光男の米 農家の嫁ブログ

オーガニック米・特別栽培米 光男の米
米作りの事を家族との日常の出来事を交えながら、妻の美由紀が綴ってまいります。

オーガニック米ということの責任

2016-02-29 10:28:29 | 米作り
こんにちは、妻の美由紀です。

「平成27年産 光男の米 オーガニック米」は、完売しております。
ご愛顧いただき感謝申し上げます。

今年は去年よりも早くの完売となり、ホームページをみて驚かれた方も多いことと思います。
問合せなども多く頂いておりますが、大変恐れ入りますが完売でございます。
平成28年産のご予約ですが、顧客の皆様へはいち早く「新米のご案内」を送付致しますのでその際に承ります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。



先日、有機JASの登録認定機関の講習会に夫婦2人で参加してきました。
久しぶりに前日の夜に雪が積もった、とても寒い日でした。



今回は足元の悪い中、認定機関さんの方がこちらに出張講習に来て下さいました。
おかげ様でお米の発送をお休みしなくても大丈夫でしたので、
お客様にご迷惑おかけすることがなく、本当に助かりました。

会場は、蜃気楼マラソンでおなじみの「ありそドーム」。
魚津市内ですので、地元のなかの地元。


今回の講習会では、
「有機JASと認められたお米であること」の責任をズッシリと感じてまいりました!




去年6月以降、肥料会社の表示偽装事件がいくつか発覚し重大な問題となっておりました。

「光男の米」にもお客様からの心配の声を頂きました。

有機JAS認定機関からは、この事件に関する最新情報が迅速にファクスされておりました。
新しい情報が届くたび、私どもの該当肥料でないことに安堵する日々。

「光男の米」の使用資材は、すべて今回の事件に該当せず、
「オーガニック米」として、「有機認定ほ場」として大丈夫でした。


でも、たまたま該当しなかっただけ。
今回の偽装事件の肥料も一般的に多く流通していた肥料もあったのです。

安全は、信頼。

今後の対策!そう今後どうすれば安全を守れるのか?
今回の講習会でズッシリと学んでまいりました。




書類が揃っているだけでは、×。
有機JAS認定機関さんにご協力いただき、最新情報をしっかりチェック!



光男さんも真剣です!
信用を得ることは、大切なことです。
苦労はつきものです。



厳しい規定に縛られていると感じなくもない、「有機農産物の日本農林規格」。
でも、この法律によって守られている安全があると感じます。


生産者が「うちの農産物は大丈夫だから。」と断言できることはとても大事なことだと思いますが、
有機JAS認定を通して、無農薬・有機肥料ということに真摯に取り組むことが信用を積み上げるのではと感じております。



お客様のことを考えると、「光男の米」は、苦労でも厳しくてもきちんと認定を受け続けたいと考えております。



「有機農産物の日本農林規格」でも示されているように
・該当ほ場で生産された農産物残さに由来する堆肥
・該当ほ場に生息する生物の機能の活用

ま~なんてナチュラル!

思わずナチュラルなんて書きましたが、
最近は「自然農法」という表現をよく耳にします。
実は私、「自然農法」の文言の使用範囲って解らない…。
自然って不耕起で除草もしなくて肥料も与えない自然のままってことだと一応思ってます。

ま、定義がないややこしい事にはかかわらない「光男の米」です!

「光男の米」の農法に変化が起きます!

詳細は、今年の新米が出ましたら~ホームページが新米に切り替わりましたら~
「光男の米ホームページ」の使用資材のページをご覧くださいませ。

光男の米では、全ほ場の使用資材を毎年すべて公表しております!
「平成28年産米」のこのページにご期待くださいませ。














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする