前回の記事でアップした埼玉県の吉見百穴は、
古墳時代の集合墳墓跡という以外にもう1つ、
軍需工場跡という側面も持っています。
![吉見百穴](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/75/b796b4f4d00a1dfb9ef0ecf3ad3d2064.jpg?random=76e0f3429b6ffd106f5ec8a875439515)
山の裾野の一角に、
かつての地下軍需工場への入口があります。
勿論軍需工場用なので、
入口の大きさは墳墓のそれより遥かに大きく、
人が歩行したまま入れます。
![吉見百穴](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/37/80c7af248474c6dfba953c60e201fcbd.jpg?random=eedcef1ba7705954074b3668afa33ae7)
内部は照明が設置されているものの、
それほど明るくはなく、
少しひやりとした空気を感じます。
通路は縦横に整然と掘られています。
解説板を要約すると、
第二次世界大戦末期、都内にあった中島飛行機の工場の疎開地として、
この吉見付くが選ばれ、
工作機械が搬入されてエンジンの製造がはじまったものの、
結局本格的な製造が行なわれることなく、
敗戦を迎えたとあります。
掘削の使役には3500人もの朝鮮人がかりだされ、
昼夜問わず掘り続けたそうです。
![吉見百穴](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/2f/9c18943747153b6c4004d67227b9f1b3.jpg?random=f4bcd441d1c45f3cf052ab5b85653aef)
入口付近は照明も施され、
そこそこ見えますが、
奥に行くに従って照明もなくなり、
漆黒の闇がどこまでも続くかの様です。
![吉見百穴](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/83/90f99df77bfa53b8c4dcc64acdfcdf33.jpg?random=0ecab2ef77e02c059fa8c6eb9ba418c7)
見学出来るのは全体のほんの一部で、
深部は全て柵で頑丈に塞がれています。
![吉見百穴](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/08/2a54d318f99511bfbef8223e3575fccd.jpg?random=a8dac90f67f36ccbbbea9fe4f1919937)
現在では、製造工場で使われた什器等は一切なく、
がらんどうの地下空間が広がるばかりですが、
壁面や床面に残された手掘りの掘削の跡が、
戦火の過酷な状況を今に伝えています。
![吉見百穴](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/58/9db4920afb740fed44abcc871d01fe64.jpg?random=d3c8e7eda5454d13bcc077c49c85e106)
昭和の時代には仮面ライダーやウルトラマンなどの
特殊撮影の舞台としても使われた吉見百穴。
![吉見百穴](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/ac/b12e4fac9bcde639177d93c9127b2ec6.jpg?random=f652cfa65120b1c7d4864f02389aebdf)
今では脱力系のお土産屋が数件建ち並び、
いい感じのほっこり具合です。
![吉見百穴](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/4e/4b70ad72de6a243fa76b3abf4b170ec5.jpg?random=5f5b98a92426b0ea10707b8877711c4d)
悠久の古墳時代と過ぎ去りし戦争時代に想いを馳せながら、
埼玉名物「五家宝」を頂きました。
![吉見百穴](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/5f/659942114dddd96d8fe5f48b06ab68fa.jpg?random=72d484ef7b9a5d2da7a0c3f2c4b449df)
古墳時代の集合墳墓跡という以外にもう1つ、
軍需工場跡という側面も持っています。
![吉見百穴](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/75/b796b4f4d00a1dfb9ef0ecf3ad3d2064.jpg?random=76e0f3429b6ffd106f5ec8a875439515)
山の裾野の一角に、
かつての地下軍需工場への入口があります。
勿論軍需工場用なので、
入口の大きさは墳墓のそれより遥かに大きく、
人が歩行したまま入れます。
![吉見百穴](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/37/80c7af248474c6dfba953c60e201fcbd.jpg?random=eedcef1ba7705954074b3668afa33ae7)
内部は照明が設置されているものの、
それほど明るくはなく、
少しひやりとした空気を感じます。
通路は縦横に整然と掘られています。
解説板を要約すると、
第二次世界大戦末期、都内にあった中島飛行機の工場の疎開地として、
この吉見付くが選ばれ、
工作機械が搬入されてエンジンの製造がはじまったものの、
結局本格的な製造が行なわれることなく、
敗戦を迎えたとあります。
掘削の使役には3500人もの朝鮮人がかりだされ、
昼夜問わず掘り続けたそうです。
![吉見百穴](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/2f/9c18943747153b6c4004d67227b9f1b3.jpg?random=f4bcd441d1c45f3cf052ab5b85653aef)
入口付近は照明も施され、
そこそこ見えますが、
奥に行くに従って照明もなくなり、
漆黒の闇がどこまでも続くかの様です。
![吉見百穴](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/83/90f99df77bfa53b8c4dcc64acdfcdf33.jpg?random=0ecab2ef77e02c059fa8c6eb9ba418c7)
見学出来るのは全体のほんの一部で、
深部は全て柵で頑丈に塞がれています。
![吉見百穴](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/08/2a54d318f99511bfbef8223e3575fccd.jpg?random=a8dac90f67f36ccbbbea9fe4f1919937)
現在では、製造工場で使われた什器等は一切なく、
がらんどうの地下空間が広がるばかりですが、
壁面や床面に残された手掘りの掘削の跡が、
戦火の過酷な状況を今に伝えています。
![吉見百穴](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/58/9db4920afb740fed44abcc871d01fe64.jpg?random=d3c8e7eda5454d13bcc077c49c85e106)
昭和の時代には仮面ライダーやウルトラマンなどの
特殊撮影の舞台としても使われた吉見百穴。
![吉見百穴](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/ac/b12e4fac9bcde639177d93c9127b2ec6.jpg?random=f652cfa65120b1c7d4864f02389aebdf)
今では脱力系のお土産屋が数件建ち並び、
いい感じのほっこり具合です。
![吉見百穴](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/4e/4b70ad72de6a243fa76b3abf4b170ec5.jpg?random=5f5b98a92426b0ea10707b8877711c4d)
悠久の古墳時代と過ぎ去りし戦争時代に想いを馳せながら、
埼玉名物「五家宝」を頂きました。
![吉見百穴](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/5f/659942114dddd96d8fe5f48b06ab68fa.jpg?random=72d484ef7b9a5d2da7a0c3f2c4b449df)