「快走爛漫Ⅱ」

アウトドア大好き人間です。 (since2005.10) 

早速

2011年06月27日 21時10分17秒 | 徒然

 今日は朝から7月からの新天地へ出向き、 挨拶や業務の引き継ぎ等こなしてきた。


 

 
 やっと地元での職場。     骨を埋める覚悟でガンバリまっす!!



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サラリーマン

2011年06月26日 14時51分45秒 | 徒然

本来、 このブログは会社関連はあまり書きたくは無い(今までもできる限りそうしてきた)のだが、
今回はあえて書き込みをします。   (節目という意味もあり、 この記を残すためにも)


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金曜に辞令が発令された。    「転勤」 です。

今の職場には3年と3カ月。  本来であれば4月の定期人事で異動のハズだったが、
東日本大震災で4月のそれは全社的に無くなり、 今回の7月人事になったということ。

月~金は 超真面目なサラリーマンです。    

6/24(金)発令、  7/1(金)に新しい職場に着任です。   
場所は宇都宮市です。  通勤手段は高速道路通勤(片道50キロ以上)になりそう? です。。
毎日往復100km、 週500km、 月3,000km、 年36,000km異常(以上)??  (泣)
オイルやタイヤ等部品の消耗や交換があっという間来そうです。  それ以外にも山行で遠走りなのだし。
いままで32年間電車通勤に慣れた体。 今度は自家用車通勤のため必要以上のリスクも発生するしね。
(電車は混んでイヤだがそれでも他責ため精神的には楽。  車通勤は自責ため事故等リスクは増)

そんわけで24(金)は本社ビル等へ挨拶回り。   品川ビル ~ 新宿本社ビル ~ 田端ビルへ。 

退社後飲み会。   以降、 お決まりのカプセルホテル泊の予定だったのだが、 あまりにも多数のお店に
行ったためカプセルホテルに着いたのは3時過ぎ、 既に満室。   仕方なく錦糸町駅前のロッテリアで始発
まで時間調整。  チョー久しぶりに貫徹してしまいました。。     




(夜明けの駅は人間模様が垣間見える。 やっと開いたシャッター、 始発に乗り東京駅 ~ これまた始発の新幹線で帰宅)


来週が飲み会の本番です。  ずっと続きます。  ちなみに新職場着任日には歓迎会がある予定です。

自分が務める会社は異動時期の飲み会の回数は半端ない ・・   内示祝い、 発令祝い、 送別会、 最終日飲み、 歓迎会と続く。。
(その他、有志やお世話になった方や以前の同僚など、個人的な飲み会が毎日続く ← これは当人にとっては嬉しいことなんです)

以前の職場の千葉の仲間や先輩からもお祝いの電話やメールが引っ切り無しに届いた。  (大泣、 嬉し)

この土日は天気悪し & 来週の最後の仕上げに向けて休養に徹します。




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夏至

2011年06月22日 21時47分17秒 | 徒然

以前にも書いた   「心頭滅却すれば火もまた涼し」

本日のお昼休み、 久しぶりにスカツリを激写してきた。 
  
今日の昼間の気温と湿度と路面の照り返しには少々参ったが、 それでも登山時の暑さに比べたら全然平気。
逆に体温調節している自分の体に感謝しながら お昼休みの東京スカイツリータワーを楽しんできました。



クレーン、 ホント短くなってきた。


逆さツリー定番のじゅっけんはし。    


スカツリの真下より少し離れた場所で見るスカツリは人も少なく静かでじっくりと眺められるし、
そこにいる人たちと一言二言交わす会話も楽しい。


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もしかして晴天の下で撮った東京スカイツリータワー、 今日で最後かもしれない!?

一企業に勤めるサラリーマン、  そろそろ転勤か!?   んんっ???

(なのであえて炎天下のお昼休みに撮りに出かけた)


「2011.6.22 夏至」   

錦糸町、 押上(じゅっけんはし)。     極近い将来、 今日の日は絶対忘れないゾ!!



