蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

二子玉川  (bon)

2015-08-01 | 日々雑感、散策、旅行

 連日猛暑日が続いていますが、昨日 この暑い中の“ランチの会”は、ここ新しくグランドオープンした
「二子玉川ライズ」をお目当てにして、楽しいランチと談笑のうちにみんな満足したのでした。

 二子玉川ライズ               ランチ風景
   

 二子玉川といえば、50年前に、ここから3つ目の“溝の口”に 私が住んでいた頃の通勤駅で、
当時は、二子玉川園などの遊園地があり、大井町線の終点駅でもありました。駅は当然地上駅で、
多摩川が近くを流れ。当時、ここでボート遊びをしたこともありました。

      昭和40年頃高架工事中の二子玉川園駅
          (二子玉川ライズHPより)


        現在の二子玉川駅(高架)
           


こんな、のどかなところに、この遊園地跡を1982年から都市再開発が行われ、5年ほど前からそれぞれの
地区が竣工し、いよいよ今年 メインのショッピングモールなどを含めた施設がオープンしたのでした。
開発テーマが、「水・緑・光そして自然との共存」というだけあって、そのコンセプトが見事に活かされた
商業主義一辺倒ではない 癒し空間をも創成した、馴染みやすい感覚を覚える空間でした。
「働く・過ごす・暮らすがつながる」二子玉川ライズ と称した新しいタウンは、まだ最終開発を残しながら
人々に親しまれる空間が演出されていました。

 テラスマーケットの屋上には、メダカがいる小さな池が作られていて、“アサザ”がきれいに黄色い花を
つけていました。 途中、女子学生らしき二人に、アンケートされるなど、ハプニングがありましたが、
この商業タウン地区のアメニティ度などを調べているようでした。

      メダカのいる池
          

 

 前置きで、終わりそうですが、ランチはほどほどに、自作のトマトなども持参され、一味違ったおいしさに
感激したり、写真の画素密度とプリントした時の鮮明度、深みなどの違いについて、あらかじめ持参された
プリント写真(A4版)を見比べたり・・そんな技術談義に花が咲いたり、いつものようにゆったりとした
ひと時でした。
 テラスマーケット1~2階は、蔦屋家電の新感覚のレイアウト、こだわり商品、そして展示スタイル・・
一瞬、戸惑いを感じるうちに、いつしかその空間に溶け込んでしまっている自分を感じ、ゆっくりと書籍、
エレクトロニクス関連、カメラ関連、健康器具など、レトロも含めた未来志向の品揃えに感心しました。
フロアのアチコチに店員の姿が見えますが、これらの店員は、“コンセルジュ”と呼ばれる振る舞いを
しているのでした。

 新企画に、戸惑いながら暑いさ中、少し行ったところの、「玉川大師」なる、昭和3年開山の新しい
お寺に参拝しました。お目当ては、“お戒壇”で、帽子を脱いで、静かに細い入口に吸い込まれて行きました。
手伝いに、ゆっくり進む細い地下道は、全くの闇の中、しばし、すべてが頭の中から遠ざかり、ただ足元、
進む先のみに注意が注がれた瞬間でした。
途中、うす明かりの中に、四国八十八か所の石仏が安置された空間がありました。
無事、皆さんお戒壇を終えて、地上の熱斜の娑婆に戻ったのでした。

 玉川大師                 石仏群   
  

 

 お昼前の集合から、変化に富んだ一日を過ごし、駅近くでゆったりとした 超長めのお茶タイムを経て、
5時半頃お開きとなりました。楽しいひと時をありがとうございました。
    <写真は、Tプロ撮影のものを使用させていただきました。> 



 

 

 

 

 

 

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