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蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

蓼科農園タマネギ祭り‘17  (bon)

2017-07-04 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 梅雨前線が、長野、北陸あたりに停滞しているために、大雨注意報が出っぱなしの蓼科
農園は、午前、午後など雨の合間の作業となりましたが、6月30日~7月3日で、予定通り
完了しました。

 タマネギ、ニンニク、ジャガイモ(タワラムラサキ1畝)を収穫しました。
昨年も、この時季は、同じような収穫でしたが、タマネギは、白、赤とも小玉の割に“ト
ウ立ち”気味で、昨年に比べるとやや落ちの感じでした。  一方、ニンニクの出来は上々
で、さすが青森産の種は、一段 上級クラスで、プリッと張った6~8片の大きさは市販の
上級に匹敵する立派さで、しかも大豊作でした。“ニンニクまつり”の方がピタッとする
かも?
 昨年と同じような作り方をしているにも係わらず、少しづつ違った成果が出るのは、種
が全く同じではないことの他、植え付け時期の 温度、気候などの成長初期の微妙なコン
ディションの違いによるのかもしれません。畑のすぐ近くならば、この時季の観察によっ
て、手を加えるとか、ハウス栽培のようにある程度条件を固定する必要があるのかもしれ
ません。(話がそれました~)

 ジャガイモは、次回(7月下)に掘り上げる予定ですが、1畝だけ植えつけた“タワラム
ラサキ”は、早生品種であることが分かりましたので 今回収穫しました。しかし、もう
1週間ほど置いた方がよさそうな気もしますが、月一の来園だと 止むを得ません。昨年、
このタワラムラサキも、7月下にマゼラン種とともに掘り上げましたら、大きくなりすぎ
ていて 割れていたのがあったりしました。

タマネギ、ニンニク、ジャガイモの収穫  ジャガイモ(マゼラン)は今花ざかり

 

 

 4月に植えたサトイモは、8割程度の発芽で、4畝のうち1畝のマルチが剥がれたりしてい
たこともあり、半分程度の発芽でした。 サトイモはタネ芋のばらつきが大きいのか、
例年キチット葉が出て来るまで心配をかけるのです。

         サトイモ、サツマイモの除草
          


 5月に植えたサツマイモ、カボチャ、スイカは、植え付け時の気温は早や夏の太陽下で
高温状態でしたから、あれからずっと気になっていたのでした。 一番の心配だったサツ
マイモは、6割くらいの根付きで、全滅は避けられましたが、やはり気温の影響があった
のでしょう。

 カボチャ、スイカは、苗の周りに藁を置き、苗がマルチに直接触れないようにしたこと
が良かったのかもしれません。特に、カボチャは元気で、今年大豊作が期待できそうでし
た。同じようにしたスイカは、カボチャに比べると弱弱しい感じですが、これからグッと
成長するのかもしれません。 昨年は大豊作(過ぎ)でしたから、今年も・・。

 
 黒豆は、ほぼ100%の発芽で、既に30cm位の丈に成長していました。 1~2本立に整え、
支柱代わりに紐で両側を挟む形で傾倒を防止し、ピーマン、ナス、インゲン、ミニトマト
などは、さらに上部を ほう縛をしたり、梅雨時の成長支援を施しました。
 これらはみんな、鹿対策用のネットに囲まれた内側にあり、この時季、整然と緑色の
植物列を成している姿は、イキイキと若いエネルギーが湧きあがってくるようでした。

黒豆など                 ランチタイム  
 

 

 ミズナ、コマツナ、レタス、ハツカダイコン等はいつものように新鮮な食材として
重宝されるのでした。

       楽しいディナー 
        

 

 このところの雨のお蔭で、土が柔らかく、草引きは楽々で、手際よくはかどりましたが、
手袋などは泥んこ状態になりました。 初日は、到着後の半日、翌日は夜来の雨が午前中
いっぱい残り 午後の作業、3日目は朝から曇りで、時折 陽もさす作業日和となり、掘り
上げたタマネギ、ニンニク、ジャガイモ等を広げて(前出の写真のように)乾かすなど
順調に作業は はかどりました。

 ところが午後4時頃、あっという間に 突然スコールのような雨が来て、大急ぎでこれ
らの収穫物をテントの中に運び入れたものの、折角乾き始めた収穫物を濡らしてしまい
ました。何もかもズブ濡れ状態で、さすが縄文温泉は遠慮して、K邸に直帰しました。

 

 2日目の雨は、尖り石縄文考古館へと足を向けてくれたのでした。 ここは、畑のすぐ
近くにある施設ですが、これまで何度も畑に来ていながら、初めてという人もいて、
ひと時、5~6,000年前の縄文人の生活に思いをはせ、中でも国宝指定の『縄文のビー
ナス』『仮面の女神』などの実物に見入ってしまいました。 “雨も亦、佳きかな・・”

         尖り石縄文考古館(土器に紛れて・・)
          

 

 

 頑張りました               今回の完成
 

 

 

 お待たせしました。オートスライドが出来ました! 
   お楽しみください。(6分20秒です。)




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大合宿‛17  (bon)

2017-06-01 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

                2017年も早や6月に入りました。今日は、気象記念日、電波の日、
        写真の日とあります。
        また、今日から郵便はがき(通常)は、62円となりました。

 

 5月28日~31日は、蓼科農園大合宿でたっぷりと畑作業をしてきました。

 高原の K邸は、レンゲツツジ、ライラックなどの花が初夏の緑に映え さわやかに、グラ
ンドカバーには ニホンサクラソウが群生し、ヒグラシの声が降り注いでいました。

K邸のライラック             二ホンサクラソウ
 

  畑では、真夏のような暑さの日もあり全日良いお天気で、作業は順調にはかどりました。

         八ヶ岳の姿
          


  周囲の田圃は、既に田植えされていて水面に伸びた早苗はきれいな列をなし、やさしい
風に靡いていました。

         周辺の田園風景
             


 今回は、苗ものを大量に植えつける他、鹿対策用ネット張りなどが主な作業でした。
 東京練馬のハウスで pookyさんが丹精して育てた かぼちゃ、スイカなど200本に及ぶ苗
たちを、前回、“畑開き”で設定した黒マルチした畝に植え付けました。かぼちゃ苗30本、
スイカ15本は 直近の数日の気温が真夏のように高くなったため、やや背丈が伸び過ぎたの
で、1本ずつ新聞紙でくるんで大事に移送されてきたのを、所定の畝に植えました。茎の両
サイドから挟むように置いた藁に横たわるような形にセットされました。

