昨年、「中国の核実験」(医療科学社 2008)の出版後、版元が広島平和記念資料館売店での販売について、広島平和文化センターへ書籍委託を申しいれましたが、断られた経緯があります。7月15日献本をして,三日後に、断りの連絡が、担当者自身より電話であったのでした。とんでもない広島平和文化センターでした。
しかし本年5月、平和公園内の広島国際会議場での高田純の講演「知られざる中国の核実験災害」をお聴きになったひとりの広島市民の方が、広島平和記念資料館で『中国の核実験』が委託不可になった件で、私憤に駆られて,広島平和記念資料館に問い合わせをしたそうです。その熱意の結果、『中国の核実験』を広島平和記念資料館で扱うこととなりました。
いまだに”唯一の被爆国”といい続ける偽装反核平和団体に占拠されている世界最初の核被災地広島ですが、2009年、大きな一歩を踏み出しました。ノーモア・シルクロード!!!
J博士