廃線：東京都港湾局専用線 ＃40

かつて東京の中央区／江東区を走っていた、
貨物専用線＜東京都港湾局専用線＞
最後の今日は線路の始発点まで戻って越中島貨物駅です。
港湾局専用線が晴海埠頭を走っていた晴海線と、
豊洲埠頭を走っていた豊洲線の２路線があり、
その２つが深川線からそれぞれ分かれていた話、
そして深川線の始発点、越中島貨物駅は、
JR亀戸駅から分岐する貨物線～小名木川線～の終点でもある話は、
以前の記事でも触れましたが、
以前張出されていた越中島駅の土地売却告知がその後なくなったのを見ると、
買い手がつかず結局都の用地として利用する事になったんでしょうか。



石川島の古色蒼然とした巨大工場と、
その間を縫う様に走っていた廃線。
深い木立に埋もれたヤード跡だったり、
所々に錆び付いた信号機があったり、
積み上げられた枕木だったりと、
そんな光景が好きでよく通った港湾局の専用線跡でしたが、
その全てが無くなってしまった今、
もうここへ足を運ぶこともないと思います。

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廃線：東京都港湾局専用線 ＃39

かつて東京の中央区／江東区を走っていた、
貨物専用線＜東京都港湾局専用線＞

昨日までアップして来たヤード跡を更に先へ進んだ、
晴海埠頭内にわずかに残る線路跡。
以前の記事でもアップしましたが、
豊洲埠頭と晴海埠頭を結ぶ環状２号線の連絡橋がだいぶ完成した頃も、
まだ僅かな線路と「上屋」が残っていました。

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廃線：東京都港湾局専用線 ＃38

かつて東京の中央区／江東区を走っていた、
貨物専用線＜東京都港湾局専用線＞

昨日と同じ、数年前まで残っていたヤード跡。
この画像も10年以上前のもので、
フィルムカメラにアンバー・フィルターをかけて撮影したので、
画面全体が秋色になってしまってますが、
ヤードに育っていた木々は綺麗に色ずく紅葉樹で、
秋も深まると線路はオレンジや黄色の葉に覆われて、
実際にもこんなイメージだったのを思い出します。

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廃線：東京都港湾局専用線 ＃37

かつて東京の中央区／江東区を走っていた、
貨物専用線＜東京都港湾局専用線＞

今日はかつて残っていたヤード跡です。
晴海埠頭に入ってしばらく進むと、鬱蒼とした木立の中に
ほんの数十メートルの区間だけヤードがそのまま残っていた所がありました。
といっても画像はもう１０年以上前のもので、
つい最近まで残っていたと思いますが、
今では水道局の施設建設のため全て更地状態になってしまった場所です。

港湾に残る幾本もの線路跡は、
かつてここに貨物線が走っていた事を明確に伝えてくれていましたが、
今では晴海埠頭にその名残もほとんど無くなってしまいました。

石川島造船の跡地に建てられたパークシティ豊洲の敷地内に、
かつて造船場の構内を走っていた貨物線の一部が残っている様に、
このヤード跡も何らかの形で残して欲しかったものです。

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廃線：東京都港湾局専用線 ＃36

かつて東京の中央区／江東区を走っていた、
貨物専用線＜東京都港湾局専用線＞

昨日までアップして来たデーゼル機関車の車輛庫が、
深い木立ちに包まれていた様子は既にアップしましたが、
その深い木立のはずれに信号機が立っていました。
かつては港湾へ出入りする沢山のトラックの為に働いた信号機も、
今は取り除かれてしまっていると思います。

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廃線：東京都港湾局専用線 ＃35

画像はクリックすると拡大されます (1000X700 pix)

かつて東京の中央区／江東区を走っていた、
貨物専用線＜東京都港湾局専用線＞

昨日までアップしたディーゼル機関車の格納庫の裏手に残っていた、
林の中を抜ける１本線路です。
晴海線全線の中でもっとも好きだった場所なので、
大きなサイズの画像もアップします。

昼なお暗い雑木林の中を一本の線路が抜けて行く様子は、
以前にアップした安比奈線の雑木林の中の廃線にも似ていますが、
安比奈線のそれより随分と暗かった印象があります。
※winでご覧の方はちょっと暗いかな。