 ピーマンはカラーピーマンなど苗20本、ナスは、長なす、米ナスなど15本、好評のタカノ
ツメ(赤トウガラシ)は、今年30本と多目に植えられ、これらの苗はみんな支柱にほう縛
しました。この他、トマト、バジル、青じそ、パセリ、イタパセ、なども植えつけました。

 サツマイモの苗は現地調達(予約)し、100本を3畝に植え付けましたが、あいにく真夏
の太陽に、しおれたようになってしまいました。 黒豆は今年はタネの直播きで、3畝の計
100のマルチ穴に種まきしました。

 黒豆、ピーマンなどの畝、そして、かぼちゃ、スイカの畝は、それぞれ鹿対策用のネット
(各50m)で周囲をかこみました。畑の中程と端の2か所に 緑のネットの囲いは、畑全体
1000㎡のアクセントとなって一段と見栄えがするのでした。

 今年、肥料袋(大きめの)4つに、ふるいにかけた土を満たし、ごぼう7本を植えてみまし
た。当然各袋の下部に水出しの穴をあけています。 まっすぐに伸びたゴボウが出来ること
を期待しています。

 側溝には、このシーズン かなりの流量の水が流れていて、その水を“岡本式”分流によ
り ホースに導き、全体の畝にたっぷりと水をあげました。 それでも、サツマイモ、かぼ
ちゃ、スイカなどは無事根付くかどうか やや心配が残っています。

 真夏の太陽は、じりじりと暑く汗しますが、テントの陰に入り腰をおろし、冷たい飲み
物を口に、涼しい風を受けながら、はかどる作業を振り返り、互いの談笑に花が咲き、
さわやかな達成感を覚えるのでした。

       八ヶ岳(横岳)を仰ぎ、スーパーカーは走る
           


完成した畑               頑張りました
   


 

お待たせしました! オートスライドをお楽しみください。(5分20秒)





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畑開き‛17  (bon)

2017-04-29 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

  今年初めての蓼科農園です。  4月25~28日に、蓼科農園 “畑開き” をしてきました。

 山の春は、今年遅いのか ちょうど桜が満開でした。 梅もまだ花をつけ、八ヶ岳には雪が
まだかなり残っていました。 肌をなでる風は冷たく、太陽を浴びていても寒さを感じるほど
でした。

 畑には、厳しい冬を越したタマネギ、ニンニクが青々とした葉を凛々しいばかりに伸ばし、
立派に育っていたのでした。 広々とした畑部分は、既にトラクターで掘り返しが終っていて
きれいな更地に整えられ、ここに、畝建て・マルチをして植え床を作ります。

           雪を残した八ヶ岳      
           

 

冬越しをした蓼科農園           タマネギ、ニンニク
 

 

 今回の畑開きでは、ジャガイモ9列(350個)、サトイモ4列(160個)のイモ類のほか、
ほうれんそう、こまつな、ラディッシュ、サラダ菜、ダイコンなどの種まきをしました。

 サツマイモ、黒豆、スイカ、かぼちゃ、トマト、ナスなどは次回、霜の心配がなくなる
大合宿(5月末頃)で植える予定をしています。これらを植え付ける予定の畝もすべてマルチ
掛けを施し、畝間には防草シートを張り巡らせたため、畑全体を見ると、黒い覆いが掛けられ
た完全武装姿?を呈しているようでした。

小松菜などの葉物             全面黒く覆われた畑全景
 

 

 K邸の春も今年は例年よりも遅い感じで、サクラ、スイセンなどの花もまだ控えの状態で、
ニホンサクラソウの小さな緑の芽が一面に広がっているのでした。 白樺、ニセアカシアなど
もまだ芽吹いていないため、広い庭は明るく、時折、ウグイスの声が響いていました。

 ニホンサクラソウの芽          スイセンはまだつぼみ
 

 

          ヒメコブシもまだつぼみ    
           

 

 部屋では、もちろん暖房を効かせ、野菜たっぷりの水炊きの湯気は、いっそう温めてくれ
るうえ、 今年初めての畑作業を通じて、しばらく振りの再会に話題は矢継ぎ早に途切れる
ことなくいつまでも団欒は続くのでした。

           楽しい夕食               
           


          頑張りました 
           

 

 

お待たせしました。オートスライドです。(4分半です。)

           




           

 

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蓼科農場発表  (bon)

2016-12-11 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 この金曜日(12/9)に、久しぶりの感じの集まりがありました。MACの会という、異業種の
人達が集まる同好会で、飲みながら談笑する楽しい会です。  毎回、誰かの発表があり、
それがメイン話題となったりして いろんな角度からの意見が飛び交い、楽しい知的な会合と
なります。

 今回は、わが蓼科浪漫倶楽部が運用する“蓼科農場”のすべてについて、pookyさんが発表
されました。  設営のために、小一時間も前に会場に到着し準備に取り掛かりましたが、
持参
したパソコンと会場のプロジェクターとの接続がうまく行かず時間を要しました。彼のPCが
最新型で、接続のSCSI(スカジー)端子が無く、止む無くUSB接続にしたのですが、これが
PC側で認識されず 行きどまりとなってしまったのです。すったもんだのあげく、会場側の
PC(使い慣れていない)を使用することになり、予備的に持参した 内容を記録したUSBメモ
リーから発表することになりました。

         発表資料タイトル画面
          
 

