蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

アシダンテラとゼフィランサス  (bon)

2014-08-25 | 花鳥風月

朝夕に、ちょっと夏の終わりを感じる頃となりました。 陽は短くなりました。

それでも、日中は、まだまだ苛立たしいくらいの猛暑です。 全国的に集中豪雨が大きな被害をもたらしています。
とくに、広島地方は、死者・行方不明者が多数出ています。報道では、土壌そのものが脆い上に、多量の雨が土石流を
引き起こすのだといっています。テレビの映像で見ると、山際まで住宅があり、危険を感じます。

 このような、時季ですが埼玉の朝霞は雨の大変少ないところで、このところも全く雨がありません。ベランダでは、
毎日水やりに汗しています。 今朝は、どんよりとして時々小雨が降っています。

 

先日、サギソウが咲いて、喜んでいると、
またまた春に植えた球根、アシダンテラゼフィランサスの花が同時に咲きました。グラジオラスなどと一緒に来た球根で、
花を見るまでは、どれがどれやらなかなか見分けがつきにくい感じでしたが、花が咲くとそれぞれに特徴のある美しい
顔をしています。
ゼフィランサスの方は、背丈も短く、ひっそりと地味な感じですが、花は、それに比して大きく感じられ色も妖艶?な感じです。

ネットから、少し詳しい解説を引用しましたので以下に記述します。

 

アシダンテラ  学名:Gladiolus callianthus (=Acidanthera bicolor) 原産地は、エチオピアだそうです。

              アシダンテラ
                  

 

 アシダンセラと発音することもあるそうです。 グラジオラスに似たアヤメ科の球根植物です。エチオピア、タンザニア、
マラウイなどに約20種の原種があるといいます。
日本には1935年頃に、エチオピア産のアシダンテラ・ビカラーA.bicolor Hochst.とその変種のムリエレーというのが、
主に切り花として入ってきたのだとか。 “美しいほうのムリエレーは白色花で内側の3弁の基部に紫黒紅色の鮮やかな
斑紋があり,魅力的である。芳香が午後になると強くなるので,切り花や花壇で愛好される。”  という。
形状や性質はグラジオラス(春植え)と似ていますが、寒さに非常に弱いなど一般のグラジオラスとはやや性質が異なる
ところがあるようです。

 ゼフィランサス 学名:Zephyranthesといい、ヒガンバナ科で、属名は、ギリシャ語Zephyros(西風)と
anthos(花)を組み合わせた名前が語源だそうです。
 

              ゼフィランサス
                  

 

 メキシコを中心に北米南東部・西インド諸島・中央・南アメリカに35-40種があり、温暖な地域で生育し土中に鱗茎を
形成する多年草です。10-25cm位の草丈で、ひっそりと咲きます。 日本では園芸植物として広く植栽されていて、
江戸末期から明治初期に渡来した、タマスダレサフランモドキは繁殖力が強く耐暑性に優れ、耐寒性もあるため、
人里周辺に野生化したものをよく見かます。花色は白色、桃色、黄色などがあり、種間の交配が比較的容易なことから
両親の血を受け継いだ様々な色合いのものが存在するのですね。

近縁のハブランサス属Habranthus、クーペリア属Cooperiaとともに、多くの種は乾燥の後に雨が降って球根が潤うと
花径をのばし、開花する性質があるため レインリリー と呼ばれたりします。 
“ハブランサスは斜めあるいは横向きに咲くのに対して、ゼフィランサスの花は真上を向いて咲く受咲きである。” 
とあり、確かにそうですね。

 

 おまけのグラジオラスです。 

                    グラジオラス
                      
 

 早め、7~8月上に咲いたグラジオラスは、タープ(日よけ)のお蔭で花が折れて無残にも殆ど花を見ることはできません
でした。 刀のような葉っぱばかりがすくすくと伸び放題でした。
 こちらの写真の方は、最近咲いている別物で、色合いが濃く、中心部の色もやや派手好みになっています。
チョットこってりしていますね。

 甲子園、今日の決勝戦はあるのかな?

 

 

 

 

 

 

 


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