やっぱり、気楽にいこう!

つれづれなるままに

民主党議員の信じがたいセクハラ、暴力

2015-09-19 07:32:29 | 政治
【参・安保法案】特別委員会での強行採決の瞬間


この動画の1分25秒位から、見ていただくと白い服を着た自民党の大沼みずほ(36)議員が、民主党の津田弥太郎(63)議員に後ろから羽交い締めにされ、引きずり倒され、投げ飛ばされている映像が小さいがハッキリと写っている。壁に取り付けられている3つの電灯のうち一番左の電灯の下あたりに注目)

詳細は↓
http://hamusoku.com/archives/8971789.html

ちょっと前に自民党の男性議員が、民主党の女性議員の演説中に「お前が結婚しろ」と野次を飛ばして大騒ぎになったが、どちらが悪質か考えれば一目瞭然である。というか津田議員が行った行為は明らかに犯罪である。動画で見る限り大沼議員は小柄で、華奢な女性である。
https://www.youtube.com/watch?v=s6DQeD8gI3U

このようなかよわな女性に対して、荒れている委員長席中心ならまだしも、いやそれでも言語道断だが、そこから離れた場所で、大の男がこのような破廉恥な行為を働くとはいったいこの津田という男はよく国会議員になれたものだと、まったく空恐ろしい。

ところがこの津田議員のセクハラ、犯罪行為をまともに報道したのは私の知る限り、マスメディアでは産経新聞だけ。「結婚しろ」の野次騒動の時は、全ての曲のニュース、ワイドショーが一体になって、自民党の男性議員を叩きに叩いたのはいったい何だったのだろう。

野党のやっていることは議会制民主主義の否定

2015-09-17 07:57:12 | 政治
日本人の欠点は「のど元過ぎれば熱さを忘れ」てしまうことである。

一時的に熱狂しても、熱が冷めればその経緯を全て忘れてしまう。日本人特有の淡白さゆえか?

昨年末の衆院選では、集団的自衛権の行使等の是非を争点のひとつとして自民党は圧勝し、その結果を踏まえて今年の5月、安倍政権は安全保障関連法案を閣議決定した。

自民党と公明党は昨年の衆院選の公約で、はっきりと今大騒ぎになっている集団的自衛権の行使容認をうたっていた。つまり多くの日本国民は選挙で自民党のこの公約を認めたのである。もしも野党が主張するように自民党が国民を騙して選挙に勝ったというのなら、これほど日本人を愚弄する言葉はない。「馬鹿にするな」と言いたい。

民主国家においては選挙結果は尊重されねばならない。国会でこの法案をすんなりと通すのが議会の筋ではないだろうか。

いっぽうで野党は政府は国民への説明が足りない、だとか戦争法案、だとか強行採決だとかあーだこーだと難癖をつけるが、そのような理屈は選挙前にやってほしい。私は政府提出の安全保障法案は理にかなっているもの、どころか中国や北朝鮮の脅威に対する抑止力としてはこれでは不十分とさえ思うが、野党がもしだめだと思うのだとしたら、それこそこの法案がだめな理由が国民に浸透していないのではないか。

野党のいうように、この法案が成立すると戦争になるとか、徴兵制になる、などという主張はことごとく間違っている。間違っていないというのならそれこそ、話し合いで私を説得してほしいものだ。

報道によると、採決を行う理事会室の前で野党の女性議員が「女の壁」をつくって鴻池委員長らが入ろうとすると「セクハラだ」と大騒ぎして入室を阻止しているのだという。
http://news.livedoor.com/article/detail/10599699/

昔「牛歩戦術」なる馬鹿げたことが社会党を中心として行われたが、いったいこれがまともな大人のすることだろうか。将来を担う日本の子供たちに国会を軽侮する悪影響がないことを心から望む。

