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蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

畑開き’19  (bon)

2019-04-26 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 今年、16回目の「畑開き」でした。 4月22~25日のお天気は、変化の激しい4日間でし
た。初日~2日目は初夏の陽気で暑く、沿道の桜は今が満開、畑の梅も同時に咲いていま
した。 3日目は。小雨から本降りになり冬逆戻り、帰る日も愚図ついて、やや寒い朝か
ら午後には気温も上がり蒸し暑い・・そんな状態でした。

八ヶ岳(赤岳を見る角度から)       畑でのテント張り
 

マルチ剥がしなど            芋がら枯れ枝の焼却
 

 前回(4/10~13)は、大雪で積雪のため、畑開きの準備・・マルチ剥がし、防草シート
の除去、芋がら・枯れ枝の焼却等の作業が出来なかったため、今回の日程の中で、大急ぎ
で済ませる必要がありました。
 つまり、2日目の午後4時に、大型トラクターによる畑の
掘り返し、整地の作業を依頼していたからです。

灰・糠の散布                           お茶タイム 
 


 ホッと一息ついて、お茶タイムしていた時、ドッ・ドッ・ドッと低いエンジンの音が
遠くに聞こえ、ほどなく大きな赤い顔が出てきました。 うまい具合に間に合いました。
 みるみる畑は、見違えるようにきれいに掘り返され黒々としたフカフカの状態になって
行くのでした。

         大型トラクターの掘り返し         
  

               見事に整地されました
                 

 いつもお世話になっている温泉「縄文の湯」は、今週一杯休業でしたので、少し離れた
芹が沢にある「河童の湯」に行きました。 途中、大きな満開の桜を眺め、少し熱めの
お湯に浸かる時、汗した身体が、じわ~とほぐれてくる瞬間を味わうのでした。


 翌朝(3日目)は、朝いち、畝間隔の設定、手押し耕運機による畝つくり、施肥・・と
一連の作業を終えていよいよマルチ掛け、防草シートの敷設をして、今回の最終目標で
あるジャガイモ、サトイモの植え付けを完了しなければなりません。

手押し耕運機で畝つくり始まる       ジャガイモの芽分割 
 

 小雨が降ったり止んだりの中、急ぐ気持ちを抑えながら、マルチ、防草シートのセット
敷設は、結構難しい、幅調整があったり、風にあおられ 難航しながらの作業でした。 
 ジャガイモ(200個)、サトイモ(100個)を植え付ける時には、本降り状態での作業と
なり、簡易な雨具では中まで沁み通ってしまいました。 懐かしい“どろんこ遊び”の
感覚でした。

        雨の中の植え付け

         

 それでも、無事 予定の作業(イモ類を植え付ける)を終えることが出来ました。もう、
6時が来ていました。
 身体は濡れて冷えていましたが、“どろんこ”では、温泉には行けず、そのままK邸で
シャワーを浴びてスッキリし、ようやく達成感が湧いてきました。 それでも。テントや
農機具などの片付けは、最終日回しとなりました。

完成した蓼科農園            頑張りました
 

 密な作業の「畑開き」でしたが、無事に終わり、今シーズンの実質スタートが切れま
した。 次回、5月下旬の「大合宿」には、黒マルチから、ジャガイモ、サトイモの若い
芽が、顔を覗かせていることを期待して、蓼科農園を後にしました。

 

 お待たせしました。オートスライドをお楽しみください。( 3‛15”)




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雪の蓼科農園  (bon)

2019-04-14 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 今年初めての蓼科農園「畑開き準備」は、4月10日~13日でした。 10日の朝、東京を
出発時点では、夜来の雨で、しっかりと降っていましたが、中央道、八王子を過ぎたあた
りから雪に変わり、視界が閉ざされ、一面冬景色の中を、一路蓼科に向かいました。

       雪の中央道
        

 

  いつもは、平地ではこの時期、すでに雪などはなく、遅めの桜が歓迎してくれているの
ですが、今回は、思はぬ雪の中で、K邸も雪に埋もれた格好で、ピリッと頬をさす冷気は、
まるでスキー場にいるような錯覚で、美しい雪景色を眺めていました。

       K邸も雪の中
        

 

 雪は、30㎝ほど積もっていて、さわるとふわっと新雪で、昨夜あたりから降り積もった、
突然の“冬戻り”の仕業だとすぐにわかりました。 様変わりの景色は、ある面、楽しみ
もありましたが、肝心の予定の作業は出来ませんでした。
 雨なら、止めば作業可能ですが、雪は、影響が後まで継続するので、全くのお手上げ
状態でした。

 雪の中でも足場を気にしながら出来る、K邸の木の枝掃いや 枯れかけた白樺などを伐採
したりの作業と、畑では、タマネギ、ニンニクに 液肥を散布する程度で、いつもよりゆっ
たりと温泉(縄文の湯)三昧となってしまい、イマイチ達成感には至りませんでした。

K邸での作業               畑での肥料散布
 


 そんな状況でしたが、慣れない雪の中の作業などで、疲れを覚え、帰宅後は早々に横に
なり眠ってしまいました。

      蓼科農園(いつもの角度から撮影)
        

 

 道中は車移動でしたから、視界の悪い雪の高速道の走行、タイヤは、まさか冬タイヤ
ではないので、高速道を出てから、畑への一般道の道路状態を気にしながらの走行でした。
 幸い、別荘地内道路も除雪が行き届いていて、結果的には大丈夫でしたが、K邸内への
エントランスでは、チェーンを巻く必要がありました。 そのような状況の中でもベテラン
Sさんの運転はみんなに安心感を与えていました。

       帰る日は晴れました。美しい冠雪の八ヶ岳と一緒に・・
        


 お待たせしました。雪景色の蓼科農園のオートスライドです。(約4分)




