やっぱり、気楽にいこう!

つれづれなるままに

同じ穴の狢と思っていたが・・・

2009-01-30 19:22:11 | 社会
共産党と解放同盟、仲悪いんだねえ。まさか「シノギのシマ」争いでもないだろうが・・・

先日次男が窃盗容疑で逮捕された松岡徹議員にはいわゆる「ヤミ専従」疑惑がある。
http://www.asahi.com/national/update/0129/OSK200901280110.html


組合専従者とは、通常の業務をせずに、労働組合の職務を専ら務める人のことで、通常は、会社・自治体から組合に出向する形になり、その給料は組合が負担する。雇用主が組合専従者の給与を負担することは、労働組合法で禁じられている。

ところが、会社・自治体と組合が、馴れ合いで、事実上の専従者を、専従者ではなくて、通常の業務に就いているというタテマエで扱い、給料を支払っている場合がある。

これをヤミ専従というそうだ。

以下はめずらしく「赤旗」からの引用。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2007-01-04/2007010426_01_0.html

HPから消えた「専従」
民主・松岡参院議員なぜ

 「解同」(解放同盟)大阪府連の委員長は、現職の民主党参院議員、松岡徹氏(55)です。松岡氏は「解同」中央本部の書記長ですが、中央本部のホームページ「解放同盟ガイド」の役員欄で略歴として紹介されていた「一九七七年~八八年大阪府連専従オルグ」という記述が十二月になって削除されました。

 十一月の時点では松岡氏のホームページでも「私の歩んできた道」というサイトで「一九七五年解放運動に飛び込んだ」「青年部に入り大阪府連の専従になった」などと記載していました。これが消されています。

 新しく記載した「プロフィール」では「一九七二年から八九年まで大阪市職員」となっています。

 大阪市は、地域にある青少年会館などに多くの市の職員を配置しています。松岡氏もそうした会館に「社会同和教育指導員」として配置されていました。

 七七年から八八年までの十二年間、市民全体に奉仕する「市職員」である期間と「解同」大阪府連の専従の仕事をしていた時期が重なっています。

 最近、奈良市の「解同」幹部が五年間に八日間しか出勤していなかったにもかかわらず、給料はほぼ満額受け取っていたことが、大きな問題となりました。松岡氏の「同和教育指導員」の仕事が「府連専従オルグ」という訳にはいきません。ホームページから「府連専従オルグ」を削除したのは松岡氏にとって「まずい」ということでしょうか。(嶋田 昇)

マスメディアのタブーは「」「在日」「学会」の三点だが、松岡議員のヤミ専従疑惑にしろ、次男の逮捕事件にしろ、きちんと報道されるのだろうか。

今朝の読売は載っけてなかった。これがもし自民党の代議士の息子だったらメディアは一日中騒ぎ立てるだろう。
どうもマスメディアはスルーの姿勢だ。「解同」怖いのと、民主党の荒らをほじくりたくないように思えてならない。
「日本はいい国だ。誇りを持つべし」と主張した空幕長が更迭で、身内から犯罪者をだした国会議員にはお咎めなし。なんだか納得できない。

政府予算案。私たちの暮らしに良いところ。

2009-01-29 09:39:49 | 政治
施政方針に「空っぽ」と酷評も
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090129k0000m010064000c.html

これが「空っぽ」だって???相手の言うことをまともに聞かず、ただ批判するのはこの国の野党、左派勢力の特徴だ。
麻生政権の狙うところは、小泉政権が推進したアメリカ追従の市場原理と決別し、古き良き日本に回帰することであると思われる。

麻生内閣の推進する、第2次補正予算に関して、私たちの暮らしに直接関わる良いことについて、マイミクさんの日記より引用、抜粋してみた。

子育て支援として妊婦健診では14回分無料化への道筋をつけたほか、出産育児一時金は今月から38万円、10月からは42万円に増額。

保育所や幼稚園に通う3~5歳のこどもを持つ家庭に、第2子以降から年額36000円支給する制度(1年間限定)を創設。

今年末で期限切れとなる住宅ローン減税が延長、大幅拡充!控除額がこれまでを上回る水準に引き上げられる。
(*2011年以降消費税が増税となれば、それまでに新築を計画しておられる方は思い切って家を建てるべき。→駆け込み需要の増加→大なる経済効果)