集団的自衛権容認は戦争を抑止する

2014-07-02 12:48:08 | 政治
いわゆる左翼とされるような人たちが軍に対して抱く、もっとも間違った見解は、「軍隊というものは常に好戦的で、戦争をもとめている存在である」というものであろう。これはきわめて甚だしい誤解である。民主的な国家における軍は常に、戦争を回避するための存在にほかならないからである。

安倍政権が集団的自衛権の容認を閣議決定するにあたり、官邸周辺で大騒ぎした連中の行動原理も、「軍とは常に好戦的な存在である」という誤った認識をもとにしているのではないかと思われる。
であるからかれらはこれを容認すれば戦争になる、などというような惚れ惚れするほど間違った主張を掲げて騒ぐのであろう。だいたいもしも戦争になれば、前線に立って戦わねばならないのは自衛隊員なのである。彼らにも家族があるのだ。いったいだれが好き好んで自らの命をないがしろにするものか。

サヨクは軍隊に権限を与えれば与える程、外に向かって拡張して行くものだと考えている。自衛隊を人民解放軍のように、周辺民族を侵略し抑圧したり、自国民に銃砲を向けるような専制国の軍隊と同じように考えてもらっては困る。

自衛隊がなければ東日本や、阪神大震災のような大災害の救助、復興はありえない。いっぽうで中国の人民解放軍は、中国共産党を守るためならば、天安門事件の時のように、民主化を要求する無辜の民を平気で戦車で踏みつぶす。

前政権のときに、国会議員を多数引き連れて北京詣でをし、「人民解放軍の野戦司令官となる」などと、とんでもないことをのたまって顰蹙をかった政治家がいたが、隔世の感がある。安倍首相はよくやった。

田母神閣下がツイートでのたまわく、

日本のサヨクが言っていることは惚れ惚れするぐらい間違っています。集団的自衛権の行使はサヨクが反対しているので正しい政策なのです。また中国や韓国が反対する我が国の政策は基本的に正しいのです。中韓などが賛成するような政策も必ず間違っているのです。だから集団的自衛権の行使は正しい。

まったく惚れ惚れする程正しい見解である。

徴兵制?バカじゃないの?

2014-07-02 05:38:54 | 政治
「集団的自衛権を認めれば徴兵制になる」などという人々がいる。

個人的な意見として、現代の平和ボケした日本に兵役はあったほうが、いいとおもう。

しかし、ハイテク兵器を駆使した近代戦に一般市民から徴兵された素人は必要ない。邪魔になるだけである。ましてや自衛隊においてかれらを1から訓練するのはまったくもって時間の無駄。銃剣をもって肉弾突撃、などというのは大東亜戦争の時代のおはなしである。

「ゆえに集団的自衛権を認めれば徴兵制になる」などということは絶対ありえない。これは左翼のプロパガンダにすぎない。

「同様に集団的自衛権を認めれば戦争になる」などというのも、きわめて悪質なプロパガンダである。いったい今の日本にとって他国と戦争するメリットなどあるだろうか。

安倍政権が念頭に置いているのは、日本の周辺地域において、領土拡張の野心をあらわにしている中国から我が国を守るという「自衛権」の話であって、けっして「交戦権」のことではない。
朝日、毎日をはじめとする左翼(=親中)メディアは自衛権のことを交戦権のことにすり替えて連日報道しているが、日本国民はけっしてだまされてはならない。

もともと自衛権について、個別的、集団的と区別するのはおかしな話だと思うが、政府が集団的自衛権をみとめるということは、具体的にいうと日米軍事行動を連携させることをはっきりと認めることである。これにより日米同盟の絆はより深まる。安倍さんは、前政権がずたずたにした日米関係を見事に修復した。見事である。

