華短歌

永遠に届かぬ愛する人へ

キキョウ

2008-09-16 12:17:08 | 花短歌

うたかたの

時が過ぎ行く

待宵に

キキョウのつぼみ

ポンとはじけて

*風船が裂けるようにして咲くキキョウ、花言葉は「永遠に変わらぬ愛」

人生はあっという間に過ぎ去ってしまうのに、あなたはどうしてこんなに私を待たせるのかな・・・・

「もう、しらない!」って思ったら

キキョウが何か言いたげに私を見つめる。

それでも、変わらぬ愛か・・・・

*待宵(まつよい)・・・・中秋の名月は一昨日だったけど・・・・明日は雨かもしれない・・・・なんて名月を待ち焦がれる前夜のこと。

「来ることになっている人を待つ宵」っていう意味もあるみたい。またもや美しい日本語です。