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畑じまい’18  (bon)

2018-11-14 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 山裾が紅く染まった八ヶ岳が夕陽に映える雄大な姿は、この時季だけの素晴らしい演出
です。 11/10~12に、今年最後の蓼科農園“畑じまい”に行ってきました。
 かっては、粉雪の舞う寒い時もありましたが、今回は連日晴天で、風もなく日中の作業は
汗ばむ程の好天に恵まれました。 それでも、午後4時を過ぎると、グッと気温は下がり、
手も冷たく冬に入ります。

     晩秋の夕方、雲が下がって頭を出す八ヶ岳(阿弥陀岳と権現岳)
      

     K邸に残るモミジ
      

 K邸の庭は一面、落葉に埋め尽くされ、時折の柔らかい風に、今もはらはらと カラマツ
の枯れ
葉が降ってくるのです。


 サトイモの採り残しを掘り上げた後、メインの黒豆を収穫しました。 黒豆の“枝ちぎ
り”は、毎年のことながら、長時間の単調な作業で、お互いいろんな話題を楽しみながら
の作業となりました。  

 黒豆枝ちぎり               おにぎりタイム
  

 立派に育ったハクサイ、ダイコン、シュンギク、ネギ、タカノツメ、パセリなど、冬を
越さない野菜を収穫し、冬越しするタマネギ、ニンニクに肥料を施し、黒豆の囲いネット
を取り外して今回の作業は無事完了しました。

 収穫野菜の一部              シンボルツリー(付近に4人いますょ。)
  

      元気な青年たち
       

      冬越しする蓼科農園
       


 マルチ、防草シートの“はがし”や、芋ツルなどの焼却は、来年4月の“全面掘り返し”
の前に実施することとして、今年の蓼科農園を後にしました。 


 

お楽しみオートスライドです。どうぞ、ご覧下さい。(約4分です。)
            




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大収穫祭‛18  (bon)

2018-10-25 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 暖かく、絶好の秋晴れの蓼科農園で、今年の“収穫祭”をしました。 このところお天気
が不安定でしたが、10月20~23日は、連日風もなく暖かいお天気に恵まれました。
 昨年は、台風22号の直撃予報などで延期し、畑じまいを兼ねて11/9~12の遅い時期になっ
てしまったのと、アクシデントなどもあり今一つ盛り上がりに欠けた感じでした。

 例年、4月から始まる蓼科農園の畑作業は、八ヶ岳に抱かれた標高1000mの高原の地で、
四季折々の作物、移り変わる景色と共に 秋の
収穫祭を迎えるのです。 
 作物の収穫は、初夏のジャガイモから、夏を越して カボチャ、スイカなどのほか 折々の
ピーマン、ナス等の野菜があり、一年を通して楽しみがありますが、10月の“大収穫祭”は、
除草や植え付け等の作業はしないで、取りたてのサトイモ、ゴボウ、ダイコン、ミズナなど
自家製野菜の“芋煮鍋”、サツマイモの焼き芋、サケのムニエルなど、畑に設営した俄か造
りのカマドで調理したりの、高原に広がる景色の中でのパーティーとなるのです。

       澄み切った青空に聳える八ヶ岳
       

 
        芋ほりに夢中
   

 
           勢いよく燃えるカマド
             


       季節の味を皆んなで~
  

 

いつまでも・・青年たち             阿弥陀岳と十三夜の月
  

 

 翌日は、ゴルフ組と散策組に分かれ、それぞれに楽しみを享受しました。 澄み渡った
青空に白球を追いながらの和やかなゴルフは、スコアメイク以上の楽しみを味わい、散策
組も、東山魁夷画伯がモデルとして描いた『白馬の森』で一躍有名になった「御射鹿池(み
しゃかいけ)」の静かな景観を前に、しばし安らぎを覚え、白馬こそ そこには無いものの
画伯の絵を重ねたりしたのでした。

     ゴルフ組(三井の森蓼科GC)      散策組(御射鹿池) 
  

 傘寿を目前にした仲間(高校の同級生)たちが、60年の歳月を経て今なおこのような絆で
結ばれ、穏やかな高原の秋の集いに参加できる喜びに感謝しつつ、今年も無事“大収穫祭”
を終えることが出来ました。

 

 

お楽しみオートスライドをどうぞご覧ください。(約6分です。)

 

 

 

 

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タマネギ苗植え'18  (bon)

2018-10-05 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 台風24号の接近で予定を順延して10/2~4に蓼科農園に行ってきました。今年7回目です。 
今回は、タマネギの苗とニンニクの植え付けがメインで、そのほか台風でゆがんだ支柱や
ネットの補修をこなしてきました。

 台風一過の秋空、岩肌をくっきりと現わした八ヶ岳、とりわけ阿弥陀岳の威容は、高原
の秋を演出し、まだ刈り取り前の鮮やかな黄金色に実った一面の稲穂は、
その舞台を一層
華やかに盛り上げていました。

澄み渡る八ヶ岳              岩肌もくっきり阿弥陀岳
   


       黄金色した稲穂を進むスーパーカー
         

 

 畑に集合し、Aコープで買い物を済ませて、K邸に入るや、停電のハプニングに気が付き
ました。中部電力に問い合わせたりして、茅野市、富士見市の広域にわたって台風24号に
よる倒木が原因で停電が継続している、復旧の見込みは早くて明日‥ との回答に、夜に
備えて、ローソク、電池などを買いに出たのでした。