中国は困るだろう。にもかかわらず中国の肩ばかりもつ朝日やら毎日はいったいどこの国のメディアだろう。

集団的自衛権論議は神学論争

2014-06-28 07:21:53 | 政治
「集団的自衛権」に関する論議がややこしくなっている。

公明党は、些細な文言にこだわったうえで、結局これを認める方向のようである。支持母体としても、党としてもこれに反対なのは明白なのであるが、結局は政権予党に残りたかったのだ。いままでさんざん渋ってきたのは、支持者たちに面目を保つためだ。

私が思うに自衛権を「個別的」と「集団的」に分離するからややこしくなるのだ。

たとえば日本が自衛権を発動せざるを得ないという事態に追い込まれた場合、これはきわめて緊急で、差し迫った事態だ。

最近では先月、東シナ海の公海上で自衛隊の偵察機が、中共軍の戦闘機に異常接近された事態である。青山繁晴さんによる情報によると、このとき中共軍の戦闘機は、自衛隊の飛行機に30~50メートル近くまで接近し、そればかりかアフターバーナーを点火して急上昇し、その後自衛隊機の後方にぴったりとついたという。これはもうほぼロックオンの状態である。驚愕すべき事態である。青山さんによれば当時偵察機に搭乗していた自衛隊員たちは撃墜されることを覚悟したという。これが事実ならば、ベトナム政府が、南シナ海において中国の船に攻撃された映像を公開したように、事実を公表してもらいたいものだ。公表しないのは国内の親中派の政治家に配慮したものか?

日本の周辺事態は尖閣諸島をも含め、既にこのような危機迫った状態にある。

中国機のこのような行動は威嚇にほかならないが、このとき自衛隊機が撃墜されずにすんだ理由の50%は日米同盟があったからだ。同様に戦後日本が戦渦に巻き込まれずにすんだのも、けっして憲法9条があったからではなく、日米同盟が抑止力となっていたからだ。

安倍政権が「集団的自衛権」容認を目論むのは、米国との同盟関係をより堅固なものにするためにほかならない。現在日本、ベトナム、フィリピン近海周辺を緊迫化している原因は、いうまでもなく中華人民共和国の存在である。

これに対処するために日米同盟は今以上に堅固たるものでなければならない。「集団的自衛権」容認は安倍政権によるアメリカへのメッセージといってもいい。

たとえば日米が、日本の避難民輸送のため合同で行動している時、外敵から攻撃を受けた場合(現在では考えにくいが)、あるいは受けつつある場合を想定する。

このとき米国の艦船が、敵にレーザー照射を受けたとする。日本の憲法のようなものに制約を受けない米国の軍艦は、自衛権を発動してこれに対してすぐ発砲するであろう。相手も即座にアメリカの艦船に反撃するに違いない。

このとき我が自衛隊は、黙ってみておっていいのかどうかということである。米国の艦船は日本の避難民を輸送するために動いてくれているのである。これはもう瞬時の事態である。もしも黙ってみていたとしたら、その時点で日米同盟は破綻するであろう。このとき少なくとも日本政府が集団的自衛権を認めるというお墨付きがあれば、現場の自衛官たちは心置きなく米軍の援護が出来るであろう。

本来ならばこのような場合、「自衛権」のみが発動されるべきで、集団的も、個別的もへったくれもないのではないか。

一方で集団的自衛権を認めれば、アメリカの対外戦争に駆り出されるという人たちがいる。これも左翼の常套句だ。集団的自衛権を認めただけで、日本は戦争をする国になる、などという理屈はまったくナンセンスな議論であり、左翼のプロパガンダだと一笑に付すべきである。

こうゆう意見を持っている人たちは、意識するしないに関わらず中華人民共和国の世界戦略に協力している人々であると理解すべきである。

殿出馬 東京都知事選

2014-01-10 17:31:09 | 政治
細川護煕、この人、肥後の殿様の家系で、毛並みだけは素晴らしい。

昔、ニュースステーションの久米の絶賛もあって、日本新党を立ち上げたものの、結局小沢一郎の傀儡に成り下がった、鳩山由紀夫と同類の男。ある日小沢のいいなりで消費税を、「国民福祉税」とまやかして、突然真夜中に記者会見を開いて7%に上げようとして、国民とメディアの総スカンを喰い、さらに佐川急便の違法献金問題もあって、政権をおっ放り出した。ばかりか、殿様だけに欲はないのか、政界もついでに引退して、山の中で瀬戸物を作っていたような人。

