「巻機山」
上越線が計画された時も、この旧清水峠を通じるものと、現在の線路と二つの案があったそうである。
もし前者が採用されていたら (略) 柄沢山、米子頭山、巻機山の連峰が、もっと世に現われただろう。
これらの山々の中で最も高く、最も立派なのが巻機山である。
深田久弥 「日本百名山」 より引用抜粋。
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6/18(土) 雨のち曇り。
自宅を出て北関東道田沼ICから乗ったあたりから雨降り。 ホントに明日晴れるのだろうか。
その雨は降ったり止んだりで水上ICあたりまで続いていた。 (月夜野周辺ではドシャ降りだった)
「国境の長いトンネルを抜けると、そこは曇り空国だった」 しかも夕方になったら太陽も出てきたし、で。 (^^v
湯沢ICで下りて湯沢の街散策。 立ち寄り湯を確認したあと登山口へ向かった。
登山口手前は毎回こんな細い林道を走っていく。 「ジムニー乗ってて正解だな」 と常々思える瞬間♪
(小回りが効き、荒れた路面もガンガンいけるジムニー買って大正解。 車泊時の狭さはご愛嬌)
夕方の下見はまだ心細くはないし両脇の幅も見えているが、 これが湯に入った後にここを登って来る時には
車幅もあまり見えず真っ暗闇で、カーブの時にはライトがコース全容を照らしきれず半ば感覚(勘)で走る。
もう慣れっこになってきた。
駐車場を確認後湯沢の街に戻り立ち寄り湯へ。
駒子の湯 500円。
その後R17沿いのコンビニで買い出し後先ほどの登山口駐車場にて車泊。
6/19(日) 晴れ。 (なんだかんだ言っても毎週晴れ)
皆晴れを期待してここに来たのか、 ここ、巻機山は登山者のクルマで既にいっぱいだった。
5時登山開始。
昨日までの雨で登山道は田んぼ状態でグチャグチャ。 でもって滑る滑る、 靴&裾ドロだらけ。。
もうこの辺は風遠しも悪く湿気たっぷり。 額からは大粒の汗が浸たり落ちる。 不快指数120%
登山道はゴロ岩の急登で一気に体力を消耗する。
それでも5合目を過ぎる頃から視界が開け、 ブナ林で風が抜け涼しくなってきた。
6合目。 天狗岩とヌクビ沢。 あそこが今の時期残雪危険で登山禁止のコース。 見た目も怖いコース。
8合目あたり。 ここから急な階段が続く。
振り返る。 最高な景色。
ここは踏ん張り所。
9合目のニセ巻機山から避難小屋まで下る。
ちょっとだけ残雪。 腐れ雪でアイゼン不要。 (一応軽6本持参)
昨夜は雨のため30人は泊っていたそうな。 (ギュウギュウだったそうです)
小屋から少し登った所で振り返った。 左上が9合目のニセ巻機山で、画像中央右下が避難小屋。
「登頂おめでとうございます」 と、 山ちゃんからメール受信。 (2,000m弱の割には結構長かくキツかった)
そんな山ちゃんもご家族連れて大菩薩嶺に登ったそうな。 家族サービス、 さすが山ちゃん。
谷川連峰、 万太郎、 仙ノ倉、 平標山、 大源太山、 遠くに苗場山?あたりが見えました。
(今は百目指して半ばピークハンター的な山行だが、この先少々余裕ができた時には谷川連峰馬蹄形、
万太郎山、 仙ノ倉山、 平標山、 大源太山周辺をじっくりと歩いてつなげてみたい。
その時はその集落にある民宿に投宿して群馬新潟の地酒で一献・・ )
頂上の標識のある場所で一休み後、 本当?の頂上へ行ってみた。 ???であった。
その後 牛ケ岳とその先まで行き引き返した。 ここの稜線は広くて景色抜群であった。
そして下山開始。
池塘に咲くミズバショウ。
ニセ巻機山で休憩後、 この先一気に下まで下った。
毎週毎週森林浴♪
無事下山完了。
(クルマは第二Pまで溢れていた)
ストレッチ、 頭洗って体拭い着替えて少々休んだ後出発。
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R291の終点まで行ってみた。 この先が群馬県との本当の境である清水峠。 (大昔はこの峠を行き来していた?)
ありがとう、、 南魚沼市 清水の集落。 そこは小さく静かな集落でした。
塩沢石打周辺の田んぼ。 そして石打丸山、上越国際スキー場。
「清水、 棚田、 おたまじゃくし、 夏の雲、 虫の声、 心地良い風・・ 」 この景色、 GOODです!!