痛風はほぼ治まり、平常に戻った。医者の指示を無視して、酒もごはんも以前のように美味しくいただいている。痛風の歴史を調べてみると、なんとエジプトから発掘されたミイラの関節の中に尿酸塩を見つけたという報告があるそうだ。とうぜんそんな昔には尿酸値を下げる薬などないので放置しておいたはずである。放置しておけば一週間くらいで痛みはおさまってしまう。
にもかかわらず、血液検査の結果で病人にされてしまった。体のどこにも不調や痛みもないのに・・・
で、みつけたのがこの本。
松本光正著『高血圧はほっとくのがいちばん』講談社+α新書)
この本によると、
「高血圧の基準値は8年間で50も下がった。つまり8年前は180であった基準値が現在では130になってしまった。」
ようするに、学会、製薬会社、御用学者の企みで、高血圧の基準値をさげることによって、病人を増やし、よって薬がじゃんじゃん売れるという構図。
さらに東海大学医学部名誉教授 大櫛陽一氏によると、
「降圧剤を飲んでいる人は、飲んでいない人に比べて脳梗塞の発症率が2倍になる。」
そうである。つまり病院が病人をつくっているのである。なるほど私が診察を受けたK医院など、朝行けば半日がかりになってしまうほどの大繁盛だ。
明治の初めに来日したドイツ人医師、ベルツは「日本には痛風がない」と記録しているそうだ。当時の日本人は米と、味噌と、野菜、魚中心の質素な食事であったのだから当然といえる。
日本で痛風が増え始めるのは、戦後の高度成長期以降で、経済的に豊かになると同時に、食生活も高カロリー化が進んだ結果で、現在では全国に数十万の痛風患者がいると推定されている。痛風が「贅沢病」とよばれるゆえんである。
こんかいも私はこのまま放置しておこうと思う。痛風の発作は辛いが、前回の発作から4年は大丈夫だった。薬なしで次回の発作はいつになるのであろう。
にもかかわらず、血液検査の結果で病人にされてしまった。体のどこにも不調や痛みもないのに・・・
で、みつけたのがこの本。
松本光正著『高血圧はほっとくのがいちばん』講談社+α新書)
この本によると、
「高血圧の基準値は8年間で50も下がった。つまり8年前は180であった基準値が現在では130になってしまった。」
ようするに、学会、製薬会社、御用学者の企みで、高血圧の基準値をさげることによって、病人を増やし、よって薬がじゃんじゃん売れるという構図。
さらに東海大学医学部名誉教授 大櫛陽一氏によると、
「降圧剤を飲んでいる人は、飲んでいない人に比べて脳梗塞の発症率が2倍になる。」
そうである。つまり病院が病人をつくっているのである。なるほど私が診察を受けたK医院など、朝行けば半日がかりになってしまうほどの大繁盛だ。
明治の初めに来日したドイツ人医師、ベルツは「日本には痛風がない」と記録しているそうだ。当時の日本人は米と、味噌と、野菜、魚中心の質素な食事であったのだから当然といえる。
日本で痛風が増え始めるのは、戦後の高度成長期以降で、経済的に豊かになると同時に、食生活も高カロリー化が進んだ結果で、現在では全国に数十万の痛風患者がいると推定されている。痛風が「贅沢病」とよばれるゆえんである。
こんかいも私はこのまま放置しておこうと思う。痛風の発作は辛いが、前回の発作から4年は大丈夫だった。薬なしで次回の発作はいつになるのであろう。