 発表は、蓼科浪漫倶楽部発足のきっかけとなた2000年に、K邸の花壇作りをしたことから
始まり、近隣住人の紹介で、農家から1000㎡強の畑を借りて2004年から畑作業に移行して、
今日に至る生い立ちから、年間を通した畑作業の紹介を、苗作りから収穫までの各段階での
トピックスや工夫・失敗談も含めて身近な話題として発表され、 これまであまり関心の
無かった人たちも、ジッと聞き耳を立てて頷いていました。この会のメンバーがこのような
農作業を趣味でやっていることに驚かれているようでした。
 標高1000mの高原の気候と、気温を考慮した苗作り・植え付け・収穫のタイミングや雑草・
動物被害対策などやや専門的な話も、現実の写真などを見ながらの解説に皆さん納得されて
いたようでした。 楽しいオートスライドでは、人物の動作と風景、とくに八ヶ岳の勇姿
にも関心が移り、あわせてBGMも好感が持たれていたようでした。

 発表後は、アルコールも入り、質問も活発に出たりして話題に盛り上がっていました。
ジャガイモを500㎏も収穫したり、タマネギを1500本も植えているなど意外な大量だった
ことや、栽培している野菜の種類の多さ、そして雑草対策として、マルチは当然ながら
防草シートを敷設しているなど本格的な作業に驚きすら感じられていたようでした。

         途中の面白いスライド
           

 

 このように、改めて振り返って見ると、“よくもまぁ~12年も畑をやってきたもんだ”と
思う中で、それぞれの場面での想い出が走馬灯のように駆け巡るのでした。畑作業の他、
収穫祭の楽しさ、雨の日の過ごし方、動物被害に遭ったことなど、まるで昨日のように
鮮明に思い出されるのでした。

 Pookyさん、発表資料作りから大変ご苦労様でした。そして、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

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畑じまい‛16  (bon)

2016-11-23 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 蓼科農園、今年最後の“畑じまい”に行ってきました。
11/20~22でしたから、寒さを覚悟していましたが、思いのほか暖かく、作業にはもってこい
のお天気でした。前日あたりに雨が降ったようで、サトイモなどは泥んこ状態で掘り上げに
格闘した? ありさまでした。

 11/20、出発の朝方は 霧が立ち込めていた東京も中央高速に乗る頃にはすっかり晴れて
良いお天気でした。高速道は、日曜日からか車の数が多く、河口湖を過ぎても数は減って
きませんでした。あの、笹子トンネルを抜けると、甲府盆地は、深い霧に包まれていました。
こんなことは初めてでしたが、県境あたりまで霧は続いていました。

          富士山(中央道河口湖付近から)
           
 

八ヶ岳(山梨県側から見る)        中央道最高標高点
 
 (中央の尖った峰が赤岳(主峰)       (今回はバッチリ撮れました。) 

 

 みんなで、わいわい楽しかった“大収穫祭”の余韻を話し合いながら、今年の畑の終了を
きれいに整える作業にも力がこもり、無事終えることが出来ました。 黒豆は昨年よりも、
豆粒も大きく、作柄も豊作でしたから、枝から豆をちぎる“豆ちぎり”に時間がかかり、
夕方日暮れまで作業が続いてしまいました。 暖かいと言っても、11月の蓼科農園は、日暮れ
ともなるとやはり気温は下がり、冷えた身体を温泉に沈める時のあの温かい感触は格別でした。

          霜で、しおれたサトイモ
            

 

 差し入れに送っていただいた、「温泉湯豆腐」には、送り主の思いが込められ、その美味に
触れるとき、心まで温まるのでした。ありがとう・・!  漆黒の闇に閉ざされた森の中、
蓼科K邸の明かりだけが煌々と周りを照らし、その暖かい部屋では、鍋を囲む青年たちの
談笑がいつまでもこだましているのでした。

         温泉湯豆腐を囲む青年たち
            

 

 今年、4月初めの「御柱祭」に氏子として参加したのを含めると、合計8回、のべ21泊
29日の蓼科詣ででした。 畑には、ビニールに覆われたタマネギ2畝とニンニク1畝が越冬
します。 来春雪解け後、暖かくなった頃「蓼科の集い」が再開されるまでしばしお休み
します。 
 今年1年、皆様ありがとうございました。 また来年を楽しみに・・・。

晩秋のシンボルツリー           越冬する蓼科農園
 
  (八ヶ岳もくっきりと・・)            (春を待つ姿)
           

 


  お待たせしました。オートスライドをお楽しみください。
 

           




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収穫祭´16  (bon)

2016-11-03 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 八ヶ岳の裾野は、紅葉しているのか うっすらと赤く染まっていました。
 集合場所の茅野市山寺上のAコープ(市場)に、10月30日の午後、次々とメンバーが
集まり、まるで子供の頃、心待ちにした遠足のような 嬉しさいっぱいの再会でした。3泊
4日の食材を買い込んで、晩秋の景色広がる高原を一路 K邸に向かいました。ナナカマド、
ドウダンツツジなどの 真っ赤な色づきと 広葉樹の黄色が織りなす山道は、さながら
大収穫祭”へのプロローグとなって、そのまま 前夜祭へとつながるのでした。

晩秋の八ヶ岳               一路 K邸へ~
 

 

 10/30~11/2の大収穫祭の前夜祭は、女性軍 手づからのオードブルづくしを前に、シャン
パンで乾杯するや、場は一気に盛り上がるのでした。
 集まったメンバーは、全員5月の“喜寿の会”で楽しんだばかりで、中には、その後 7月に
も蓼科で、収穫祭準備では、つい3週間前に一緒に作業をした・・そんな仲間と思えない、
懐かしさと再会の喜びみたいなワクワクした雰囲気が充満し、年代もののワインに誘われた
弾む語らいと笑い声が絶えませんでした。 
 いつまでもこのままいたいけれど、前夜祭の後は、翌日の“芋煮ナベ”、“鮭のムニエル”
などの仕込みに取り掛かり、手際よく済ませて、1日目が終わりました。

           前夜祭で・・
            
 

