~蝶をみまもりながらぼくは考えた。この蝶は夜には昼間の星のようなものかもしれない、そこにあっても見えない存在なのだ、と。ぼくは黙ったまま、光の当たらない美しさとはなんだろうという思いにふけった。光がなくても、それでも蝶は美しいのだろうか?~ 「リトル ターン」より
光がなくても蝶は美しいのだろうか・・・・
何度も心の中で繰り返してみる・・・・
「光がなくても蝶は美しいのだろうか・・・・」
私にとってのサインの一つに「青い蝶」があります。何かを考えている時ふと「青い蝶」が目にとまる。もちろん本物の青い蝶は、図鑑や標本の中でしかお目にかかれず、実際に目にするのは写真やオブジェやアクセサリーだけど・・・・
私は「青い蝶」に出会ったときは自分にとってのOKサインだと勝手に思っている。
昨日たまたま手に取った本に載っていた蝶の挿絵はモノクロだったけど一瞬瑠璃色に見えてしまってしばらく眺めていた、その脇に書かれた文章とともに・・・・
「星の王子様」「かもめのジョナサン」「リトル ターン」・・・・大人の寓話はいつも
大切なことを思い出させてくれる、見えない世界への視線、心の目で見る大切さを・・・・