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巻機山

2011年06月21日 23時01分03秒 | 山歩き

「巻機山」    

上越線が計画された時も、この旧清水峠を通じるものと、現在の線路と二つの案があったそうである。
もし前者が採用されていたら (略) 柄沢山、米子頭山、巻機山の連峰が、もっと世に現われただろう。
これらの山々の中で最も高く、最も立派なのが巻機山である。

                                      深田久弥  「日本百名山」  より引用抜粋。

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6/18(土)   雨のち曇り。

自宅を出て北関東道田沼ICから乗ったあたりから雨降り。  ホントに明日晴れるのだろうか。
その雨は降ったり止んだりで水上ICあたりまで続いていた。 (月夜野周辺ではドシャ降りだった)

「国境の長いトンネルを抜けると、そこは曇り空国だった」  しかも夕方になったら太陽も出てきたし、で。  (^^v

湯沢ICで下りて湯沢の街散策。   立ち寄り湯を確認したあと登山口へ向かった。



登山口手前は毎回こんな細い林道を走っていく。  「ジムニー乗ってて正解だな」  と常々思える瞬間♪

(小回りが効き、荒れた路面もガンガンいけるジムニー買って大正解。  車泊時の狭さはご愛嬌)

夕方の下見はまだ心細くはないし両脇の幅も見えているが、 これが湯に入った後にここを登って来る時には
車幅もあまり見えず真っ暗闇で、カーブの時にはライトがコース全容を照らしきれず半ば感覚(勘)で走る。
もう慣れっこになってきた。

駐車場を確認後湯沢の街に戻り立ち寄り湯へ。

駒子の湯   500円。


その後R17沿いのコンビニで買い出し後先ほどの登山口駐車場にて車泊。


6/19(日)   晴れ。    (なんだかんだ言っても毎週晴れ)

皆晴れを期待してここに来たのか、 ここ、巻機山は登山者のクルマで既にいっぱいだった。


5時登山開始。


昨日までの雨で登山道は田んぼ状態でグチャグチャ。     でもって滑る滑る、 靴&裾ドロだらけ。。


もうこの辺は風遠しも悪く湿気たっぷり。  額からは大粒の汗が浸たり落ちる。  不快指数120%
登山道はゴロ岩の急登で一気に体力を消耗する。 

それでも5合目を過ぎる頃から視界が開け、 ブナ林で風が抜け涼しくなってきた。


6合目。    天狗岩とヌクビ沢。    あそこが今の時期残雪危険で登山禁止のコース。  見た目も怖いコース。


8合目あたり。     ここから急な階段が続く。


振り返る。   最高な景色。


ここは踏ん張り所。

9合目のニセ巻機山から避難小屋まで下る。   

ちょっとだけ残雪。   腐れ雪でアイゼン不要。  (一応軽6本持参)

昨夜は雨のため30人は泊っていたそうな。   (ギュウギュウだったそうです)


小屋から少し登った所で振り返った。    左上が9合目のニセ巻機山で、画像中央右下が避難小屋。


「登頂おめでとうございます」    と、 山ちゃんからメール受信。  (2,000m弱の割には結構長かくキツかった)

そんな山ちゃんもご家族連れて大菩薩嶺に登ったそうな。    家族サービス、 さすが山ちゃん。

谷川連峰、 万太郎、 仙ノ倉、 平標山、 大源太山、 遠くに苗場山?あたりが見えました。


(今は百目指して半ばピークハンター的な山行だが、この先少々余裕ができた時には谷川連峰馬蹄形、  
 万太郎山、 仙ノ倉山、 平標山、 大源太山周辺をじっくりと歩いてつなげてみたい。  
 その時はその集落にある民宿に投宿して群馬新潟の地酒で一献・・ )

頂上の標識のある場所で一休み後、 本当?の頂上へ行ってみた。  ???であった。
その後 牛ケ岳とその先まで行き引き返した。  ここの稜線は広くて景色抜群であった。

そして下山開始。 

池塘に咲くミズバショウ。   


ニセ巻機山で休憩後、 この先一気に下まで下った。




毎週毎週森林浴♪


無事下山完了。

(クルマは第二Pまで溢れていた)

ストレッチ、 頭洗って体拭い着替えて少々休んだ後出発。

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R291の終点まで行ってみた。  この先が群馬県との本当の境である清水峠。  (大昔はこの峠を行き来していた?)