 前回に畝建てをしておいた4つの畝の穴あきマルチからは、早や雑草が出ていましたが、
それらを取り除いたのち、タマネギの苗、ニンニクを植え付けました。
 昨年のタマネギは、畑にタネを直播きし、収量不足の失敗をしましたので、今回は、
pookyさんが、東京練馬で8月頃に種まきし、その後ポットへの植え替え、追肥をし、丁寧
に育苗した約700個のポットの15~20㎝ほどにしっかりした苗をマルチ穴に植え付けました。
ニンニクは約400個、ラッキョウ約100個を植えました。
 これによって今、4つの畝は、生命を吹き込まれ冬越しして成長するのですね。

 みんなで植え付けの様子         生命を吹き込まれた4つの畝
  

 

             おにぎりタイム
               
             

 

 停電は、戦後経験した程度で久しく遭遇しませんでしたし、まして蓼科のK邸で起きる
など,
想像だにしていませんでしたから、大ハプニングの事態でした。所々にローソクを
点け、移動には懐中電灯、ŁEDランタンで・・と、かえってロマンティックな雰囲気が
漂い、これまた得難い光景の中の夕食となりました。お肉の色、麩、焼き豆腐などの色の
楽しみは失われましたが、おいしいスキヤキの味は変わりようもなく、普段あり得ない
貴重な経験もまた楽しでした。

 ローソクの明かりで・・         スキヤキ鍋を囲む
  

 

 停電は、予定より早めに回復し、夜半には通電され、電力会社の不断の復旧工事の努力に
感謝するとともに改めて電気のありがたさを認識したのでした。

 頑張った青年たち            完成した畑
  

 

 サトイモ、サツマイモ、黒豆は順調に育っていて、いよいよ、次回は大収穫祭を
迎えます。  高原のは、早や冷え込む季節となりました。

 

 お待たせしました。オートスライドをお楽しみください。(4分強です。)

 

 


 

 

 

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ナス・ピーマン祭り'18  (bon)

2018-09-05 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

     大型で勢力の強い台風21号は、関西地方を直撃して各地に大きな被害を残しました。
        関空は滑走路が冠水、連絡橋が破損するなどの被害をはじめ、大阪市内でも、大木が
        なぎ倒されたり車が横転したり、停電、断水も発生するなど大変なようでした。
     皆様の地域ではいかがでしたでしょうか? 大丈夫でしたでしょうか?

 

 そんな台風がまだ南の海上にある時でしたが、すでに秋雨前線が列島に滞在する形で、
お天気は不安定でした。 9月1日~4日の蓼科農園での畑作業は、2日目、3日目の午前中
は、雨で待機でしたが、それ以外は一時晴れ間も見える、したがって涼しい中での作業
となりました。
 雨のための待機で、大リーグの大谷選手のライブが観戦できたりの"おまけ"があり、
これもまた良かったですが、その分作業密度が上がり、それなりに疲かれました。

    雑草に囲まれた蓼科農園(左サツマイモ、ネットの中は黒豆)
         

 

 8月はお休みでしたので、畑は、夏の盛りで伸びた雑草に一面覆われていました。
そんな中に、サトイモ、サツマイモ、黒豆などが生き生きと元気よく成長していました。
ナス、ピーマンは大きな実が、"すずなり"に付いていて、たくさん収穫できました。
 反面、カボチャ、スイカは、7月時点であれだけ元気に成長し、実もたくさんついて
いたのに、夏の異常な暑さに焼けたのと、動物に食べられたために ほとんど収穫が
できませんでした。

 例年ですと  "スイカ・カボチャ祭り" となるところですが、今年は表題のように
"ナス・ピーマン祭り"と相成りました。

 米ナス                 ピーマン
   

 

           万願寺とうがらし
              


 雑草を刈り、整地した新しい畝には、白菜、水菜などの苗を植えて、さらに、次回
植え付け予定のタマネギ、ニンニク用の4畝をマルチ掛けして整備しました。
雑草が抜き取られ、新しく整備された美しい畝の並びに蘇った姿は感動するほどでした。

       今夜はスキヤキ
       
 

 3日目の午後には、今回唯一の晴れ間となり、青空が戻って、コスモス、ススキの
群れに、アキアカネが飛びう気持ちの良い秋らしい高原の雰囲気が味わえたのでした。

 周囲の田んぼは、黄金色に輝く実った稲と一面に白い花をつけた蕎麦畑がきれいな
コントラストを呈していました。 

晴れ間の中の八ヶ岳遠望          畑にはススキ  
        

 

一面黄金色の実り              青年たち (後ろは蕎麦畑)  

  

         すっきり完成した農園  
               

 


 お待たせしました。オートスライドをご覧ください。(約6分20秒です。)





 

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夏合宿’18  (bon)

2018-07-31 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 昨夕、涼しい高原から、エアコン・扇風機の下界に帰ってきました。 
7/27~30まで、蓼科農園で、ジャガイモ、タマネギなどの収穫と勢力盛んな雑草除去
作業に行ってきました。 日中、陽の下は真夏の日差しながら、休憩でテントの日陰に入る
と、高原のさわやかな風は、汗した肌に心地よく、夜も涼しい別天地の四日間でした。
 
 台風12号は、日本列島を東から西に逆走するような進路をとり、28日(土曜日)の夜が
最接近ということで、朝から雨で、一日待機状態となりました。  なので、実質二日の
作業でしたが、多数の参加者のおかげで、予定した作業はすべて完了し、雑草に囲まれて
いた畑は、散髪で刈り上げしたようにすっきりときれいになりました。

 夏の八ヶ岳                   雑草に囲まれた畑
  


        スイカ・・たくさんできている。楽しみ~     
          


 今回は、かねてからお声がけしていた大阪のNuさんを含め、大阪からの3名の参加で
総勢9名となり、新鮮な話題の刺激もあって、作業中、食事時、さらには台風で待機中も
楽しく大いに盛り上がったのでした。
 高校卒業から、60年が過ぎた後期高齢者の集まりとはとても思えない、昔にタイムスリッ
プして 活気に満ちていたことでしょう。


