなえる。日本は黒船来航や日露戦争、そして大東亜戦争の敗戦など、国家崩壊の危機に瀕して、逆にその不幸を転じて幸いとなす叡智を発揮してきた。
今こそいびつな経済発展を遂げたこの国が正常な姿に戻るべき時であると思う。
この統計はいまから4年も前のデータであり、この時点における65歳以上の農業従事者比率は38パーセントというデータもあるので、現在はさらに減少していることであろう。
そして食料自給率は約40パーセント。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/0530.html
http://www.foodpanic.com/
これは考えてみるとふたつの視点から凄いことである。ひとつはこの国における農業従事者が圧倒的に少ないこと。
そしてもうひとつはこの少ない農業従事者が40%もの国内の食料を生産しているということである。
これを可能にしているのは日本の高い農業技術であることはいうまでもない。
それにしても40%の食料自給率は低すぎる。
単純に考えれば現在の農業従事者の人口が2倍になれば、自給率80%が可能になるはずである。
そのためにはとくに若い人がどんどんと山村に回帰して、農林業に就業する必要がある。
禅語に「百尺竿頭に一歩を進む」というものがある。
失職した人や都会での生活に精神的不安がある人は思い切って山村での生活を考えるべきである。ネットで検索すれば全国で移住の相談にのってくれる自治体は無数にあるはずだ。
自然は人を癒す。鬱状態や精神状態が不調となったときに一番いいのは自然のなかでの軽労働であると私は信じている。都会でのコンクリートに囲まれた生活こそ全く人にとって不自然なものにちがいない。
おもしろい試みとしては、マイミクさんの日記に紹介してあったこんなものもある。
渋谷ギャル発、農業革命!? 稲作挑戦、秋に商品化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090130-00000025-san-soci
日本のお百姓は残念ながら欧米の農業従事者にくらべてあまりおしゃれではない。こうした試みも若い人々に農業に関心をもってもらうためにユニークなものであると思う。
いっぽうで、日本は食料の輸入の大部分を中止する必要がある。日本が米などむりやり食料を輸入させられている理由として自動車などの工業製品を海外に輸出しすぎていることによる貿易不均衡が原因のひとつとなっているが、円高と不景気で工業製品の生産が減少し、したがって輸出がしだいに減少することでこの問題は解決するであろう。
わたしは「不景気は天佑」説をとなえる。日本は黒船来航や日露戦争、そして大東亜戦争の敗戦など、国家崩壊の危機に瀕して、逆にその不幸を転じて幸いとなす叡智を発揮してきた。
今こそいびつな経済発展を遂げたこの国が正常な姿に戻るべき時であると思う。