ありがとう、、  南魚沼市 清水の集落。     そこは小さく静かな集落でした。


塩沢石打周辺の田んぼ。  そして石打丸山、上越国際スキー場。


「清水、 棚田、 おたまじゃくし、 夏の雲、 虫の声、 心地良い風・・ 」      この景色、 GOODです!!


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巻機山ダイジェスト

2011年06月19日 16時30分40秒 | 山歩き

 本日晴れる地域を検討確認したところ新潟県ということで、 その地域にある山へ行って来ました。

 「巻機山」   まきはたやま。


 6/18(土)  
 昼過ぎに自宅出発。  湯沢ICで下り立ち寄り湯可能な所を確認、 その後巻機山登山口の駐車場を下見。
 湯沢の街に戻り先ほど確認した駒子の湯へ。  (湯船に入った瞬間鼻を突く塩素臭には閉口)
 それでも体を洗いさっぱりした後近くのコンビニでおにぎりビール買い込み登山口駐車場にて車中泊。

 6/19(日)
 登山開始。

 頂上直下の池塘に咲いていたミズバショウ。     (もう終わりかな?  大きくなりすぎ感あり)
 

 頂上着。    ここでひと休み。
 

 ネットでもよく言われているが、 本当の頂上はもう少し右方面に行った頂きだそう。    
 行ってみる。  しかしその場所には頂上を示す標識一切なし。  まるで平ケ岳と同じ。   
 なので僕は先ほどの標識がある場所を巻機山頂上と解釈する。  他者も皆そう理解していた。
 (皆さんも事前にネットで見たらしく、 口々に 「変だねー」 と言っていた。  同感。)

 その標識等一切無しの頂を過ぎて先に向かった。

 牛ケ岳。   
 
 ここから見た景色もいいものだった。

 巻機山頂上へ戻り休憩後下山開始、  そして無事下山。    塩沢石打ICから高速へ。

 今日で高速1,000円終わりです。    
 

 十分使わせていただきました、  ありがとうございました。    

 棚田と赤い屋根が点在する景色、 それと対山にあるスキー場。    あの景色ってサイコー!!





明日の天気

2011年06月18日 11時59分41秒 | 徒然

 午前中自宅で久しぶりにまったり。   そしてNHKお昼の天気予報を確認。

 関東地方はこれから雨で明日も曇りや雨、 全体的に天気は悪いようだ。

 晴れる地域を探す。

 新潟や福島などの北地方が晴れる予想である。

 「よし、 新潟へ行くか。」      






 

ファン・トゥ・ドライブ

2011年06月18日 02時00分52秒 | 徒然

 昔から遠っ走りするのが好きだ。 
  
 バイクツーリングは往復1,000kmも平気だった。  そして今は登山行脚を主目的に遠出している。
 夜中の空いた道を同じペースで淡々と走り、 気が付けばあっと言う間に目的の場所に着いている、
 そんな遠走りが好きである。   (居眠り運転と安全運転には気を付けている)

 その時の相棒は、、  NHKのラジオ深夜便。

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 「あれは6月の夏至の日」 
 銚子の犬吠埼灯台で日の出を見てから走り出し、 能登半島の禄剛崎灯台で日の入りが見たくて走った。
 当時の高速道路は諏訪辺りまででその先はずっと下道。 R148なんか超クネクネの山道で、、、
 やっと入った石川県、でも氷見から輪島まで遠いのなんのって。 結局日の入りには全然間に合わなかった。
 (HONDA VF750F)

 「宗谷岬0時出発キャノンボール」
 これ、あっけなく留萌辺りでガス欠寸前でGS開くまで店頭で寂しく仮眠。 以降GS補給&睡摩と格闘しな
 がら(函館~大間はフェリー)R4をひたすら南下。 そしてついに栃木の実家着。 
 (セロー225 当時は千葉在住)