 畑では、ジャガイモ、タマネギのほか、ピーマン、米ナス、万願寺とうがらし、いんげん、
パセリ、サラダ菜、はつか大根などの食材を収穫しました。

 みんなでジャガイモの掘り上げ      楽しい夕食のひととき
  


 29日(日曜日)の朝がたはまだ、雨は残りましたが、作業に取り掛かるころには、すっ
かり晴れて真夏の太陽が戻り、こまめに休憩をとりながら、黒豆の支え紐張り、サトイモの
土寄せ、それに、雑草引き、草刈りと手際よい作業が進みました。
 カボチャ、スイカは既に頃合の大きな玉が出来ていて、その順調ぶりを示していましたし、
サツマイモの今年の繁り方は大いに期待が持てそうです。 種から植えた黒豆は、もう50
センチ程に成長していました。ジャガイモ、タマネギの出来は、今一つの感ですが、その他
は、例年にない豊作かもしれません。先に掘り上げた、ニンニクは上出来でした。


        サトイモ も のびのびと成長
         


 お昼には、お世話になった諏訪中央病院の、お若い先生たちお二人をお招きし、テントの
下で、総勢11名の賑やかなおにぎりタイムとなりました。 
 冷やしたビジソワーズ(ジャガイモスープ)から始まり、野菜天ぷらなどの取り立て野菜
の豪華メニューに、楽しい会話を伴奏にして ほうばるおにぎりの味は格別の喜びに満ちる
のでした。

 お若い先生を交えた会話は、いつもと違った話題と笑い声に、みんな若返って 華やいだ
雰囲気に包まれ、真夏の作業の疲れはどこか飛んでいったような感じでした。
 先生たちも、非日常的な光景と、ピーマン、パセリなどの手ずからの収穫を楽しまれ、
短い時間でしたが、好印象であったようでした。 是非、またの機会の参加を期待したい
ものです。

        笑い声が響くおにぎりタイム 
                  


 畑で記念撮影                八ヶ岳をバックにもう一度・・
  


 日曜日の午後には、先生お二人、大阪組のお三方がお帰りになり、6人衆は、一度に
疲労感を味わったような感じの中、残りの作業を終え、縄文の湯で汗を流しながら、直前
の楽しい出来事などなどを思い出し、みんな元気で作業を終えた喜びに感謝するのでした。

 6人衆の満足・・             完成した農園
  


 お待たせしました! オートスライドが出来ました。(6分です。)
  どうぞ、お楽しみください。

              

 

 


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梅雨時の手入れ '18  (bon)

2018-07-04 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 関東では、観測史上初の6月梅雨明けとなった、6/30から 蓼科農園での“梅雨時の作業”
に行ってきました。(~7/3まで)

 東京を出る朝には、すでに真夏の暑さで、空は青く、中央道から見る遠くの山々も稜線が
はっきりしない
夏特有のガスっぽく霞む・・ そんな中、一路蓼科農園に向かいました。

        夏景色(農園近く)
            

          
 蓼科農園は、ネットも支柱もしっかりしていて、先の「大合宿」で植え付けた、ナス、
ピーマン、トマト、カボチャ、スイカ、など元気に成長していました。
 心配したサツマイモも、藁の枕(敷き藁)のおかげでみんな根付いていました。
 種まきした黒豆も9割がた発芽していて,すでに20㎝ほどに成長していました。

        除草など始める
             

     苗際の除草 
   

                除草と新しい種まき
          

 

 雑草の生命力もすごく、マルチや防草シートの隙間から、勢いよく伸び、畑の周辺は、
膝丈くらいの雑草に覆われていました。

        周辺の草刈り(エンジンの音を響かせて~)
         
 

 畑開き(4月)に植えた、ジャガイモ、サトイモも元気で、特に今年のサトイモの根付き
状態はほぼ100%近い成功でした。
 冬越ししたタマネギ、ニンニクはそろそろ収穫期に入っていて、ニンニクは9割がた掘り
上げました。小振りのものもありますが、立派な大型もあり400個近くの豊作でした。
タマネギは、掘り上げずにそのままにして次回、掘り上げることにしました。

        ベランダに並べたニンニク
                

 初日の夕方近く、1時間ほどのシャワーのようなにわか雨があったほか、今回の4日間は
全日晴天の夏日でした。 さすがに日差しは強く、たっぷりの水分補給も、たちまち汗に
なってしまいますが、今回 新調したテント内で休憩すると、高原のさわやかな風に癒され、
元気な会話が飛び交うのでした。
 テントの外の空に目をやると、くっきりと白い積乱雲が、青い空に映えて 美しささえ
感じる余裕を与えてくれるのでした。

       おにぎりタイム(新調したテントの下で~)
         
 

 帰宅する最終日の早朝3時には、W杯ロシアの決勝トーナメント「日本対ベルギー」が
あり、目覚ましをかけ、キックオフからテレビ観戦に夢中になり、やや寝不足気味を抱え
ながら 今回の“梅雨時の手入れ”は、楽しいうちに無事終了しました。

        完成した「蓼科農園」・・すっきりしました!
         

