2007年に廃線になった、茨城県の中部、
石岡駅から鉾田駅を走っていた鹿島鉄道線を、
シリーズでアップしています。
![鹿島鉄道線路線図](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/d8/593ae65dddb23136390b763766172d56.png?random=b8c47ee4d970e0de8b5fce9f9c7150d5)
鹿島鉄道線路線図
前回は鉾田駅とその周辺をアップしたので、
これからは順番に石岡へ向かって上って行こうと思います。
![鹿島鉄道坂戸駅跡](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/35/26d6db6063308c5e6e057f97d84524fd.jpg?random=d44d9482b033e4ee7f80e5de68061a12)
鹿島鉄道坂戸駅跡
鉾田から最初の坂戸駅。→Mapion
廃線になっても、線路が残っているうちは、
ウェブ地図に表示されている事が多いですが、
この鹿島鉄道は、google map や Mapion などで、
既に全く表示されません。
2010年の暮れの時点では、
鉾田から数駅は、まだ撤去作業が行なわれず、
駅舎からホームまで、往年の姿を留めていました。
坂戸駅はもともと無人駅だったので、
駅名板が無くなっている以外は、
それほど現役時代と変わらない様子です。
撮影が冬だったせいもあって、線路を覆う雑草がなく、
今でもコトコトとディーゼル車輛が入ってきそうです。
![鹿島鉄道巴川駅跡](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/f7/f1e7a6d11baa4097267f85dd8d50d32a.jpg?random=e1ad1c8d80d78b38ed22dfd7016372b5)
鹿島鉄道巴川駅跡
鉾田から2駅目の巴川駅。→Mapion
ここも、もともと無人駅で、坂戸駅同様、
ログハウス風の待合室だけがポツンとある、
1本ホームの駅です。
動く鉄道には殆ど興味がありませんが、
なぜか鉄道の駅は特別で、
特に無人駅は昔から気になる存在でした。
最近ではにわかに無人駅が脚光を浴びているようで、
AKBのメンバーが『無人駅』という曲を出したり、
無人駅を紹介する書籍等もちらほらみかけます。
でも、なぜ無人駅に惹かれるのだろう?と思います。
AKBの『無人駅』は演歌調の曲で、
これは明らかに秋本氏の戦略ですが、
それは別としても、無人駅は、
「演歌ー哀愁」といったキーワードに結びつきやすいようです。
![鹿島鉄道巴川駅跡](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/f1/7140ca414ea0543ca3537b432e3f1f76.jpg?random=a452f6e6f3c6bcc814eefc864c6b4960)
鹿島鉄道巴川駅跡
個人的には、
これまでの記事で時々アップして来ましたが、
映画『ミッション・トゥ・マーズ』に登場するドン・チードルが、
無人の火星の廃墟基地で、何年もひとりで過ごしたり、
築50年級の団地での孤独死といった系列の魔力の、
ほんの入口なのかもしれない、などと思ったりします。
しかし実際の理由は、
長閑な風景に溶け込むほっこりした無人駅の癒し効果、
といったあたりでしょうか。
![鹿島鉄道玉造町駅前](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/e9/e06b442d724107cc79a5161ebbae5c55.jpg?random=b451d167388f2d08f5821d61f66463bf)
鹿島鉄道玉造町駅前
次は借宿駅、榎本駅と続きますが、
鉾田駅から遡るのにタクシーを使ったので、
これらの駅は飛ばしてしまいました。
そして、沿線では一番のターミナル駅だった玉造町駅。
残念なことに、駅の施設は完全に撤去されて、
跡形も無くなっていました。
ただ、駅前の商店街は幼少の頃の記憶のままでした。
画像の道の突き当たりが玉造町駅の跡です。
![鹿島鉄道玉造町駅前](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/2a/062e4c90e30a37da0a2fcf289828bfe5.jpg?random=849b542d61f3328d3650e1e1e0c458ac)
鹿島鉄道玉造町駅前
木造とトタンでできた建物が並ぶ商店街。
今ではだいぶ仕舞屋も多い印象で、
何十年もかけてゆっくりと変化してきたんだと思います。
![鹿島鉄道玉造町駅前](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/45/7ce7eee16604b7bc2a42434e42dce043.jpg?random=9a0acdde03830aba2aee3eab1852d0ea)
鹿島鉄道玉造町駅前
商店街を歩いていると、
昭和レトロまっしぐらな看板がありました。
生まれたてのバンビの右横にある黒いものは、
練炭、ということでしょうか。
それはともかく「京阪練炭」が気になり、
ちょっと調べてみると、
現在は「ケイハン」の名で営業する、
手広く工業製品を扱う京都の会社でした。
もともと旧国鉄の蒸気機関車用練炭の製造ではじまったそうで、
サイトには支社の情報も出ていますが、
そこには志免の名前があります。
MAPもあるのでクリックしてみると、
なんとついこの前アップした志免鉱業所の敷地の中です!