  翌日は、いよいよ畑にカマドの設営、テント、テーブルの配置などの準備を済ませ、
みんなでサツマイモを掘り上げ、そしてサトイモを掘り上げました。
サツマイモは、霜よけのビニールシートが効いて、霜害はなく 上々の、しかしやや大きす
ぎるものも収穫できました。サトイモも豊作で、たくさんついた子芋を捥いだり、根っこを
切り落としたり、みんな童心に帰って懸命に取り組んでいたようでした。
 タマネギの苗の植え付けもありました。今回、1200本の苗を4人がかりで植えつけました。
前々回(9月)に蒔いたタマネギと合わせて、計1700本のタマネギと ニンニク500本の苗が、
これから厳しい冬を越し、来年の収穫を待つのです。 タマネギには、もみ殻を播き、ビニ
ール覆いをかけ 稲わらを置いて防寒対策も施しました。

サツマイモ堀り              わいわい言いながら・・
 


            


サトイモ掘りは、手間がかかる~     根っこの切り落とし   

 

 芋煮も煮えあがり、特製鮭ムニエルを前に、ビールで乾杯、八ヶ岳に見守られながらの
野外ステージ(食卓テーブル)は、熟年にもかかわらず、沸き立つエネルギーと歓喜のこだ
まが、一面に広がっていました。 あの多感な青春時代をわずか3年、同じ学び舎で過ごし
ただけのつながりにすぎない・・そして、あれから60年になろうというのに。不思議ですね。

芋煮ナベ                    カンパ~イ!
 

 

            八ヶ岳に抱かれて バンザ~イ!
             

 

 日が落ちる頃、K邸のパティオでは、たき火とバーベキュー。
夜空に向けたシャンペンの弾ける音で、パーティーのスタートとなりました。メンバーの
機転で、ハローウイングッズが持参され、アミダクジに従ってめいめいが仮装してまさしく
31日のサプライズ・ハローウインパーティーとなりました。もう車に乗ることもないため、
アルコールも好きに飲め、またしても話に盛り上がり、標高1300mの K邸の森は、かなり寒
いはずなのに、たき火を囲み楽しみを共有していました。 たき火を前に、寮歌をはじめ
懐かしい歌謡曲などを声を張り上げてうたい、ひと時 高校時代、体育祭の後の“ファイア
ーストーム”にタイムスリップするのでした。 今年の課題曲「そっとお休み」も無事上手
にこなし、燃え残る火を囲み「今日の日はさようなら」でお開きとなりました。

ハロウインパーティーカンパ~イ     楽しさが続く・・(白いマスクは誰でしょう?)
  

 

 翌日は、ゴルフの予定でしたが、朝方は雨模様で、そちらはキャンセルして、しばし、蓼科
農園のこれまでの写真集「蓼科の集い」や、若かりし頃の写真などに花が咲き、お昼を作って、
原村ペンションヴィレッジにドライブして「八ヶ岳自然文化公園」近くの親水庭園で、少し
寒かったですがお昼を済ませて、心を残しながら 三々五々サヨナラとなりました。

親水庭園にて・・                  白樺林をバックに
 
          

 
 楽しかった、今年の大収穫祭の余韻に浸りながら、今年も来月の「畑じまい」を残すのみ
となりました。 みなさ~ん、ありがとうございました!

 



 お待たせしました。オートスライドをお楽しみください。(6分20秒)

             





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収穫祭準備´16  (bon)

2016-10-13 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 天候不順が続いていた中、蓼科の10/10~12は、抜けるような秋晴れではありませんでした
が、畑作業には丁度良いお天気で、除草、試し掘り、ネット除去など順調な進捗で、余裕の中
で予定作業を終了することが出来ました。

 まだ刈り終えていない周りの田圃は、こぼれるような黄金色した稲穂がたわわに実り、豊か
な秋の景色が続いていました。畑のコスモスもまだ咲き乱れていて、これで2ヶ月にわたって
畑を飾ってくれています。

  
    畑に向かう                  コスモス健在 


 試し掘りのつもりで、取りかかったサトイモは、地上の葉はまだ青々としていたので、どう
かな? と、案じながら掘ってみると、なんと! 大きな株には、たくさんの子芋が土に隠れ
て付いていたのです。 大きめの株には、30個以上もついているなど、すでに大豊作でした。
あの、小さな1個の種イモがこんなに大きく、たくさんの子芋になるとは・・、まさに天地の恵
みなんですね。 4畝のうち、1畝だけ掘り上げて、後は収穫祭でのお楽しみとしました。掘り
上げた1畝だけでも、有に500個を超える小芋が収穫できたのではないかと思います。 

  
                  サトイモ掘り


 昨年不調だった、サツマイモは、地上の葉の茂りは昨年よりはるかに元気で大きく密集して
いますが、肝心のイモそのものの出来はどうか? この時期だとまだ少し早いかも・・など
不安を抱えながら掘ってみると、何と! こちらも大きなサツマイモが出てきました。次の株も、
大きなベニアズマの赤い色が地中に顔を覗かせていました。この時点で、こんなに成長している
サツマイモに一同驚いたのでした。 翌日、畑のたき火でホイールに包んだ熱いホクホクの焼き
芋は、ほど良い甘味でとても美味しくいただきました。 秋の日差しの中、掘り上げた焼き芋を
その場でいただく、素朴の中にも深い喜びと満足を覚えるのでした。 pookyが、“霜注意報が
出ていた”というので、2畝の半分を掘り上げ、残る半分は次回の収穫祭でのお楽しみに取り
置き、上部にはビニールシートをかけて霜よけをしておきました。

   
                 


             
              取りたての焼き芋に満足


 今年を振り返ってみますと、7月上旬のタマネギ、ニンニク、下旬のじゃがいも、9月のスイカ
の豊作にびっくりし、かぼちゃもまぁまぁ、そして今回のサトイモ、サツマイモなど、どれも
上質で大量収穫でき、上々の年となりました。この他、例年好調のビーマン、パプリカ、なす、
トマト、ダイコン、タカノツメ、ラディッシュ、春菊、ミズナなどなど・・
みんな大満足でした。
 始めての、ごぼう、にんじん もまずまずでした。今年は、総じて雨が多か
たのと、温暖化
の影響なのでしょうか?