 次回は、月末27日から、夏の収穫(ジャガイモなど)を予定してます。


  お待たせしました! お楽しみオートスライドです。(約6分です。)

 

 

 

 

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大合宿‘18  (bon)

2018-06-10 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

   南の方から北上し、近畿地方も梅雨入りしたと報じている6月6日(水)に、今年3回目
の蓼科農園“大合宿”に向かいました。

 朝から小雨で、時々小止みになりながら、中央道を下り蓼科農園に着く頃には本振りで、
初日は畑作業は諦めて待機状態となりした。 


 一夜明けた翌日は、スカッと抜けるような青空、邸の朝は、この時季ハルゼミのシャ
ワーのような鳴き声を浴び、一同の意気ごみは、言わずもがな 否応なしに高まるのでした。

    夏のような八ヶ岳と水田
            

 Pookyさんが東京練馬で愛しみ育てたたくさんの苗たちは、大合宿の日程が遅れたため、
やや大きく育ち過ぎたきらいはあるものの、皆さんの手によって、マルチのベッドに植え
つけられ 納まった姿は生き生きと元気を取り戻すのでした。

      苗たち(練馬での5月頃の状態)
        

 今回の作業で、植えつけた苗たちは、ナス、米ナス、長ナス、ピーマン、万願寺トウガ
ラシ、トマト、パセリ、タカノツメ、長ネギ、ごぼう、レタス、カボチャ、スイカ、レタ
ス、インゲン、そして現地調達のサツマイモでした。 黒豆、ハツカダイコンの種もまき
ました。

            太陽の下で・・               
  


               ランチタイム
        

 前回、“畑開き”から、1か月半経ちますから、この時季雑草の勢いはすごく、マルチ、
防草シートのすきまや畑の周りは膝くらいまで延びていました。マルチに覆われて作物は、
元気よく成長していますが、その穴から雑草も伸びていて、慎重に丁寧に抜きます。全体
的にシートで覆われていますから、雑草対策としては 大いに助かっているのです。

 翌日も良いお天気で、朝食は、ウッドデッキのテーブルで、降るような蝉しぐれを受け
ながら 高原気分を満喫しました。 日中は真夏を思わせる暑さでしたが、休憩を取りなが
らの作業は順調に進み、夕方から雨が来て、植えつけた直後の苗たちにとって恵みの雨と
なりました。

     蝉しぐれを受けながらのウッドデッキでの朝食
          
 

 最終日の朝も、良いお天気となり、梅雨時に拘らず、理想的なお天気に恵まれて、作業
を終えた夜の食事、夜更けまでの楽しい団欒・・と、3泊4日を過ごした9人の仲間は、それ
ぞれにほど良い疲れと共に、代えがたい晴やかな満足感を持ち帰りました。

 大合宿の成果               若人たち
 

 青春時代を共に過ごして60年が過ぎた今、このような情感と絆に囲まれた幸せを改めて
噛みしめるのでした。

 

  お待たせしました!オートスライドをお楽しみください。(約5分半)

 





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畑開き‘18  (bon)

2018-04-27 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

   蓼科農園については、先(4月10日~)の「畑開き準備」で、前年に積み残したマルチ・
防草シートはがしと芋がら、枯れ枝などの整理を終えて、今回、4月23日~26日に「畑開き」
を実施しました。
 前回のオートスライド「♫ 春まだ浅い 信濃信濃路へ~」の余韻のまま・・

  K邸は、“高原の春”たけなわで、広い庭の桜は、今満開でした。 こぶしの大きな花も
一面に白いアクセントをつけ、ウグイスはしきりに鳴いていました。 標高が高いせいか、
石楠花、ツツジはもう少し先のようで、グランドのスイセンは咲き始め、ニホンサクラソ
ウの群生は、ようやく出そろってきたところでした。

      K邸の春
             
         

 出発時点の天気予報では、かき入れの中2日が雨模様とあり、なので、初日から雨に急
かされるような密な作業となりました。 2日目は、午後3時頃までは何とか持ちそうとの
予報にかわり、朝早めのスタートにして、予定の作業を確保することにしました。
 どんよりしたお天気は、気が気ではありませんでしたが、反面、肌寒いくらいなので、
大した暑さがなかったのが幸いしました。 結局、夕方薄暗くなる 6時半まで作業ができ
たおかげで、予定の進捗を上回る成果となりました。
 縄文の湯に疲れを癒し、外に出ると、雨が降っていました。

 耕運機による畝つくり           マルチ、防草シート張り
   

 ジャガイモの植え付け                      お茶タイム
 


 3日目は、夜に かなりの雨足で降り、午前中いっぱい雨は残りました。 時折、突風の
ような強い風がありましたが、昨日の疲れを癒すための休息を 天が与えてくれていたの
かもしれません。のんびりと午前中を過ごし、午後3時からネット張りなどの作業を再開
しました。

 おかげ様で、次回でも差支えない2か所の“ネット囲い”も完成し、さらに、畑の周囲
にも防草シートを張り巡らすなども出来、畝建てした20本余りのマルチの列とその間を
防草シートで埋め尽くされたその姿は、更地の畑に新しい息吹が吹き込まれ、イキイキと
生まれたのでした。

      畑開き 完成(中央に鹿対策ネットが見えます。)
        
         (右端の白い3つは、そら豆の霜よけです。)

 最終日は、朝から輝くように晴れ、北、中央、南アルプスの山々の、クッキリと冠雪
した美しい頂は、それぞれに自慢し合っているようでした。

 帰路、小淵沢あたりから、早くも前方に雨上がりの綺麗な富士の姿を捉えることが出来、
中央道を 長坂、須玉、韮崎・・と近ずくにつれ、いっそうクッキリと大きな富士を目前
に、“畑開き”が無事完成したことの充実感と共に ホッと開放感を味わうのでした。

 今回は、ジャガイモ200個、サトイモ120個を植えつけました。 次回「大合宿」では、
いよいよ、一面の畝に、種まき、苗の植え付けを行い、今年の作付がすべて出揃うことに
なるのです。