東京でオリンピックが開かれることになったので、自己顕示欲がふつふつと頭をもたげてきたのか。

舛添にしても、メディアのネガティブキャンペーンで自民党が下野すると、まるでネズミが沈没する船から逃げていくように、党を出て行った人。

選挙に通りそうだという理由だけで、党を裏切った舛添を推薦した東京の自民党の掲示板には、案の定、轟々と非難の声があがっているのは当然である。私も自民党員としてこんな推薦絶対に納得できない。
https://www.tokyo-jimin.jp/bbs/forum.php?proc=ThreadList&pointer=0&log=present

この掲示板では田母神俊夫氏を支持する声が圧倒的である。

いうまでもなく、私も東京都知事には田母神氏がふさわしいと思うが、正直当選は難しいと思っていた。

しかし細川氏出馬で、ポピュリズム票を舛添氏と食い合い、田母神氏に風が吹く可能性が出てきた。細川氏の出馬は田母神さんにとって天佑となるかもしれない。きっと靖国の英霊も田母神さんに微笑むことであろう。

なんといっても田母神閣下は元空軍大将。「大将」という階級は、日教組の反軍教育を受けた日本人の想像以上に海外では尊敬の対象となる。まさに東京オリンピックの顔は田母神俊夫氏がふさわしい。2020年、東京の空にはぜひともブルーインパルスに舞って欲しいものだ。

またまたやってしまった民主党

2013-05-09 18:29:42 | 政治
結局川口さんは、解任されてしまった。しかし果たして、次回の選挙を見通して、野党はアドバンテージをとったのだろうか。

大新聞社の論調をみてみると、

産経は、
「川口氏訪中問題 解任決議案は取り下げよ」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130509/plc13050903290003-n1.htm

これは当然の批判的論調。読売はどうかというと、
「川口氏訪中 委員長の「解任」は行き過ぎだ」(5月9日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20130508-OYT1T01500.htm?from=ylist
とおなじく野党に批判的。

毎日は、
「社説:川口氏の解任案 大局を見ぬ野党の対応」
http://mainichi.jp/opinion/news/20130508k0000m070108000c.html

と同じく野党を批判。民主、左翼に優しい朝日も、なんと
(社説)「川口氏解任 不毛な対立にあきれる」
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201305080762.html?ref=reca

と野党側を論難している。左派勢力の味方である毎日や朝日も、さすがになんて稚拙な事をやってくれるんだとあきれているのであろう。

結局4大新聞すべてにブーイングを出されてしまった。こうゆう事も珍しいように思う。
政治に関心がなく、なんとなく新聞を読んでいる人々は、なんて馬鹿な野党だろうと、憲法改正に関わる最重要の選挙であるにもかかわらず、次回の選挙を棄権するであろう。

いっぽうでネットにおける世論も、私の感じるところ、川口さんに同情する意見が圧倒的に多いような気がする。
政治家はネットを馬鹿にしてはいけない。20歳以上のネットの発信者はすべて選挙権を持っているのだ。
野党は鬼の首を取ったつもりでご満悦かもしれないが、たいした不祥事でもなく、閣僚でもない役職の川口氏を辞任に追い込んだくらいで、勢いに乗った今の与党は痛痒を感じないであろう。どころかかえって野党は大新聞、ならびに政治に関心のある国民からまたまた総スカンをくらってしまった。

これにたいして自民川口氏は「野党の劣化示す象徴的事件だ」と反転攻勢に出た。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130509/stt13050912200003-n1.htm