土・日、祝日は大都市圏を除き上限1000円で乗り放題と高速道路料金を大幅に引き下げ。
定額給付金は一人につき1万2000円、2月1日現在で65歳以上か18歳以下の方には2万円を給付する。夫婦と18歳以下の子ども2人の4人家族の場合、6万4000円の“臨時ボーナス”となる。
(*高速道路料金引き下げと、定額給付金の支給が実施されるにあたって、野党がこれに意味もなく政局のために反対しているため、大幅に遅れるおそれ。)

【定額給付金が、定額減税ではなく、給付金になった理由】
定額減税では所得税や住民税を納めていない人は対象にならず、所得税や住民税の減税時期にバラツキが出て効果が分散してしまう。そこで、納税していない人も漏れなくすべて対象にし、一気に効果が期待できる給付金方式で実施することになった。
全国に一定額を、生活弱者とされる高齢者と子どもに手厚く配分することで、財政力が弱い地域への所得再分配効果も見込めると考えられた事が理由。

それプラス個人的に注目すべき政策は、「農政改革関係閣僚会合」の設置に関するものである。

政府は、麻生首相が本部長をつとめる「食料・農業・農村政策推進本部」のもとに、6閣僚で構成する「農政改革関係閣僚会合」を設置して、コメの生産調整(減反)の見直しや、食料自給率向上などについての議論が今後、本格化する。

日本が独立国として立派にやっていくためには、国防の問題とともに食料自給を全うすることが欠かせない。反対勢力によってなかなか進展しない憲法九条改正等の国防問題にたいして、こちらのほうでは無用な束縛がないので麻生さん、石破農相にはぞんぶんにやってもらいたい。

かつての自民党は農家を巨大な票田ととらえ、補助金漬けにして農家の歓心を買うという手段を用いてきた。その結果、減反政策により休耕田は増えたばかりか、時勢によって若者が都会に流出することによって、減反政策を行なうまでもなく休耕田は増え続け、山林は荒廃し山村や漁村の疲弊はとどまることがなかった。
そして日本全国の過疎地では、人口流出のために、村の自治や運営が不可能となったいわゆる「限界集落」が増加した。

経済がえんえんと上を向くということはありえない。今のこの経済収縮を天佑ととらえ、人口が山村に回帰することの手助けを政府には是非お願いしたい。

先日失業者などの農林業への転職に関するニュースである若者が、
「自分はあと数ヶ月で派遣期間が切れるので、ぜひ山村で働きたい」
と語っていて、たいへん頼もしく思った。

これが「大人」というものである。派遣村などにいってゴロゴロしている連中は論外だ。

麻生さんのすてきな人柄

2009-01-28 15:28:40 | 政治
麻生さんの自民党を支持します。

麻生支持コミュでひろってきた麻生さんの人柄です。

ちなみに以下のリンクは
「民主党の正体」
http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/159.html
です。参考までに・・・

実績ではないのですが、麻生太郎を愛でる会で知った話です。陸上自衛隊・習志野第一空挺団に体験入隊、パラシュート降下演習を何度か経験したことも あるんだそうです。

・保守系で愛国者。 英米・台湾好き。 中国・南北朝鮮 嫌い


・朝日新聞など反日サヨク系のマスコミを目の敵にしている


・明治維新の元勲・内務卿、 大久保利通の玄孫。 吉田茂 総理大臣の孫


・筑豊の炭坑王と呼ばれた祖父が築いた 麻生財閥(グループ企業80社)の当主


・曽祖父は 岩倉遣欧使節団の一員で 外務・宮内大臣・枢密顧問官などを歴任した牧野伸顕(伯爵)


・名門一家に育ったが「首相の家庭なんて幸せなもんじゃねえ」と言う。


・小学校の運動会では友達が両親と弁当を食べるのを横目に、母に頼まれて駆けつけた料亭の女将と重箱をつついていた


・妻は 鈴木善幸 総理大臣の娘で、 実の妹は皇族(三笠宮寛仁親王妃)