 「伊勢エビ」
 急に伊勢エビが食べたくなって夜中千葉船橋の独身寮から友人誘って伊勢志摩へ。 首都高のみであとは
 ずっとR1の下道。 鈴鹿サーキットをこの目で見た時には感動した。 でも結局伊勢エビは千葉県が
 年間の漁獲量国内No.1を知って凹んだ。   ま、 でもいいドライブだったよ。  
 (AE86レビン  (2TGは元気なかったのでAE86が出るのを待って購入))

 「全国先っちょ廻り」
 これはもうライダーなら誰しも行く場所。 全国の先っちょ岬に何故か吸い寄せられるように行ってしまう。(笑)
 最南端、 最西端、 最北端、 最東端、 四国、 九州、 北海道、 離島・・  
 (各種バイク、 スターレット、 デリカ)

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 今も、 これからもずっと走り続けたい。。。

 奥秩父ループ橋。     僕の中ではこの橋が俗世界との一線。
 

 

 雁坂トンネル。   埼玉県から山梨県に入る瞬間がいい。   「あっ、 今越えた」  ってね。
 

 

 西沢渓谷。    (甲武信岳口)
 

 御嶽山下山後、 中央高速に乗り帰宅する。

 

 こういう入り組んだジャンクションも好き。    
 

 標識を見て一瞬のうちに行く方向を判断し気持よくスイスイと走って行く。

 「楽しくて仕方ない」

 こんな時は真っ赤なロードスターフルオープンで疾走したい。   ミッションを  “コクッ、コクッ”  っと決めてね。

 ただいま。
 

 翌週も同じ道を走る。      今週は逆から入り妙高方面へ抜けた。  
  

 全然飽きない。    それどころかこれから行く場所に対しワクワクしてくる自分がいる。

 ポツンと立つ碑。
 

 夏場のスキー場は静かだ。       草木がハジケている!!
 
 (妙高国際スキー場 第二高速リフト)

 さ、 帰ろう。       CWニコルさんいるかなあ。
 

 今週も安全無事に帰って来れました。     
 


 「ただいま」


 またどこか旅しよう。。



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林道妙高小谷線

2011年06月16日 22時38分06秒 | 徒然

この前登った火打山の番外編です。

この冬に十数年ぶりに訪れた妙高杉の原スキー場とその宿。
その宿が建っている場所が、 林道妙高小谷(みょうこうおたり)線沿いにあるのです。
この冬をもって宿の営業は終わりで宿を閉め、 今夏までには解体すると言っていた。

そんな宿周辺の思い出深い地域を写真の収め、 頭の中に永遠にインプットしてきた。

まずはここ。      僕のスキーの原点の駅。


そして杉野沢バス停車場。   この先は冬季通行止め。  (林道始まり地点で終点は長野県小谷村)

スキー狂時代は宮スポーツ店の駐車場に長期間クルマを置かせてもらっていた。

林道を少し上がった所に建つ宿。


「大変お世話になりました。」

もうすぐ解体かな。


笹ケ峰キャンプ場の少し手間に立つ碑。       25年前?に通った時には気付かなかった。 


オレたちゃあ町には住めないからに♪




暗くなる前に一度笹ケ峰Pへ行き周辺の様子を確認。  その後杉野原集落まで下り立ち寄り湯に入った。

苗名の湯。     大変気持良かったです。




近くのお店でビール購入し再度林道を上がり笹ケ峰Pへ。  そして車泊。

第二高速リフト周辺から見た妙高山。

この時点ではまだ明日登る気満々だったのだが・・。


「林道妙高小谷線   笹ケ峰キャンプ場」    

杉野原の集落、 立ち寄り湯、 スキー宿、 そして林道。   
夏場は牛が放牧されキャンプ場は家族連れやライダーたちの憩いの場。

深い深い山の中の静かな静かな環境です。。。



仙台出張

2011年06月15日 21時52分59秒 | 徒然

6/14(火) ~ 6/15(水)と仙台へ出張してきました。



6/14(火)
夕方から実施の会社主催の行事に参加後市内のビジホに宿泊。 

6/15(水)
AM、 仙台にある支店ビルに出向き会議。  
PM、 海沿いにある会社の無人施設の復旧状況を視察。

その時に撮った写真です。

クルマの上にあるバイク。


この場所にあるハズが無い船。    (海から数キロ内陸の普通の道路沿い)