 外から観察するだけですが、黒豆も例年より大粒で、実成りも良い感じで来ています。収穫が
楽しみです。

  注目ポイントとして・・・

・スイカが、今回(10/10)時点でまだ2個畑に出来ていて、うち1個はしっかりとしていまし
たので持ち帰り切ってみると、中は赤くしっかりとしていました。早速食してみましたら、
やや、食感が頼りない感じですが、甘みもありまぁまぁでした。

・サツマイモ・・・大きくずんぐりした型でしたが、例年のような表面のゴツゴツ感がなく、
中身もきれいで、掘り立てでも甘味もあり上質でした。植え付け時に、コーヒーのドリップ
カス、緑茶カスを土に混ぜこんだのが良かったのか?

 こんなことを話し合う余裕も生まれてきたのでした。

             
         雲の上の八ヶ岳 左から横岳、阿弥陀岳、権現岳


 下旬の収穫祭会場(?)予定の場所は、ジャガイモを掘り上げ(7月)た跡を設定しており、
今は畝にはすべてに雑草が茂っていました。畝間の防草シートを剥がしたあと、これら雑草を
刈り、会場予定場所は準備できました。

 スイカ、かぼちゃを鹿から守るために囲っていたネット(50m)をはずすと、何だかスッキリ
と広々とした感じになりました。このコーナーの土壌はあまり良くなく、今回限り?で見放す
予定でもあったのですが、このような成果が出てしまうと、また思い直して来年もまた対象コー
ナーに残るかもしれません。

 

 前回(9月)に蒔いたタマネギの種からは、細い芽が延びていました。今後の気温、寒さで
うまく成長するか気にかかりますが、寒さが来る前に もみ殻、稲わらを施し、ビニール覆いを
かけ、様子を見守ることとしました。例年、タマネギは、pookyが、練馬で苗作りしたものを
畑に植え付け冬越しをしていますが、もし、種(直か)蒔きで成功するのであれば、かなりの
省力化がはかれることになります。

 同時期に植えた、ニンニクは、黒マルチの4~5cmの穴から2~30cmほどの葉が出ていました。
昨年より大きなタネを植えましたから、出来栄えを期待しているところです。

           

 

 今回の予定作業は、無事完了し、いよいよ今年最大のイベント「大収穫祭」を月末に迎える
準備が整いました。振り返ると、夏前あたりから、毎回、その時の野菜を大量収穫をしてきて
いますから、最終の次回は、特に“大収穫祭”と命名し、大阪方面のメンバーも参加予定で
大いに賑わうことでしょう。
 今からワクワク・・楽しみです!!

             
                  出来上がり 


  

    お楽しみ、オートスライドをアップしました。(5分強あります。)

 



 

 

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スイカ祭り’16  (bon) 

2016-09-11 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 台風13号の接近予報に負けず、決行した9月8~10日の、蓼科農園 ”秋の合宿” は、例年
「かぼちゃ祭り」と称していましたが、今回ばかりは急遽「スイカ祭り」と看板を掛け変えました。 
 誰も予期していなかった、うれしい誤算で、畑には、市販でも大きい部類のがっちりとした
“スイカ”が、ごろごろ出来ていました。 近寄ってみると、いくつかは、動物が先に食べていま
したが、まだ、たくさん残されて、しかも、ちょうど食べごろ・・こんなgood timingはめったに
ないのでは? 
スイカは、これまで、かれこれ5~6年作付けしていますが、小さなうちに、草刈り機で、刈って
しまったり、少し出来ても動物に食べられたり・・  昨年でも、ようやく1個 手ごろな
”完成品?”が出来ましたが、色、味ともにまだ薄く ”やはり素人はこんなものか!”などと
誰もが諦めていたからでした。

畑のスイカ(ごろごろ)           一番大きいのを試食(10㎏超) 


           スイカをメインに 大収穫
            
              

 

 出発日未明に、台風は温帯低気圧に勢力ダウンしたものの、天候は不安定で雨が降ったり止んだ
り・・。 到着した蓼科農園では、小雨の中 コスモスの揺れ咲く群れに癒されて、早速雨具を着
ながらの除草作業に入り、夕方少し早目に、スイカ1個と今夜の食材を採ってこの日は上がりました。

 到着直後の 雑草天国の蓼科農園その1    その2
  


 農園付近では、ひときわ鮮やかな黄金色に輝く稲穂の波と、白い花咲く蕎麦畑、空高い秋の雲の
コントラストが 美しい絵画のようでした。 畑では、コスモス、ススキ、ワレモコウなどそして
オミナエシなども見られる別天地のようでした。

         黄金色鮮やかな稲穂の波       
            


コスモス(われもこう)          すすき
  

 

 作物の状況は、既に収穫が終ったジャガイモの7畝は、雑草の遊び場ですが、スイカ、かぼちゃ
の他、これから収穫を期待する、元気なサトイモ、サツマイモ、黒豆が大きく成長して頼もしい
感じです。 もちろん、ピーマン、万願寺トウガラシ、なす、べーなす、ミニトマト、ダイコン、
ねぎ、ゴボウなどなども大豊作でした。

 これらの自作野菜をふんだんに使った、夕食の愉しみと感動は、何物にも代えがたいものがあり
ます。 みんな満足・・でした。

さといも                 さつまいも
  


くろまめ
  


 ただ、これほど豊作のスイカ、大阪方面をはじめ蓼科農園メンバーに是非送り届けたいところ
ですが、何せ、5~8kgもあるスイカなので、梱包もかなわず涙を呑んで、お話だけをお届け
することとなりました。 

 

 膝までもある雑草も、きれいに整理されスッキリと畑は蘇りました。除草された畝には、葉物
野菜の種まき、ハクサイ苗を植え付けしたほか、新しい2畝には、タマネギ、にんにくを植え、
さらにタマネギ苗用の1畝をマルチ掛けして今回の作業は無事終了しました。

スッキリ蘇った蓼科農園           元気な青年たち
  



                八ヶ岳連峰と秋の雲
     
                      天狗岳   硫黄岳 横岳 阿弥陀岳  権現岳
                (右前:峰の松目)     (奥に赤岳) 