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廃線：東京都港湾局専用線 ＃34

かつて東京の中央区／江東区を走っていた、
貨物専用線＜東京都港湾局専用線＞

格納庫に眠る２輛のディーゼル機関車。
以前の記事でもこの２輛の機関車はアップしていますが、
せっかくなんでショット違いをもう一枚。

江東区の議事録を見ると、
晴海線に続く両国から分岐している小名木川線は、
一般路線への変更計画もあるようですが、
ここまで解体された晴海線がそれに続くことはなさそうですね。
かつて砂利運搬専用線だった横浜を走る相模鉄道のようになれば、
それはそれでよかったと思います。

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廃線：東京都港湾局専用線 ＃33

かつて東京の中央区／江東区を走っていた、
貨物専用線＜東京都港湾局専用線＞。
前回に引き続きディーゼル機関車の機関庫内観。

天井と壁面の窓明かりだけが照らし出す、
錆色の世界。
廃線になってからそんなに時間が経っていないせいか、
棟内はまだ昨日まで作業をしていた雰囲気すら漂わせていました。

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廃線：東京都港湾局専用線 ＃32

しばらくお休みしていましたが、
晴海線の話を続けようと思います。

かつて東京の中央区／江東区を走っていた、
貨物専用線＜東京都港湾局専用線＞。
前回はディーゼル機関車の機関庫の外観で終わっていたので、
今回からは機関庫の内部を少し。

室内に置かれたボンベには「東京港埠頭公社」の文字が。
ここが港湾の施設だという事を実感させてくれます。

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廃線：東京都港湾局専用線 ＃31

かつて東京の中央区／江東区を走っていた、
貨物専用線＜東京都港湾局専用線＞の話。

今日からしばらくは石川島重工業／晴海橋梁のページにも掲載されている、
貨車を牽引するディーゼル機関車の機関庫です。
ヤード跡地の隅に、生い茂る木々に覆われて姿を隠す様に建っていた機関庫。
中に眠っていた２輛の機関車が売りに出されていたと聞いた事もありますが、
果たして引き取り手はあったんでしょうか。
客車ならレストランにするとか利用範囲も広いと思いますが、
機関車は保存以外難しそうですね。
個人で買い取って、庭の機関庫に眠ってますー♪
なんてことはまずないだろうし。。。

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廃線：東京都港湾局専用線 ＃30

かつて東京の中央区／江東区を走っていた、
貨物専用線＜東京都港湾局専用線＞の話。

昨日アップした信号設備の残骸らしきものの隣には、
大量の枕木も積み上げられていましたが、
草の中に積み上げられた枕木は、
作品のようにすら見えました。

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廃線：東京都港湾局専用線 ＃29

かつて東京の中央区／江東区を走っていた、
貨物専用線＜東京都港湾局専用線＞の話。

これは信号関係の設備でしょうか。
昨日アップした分岐点のすぐ近くに、
草に埋もれて静かに横たわっていました。
撮影当時はこういった設備の残骸が、
至る所に眠っていました。

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廃線：東京都港湾局専用線 ＃28

かつて東京の中央区／江東区を走っていた、
貨物専用線＜東京都港湾局専用線＞の話。

昨日アップした植物の中に消えゆく線路を暫く進むと、
やがて貨物ヤードへ繋がる分岐点へ辿り着きますが、
分岐した部分のわずか5mほどだけ線路が残っていました。
なぜたったこれだけ残したのかはわかりませんが、
おかげで見学のしがいはあります。
といってもGoogleマップの航空写真を見る限り、
今はもうなさそうですが・・・

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廃線：東京都港湾局専用線 ＃27

かつて東京の中央区／江東区を走っていた、
貨物専用線＜東京都港湾局専用線＞の話。
今日は、昨日までアップして来た晴海橋の東側に延びる線路跡です。

google マップの航空写真で見ると、
その撮影時ですでに工事が行われているようなので、
もう今は残っていないかと思いますが、
かつては晴海橋を越えて晴海埠頭に入ってからも、
ずっと線路は続いていました。

昨日アップした画像同様、植物に飲み込まれて行く線路。
特にこのエリアは、
左右をセメント工場の大きな建物と春海公園の深い森に囲まれ、
とても静かな場所だったのを思い出します。

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廃線：東京都港湾局専用線 ＃26

かつて東京の中央区／江東区を走っていた貨物専用線の、
数少ない残存遺構＜晴海橋＞。
10回にわたってアップして来ましたが、
最後は橋の東端部分です。

錆び付いた鉄橋もいいですが、
やっぱり植物に飲み込まれる線路に、
廃線の魅力を感じます。

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