仙台空港外れの空き地に流されたセスナ機。   


仙台空港内の施設調査。     (こんな寄せ書きが多数貼ってあり涙出そうだった)


あの津波の爪痕は無くなっていたが、 一歩裏に行くと今だ悲惨な状況だった。




海沿いにある施設調査。


津波で曲がってしまった松林。




他にも多数撮ったがUPはしません。


海沿いの街は復旧のふの字も無いほど当時のままだそうである。  そんな光景現実を目の当たりにした。

こう言うのが正解がどうか分からないが今の僕はこれしか思い当たらないので言わせていただく。

「皆さんガンバッテください、  応援しています」


会社の組織の中で間接的にではあるが、 日々東北復旧の手助けをしています。


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火打山

2011年06月12日 18時10分41秒 | 山歩き
6/12(日)   火打山に登ってきました。       (高速1,000円掛け込みスパート)

しかしよく見ると火打は立派な山である。 その悠揚とした姿にすっかり惚れてしまった眼を隣りへ移すと、
妙高や焼のキチンとした纏まりが却って見劣りする。 三つの中では火打が最も高い。 のみならず、
緯度的に見て火打より北に火打より高い山はない。
                                深田久弥  日本百名山より引用抜粋。

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土曜、 午前中で用事を済ませた後天気図と睨めっこ。  長野新潟方面が晴れるらしい。  即決し15時出発。
今夜は登山口に早めに着けると思うと気も楽である。  いつものように田沼IC ~ 上信越道の信濃町IC下車。
黒姫高原内を抜け、 火打・妙高山登山口である笹ケ峰キャンプ場へ向かう前に苗名の湯に浸かり汗を流した。

その後 真っ暗な林道小谷妙高線(昔セローで通った時より数段綺麗になっていた)を上がり、 20時過ぎ笹ケ峰キャンプ場P着。
駐車場には前日山に入った登山者のクルマが数台あるだけで人の気配なし、 僕一人。 辺り一面静寂真っ暗な山の中。

クルマの中で酒盛り後の22時過ぎ眠りについた。   (って、 ホントはちょい怖だったので早々に寝た。 (^^; )


6/12(日)  3時半起床。   

準備整え安全考慮し少し明るくなった4時過ぎ出発。


最初はなだらかな木道が延々続く。 回りは熊笹に囲まれた道。 しばらく行くとブナの森に変わる。
小川を数か所越えると  “十二曲り” という何度も道が折れる急登となる。 そしてやっと尾根に出た。
額から大粒の汗。 水を飲み休憩。 大岩を幾つも乗り越え終わると残雪の斜面に出た。



この残雪斜面のコースが非常に分かりずらい。 今朝は自分が一番出のため他者のトレースが見当たらず、
赤テープも不明箇所多かった。  下山時の道迷いを懸念し、 少し登っては後ろを振り返り下山コースを
頭の中にイメージしておく。  その繰り返し。



でやっと大雪原に出た。  ここもどっちに行っていいのか今イチ不明。 ずーっと先に小さな赤テープ発見。
もっと分かりやすい位置にテープを付けてもらいたいものだ。  ここでガスられたら危険かもしれない。



右手にいまだ大雪を被った妙高山を見ながら大雪原を半ば適当に上方面へ歩いていくと、 やがてトラバース路に出くわす。



このトラ結構急で、 しかも下方は奈落の底って感じです。   「滑落 = 助からないかも(上がって来れない)」  

この辺りから前方に火打の山が見え出します。    いまだ一面銀世界。  
ここは新潟、 しかも日本海から遮るものは何も無い山域。 北アルプスの山域とはまたちょっと違う雰囲気です。

それは・・ 
  
前後誰も歩いていなく(先週の御嶽山は明るい山)、 またこのモノトーンの世界が余計に寂しさを醸し出しているのかもしれません。



高谷池(こうやいけ)ヒュッテ着。


小屋のスタッフに妙高山アタックの可否確認。

「残雪凄く、夏道は雪の下で当然赤テープも無い。 全編ルーファイが必須。 大倉からの急坂は危険なため止めもらいたい」

素直に諦めました。   そして小屋前で一休み。    気持を切り替え火打山登頂へ!!