・大金持ちなので汚職とは無縁


・学習院大卒で、スタンフォード大学大学院・ロンドン大学大学院にも留学


・スタンフォード卒業直前に 吉田茂の働きかけで ロンドン大大学院に無理やり転校させられる


・西アフリカ・シエラレオネにダイヤモンド鉱山開発で2年間滞在するも 内戦・革命が勃発し退却


・会社は 日本統治時代に朝鮮人を酷使し、敵対されているが、全く気にしていない


・生まれはいいのに 炭鉱町で育ちが悪いのか、べらんめえ調で口が悪い。


・英語はペラペラ、スタンフォード時代に覚えたアメリカ英語をロンドンで矯正させられる


・地元での絶大な経済力・権力・華麗な家系ゆえ、や朝鮮人も手を出せない


・クリスチャンながら、毎年必ず靖国参拝(祖父吉田茂と 小学生の頃から)


・創価学会に敵対的で、野中広務を毛嫌いし、貧民出身と攻撃


・漫画歴60年? 雑誌は週20冊。ジパングが好き。三国志にジョジョやバキ、犬夜叉その他あらゆる漫画を読む


・もちろん、普通の本も大量に読み、もの凄い知識量である。 頭はいいし、話題が豊富


・羽田空港のVIPルームでローゼンメイデン(美少女オタ系漫画)の1巻を読んでいるのを2ちゃんねらに目撃される


・大富豪のビルゲイツを呼んで、国会の安いカレーライスをおごる


・クレー射撃の元オリンピック(モントリオール)代表選手。 好きな漫画は もちろんゴルゴ13


・国会で「ネットで問題の掲示板が・・」に対し、「それって2ちゃんねるのこと?」と聞き返す


・中国や韓国から 激しく敵視されているが、彼のほうでも中国・韓国を嫌っている


・総務大臣室にはゴルゴの「俺の背後に立つな」ポスターと、回転するフィギュアが置いてあった。


・後援会集会では、夫婦揃ってヅラにド派手衣装でマツケンサンバを歌い踊る。


・テロ対策特別措置法案に関する都内の講演で「相手が戦車で攻めてきたらこちらはバズーカ砲ぐらい撃たなければならない」と発言。

定額給付金もらったら・・・

2009-01-27 17:19:55 | 政治
どうやら頑強な民主等の抵抗にも関わらず、定額給付金を目玉にした弟2次補正予算案が成立しそうである。

「経済対策は即効性が大事」という麻生さんの全く正論に対して、野党は未だに頑強な抵抗をしているようであるが、どうせ通るものなら速く通してほしいと心から思う。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090126-OYT1T00547.htm

2007年に参議院で自民党が大敗してしまったのも、マスメディアや民主党が、社会保険庁のチョンボを、安倍政権の仕業にすりかえる、というネガティブキャンペーンによって国民がだまされてしまったがゆえの結果であり、今となっては悔やんでも悔やみきれないが、私たちはこうした轍を再び踏んではならないことを胸に刻まねばならぬ。

ところで昨日、「定額給付金をもらったら旅行にでも行くか」と嫁にいったら、なんだか狐につままれたような顔をしていた。うちの嫁は政治にも経済にも全く関心がないから、定額給付金として、うちの場合6万4千円(お袋を入れると8万4千円)もらえることを知らなかった。
6万4千円あれば、家族旅行に行ける十分な額である。
これに加え、休日の高速料金が一律1000円になれば結構、遠出も出来る。

このようにみんながみんなもらった定額給付金を消費に回せば、一時的ではあるがあるが一定の経済効果はあるに違いない。ところが野党が反対していっこうに予算が成立しないのは困ったものである。
国家予算を決めることを政局の道具にするのはこの国の野党くらいではないだろうか。

日本国民のなかには、うちの嫁のように定額給付金として各世帯に、国の第2次補正予算によって一定の金額をもらえるということを知らない人もけっこういるのではないか。
政治にも経済にも関心がないということは、決して褒められたことではないが、こうした人々が多いということは、それだけ日本の国が良い国であったということの証明である。
しかし昨年のチベット問題以降、このブログのタイトルを「気楽にいこう」から「気楽にいけない」に変更したように、この国と、この国の周囲をめぐる情勢が極めて「気楽にいけない」ことに気づいて、政治と社会に関心をめぐらせねばならないようなことになってしまった。