ところで昨日、関西テレビのアンカーを視聴していた所、青山繁晴氏は次回の選挙が衆参ダブルである可能性を指摘しておられた。

詳細はこちら↓
「ぼやきくっくり」
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/

今回の事件で、自民にさらに勢いがついた事は間違いない。衆参ダブル選挙で圧勝し、国民の強い負託を受けることで憲法改正の実現は視野に入ってくるであろう。

ちなみに本年は日本の根幹を司る大神さまの二つの社、すなわち伊勢神宮、そして出雲大社ともに遷宮をむかえる、歴史上滅多にないほどのめでたい年である。日本も大きくかわるに違いない。

川口氏を簡単に解任させてはいけない

2013-05-08 15:34:35 | 政治
川口順子参議院環境委員長による「中国渡航に関する経緯の説明」をじっくり読んでまとめてみた。

川口氏は、今回「アジア平和・和解評議会」(APRC、Asia Peace and Reconciliation Council)の発起人の一人として、議院運営委員会理事会の決定により、 23日から24日の予定で(会議は25日までであったが委員会は認めなかった)、中国外交部の外郭団体である 中華人民外交学会の招聘により、楊潔篪国務委員(外交担当、前外交部長)、 及び王毅外交部長との会談のため 中国を訪問した。

先ずここで疑問がある。なんで会議は25日までかかるのが明らかだっのに、理事会は24日までしか川口氏の出張を認めなかったのだろうか

まず川口氏が23日に北京に到着した時点で、会談の日程が24日、25日の両日に予定されること以外は未定だった。
おまけに王毅外交部長が四川省地震対策のため、ドタキャン。24日午後には中国政権に大きな影響力を持つ外交関係シンクタンク幹部との会議が設定され、さらには楊潔篪 国務委員との会談が 25 日午前になること、などが判明した。

中国の常套手段とはいえ、分刻みで動く政治家を招聘しておいて、24日の朝まで会議のスケジュールを知らせないなどというのは、あまりにも異常かつ無礼ではないだろうか。
さらに安倍政権となり、中国の要人との会談が皆無の状態で、(鳩ポッポじゃあ話にならない)楊潔篪(中国でも指折りの外交官とのこと)氏など、中国高官との会談が次々設定され、川口氏はさぞかし悩まれた事であろうが、出張を延期する事を決断された。しかし議院運営委員会はそれを認めなかったのである。

川口氏の会談参加の目的は明らかで、「我が国の主権と領土を守る国益を果たすため、堂々と我が国の意見を会議で主張すること」であった。会議には川口氏以外日本人の参加はない。川口氏が参加しなければ、各国の参加者に対して、一方的に中国の主張が吐露されてしまうではないか。