 お楽しみオートスライドです。(5分20秒)

 





 

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蓼科農園夏合宿‘16  (bon)

2016-08-02 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 関東甲信地方はようやく遅い梅雨明けを迎え、いよいよ真夏日となる7月29日から、3泊4日の
夏合宿がありました。 幸い、曇り空も混じって直射日光は遮られるときもありましたが、
連日32~33℃の真夏日で さすがにたっぷりと汗を流しました。 大阪からの強力メンバを含めて
総勢8名の大合宿でした。 みんなの年齢を合計すると有に600歳を超す後期者が、暑いさ中に
日がな一日畑作業をする行為は、もはや尋常ではないかもしれませんが、全員ワイ・ガヤの
笑顔づくしの楽しい合宿でした。

 今回のメインは、ジャガイモの収穫でした。 4月末の“畑開き”で植えつけたジャガイモは、
男爵2畝、タワラムラサキ2畝、マゼラン(タワラ系)3畝の計7畝を掘り上げました。形も良く、
計400㎏を超える大豊作でした。

 ジャガイモの掘り上げ(男爵)       マゼラン
  

楽しい掘り上げ             お茶タイム
  


大豊作
     

  ジャガイモの他、ピーマン、ナスも大豊作でしたし、これらはまだこれからも実を付ける
優れものなんですね。 

ピーマン               ナス
  

 さらに、ダイコン、サラダ菜、ラディッシュ、バジル、パセリなどなど食卓を飾りました。
 これら、とれとれ野菜の恵みに一同感謝しながら、地道な作業の成果を喜び合い、
達成感と共に新鮮そのものの食感を味わうのでした。
 

 収穫にはまだ早い作物も順調に成長していました。サトイモは、小さい頃何となく頼りない
株でしたが、今は太く立派に隆々と成長しましたし、サツマイモも大きな葉を靡かせています。
 黒豆もネットの中で順調です。今回、幹下に紐を張り倒れないように補強しました。

サトイモ                 サツマイモ
   

           黒豆
             


カボチャ、スイカは小さな玉を付けながら好き放題にツルを伸ばしていました。

           かぼちゃとスイカ
             

 

  8人が揃う食卓は、自家野菜を含めた、腕よりの手作り料理と年代ものワイン、そして皆の
笑顔と懐かしみで大いに盛り上がるのでした。

         食卓を囲んで・・
             

 今回も、皆さん元気ハツラツのうちに、楽しい想い出をまた一つ重ねてさよならとなりました。

         頑張りました~
             



 お待たせしました! お楽しみオートスライドです。(約6分半)
     





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蓼科農園タマネギ祭り  (bon)

2016-07-05 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 今年4回目の蓼科農園作業に行ってきました。
7月1~4日の3泊4日でしたが、運よく曇りがちのお天気でしたので、作業は順調にはかどりました。
それでも、
太陽が照り付けると、じりじりと焼けるような暑さで、久しぶりにたっぷりと汗を流しました。

 表題をタマネギ祭りとしましたが、今回は、冬越しした、タマネギニンニクの収穫をしました。
タマネギは、普通の白いのと、紫タマネギができましたが、大豊作でした。中には400gを超えるような大玉も
ありました。 ニンニクは、これまでやや小さめの玉しか出来ませんでしたが、今回は、これも市販のものと
遜色ない大きいのが採れました。 これらはさっそく食卓に並びました。

タマネギ                           これ、ぜ~んぶタマネギ
 


            ニンニク
             


 ジャガイモ、男爵系は、すでに花が終わっていて、タワラ系が紫のきれいな花が満開でした。
次回、ジャガイモの収穫が予定されます。このほか、サトイモも順調で、平地より1か月遅れくらいのペースで
元気良く育って来ています。サツマイモも順調で、これらには丁寧な除草と追肥をして上げました。

ジャガイモ(マゼラン)         サトイモ(丁寧な除草と追肥)
  
  

ネットに囲まれた黒豆、ナス、ピーマン、トマトも、すくすくと成長し、ナスは早くも収穫できました。
ハツカダイコン、サラダ菜、パセリなどは、さっそくサラダとして食卓を飾りました。

           黒豆ネット(ナス、ピーマンなども)
            
  

 かぼちゃ、スイカ、ゴボウなどの畝を50mネットで囲いを作りました。ネット囲いは、2面出来上がり、
畑一面が、緑ネットの幾何学模様のアクセントがつけられ、本物農家?と遜色ない出来栄えと、自負したり
しています。

           かぼちゃネット
            (ネットは鹿対策)

 たっぷりと汗した疲れた身体を、縄文の湯 に沈めるときの、あの快感は瞬間、この世の幸せを一身に受けた
かのような満足感に浸るのでした。湯上りの、涼しい高原のそよ風がまたさわやかに元気を運んでくれるのです。
近所のお百姓さんと違って、朝から夕方薄暗くなるまで、日がな一日畑に滞在して作業をしている高齢者グループの
姿は、周りから見ると一種、異様に映っているかも知れません。

 

 今回、もう一つのエポックは、ワインです。 Kさんの自宅に、忘れ去られていた30年物のお値打ちワインが、
たくさん発見され、とりあえず8本がK邸に送られてきたのです。
少し冷やした赤ワインには、また格別の
味わいがあり 入手した頃のエピソードも添えられて食卓は一層盛り上がるのでした。

           ワイン
             
    

 いつものように、仕上がった畑と八ヶ岳をバックにでみんなで写真を撮り、次回までお別れとなりますが、
今回、八ヶ岳は雲の中に隠れたままさよならとなりました。

完成                 頑張りました
 


エアコンが効いた車の中で、畑でのことなど談笑するうち、いつものSA談合坂で休憩するとき、平地の真夏の
暑さに改めて現実に引き戻されました。 日中は暑くても風があれば涼しく、日が落ちるとさすがに高原の
さわやかさに、数日のうちに慣れていたのでした。

中央道帰路(韮崎付近にて)         談合坂SA
 


次回も暑いけれども、この涼しさも魅力の一つです。


 お待たせしました。オートスライドです。(4分余り)