その理由の一つが、現在の民主党という野党が、極めて問題点の多い政党であり、メディアと結託して、安倍さん、麻生さんという私たちにとって極めて期待度の大きい優良な政権を理不尽に攻撃し、政権交代をうながしているという現在の風潮も、「気楽にいけない」ことの一つの理由である。

つまり現在の民主党というものは、政権を託するにけっして健全な政党ではないということは間違いないのである。

小沢氏は国民の70%が定額給付金に反対していると述べた。
これは極めて疑わしいと思う。
政治にも経済にも支持政党もない人が定額給付金を受け取るのは一向にかまわないと思う。
しかし民主党や、その他の野党を支持する人で、この定額給付金を受け取る人があるとしたら、そのような人は何かおかしいと思う。
日本という世界でもまれに、豊かで治安が良く、優良な行政サービスを受けながら、日本の悪口をいい、日本の歴史を否定し、靖国や日の丸や君が代を嫌い、反政府運動をする人。そのような人と同じ穴の狢という感じがする。

アホじゃ。ミズホ。ソマリア沖への自衛隊派遣

2009-01-25 09:27:05 | 政治
社民党の福島瑞穂党首は18日の民主党大会の来賓祝辞で、

「ソマリア沖の海賊退治のための自衛隊派遣に反対です。法律をつくってもダメです。命が大事です。」
(25日読売朝刊)

と発言し、会場の空気を凍りつかせたそうである。民主党には立派な議員もいるのである。
いったい誰の命が大事なんだろう。???である。民主党がこのような人を来賓に呼ぶのは、将来的な社民党との連立政権を念頭に置いたものであると思うが、いったい正気なのだろうか。理解に苦しむ。

また共産党の志位委員長は、このソマリア沖への自衛隊の派遣について、

「犯罪行為は警察行動で解決すべきで、自衛隊の軍艦を出すのは筋違いだ」「自衛艦派遣は実効性もないし危険なだけ。武器使用の緩和は、憲法に反する武力行使につながる」と指摘。その上で「周辺国が行っている警察行動に、海上保安庁の技術支援や資金援助をきちんとやるのが筋だ」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090108/plc0901081727007-n1.htm

と述べている。相手は重武装しているのである。警察行動とは本来は国内における治安維持活動を担当するものであり、それでは明らかに兵力が不均衡である。兵力の不均衡は相手の軍事行動を誘発させる。かえってこちらの命の危険を増大させるのである。
この人がいうからには、中国が行なっている警察行動に技術援助をしろ、といっているように感じてしまうのはわたしだけであろうか。

それにしても中国や北朝鮮など日本に対して敵対行為をする国々にとって日本国内にこのような政党が存在することは、とても有り難いことに間違いない。なにしろむこうのいいたいことは、暗黙の了解で全てこれらの政党が代弁してくれるのだから。

2月号の『正論』に安倍元首相と山谷えり子議員の対談が掲載されていた。

そこには村山政権以降、政権が交代するごとに歴代首相はいわゆる「村山談話」の継承を迫られることになるので、それに対抗する「安倍談話」を出そうとしたところ、とんでもない落とし穴があったことを、元首相は告白されている。

それは平成10年、中国の江沢民主席が訪日した際の日中共同宣言に、

「(日本側は)1995年8月15日の内閣総理大臣談話(村山談話)を遵守し、過去の一時期の中国への侵略によって中国国民に多大な災難と損害を与えた責任を痛感し・・・」