川口氏の会議参加を認めない参院議院運営委員会の姿勢とはいかがなものであろうか。民主党などの野党は日頃から中国との対話を重視せよと主張しているのではないのか。

それにしても、中国側のやり口と、参議院における野党の動きが奇妙に連携しているように思えるのは、私だけであろうか。

以下は川口氏の声明の全文である。

中国渡航に関する経緯
平成 25 年5月 2 日
参議院 環境委員長 川口 順子
このたびの私、参議院環境委員長 川口順子の中国出張に関し、参議院議院運営 委員会決定と異なる形の滞在延長となり、議院運営委員会及び環境委員会の皆 様をはじめ、関係各位に多大なご迷惑をおかけしたことについて、深く陳謝申 し上げます。
本件の経緯は以下の通りです。
1. 私は「アジア平和・和解評議会」(APRC、Asia Peace and Reconciliation Council)の発起人の一人として、このたび、中国外交部の外郭団体である 中華人民外交学会の招聘により、楊潔篪国務委員(外交担当、前外交部長) 及び王毅外交部長との会談のため、中国を訪問しました。 なお、「アジア平和・和解評議会」は、アジアの平和と和解に関心を持つ 22 名の元元首、元外務大臣等が発起人となって設立した組織であり、”silent diplomacy”(静かな外交)による問題解決を目指しています。(会長はスラ キアット元タイ外務大臣、事務局は在タイ)今回訪問への主たる参加者は、 スラキアット元タイ外務大臣、アジズ元パキスタン首相、デヴィッド・ケネ ディハーバード大学法学部教授及び川口ほか7名でした。
2. 私は参議院環境委員会委員長であり、「国会開会中における常任委員長及び 特別委員長の海外渡航に関する申し合わせ」により、海外渡航は自粛すると されていることから、本件出張については、議院運営委員会理事会の決定に より、23 日から 25 日の出張を一日短縮し、24 日中に帰国する形で出張をお 認めいただきました。このことについては委員長及び議院運営委員会の各位 に御礼を申し上げます。
3. しかしながら、23 日の私の北京到着時点では、会談の日程は 24 日及び 25 日の両日に予定されること以外は未確定でした。24 日朝の打ち合わせ時点 で、1王毅外交部長は四川省地震対策のため会談をキャンセルし、また変更 の結果、代わりに程国平副部長が 24 日午前に会うこと、224 日午後に、中
1
国外交政策について、政権に大きな影響力を持つ外交関係シンクタンク幹部 (中華人民外交学会、社会科学院日本研究所、中国アジア太平洋学会、中国 国際問題研究所、中国改革開放フォーラム)との会議が設定され、そのテー マが先方の決定として「中国の外交政策と近隣諸国」となったこと3楊潔篪 国務委員との会談が 25 日午前になること、等が判明・確定しました。ちな みに、楊潔篪国務委員は、外交部長から国務委員(外交担当)に昇格後日本 人とは誰にも会っていませんでした。
4. 24 日中に帰国するためには、24 日 14 時半には北京市内を出発する必要があ り、そのためには、上記日程の2および3に出席することは不可能となりま す。
5. 他方で、尖閣諸島をめぐっての日中間の緊張の高まり、及び 23 日の国会議 員による靖国神社参拝などから、一連の会談において、このテーマが大きな ウエイトを占めることは容易に想像されました。日本人が一人もいない状況 で、本件に関し中国側が偏った意見を提起する事態を避けることが我が国の 国益であり、また、中国の外交政策決定当事者であり旧知の楊潔篪国務委員 及び外交政策に関し政権に提言をする立場のシンクタンク幹部と本件に関 し直接に十分な議論・反論を行い、現在対話がほぼ途絶えている状態の中国 側に対し、我が国の考え方を伝えるとともに理解を慫慂することも国益上必 須と考えました。
6. 結果的には、楊潔篪国務委員との会談は時間を節約するために、先方が途中 から通訳なしの英語の会談に変更し、また、シンクタンク関係者との会談は、 予定時間をはるかにオーバーし、同時通訳を活用してもなお 3 時間を越えま した。討議の 6 ないし 7 割が日中関係でした。日本の対中政策を十分に説明 できたと考えております。同行のデビッド・ケネディ教授から、シンクタン ク幹部との会談に関し、「あなたは、日本の立場を十分に守ったし、なおか つ、建設的に解決策についても議論し、良い会談だった。」とのコメントを いただきました。
7. 我が国の主権と領土を守る国益を果たすために北京に残るべきか、それとも、 環境委員長としての職責を果たすために午後早々に空港に向かうべきか、大 変悩みました。どちらの国益も重要であります。私は、環境委員長としての 職責に対する責任は、議院運営委員会において各会派のご理解を頂き、滞在 を延長していただくか、あるいは、国会の規定に従って代理によって対応す ることを認めていただくことで、曲がりなりにも果たすことができると考え、
2
滞在を一日延長することについて、24 日朝、自由民主党の判断を仰ぎ、議 院運営委員会に延長の手続きを取っていただきました。
8. 結果的には時間切れとなり、議院運営委員会決定と異なる形の滞在延長とな りました。この点について、議院運営委員会及び環境委員会に多大なご迷惑 をおかけしたことについては、深く陳謝申し上げます。しかしながら、我が 国の政治家として主権と領土を守る国益に背中を向けることができなかっ たことが、今回の私の行動の理由であったことについて、ご理解いただきた いと考える次第です。
以上
http://www.yoriko-kawaguchi.jp/official/archives/pdf/20120502.pdf

川口氏、解任に値するかどうか?