  東京練馬では、pookyさんが、大合宿で植えつけるための苗たちを、その日に苗丈が短か
すぎず 長すぎない 丁度良い大きさに育つように逆算して、丹念に育苗しています。
 カボチャ、スイカ、ナス、米ナス、トマト、ミニトマト、タカノツメ、あまながトウガ
ラシ、パセリ、イタリアンパセリ、ピーマン、長ネギ、下仁田ネギ・・などたくさん育苗
されています。

     練馬で育苗している元気な苗たち(部分)    

          

 お待たせしました。オートスライドをお楽しみください。(約4分半)

 






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蓼科農園‘18(畑整理) (bon)

2018-04-13 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 今年初めての蓼科農園です。4/10~12ですから、例年よりかなり早い始まりなのですが、
昨年10月下旬の収穫祭が雨などで遅れてしまい、11/9~12でしたので、収穫祭と畑じまいを
かねて昨年は終わりにしたのです。 で、畑の方は、若干整理が残っていて、全面を新しく
開墾してもらうために、その前座として今回“整理のため”の蓼科農園行きとなりました。

 芋がらや黒豆の枝などの焼却とマルチ・防草シートのはがしがメインでしたが、良い
お天気の下の 久し振りのこれらの作業に汗ばんだのでした。 畑の中央3か所に積み上げて
火をつけると、勢いよく音を立てて燃え上がり、その後には上質の草木灰が残り、翌日、
畑面上に散らし、さらに米ぬか5袋(15㎏/袋)を全面に散布して整理は完了しました。
 大型耕運機による開墾を次回畑開きまでに実施してもらうよう依頼しました。

 雪を頂く八ヶ岳             芋がらなどの焼却
   


 冬越しをしたタマネギ、ニンニクは順調に成育していて、マルチ穴に延びた雑草を除去し、
スッキリしたところに液肥を散布しました。

  タマネギ、ニンニクの除草       液肥も散布
  

 おにぎりタイム              米ぬか散布
  

            きれいに整理できました。
          


 初日は良いお天気でしたが、翌日は一転急変し、小雨交じりの突風が吹きまくる嵐のよう
でした。夜の雨は上がり、最終日には初めての高遠城址公園の桜まつりに足を延ばしました。
 タカトウコヒカンザクラ(固有種)は、既に満開を過ぎていましたが、城址公園一面の
1,500本に及ぶ桜にたくさんの人々が訪れ、賑わっていました。 遠く戦国時代を偲ぶ、地形
を巧みに利用した、深い空堀や土塁からその戦闘的な城の姿が思い描かれるのでした。

             高遠城址公園の桜まつり
  


     楽しいひと時・・
       


 桜の下では、団体による大正琴の演奏や、田楽座と称する一座の狂言ようの出し物など、
のどかな雰囲気に包まれ、ひらひらと散る桜の下で五平餅をほうばり、ひととき 別次元の
感覚を味わい帰路に向かいました。

      “高遠の さくらの下で 五平餅” ぼん


 
 お待たせしました。オートスライドです。(3‛30”)

 





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大収穫祭 '17  (bon)

2017-11-13 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 今年の大収穫祭は、台風22号の直撃予報で急きょ日程変更を余儀なくされ、予定の3週
遅れの11月9~12日に "畑じまい"と合わせて実施することになりました。 急な日程変更で
参加メンバーの都合が合致せず、全員が揃うのは11/11(土)となり、"さみだれ集合"みた
いな やむなき状態となりました。

 例年よりもぐっと遅い収穫祭は、既に真っ赤なドウダンつつじなどの紅葉は終わって
いましたが、一面のカラマツは、きれいな黄色に衣替えしていて、われらが畑のシンボル
ツリーも青空に映えて、八ヶ岳をバックに美しく悠然と聳えていました。 K邸の庭の
モミジもシャクナゲのカンバスに美しい絵模様を描いていました。

 秋色に染まる 八ヶ岳                     シンボルツリー
  

 

 K邸 晩秋の庭              シャクナゲを飾る
  

         到着時の畑の姿(pookyさん視察?)
          

 日中の畑作業は、お天気が良く順調にはかどりましたが、それでも収穫と畑じまいの
両作業が重なったために、“おお忙し”の状態となりました。

 

 サトイモは霜にあって、枯れ果てていましたが、豊作でした。この秋口に根元に土盛り
をした成果?でしょうか、昨年のような“頭が青くなった子芋”は、さすがにできておら
ず形もよいのができていました。 大きな株はスコップで回りを掘っても、容易に抜けな
い程立派に育っていました。

サトイモ(霜で上部は枯れる)       サツマイモの葉は枯れる 

 
          サツマイモ(1株にこんなに・・)
          

 

 サツマイモは、植え付け時の天候に左右されるのか、根つきが悪かったと想定され、
大体半分ほどの成果でした。 こちらもサトイモ同様、霜にあって完全に枯れ果てていま
したが、成長した株は写真のように出来すぎの株もありました。  また、ゴボウは、
肥料袋に土を入れた“簡易プランター?”でしたが、十分に太い、ねじれたりしたゴボウ
が収穫できました。 柔らかくとても香りのよいゴボウでした。 黒豆も、昨年に比べて
品質、収量とも上出来のようでした。 みんなに分けて持ち帰りました。

おにぎりタイム               越冬するタマネギ、ニンニク 
 

 

 サトイモ、ゴボウ、ダイコン、白菜、ネギ、サツマイモ、サラダ菜、タマネギ、パセリ
などこの時季に収穫できた 自家製の野菜たちを食材に取り込んだ、芋煮、サラダ、鉄板
焼きなど、自然の恵みを堪能したのでした。

     芋煮と焼き肉パーティー(懐かしい高校時代のセーラー服姿サプライズ) 
          

 

