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シルクロードと科学 ある物理学者の独りごと Silk Road and Science

天山山脈の北の麓の都アルマトイに、私が初めて訪れたのは平成7年(1995年)10月でした。

広島と中国新聞の「反核」姿勢に疑問符

2008-11-26 11:24:40 | 報道の役割

 実は、中国新聞(広島本社 シナではない)へは、出版社から、「中国の核実験」を献本しています。そればかりか、私たちのカザフスタン調査に同行した記者にも直接、刊行直前に、この件で、メールの交換をしているのです。過去、幾度と無く、私の米ソの核災害調査を報道している中国新聞です。今だに、取材は受けていません。この新聞社の「反核」姿勢は、いったいどうなっているのか、理解できなくなりました。

 その上、医療科学社は、広島平和記念館内の書籍の売店での販売を、断られています。広島平和文化センターが断ったそうです。拙著の前作2種は、販売の実績があるのも関わらず。広島市の平和の姿勢が問われるのではないでしょうか?

 両機関とも、ご意見ありましたら、放射線防護情報センター高田純まで、ご遠慮なくメールください。 もちろん、今後も中国新聞の取材には、筋が通れば協力します。JT


日本の報道の役割

2008-11-22 07:26:46 | 報道の役割

ウイグル・チベット・南モンゴル3民族連帯支援のみなさん、とうとう、中国の核実験災害の報道に対して、日本の新聞社が沈黙を破りました!歴史的報道です。

私の取材をし、記事を執筆した東京新聞記者・浅井正智氏とは初対面でしたが、この未曾有の非人道問題を報じる記者心を、強く感じました。また、彼の属する東京新聞外報部のしっかりした姿勢が見えてきます。彼からの昨日の連絡によると、本社の中日新聞300万部でも、中国の核実験災害の記事が同時掲載されたとのことです。

多くの日本人が、この中国核実験災害を知る大事なきっかけのひとつです。3民族連帯支援のみなさん、この情報を、拡散してください。東京新聞や中日新聞の読者の声の欄に、投書してください。

昨日、私はワシントンDCの在米ウイグル協会のラビア・カーデルさんと秘書へ、東京新聞が中国の核実験災害を報じたことを、伝えました。いつか、海外メデアも報じることでしょう。もちろん、日本発の英字新聞が最初に報じるべきかと思います。読売、共同、NHK、民報TV、沈黙を破れ!偽の反核姿勢はやめたい。日本の役割を真剣に考えてほしい。 

                                                                                                                                JT 08.11.22


東京新聞「こちら特報部」が報じた中国の核実験災害

2008-11-21 16:01:58 | 報道の役割

 本日の朝刊で東京新聞が、報道機関としては初めて「中国の核実験災害」の科学調査結果を報じました。とうとう日本の報道機関が、この問題で沈黙を破った記念の第一報です。

 先週の土曜日に、札幌医大にて取材を受けました。まだ本人は、記事を見てはいませんが、東京方面の方々は、既にお読みになったでしょうか。  高田純