2013-05-07 20:30:39 | 政治
一般の企業等であれば、予定の会議に出席できなかったなどという理由で役職を解任、などという事はあるだろうか?

石破幹事長の説明によると、
「滞在延長の手続きに瑕疵(かし)はなく、解任に値するものだったかどうか。野党にもよく理解いただきたい」

という事であり、中国訪問の1日延長の理由としては、中国の高官との会談が急遽入ったからというものであったが、野党側の理解が得られなかったという説明であった。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130507/plc13050712140006-n1.htm

民主党の水岡俊一議院運営委員会筆頭理事は「前例がない不祥事だ」と語ったそうであるがhttp://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0701E_X00C13A5000000/、はたしてそうであろうか。

民主党政権における、赤松何たらという元農相は、宮崎県に口蹄疫が蔓延するという非常時に、外遊して被害を倍増させた。これは不祥事ではないのか。

日頃から民主党は中国との対話を重視せよと言っているのではないのか。日中関係において、川口氏と中国高官との会談が国益にかなうものであるのなら、そちらの方を優先させるのが当然ではないのか。

メディアの論調は、「川口氏解任」の方向であるが、参院選前の重要な時期であるからこそ、自民党は「折れるべきか、折れぬべきか」の正しい判断を行って欲しい。

この件に関して川口氏から緊急声明が出ている。これを一読すると、野党の目的は理不尽に川口氏を攻撃するだけの目的に思えて仕方がない。

中国渡航に関する経緯 参議院環境委員長 川口順子
http://www.yoriko-kawaguchi.jp/official/archives/pdf/20120502.pdf

徳永エリ議員

2013-04-26 05:52:33 | 政治
24日の参院予算委員会で、「安倍内閣の閣僚が靖国参拝した事で、拉致被害者の家族の方が落胆している」http://www.youtube.com/watch?v=82EKIzR9BGkという内容の発言をして、顰蹙をかった民主党の徳永エリ事務所のfacebookのサイトが炎上状態となっている。
https://www.facebook.com/office.tokunagaeri

この徳永エリという人は、もともと、みのもんたの付き人をしていた人だそうだが、この発言にたいして、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」の飯塚繁雄代表から公開質問状が提出された。
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_3406.html

これにたいして徳永議員は、回答する必要がある。

安倍総理は、北朝鮮による日本人拉致問題が世間の注目を全く浴びていなかったころから、拉致被害者のために尽力されてきた。よって被害者の方々とは確固たる信頼関係によって結ばれている。それにたいして民主党政権においては、拉致問題担当大臣がコロコロと変わり、このなかには仙谷由人、山岡賢次、田中慶秋など、明らかに不適格な国会議員の名も挙がり、事実上拉致問題は放置されてきたのであった。

拉致被害者の方々の怒りは想像に余りある。西村幸祐氏はfacebookで「拉致被害者支援してる同僚議員」(西村注:恐らく有田芳生氏)が「マスコミから聞いてきた話」を、事実確認なしに国会審議に持ち出した。しかも、閣僚の靖国参拝を根拠なく批判するのが最大の目的で、そのために拉致被害者を利用した、まるで朝日やNHKのような卑怯な捏造質問をしたということです。議員辞職は免れません。」と発言されている。

私も全く同感である。民主党議員が「またやってしまった」かたちである。

このようなくだらない質問をする議員が国会からいなくなってくれることを心から願うものである。