→ Mapion
地図のすぐ真下には志免鉱業所の竪坑櫓があります。
旧国鉄の練炭を作っていたということから考えると、
志免鉱業所に大きなかかわりがあった会社だったんでしょうか。
■シリーズ鹿島鉄道線:NEXT TOP
★ 廃線跡の記録 2 ★
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/b8/37165c8507c96ce1fb7fb30b331bf71c.png?random=e6058483cd7d3c7a1d8b4c39708beef7)
KLO@廃墟徒然草による鹿島鉄道線のリポート掲載。
その他、鉄道ファンとはひと味違う、
ワンダーJAPANならではの廃線跡の記録が満載。
石岡駅から鉾田駅を走っていた鹿島鉄道線を、
シリーズでアップしています。
![鹿島鉄道線路線図](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/d8/593ae65dddb23136390b763766172d56.png?random=b8c47ee4d970e0de8b5fce9f9c7150d5)
鹿島鉄道線路線図
前回は鉾田駅とその周辺をアップしたので、
これからは順番に石岡へ向かって上って行こうと思います。
![鹿島鉄道坂戸駅跡](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/35/26d6db6063308c5e6e057f97d84524fd.jpg?random=d44d9482b033e4ee7f80e5de68061a12)
鹿島鉄道坂戸駅跡
鉾田から最初の坂戸駅。→Mapion
廃線になっても、線路が残っているうちは、
ウェブ地図に表示されている事が多いですが、
この鹿島鉄道は、google map や Mapion などで、
既に全く表示されません。
2010年の暮れの時点では、
鉾田から数駅は、まだ撤去作業が行なわれず、
駅舎からホームまで、往年の姿を留めていました。
坂戸駅はもともと無人駅だったので、
駅名板が無くなっている以外は、
それほど現役時代と変わらない様子です。
撮影が冬だったせいもあって、線路を覆う雑草がなく、
今でもコトコトとディーゼル車輛が入ってきそうです。
![鹿島鉄道巴川駅跡](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/f7/f1e7a6d11baa4097267f85dd8d50d32a.jpg?random=e1ad1c8d80d78b38ed22dfd7016372b5)
鹿島鉄道巴川駅跡
鉾田から2駅目の巴川駅。→Mapion
ここも、もともと無人駅で、坂戸駅同様、
ログハウス風の待合室だけがポツンとある、
1本ホームの駅です。
動く鉄道には殆ど興味がありませんが、
なぜか鉄道の駅は特別で、
特に無人駅は昔から気になる存在でした。
最近ではにわかに無人駅が脚光を浴びているようで、
AKBのメンバーが『無人駅』という曲を出したり、
無人駅を紹介する書籍等もちらほらみかけます。
でも、なぜ無人駅に惹かれるのだろう?と思います。
AKBの『無人駅』は演歌調の曲で、
これは明らかに秋本氏の戦略ですが、
それは別としても、無人駅は、
「演歌ー哀愁」といったキーワードに結びつきやすいようです。
![鹿島鉄道巴川駅跡](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/f1/7140ca414ea0543ca3537b432e3f1f76.jpg?random=a452f6e6f3c6bcc814eefc864c6b4960)
鹿島鉄道巴川駅跡
個人的には、
これまでの記事で時々アップして来ましたが、
映画『ミッション・トゥ・マーズ』に登場するドン・チードルが、
無人の火星の廃墟基地で、何年もひとりで過ごしたり、
築50年級の団地での孤独死といった系列の魔力の、
