(写真)T-シャツで挑発するつもりはなかったと言うBagourさん
母親はフランス南部で裁判にかけられています。息子に「私は爆弾です」「9月11日に生まれました」と書かれているT-シャツを着せて保育園に行かせたという理由です。
35才のBagourさんは、昨年9月に、教員から警察に通報され、犯罪を美化しているとして告訴されました。
裁判の初日に、彼女はテロを支持しているのではないと述べました。
彼女のジハードという名前の3才の息子にT-シャツ与えた兄も裁判で共同被告人ですが、同じく罪を否定しています。
9月24日に保育園に着せて行かせたT-シャツの前部に「ボクは爆弾」、後ろ側に「ジハード、9月11日生まれ」と書かれていました。
Bagourさんは、「何も考えずに息子にシャツを着せていた」と裁判所で語りました。
彼女は、挑発の意味はないと主張し、息子は9月11日に生まれたと強調しました。
彼女の兄は、T-シャツを買うことによって、どんなことが起こるか考えもしなかったと言いました。
「私が強調したかったのは彼が生まれた日であって年ではありません。」と彼は法廷で述べました。
検察は、被告側は後悔の念を示していないと主張しました。
「これがテロへの直接的・中傷的な暗示ではないと誰が主張できるのか?」と検察官が尋ねました。
彼はBagourに1,000ユーロを兄に3,000ユーロの罰金を求めました。
裁判は来月まで延期されました。
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「ジハード・爆弾・9/11」という言葉が入ったT-シャツとなると、テロを肯定しているように思えますね。でも、裁判にかけて罰金とは!?
フランスはテロに慎重になっているようです。
ちょっと考えられませんね。
ジハードという名前とか。
ナーバスになっているというか、私はフランス国の判断は普通だと思いますけど。