 



            蓼科農園シンボルツリー
             



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蓼科農園大合宿'16  (bon)

2016-06-07 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 上の畑に移ってから早や12回目の春の大合宿は、6月3~6日に実施しました。
例年は、5月中に行っていますが、今年は5月に淡路島での同窓会がありましたので、
畑の方を遅くした関係で、八ヶ岳連峰に雪は既に無く、日中は夏日和の暑い作業となりました。

 4月下旬の畑開きで植えたジャガイモは 順調に成長していました。平地では既に花が終り、
そろそろ収穫時期を迎えていますが、ここ、蓼科農園は 標高1,000mの高原なので 平地の
ひと月遅れの感じです。 サトイモは、少し芽が出たところでした。 
冬越しした、タマネギ、ニンニクは豊作で、特に今年のニンニクは市販のものと大差ない
大きい球が収穫できました。

ジャガイモの状況             ニンニクの試し掘り
  

 春の大合宿のメイン作業は、数々の苗たちの植え付けです。
JAで購入したサツマイモ苗(200本)の他は、すべてpookyが 丹精込めて作り上げたもので、
黒豆、かぼちゃ、スイカ、エゴマ、ごぼう、ナス、トマト、ピーマン、シシトウ・・など
15種余り500本以上の苗たちを、練馬の農家の立派なハウス内で、植え付け時の苗の大きさ
(背丈)を考えながら種まきした“本格派”苗たちです。 

練馬のハウス内での苗           JAファームではサツマイモ苗を調達
  

 さらに、この苗を、ポットの大きさ、苗の長さを考慮して、横積みにして、ダンボールに
きっちりと梱包する技も自慢の一つです。 ぎっしりと苗が詰まった段ボールの重量が
増さないように、積み込み前の水遣りを控え、軽くするなどの工夫もプロ裸足でした。
 次々と、種まきをして、ポット移植も含めて段ボール梱包までの約1か月あまりの pookyさんは、
気の休まる暇もなく、細かな作業の連続であったと想像されますが、そのプロセスは、かわいい
赤ちゃんを育てるような心境で、ただひたすら打ちこまれていたのでしょう。 感謝!

苗がぎっしり詰まった段ボール       取り出した苗にすぐに水遣り
 

          黒豆の苗(150本)
            
 

 これらの苗は、手慣れたメンバーによって10畝に手分けして次々と植え付けられるのでした。

苗を分けて・・             手分けして作業を進める
  


 黒豆やナス。ピーマンなどの5畝は、全体を2m×50mネットで囲い鹿対策を取りました。 
また、ハツカダイコンやレタスなどの葉物、さらに洋野菜などはタネを蒔きましたが、細かな
タネが土に馴染むようフルイにかけるなど繊細な工夫が要求されるのでした。

黒豆3畝とこの左側野菜の2畝をネット囲いしました。  葉物はタネを蒔きました。
  

          お茶タイム
            
 

 作業期間中、2日目の夜に雨が降った以外は好天に恵まれ、日も長く、夕方6時半まで、
たっぷりと作業ができました。 フルタイムの畑作業は さすがに疲れますが、夕暮れ近く
縄文の湯に身体を沈め、ふ~っと一つ大きな息と共に 疲れは満足に変わるのでした。

 手分けして作る夕食も毎度のことで 手際よく、食後の囲碁対局(K-Uさん)も定番と
なりました。

 願わくば、畑にはこの後シトシト雨が来ないかなぁ~と欲と知りつつそう願っていましたら、
運よく今日は朝からシトシトと来ているようで、大いなる味方を得て、苗たちもグッと元気が
出ていることでしょう。

頑張りました。              完成した蓼科農園
  


 

 お待たせしました。お楽しみオートスライドです。(約5分)

  





 

 

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蓼科農園畑開き’16  (bon)

2016-05-01 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

                  ゴールデンウイーク真っただ中の今日は、穏やかな暖かい暑い
                               くらいの良いお天気で、各地の行楽地は賑わっていることでしょう。
                               今年は、2日間お休みを取るとナント、10連休になるのですね。

 

 畑開き'16は、4月27~30日の連休直前にありました。
畑開きとしては、初めての多人数 8名が勢ぞろいして、まだ、少し雪が残る八ヶ岳に守られながら、
2016年の蓼科農園をスイッチ・オンさせたのでした。

         まだ雪の残る 八ヶ岳の勇姿
           


 整地された広い畑を、畝建てし、施肥、マルチ掛けの後、ジャガイモ 7畝、サトイモ 4畝の
植え付けをしました。 また、冬越しのタマネギ、ニンニク、イチゴなどは、もうすでに勢いづいた
雑草を取り除き 追肥をしました。タマネギなどと一緒にマルチの穴から伸びた雑草は、タマネギを
抑えながら、注意深く雑草を引き抜くために大勢で取りかかっても、結構時間がかかりました。

ジャガイモの植え付け           除草と追肥
  


         お茶タイム
           

 

 K邸のこの時期、サクラ、コブシの紅白色に囲まれて 美しく彩られていました。庭には、スイセンの
黄色が今を盛りと賑わい、ニホンサクラソウの一群は今、ピンクの花をつけ始めていました。

さくら、こぶしに囲まれて         庭のスイセンは今見頃・・
  


 2日目の夕食・団欒は 野菜ふんだんの焼肉、それに特製“さば寿司”さらに珍味などと、種々の
アルコールの入った面々の楽しい会話に いつにもまして盛り上がりました。 昨年の収穫祭から、
わずか約半年後の再会だというのに、もう懐かしい気分が満ち満ちているのでした。

楽しい夕食               ヘルシー朝食       
   
 

 2日目は、生憎雨模様の予報でしたが、朝から予報通りのお天気となり、作業は、十分に進みません
でしたが、それでも、初日、3日目の頑張りで、予定した作業はすべて完了し、見違えるような、
生き生きと命が吹きこまれた“蓼科農園”が無事仕上がりました。

2016農園更地(手前は、冬越しのタマネギなど)  命を吹き込まれた蓼科農園(完成)
  