ほんの入口なのかもしれない、などと思ったりします。
しかし実際の理由は、
長閑な風景に溶け込むほっこりした無人駅の癒し効果、
といったあたりでしょうか。
![鹿島鉄道玉造町駅前](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/e9/e06b442d724107cc79a5161ebbae5c55.jpg?random=b451d167388f2d08f5821d61f66463bf)
鹿島鉄道玉造町駅前
次は借宿駅、榎本駅と続きますが、
鉾田駅から遡るのにタクシーを使ったので、
これらの駅は飛ばしてしまいました。
そして、沿線では一番のターミナル駅だった玉造町駅。
残念なことに、駅の施設は完全に撤去されて、
跡形も無くなっていました。
ただ、駅前の商店街は幼少の頃の記憶のままでした。
画像の道の突き当たりが玉造町駅の跡です。
![鹿島鉄道玉造町駅前](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/2a/062e4c90e30a37da0a2fcf289828bfe5.jpg?random=849b542d61f3328d3650e1e1e0c458ac)
鹿島鉄道玉造町駅前
木造とトタンでできた建物が並ぶ商店街。
今ではだいぶ仕舞屋も多い印象で、
何十年もかけてゆっくりと変化してきたんだと思います。
![鹿島鉄道玉造町駅前](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/45/7ce7eee16604b7bc2a42434e42dce043.jpg?random=9a0acdde03830aba2aee3eab1852d0ea)
鹿島鉄道玉造町駅前
商店街を歩いていると、
昭和レトロまっしぐらな看板がありました。
生まれたてのバンビの右横にある黒いものは、
練炭、ということでしょうか。
それはともかく「京阪練炭」が気になり、
ちょっと調べてみると、
現在は「ケイハン」の名で営業する、
手広く工業製品を扱う京都の会社でした。
もともと旧国鉄の蒸気機関車用練炭の製造ではじまったそうで、
サイトには支社の情報も出ていますが、
そこには志免の名前があります。
MAPもあるのでクリックしてみると、
なんとついこの前アップした志免鉱業所の敷地の中です!
→ Mapion
地図のすぐ真下には志免鉱業所の竪坑櫓があります。
旧国鉄の練炭を作っていたということから考えると、
志免鉱業所に大きなかかわりがあった会社だったんでしょうか。
■シリーズ鹿島鉄道線:NEXT TOP
★ 廃線跡の記録 2 ★
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/6f/dada491ac9adfdf37cd119058e3dc44c.jpg?random=d77e4f158221e1b8e4cac72fe3b64cba)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/b8/37165c8507c96ce1fb7fb30b331bf71c.png?random=e6058483cd7d3c7a1d8b4c39708beef7)
KLO@廃墟徒然草による鹿島鉄道線のリポート掲載。
その他、鉄道ファンとはひと味違う、
ワンダーJAPANならではの廃線跡の記録が満載。
懐かしいですね。鹿島鉄道。
そういえば、駅の写真を送る約束を
忘れていました。すみません。(汗)
桃浦駅を楽しみにしています。
まだ、交番あるかなぁ...
鹿島鉄道をご存知でしたか!
桃浦駅、という名前がでてくるので、
かなりご存知のようですね。
桃浦駅は次の次くらいに予定していますが、
交番?…はちょと覚えてません。
少なくとも駅前にはなかったと思います。
駅の写真は私も忘れていましたので、おきになさらないでください。