小屋の前には一面池があるハズだがまだ残雪に覆われていた。




池の上を火打山目指しガシガシ進む。   残雪時期は直登・直進ができ時間短縮が図れるのは嬉しいこと。

間も無く天狗の庭に着いた。   先に見えるのが火打山。    ここから3km、 約1時間。


振り返れば黒姫山。    ここのトラ路も危険いっぱいだった。  下はジェットスラーダーがどこまでも・・


あの斜面を登れば頂上っぽい。


火打山頂上着。   当然僕一人、 風強し、 モノトーンな風景。    佐渡島は見えなかったよ。




風を遮るものは何も無し。  ちょっと下がった所でおにぎり休憩。   寒く寂しいので早々に下山。

天狗の庭手前の大雪原。  ここもガス時は緊張するかも。  左右360度どっちに歩いたらいいか分からなくなりそう。



ここで残雪1mってとこかな。


この前登った乗鞍高原、 先週の御嶽山の残雪はカワイイものだった。  
ここ新潟の山は深く厳しい。  この時期ここまで登って来る人は少ない。  

高谷池ヒュッテに戻ってきました。   しばし休憩。


ガスにならずに済んだ下山コース。
 
でも晴れているとは言えどっちに進んでも行けそう(下りられそう)な気がしてくる。 しかしホンの20mでも
コースを外れてそのまま歩いて行くと気付かないうちにどんどんコースから離れていき、 結果道遭難になってしまう。

「残雪路」  今日その危険を垣間見た。  
回り誰もいない僕一人。  目を凝らし遥か先の木にかかったほんの小さな赤テープを必死に探しながら下りました。
(大袈裟じゃなくホント。  踏み跡も縦横無尽に着いていて、 前日者?も迷いながら歩いているのが分かった))

ブナの大木の営みをじっくり見ながら下山していくと、 下方から大きな叫び声が聞こえてきた。


何だ、何だ??   下で何が起こっているんだ?   何かとんでもないことが起こっているのか!?

んんっ???


あー!!!


「山ちゃん登場」   あの叫び声は山ちゃんでした。

 (何でも熊に出会ったとか無いとか・・  
  背中のザックに “小枝” が引っ掛かり後ろに持っていかれたのを熊の仕業だと思ったらしく(笑))

ガッチリ握手し20分ほど立ち話。  実は先日山ちゃんからのメールで妙高に登る旨聞いていた。
そして本日新潟地方晴れなので、 それじゃあ火打に登りコース途中で再会するか、 と計画したのでした。

山ちゃんは今夜 高谷池ヒュッテでキャンプ泊だそうな。  いいなー泊りで。  今度また一緒に登山したいね!!

「今夜は熊のことは心配せず ゆっくりお休みください」  (爆)



ガシガシ下る。  十二曲りを終える頃・・ 


ブナの新緑に包まれました。   深呼吸深呼吸♪  虫たちの大合唱でした。


無事下山。         笹ケ峰駐車場全貌。


本日再会できることを信じて山ちゃんにお土産を買ってきました。   この前貰ったグイ呑みのお返しです。


「今度一緒に飲み明かそうぜ!」   今日も気持のいい山ちゃんでした。。

いつものように頭を洗い体を拭いて帰宅の途へ。

ここは外せません。    まだ建っていました。     (妙高小谷林道途中にある宿)


黒姫高原を抜け信濃町ICから高速に乗り90キロペースで淡々と走り16時ジャスト、 無事帰着しました。

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「火打山」
 
ヒュッテまで水場なし、 結構長丁場、 この時期残雪多く妙高山登山不可、 笹ケ峰牧場まで遠し林道狭し、
25年前に走った林道、今はスゴク綺麗になっていた、 妙高山はまた別の機会に。

山ちゃん、 また後日。。


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