 収穫祭のメインイベントは、例年、自然の真っただ中の畑で、芋煮会パーティーとして
いますが、今年は夕方の時刻に差し掛かるため寒くなりますので、K邸の室内での宴会風?
パーティーとなりました。 いつもの、庭でのファイアーストーム、懐かしい歌を合唱し
たりも、時間切れで中止としましたが、屋内の整った設備での宴会スタイルも、それは
それで落ち着いた雰囲気で大いに盛り上がるのでした。

     

 残念ながら、今回もアクシデントがありました。 9月末の「収穫祭準備」でmakさんが、
今回はpookyさんが、S中央病院のお世話になりました。pookyさんの場合は、初日でした
から収穫祭に参加できませんでした。

 傘寿を目前にしたメンバーの野良仕事三昧は、これまで元気印を自負しながらやって
きましたが、やはり何かとトラブルに見舞われ易くなってきているのかもしれません。

 

       みんな揃って(頑張った青年たち)
          

 

 マルチ、防草シートそれと黒豆の枝、サツマイモのつるなどの廃物は、今回は時間が
なくそのまま越冬することとなってしまいました。来年、雪が解けて、畑開きをする前に
これらの片づけをすることとしました。


 終盤でいろいろと変化の大きい「蓼科農園」でしたが、一年を振り返ってみると いろ
いろと楽しい想い出の集積が今年も皆さんの心に深く刻まれていることでしょう。
 どうぞ、良い年末を迎えられ、来年再び元気で勢ぞろいできる喜びを期待して今年の
幕とします。

 皆さん、ありがとうございました! 

 

 

 お楽しみオートスライドです。ご覧ください!(5分弱)





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蓼科農園収穫祭準備 ‛17  (bon)

2017-09-30 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

         蓼科農園出発前に、既に衆院解散が、臨時国会冒頭に実施される
             ことは認識していましたが、この3日間畑作業に没頭して、社会と
             離れていた僅かの間に、代表選直後の第2党は分裂し、新党と合流?
             など政策論抜きの“当選ファースト”を目指した、激震が走っていた
             ことに驚きました。

 

 初秋の蓼科農園は、来月下旬の“大収穫祭”のための準備を迎えます。 9月27~29日の
予定で作業に向かいました。 肝心の28日は、昨夜来の雨が、午後2時頃まで残ったため
目的の準備は完成しませんでしたが、タマネギの発芽周りの雑草を抜き、ニンニクの植え
付けは無事完了しました。
  それぞれ、2畝ずつあり、400個/畝×4畝で、計1,600個に対する作業でした。

 初日(27日)は、周辺の田圃は既に稲刈りが終って、きれいに藁干しされている田圃や、
たわわに実った黄金色した田んぼが広がり、畑にはコスモス、ススキが群生し、どんより
とした中にも高原の秋が始まっていました。 雨が心配でしたので、先ずは、ニンニクの
植え付けを始めましたが、何しろ1畝 400個のマルチ穴に、ニンニク片(タネ)を6~
7cmの深さに植えつける単純作業は、日暮れまでかかりました。
 夕方6時前頃は、暗くなり始め、高原の風は冷たく感じながら、それでも一区切り作業を
終えた満足とともに、縄文の湯に浸かる心地よさを味わうのでした。

 ススキ群生                お茶タイム
   


 採りたての野菜などを使った“水炊き”と、日本酒を友にした歓談は、今日もまた蓼科
浪漫倶楽部の粋を盛り上げていました。 外は寒く、すでに本降りになっていました。

 翌日は、まだ雨が残りましたので、長年お世話になっているK邸の部屋等を久々に整理し
ました。 農作業で使った小物類で不要になたもの、資料類、家電など思い切って廃棄して
スッキリ見違えるようになりました。

 午後3時頃から、農園作業に移り、前回(9月初)に種まきをしたタマネギが発芽した
マルチ穴の雑草を抜き取るのです。作業は、極めて単純ですが、細いタマネギの芽を残して、
それにまつわり付くように生えている雑草だけを抜き取る慎重な作業でした。 これも大体
800個を対象としていますので、まことに単調な しかし神経の使う作業でした。

            スッキリ仕上がった タマネギ(左2畝)とニンニク(右2畝)

         


 暮れかけて来ると、タマネギの芽と雑草との区別がつかなくなり戸惑うこともありました
が、取りあえず完了し、今日も縄文の湯を目指すべく片付けている最中にアクシデントが
起こりました。

 暗くて足元が見えにくく、両手にものを持ち 振り向いた途端に、石につまづいて転んだ
拍子に肩などを強く打ち、倒れ込んでしまいました。身体の大きいmakさんが動けないので、
救急車のお世話になり病院へ。 検査後退院が決まり一同ホッとしたのでした。
 本人は、まだ、痛みが残り、帰宅後医者に見てもらう必要はあるものの、大きな事故に
ならず 取りあえずは、一同揃って帰路につけることをお互いに喜び合ったのでした。

 皮肉にも、最終日は、素晴らしい秋晴れとなり、八ヶ岳の姿もくっきり浮き出てコスモス
も色鮮やかに揺れていました。
 次回、10月下旬の大収穫祭を楽しみにしながら蓼科農園を後にしました。

                                    (青年たち)


         

 

 

オートスライドをお楽しみください。
 

 

 

 

 

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蓼科農園 スイカ・かぼちゃ祭り ’17  (bon)

2017-09-06 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

       今日は満月です。 あいにくのお天気ですが、月の出頃は
        晴れるそうです。 朝夕めっきり秋らしくなりました。
        たまに、お月様を眺めてみるのも・・。