 フカフカの土に、小雨が混じり 長靴で歩くのも一苦労しながら、イモ類だけでも、400個以上を
植え付け、さらに、畝間に“防草シート”まで敷きつめ、久し振りの疲れを感じましたが、
無事完了できたことに、全員快い達成感、満足感を覚え、癒されるのでした。

         頑張りました・・
            


 いよいよ、今年も始まりました~。


お楽しみ、オートスライドをど~ぞ。(5分19秒)

  




 

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御柱祭に参加  (bon)

2016-04-05 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 初めて御柱祭に行ってきました。

 御柱祭『山出し』は、4月2~4日まででしたが、このうち1泊2日で、4/4に参加しました。

 蓼科浪漫倶楽部メンバーは、地元氏子として御柱綱曳きもしました。
畑を借りている地主さんが、7年毎(丸6年)の御柱祭8区のうち、泉野・原地区(本宮四)の総代と
なられたので、私たちもその恩恵にあずかったという次第です。

 これまでも、このお祭りについては、新聞や映像で見たりもして 知るところではありましたが、
実際に参加してみて、その大掛かりなこと、素朴のうちにも迫力満点・・など真近に参加する躍動を
味わってきました。 それにしても、観光客もスゴく大変な人人でした。

 御柱祭は、正しくは「諏訪大社式年造営御柱祭」で、7年毎(丸6年毎)上社、下社で、それぞれ
8本づつの御柱を曳行する神事です。 当ブログ2016.1.16「御柱祭」にその概要をアップしていますので、
ここでは、参加当日の状況を記事アップしました。

  前日、茅野駅に集合しました折には、周辺に人が多く集まっていて、法被姿の観光客姿も多く見受け
られました。 我々8名は、茅野駅から先ずは畑の様子を見、次いでコープで買い物をしてK邸に向かい、
久し振りのK邸での夕食・団欒を楽しみ、よく朝は早いので早めの就寝となりました。

  冬越しの畑は順調でした        みんなで夕食
  

 

 あいにく、天気予報通り、朝から雨でした。駐車場の関係から少し早目の6時半過ぎには、K邸を出発し、われわれも法被姿に雨具を付け、曳行場所に集合しました。
安全祈願をして、我々も“お神酒
”をいただき小雨の中を重い綱を曳きました。

  安全祈願             本宮四(御柱、『めどでこ』に若衆が跨る)
  

 

  曳行途中             木落とし直前
 

 

 木落とし                楽隊
  

 

木落とし下のひろば(右方向にJR茅野駅)   総代を囲んで
  

 

 この後、御柱は 宮川の「川越し」がありますが、私たちはここでサヨナラしました。

      帰路中央道からの富士山(小淵沢すぎあたり)
        


 お疲れさまでした。

 

 お楽しみオートスライドです。 (3分22秒)

 






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蓼科農園2015総集編  (bon)

2015-12-19 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 今年、4月からスタートしました蓼科の畑での1年も、先月をもって楽しいうちに無事、
蓼科農園の集い”を終えることが出来ました。

 その都度、当ブログにて状況などを一つの記録として記事アップしてきましたが、それら全体をまとめた
“総集編”は出来ないか? とのうれしい要請もありましたので、ここに作成してみました。

           蓼科農園総集編
                        

 

 作成ツールもないまま、自己流の操作で作成しましたので、写真の複製などのために画質がかなり悪く
なってしまいました。 悪しからずご了承をお願いします。

 

 ブログをご覧いただきました皆様には、まことに幸甚の極みで ここに厚く感謝申し上げます。
ありがとうございました。

 

 蓼科農園2015総集編オートスライド(約8分です。)
         BGMは、ホルスト組曲「惑星」から木星 指揮小澤征爾 ボストン交響楽団

      

 

 

 

 

 

コメント (6)
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蓼科農園“畑じまい‘15”  (bon)

2015-11-22 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 今年も、蓼科農園の一年が過ぎました。 

  雨上がりの11月19~21日、 冬空ではありましたが、それほどの冷え込みが無く、日中は風も穏やかで、
作業は順調に進み今年の畑を無事閉めることが出来ました。 
 タマネギ、ニンニク、ラッキョウなどの冬越し野菜は、もみ殻にうずまり、稲わらで周囲を囲まれて
厳寒の備えも滞りなく終わりました。

      晩秋の蓼科農園(葉が落ちたシンボルツリーと八ヶ岳)
         
 

  この時期、畑にはハクサイ、ブロッコリー、ダイコン、パセリなどの葉物の緑が目立ち、ネットに
囲まれた黒豆の葉は霜にあたり、黒く枯れて倒れた形になっていました。
これらの、地上に出たものは、冬越しを除いてすべて収穫し、マルチ、防草シートをはがして、
翌年、雪解け後の耕運機による開墾を待つ状態に整えました。

 ハクサイ、黒豆のネット囲いなどと、冬越し野菜だけが残る“蓼科農園の姿”です。

  ブロッコリー、ハクサイなどと、奥に黒豆のネット
   

 

      マルチ、防草シートがはがされ、賑わいが消えた畑
           

 

       コスモス群生も、刈取り
            

 

         冬越し野菜たち
             


 あの暑い日差しの中の作業とは打って変わって、作業中は汗ばむ感じとなっても、お茶タイムには、
さすがに肌寒く、夕方4時半ともなれば、つるべ落としに暗くなり、早や早や片付けを急ぐのでした。 
縄文の湯で身体を温めて、さっぱりして湯上りの牛乳にのどを潤す頃、温泉のテレビではまだ大相撲が
中継されていました。 真夏より、2時間は早い上がりとなり、その分ゆったりとした夜の談笑タイムが
となのでした。

         豪華な鍋ディナー
            

 
 今年もご苦労様でした!

        K邸は、冬籠りに入ります。
            

 

 今年も一年、ブログの畑にお付き合いをいただきまして、ありがとうございました。

   今年一年を振り返って、ブログ蓼科農園の“総集編”を近日中にアップする予定です。
 ご期待ください。

 

 お待たせしました。オートスライドです。(約4分)
  




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