という文言が盛り込まれていたために、これを日本側が一方的に反古にすることは、国際信義上できなかったので「安倍談話」が発表できなかったことを述べておられる。

中国の「国際信義」などあってないようなものなのに、なんて日本は律儀なのであろうか。それにしても中国の巧妙な手口には、感心してしまう。

「麻生談話」出してほしいものである。

日本が朝鮮にした良いこと

2009-01-22 09:55:41 | 歴史
朝鮮半島は、日本の背後に突きつけられた鋭い剣である。

明治政府にとって朝鮮半島が近代化し、朝鮮の民衆が民主的に啓蒙されることは、日本の国防上緊急の課題であった。

そして、それは朝鮮の人々の幸福と繁栄につながるものでなければならなかった。

『日韓併合 韓民族を救った「日帝36年」の真実』

著者の崔基鎬(チェケイホ)氏は、この著書のなかで

「李朝に500年にわたって支配されてきた(日韓)併合以前の朝鮮半島の実態を私たちは、あまりにも知らなすぎる。最もわかりやすい例でいえば21世紀のこの時代にあって、大多数の国民が飢餓に苦しむ専制独裁国家を思い起こすとよい。北朝鮮は李氏朝鮮のまるでクローンである。」
と述べ、

日本が朝鮮で行なった、韓民族の改善点として、

1 両班、常人、などの階級制で、少数の支配者が住民の大部分を服従させる悪弊が払拭された。
2 法治制度のもとに公正な裁判が行なわれるようになり、賄賂の習慣が一掃された。
3 私有財産の確立、処分、移動、職業選択と居住の自由と経済秩序の確立。
4 鉄道、道路、橋梁などの交通機関の整備により、経済が活性化し、李朝での飢餓問題も解決された。
5 教育が普及し、医療制度も近代化して予防制度が確立した。

と述べておられる。

以下傾聴すべし

The Truth of Japan's annexation of the Korean Peninsula(3-1)


The Truth of Japan's annexation of the Korean Peninsula(3-2)


The Truth of Japan's annexation of the Korean Peninsula(3-3)


麻生政権からの問いかけ

2009-01-20 17:51:05 | 政治
今後、不況により所得税等の国の税収が大幅に減少することが予想される。

ゆえに消費税率アップによる国の財源確保は、緊急の課題であると考えられる。選挙イヤーをまえにして、麻生政権が2011年からの消費税の増税を明確にしてきたということは、国民にたいしてこれを支持するのか、しないのかという問いかけであり、この時期にこれを明確にすることは麻生さんの国民にたいする非常に真摯な姿勢であると思う。

消費税率を上げることに関しては、いうまでもなく政官界の大リストラを前提にすることはいうまでもないが、私は麻生さんのこの国民に対する真摯な提案を支持するものである。

それにたいして自民党内からは異論が出ているようだ。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200901/2009011900026&rel=m&g=pol

このような人たちは国益よりも、政局を大事にする人であると考えられる。いまこそ国民の正しい判断が求められるときである。


誰が張作霖を殺したか?河本大佐の証言。彼の義弟平野零児氏の聞き書きより。

2009-01-18 07:20:27 | 動画
以下の証言を読むと、張作霖がかならずしも親日的ではなかったことがわかる。というよりも張作霖が意図的に排日を煽ったことにより、当時の満洲の治安は極めて悪化していたことが明らかである。
つまり、もしもこの河本大佐の証言が事実だったとしても日本に全く非はないとおもう。

「満人は、日本人と見ると、見縊り蔑んで、北支辺りの支那人の日本人に対する態度の方が遥かに厚い。まさに顛倒である。日露戦役直後の満人の態度とまるで変っている。」「東寧辺りでは、街路上で、邦人が、満人から鞭たれるのを目撃し、チチハルでは、日本人の娘子群が、満人から極端に侮辱されているのを視る」「邦人小学生の通学などは、危険で出来ないという状況」「旅順に帰っていても、そうした情報が頻々として来る。奉天に近い新民府では、白昼日本人が強盗に襲われたが、しかもその強盗たるや、正規の軍人てあった。邦人商戸は空屋同然となって、日夜怯々として暮しているというのであった。」

以上の文章の「満人」を「日本人」、「日本人」を「米国人」と読み替えて、大東亜戦争直後の日本として考えてみてほしい。当然駐留米軍は、武力を使った治安維持活動を行うであろう。
このような満洲の状況が張作霖による扇動によるのにも関わらず、日本政府が戦争不拡大方針を貫いて、満洲の治安維持活動に何らの手も打たなかったとしたら、河本大佐の張作霖爆殺や、その後の石原莞爾によって計画された全満洲制圧も、やむを得なかったどころか、留民保護のための「義挙」といっても過言ではないとおもう。