 予報が全く外れ、全日 幸運の晴天に恵まれた今回の蓼科農園は、9月1~4日の収穫、
サトイモの土寄せ、タマネギの種まきなどの作業で 予定通り完成しました。

               サトイモ畑から八ヶ岳を望む
           


 この時季、いつも参加されている3人が都合で欠席となり、メンバー5人の頑張りの
成果でした。
 気候の変化で、暑さが大きく変化し、澄み切った高原の空気はすっかり秋の気配を
漂わせ、ここ何度か続いた小雨、曇天に打って変わってすがすがしい農園を楽しんだの
でした。

 スイカ、かぼちゃは 収穫時期に入り、8月下旬に Kさんが見回った時、“アッと驚く”
光景を目にしたのでした。 囲いの網、支柱が倒され、中のスイカやかぼちゃが食べられ
ていたのです。 昨年も、一昨年も 支柱+網(ネット)の対策で十分でしたのに、今年
はどうして? スイカは昨年大豊作、かぼちゃはイマイチでしたが、今年、例年になく
かぼちゃの生育がよく、実もたくさん出来ていたというのに・・。

 でも、その時の応急対策が良かったのか、今回、無キズのスイカ、かぼちゃが10個ずつ
ほど残っていました。 かぼちゃは収穫後しばらく置いて甘みを出すため、そのままに
しておきましたが、スイカは早速食卓に上り、美味しくいただいたのでした。甘みもあり、
タイミングも上々でした。 高原では、やや遅い収穫となるのですね。

  たくさんの収穫に恵まれました      満足!
  

 肉厚の優れピーマン、長ナス・米ナス、ミディトマト、コマツナ、ハツカダイコンなど
十分収穫して、早速、食材として自然の恵みを堪能しました。 サトイモの成長も順調で、
今年初めて“土寄せ”をしました。 子芋は、地中にできますが、次第に土の表面近くに
も出来てくるモノがあり、それらに土をかぶせて日光を当てないためなんですが、今年
初めての試みです。

 サツマイモの成長は、暑い盛夏が好きのようで、蔓は、畝からはみ出して防草シートの
上に延び広がっていました。これらは、“天地返し”をして、畝のところにかぶせるよう
に整えました。 黒豆も順調のようで、これから“実が入る”時季なんでしょうか。

 黒豆ネットに添って、新しく2畝を作り、タマネギの種まきをしました。 例年、練馬で、
pookyさんが苗を作り、それを定植していましたが、昨年、一部タネを直播きして成功しま
したので、今年は全面、タネの直播きとし、効率化を図りました。そして、次回植え付け
予定のニンニク用の畝も作りました。

         新しい畝つくりと、葉物の植え付け
          

 蓼科農園では、毎年同じ農作業のサイクルを繰り返しながら、しかし、少しづつ改良や
変化を取り入れた菜園自体の楽しみとともに、勿論みんなとの交流が主体ですが、K邸での、
食事タイムも重要な役割を果たしているのです。

 2~3泊の食事メニュー、食材の購入、調理、後片づけなど、みんなの共同作業は、
合宿というよりは“キャンプ”に似た楽しさがあるのでしょうね。 今回も、パエリアや
スキヤキなど まだまだ高カロリーのレシピでした。そして何よりも、自家製の新鮮野菜が
ふんだんに並ぶ豊かさも 心身ともに健康倍増の源になっているかもしれません。

         この日は水炊き (昨夜は、スキヤキでした。)
          


             今回の完成図。タマネギ2畝(種まき済。さらに右2畝は次回ニンニク用)
                
                     雑草も整理され、きれいになりました・・!



 お待たせしました。好評のオートスライドをどうぞ・・! (約4分です。)

                      




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蓼科農園 夏合宿‛17  (bon)

2017-08-01 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 梅雨も明けて安定しているはずのお天気は、どうも定まらず、前回の蓼科農園に続いて
降ったりやんだりの蒸し暑い作業となりました。(7/28~31)

雲は低く垂れ・・             時々雨に・・
 


 今回の作業は、ジャガイモ(マゼラン、男爵)の収穫とその他は除草がメインでした。
9畝のうち、タワラムラサキ1畝は前回収穫でしたから、今回はジャガイモ8畝で、4~
500㎏の大豊作でした。 この他、ピーマン(巨大で肉厚やわらかの優れもの)、巨大万願寺
とうがらし、各種ナス、モロッコいんげん、ミニトマトなど 早速食材として豊かな恵みを
いただいたのでした。

   じゃがいも             軒下に避難
 


 蒸し暑い さ中の作業は、汗と泥んこで大変でしたが、作物にとっては大変好条件なので
しょうね。 かぼちゃは、イキイキと成長し、すでに丸い良い形のカボチャがそこここに、
心配だったスイカも小玉スイカくらいになっていて模様もはっきりと出ていました。 
肥料袋4袋を並べたゴボウは大きな葉を付けて、うまくいっている感じでした。

カボチャ                 スイカ
 

             (わかりますでしょうか?)


 サトイモはぐんぐん成長していて、追肥と土寄せを施し、サツマイモも 除草されてスッ
キリとしました。 これらは、今からが成長どころで、夏から秋にかけて大きく実るので
しょう。 ダイコン、サラダ菜などの食材も毎回、重宝させていただいています。

 畑では、すでにコスモスがいくつか花を咲かせて、彩りを添えていて、まだ若い
ワレモコウも 風に靡いていました。ヒマワリは大きく背を伸ばし、もう少しすれば大輪が
咲きそうでした。

 Kさんの2人の孫たちは、ジャガイモ掘りはもちろん、除草など立派なお手伝いが出来、
本人たちも満足していたのか、ごはんも良く食べ、お利口さんでした。

お茶タイム                頑張りました。 
 


           完成
            
                         

  次回は、うまくいけばスイカの食べごろとなるかも・・。


          帰りの日は、晴れました。
           

 

 

 お待たせしました。
 オートスライドをどうぞ・・!(約4分です。)

                




 

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