それにしてもこれがロシアの文書とはまったく異なる内容であることに驚く。

歴史とは「日本が中国を侵略した」式の単純なものではないことが明らかである。未来の歴史学者の方にはぜひ両者つきあわせて研究していただきたい。

ちなみに河本の義弟である平野零児氏は、戦前には何度も治安維持法で検挙された共産主義者であったことも付け加えておく。この手記を発表したことは日本を陥れる何らかの意図があったと考えるのは不思議ではない。

http://www.geocities.jp/yu77799/siryoushuu/koumotodaisaku.html

『「文藝春秋」にみる昭和史(一)』 P51~P64

誰が張作霖を殺したか?コミンテルンの謀略 2

2009-01-17 07:57:14 | 歴史
以下のYouTubeのビデオは国際問題研究家、元防衛大学校教授滝澤一郎氏による、門外不出のロシアの機密文書をあつかったコミンテルン研究、リンデル『赤い蜘蛛の巣』の紹介である。

内容を文字起こしすると、

レーニンによってつくられたコミンテルンとはいわばロシア革命の「輸出総合商社」である。

この書物には張作霖爆殺事件はソ連のコミンテルンにつながる諜報機関がハルビンに秘密地下機関をつくって、十分準備して張作霖を爆殺したとはっきり書いてある。現在、ロシアではKGB犯行説が定説になっている。田母神さんの論文にある通り。

にもかかわらず、日本では旧日本軍が犯行を行なったという主張をいまでもする人々がいる。

自虐史観にほかならない。

たとえば彼らの典拠とする『小川平吉文書』。(小川平吉は衆議院議員、鉄道大臣等を歴任、宮澤喜一の元首相の母方の祖父)

小川のところに工藤鉄太郎という満洲浪人がいた。かれは満洲皇帝溥儀の侍従武官長であり、彼の言ったことを記録したものが『小川平吉』文書。工藤某は関東軍を嫌悪していた。というのも彼は正規の軍人教育を受けておらず、満州に行って日本陸軍士官の振りをして満州国皇帝に取り入った。このような怪しげな人物の伝聞史料は一級史料たりえない。

張作霖爆殺事件の首謀者とされる、河本大作大佐は「自分が爆殺した」とはっきり述べた手記を残したとされるが、これは手記でもなんでもなく、河本が中国軍に捕らえられ、中国の収容所にいて、このときいっしょにいた河本の義弟である平野零児という共産主義の作家が河本から聞き書きした、というものである。しかもこれは強制所における河本の死後、あらわれてきたものである。
これがおそらく中国の工作員によって文芸春秋にもちこまれ発表されたものである可能性が高い。

こうしたものを信用することは難しい。

彼らはこの類いの史料を無数に出してくるが、すべて伝聞によるもので信憑性がない。たとえば田中隆吉の東京裁判における証言等は証拠になりえない。なんとなれば戦勝国が先輩国を裁くという結果は見え見えの裁判であるから。

ところがこのロシア側の史料は詳細にわたっている。

たとえば張作霖爆殺は2度試みられ、最初は失敗している。爆弾を運び込んだというディナーロフという男の名前まで明らかになっている。

歴史学には定説はありえない。このような新しい史料が出てくれば歴史は修正されるべき。それは古代史でも、近現代史でも同様である。機密文書というものは100年経っても出てこないものもある。しかし今後必ずロシアのコミンテルン関係の文献がつぎつぎと明らかにされることにより、張作霖爆殺事件等の真相が明らかにされるであろう。


【爆殺の真実】1/3 田母神論文「コミンテルンの謀略」【桜 H20/12/13】


爆殺の真実】2/3 田母神論文「コミンテルンの謀略」【桜 H20/12/13】


【爆殺の真実】3/3 田母神論文「コミンテルンの謀略」【桜 H20/12/13】


どちらかといえば自虐史観よりであるが非常に詳細に調べておられる。張作霖爆殺事件の概要を知るために有意義である。
http://www.geocities.jp/yu77799/nicchuusensou/chousakurin.html