子育てにキラッと魔法をかける ろっこのブログ 「ろこ はうす」

育児、カウンセリング、子育て講座、不登校、箱庭
キャラクトロジー心理学、ヒーリング、
新潟県長岡市青葉台

重度障害の子ども達から教えてもらったこと

2016-09-22 10:19:33 | 子育て
最近気になることは、保育園や学校などで、

発達障害の子どもと愛着障害の子どもを混同し

医師もその区別がつかずに薬を処方しているのではないか、

ということなのです。

そういうことがとても多いのではないか。



私が旧養護学校で働いていたのはもう30年くらいも前のことになりますが、

その頃から、重度の子どもでも明らかに

愛着障害がある子とあまりない子では

違いがあることに気づいていました。



最重度の寝たきりで知的障害も重いお子さんでも、

そこははっきりと違いました。

いくら重度でも、愛されていると実感のある子は

やはり穏やかさがあったり、周りへの興味があったり、

どことなく繋がり感がもてて、心がオープンな感じがしました。

いろいろな大変さはあるのですが、やっぱりどこか違うんです。

(最重度の子どもは逆に侵入され過ぎ、という問題はありましたが)



自傷行為の激しいお子さんは、

やっぱり障害のせいだけとも言えず

愛着障害がかなりあるなぁと感じました。

それは、関わりを変えることにより、

自傷行為が激減したことでも感じました。

周りを拒否し続けたお子さんが、

とても変化したのを経験しているのです。

我が家の息子もあることをきっかけに

生後3ヶ月くらいの頃、自傷がひどかったことがあります。

ですので、どうしようもないこともあるのですが、

それも丸ごと受け入れることで落ち着きました。



当時はまだ最重度障害の子ども達の教育は模索中で、

音楽療法や感覚統合を取り入れ、

さくらさくらんぼ保育園の保育などを参考にしていました。

枠を広げて一人一人に合った方法を考えていました。



愛着障害であるなら、早期に関わり方を変えることにより

かなり改善されるのではないかというのが

私の結論です。

それにはやはり、ご両親の関わりが変わることが

一番の近道だと思います。



ご両親が悪い訳ではないのです。

やはりそういうお子さんはかなり敏感だったりしますので、

仕方のない面もいっぱい。

だから、誰かを責めるのではなく、

この子のために出来る最善のことを選ぼう、と

決心できるかどうか、だと思います。

なかなか難しいことではあっても、

そこはよく理解できますが、

そうやって取り組むか取り組まないかで

1年後にはかなり違いが起きると思います。



保育士さんや幼稚園の先生にお願いしたいことは

子どもの心がオープンになれるような関わり方を

工夫してあげてほしいと言うことです。

今の保育のシステムでは難しいことがいっぱいあるかも知れません。

それも分かりますが、

敢えてそこに挑戦してみていただきたいと願っています。



乳幼児期はそれくらい、子どもの人生にとって大切な時期であり、

何かがちゃんとできるかどうかよりも、

自分が受け入れられているかどうか実感できるか、ということが

とても大切になるからです。



こんなことを書くのはかなり勇気のいることですが、

薬の害というものも知っていますので、

どうしてもの時に使ったとしても、

なるべく関わりを変えることにより、

使用をやめることができたらと思うのです。



私が販売している訳ではありませんが、

バッチフラワーレメディは匂いもないので、お勧めしています。

急を要する時には

バッチフラワーの「レスキューレメディ」

感情に振り回されやすい方にも。

合う,合わないもあるとは思いますが、

我が家に来ていたお子さんには合っていました。

ご興味ある方はお試しください。



体験 いちにち 子ども食堂

2016-07-25 09:07:21 | 子育て
長岡青年会議所主催 「いちにち 子ども食堂」

~魅力ある大人になるために~

に参加させていただきました。



パネルトークでは

・NPO法人豊島WAKUWAKUネットワーク理事長 栗林知絵子さん
・にいがた子育ちステイション 立松有美さん
・市議会議員 桑原望さん

の三人の方々のお話を伺うことが出来ました。



お話を伺い、私の中に残っていることとしては、

日常にいると貧困ということの実態が見えて来ないこと、

子ども食堂を通して

見えないものが見えるようになった、ということ、

「貧困」ということに対して

社会が悪いイメージを作ってしまっていること、

貧困という言葉を使わずに困っている子ども達を助けるには

どうしたらいいか、工夫されているということ、

地域のゆるく繋がる力というものが

困難な現実を変えていく強い力になるんだなぁ、ということ。



孤独を感じているおじいさんが家を提供してくださり、

孤独な子どももおじいさんも共に救われたということが

特に心に残りました。

マイナス×マイナスが工夫次第でプラスに繋がる。

発想を変えることで、プラスがどんどん生まれると嬉しいですね。



子ども食堂の作り方講座

http://netatyou.jp/2016/02/01/child-welfare-2/


青年会議所のメンバーの方々がカレーと豚汁を振る舞ってくださいました。

皆さん素敵な方々でこころ温かくなりました。

ありがとうございました

長岡に子ども食堂が誕生する日も遠くないと思います


私もにじの森について説明をさせていただきました。

にじの森も子ども食堂の要素をもっている場所なのかな。

子ども食堂はお腹と心を満たすことができる。

にじの森は身体と心を満たすことができる^0^

大人も子どもも無心になって遊びましょ。

明日はにじの森の開催日。

お天気は~~???


お申し込みはこちらまで

holisticlabo@wg7.so-net.ne.jp
(お名前、お子さんの年齢、電話番号をご記入ください)

メルマガ 「ろっこの育辞書」始めました。

2016-07-22 11:49:55 | 子育て
今までご縁のあった親子さんを振り返ってみても、

育児の悩みのない方は殆どいません。

今現在悩みがない方でも、やはり悩んだ時期があり、

ご自分なりの答えを見つけられたのではないでしょうか?



私が子育てひろば「にじの森を」やろうと思ったのも、

やはり、人生において一番大切な、今後の人生に大きく関わる、

でも悩みの多い時期の0~3歳の親子さんをサポートしよう、

と決めたからなのです。

そして改めて思うのは、

親や周りの大人が心についての知識を

持っていたら違うのになぁ、ということです。



知識があるとないとでは、本当に違います。

私も子どもの頃からのたくさんのトラウマを抱えて

身動きが出来なくなっていました。

トラウマを解放するセッションを受けて来たのはもちろんですが、

知識を身につけて、自分にどういうことが起きていたのかを

知ることが出来たことも大きいのです。



苦しい子ども時代を過ごしたからこそ、なおのこと

親子のサポートをしたい、という想いがあります。

そんな方々の助けになればと思い、

メルマガを書いていきたいと思います。

知識だけではなく、時々は

心のやすらぎの場になればいいなぁと思っています。

良かったら、ご登録くださいね。

ご登録はこちらからお願いします。

http://www.reservestock.jp/subscribe/56534


ベビーマッサージを受ける時に気をつけること

2016-06-30 09:11:33 | 子育て
今、ベビーマッサージがブームのようになっていますね。

でも、薬が薬にもなれば使い方を間違うと毒にもなるように、

ベビーマッサージも同じような作用があります。

最近ママ達からベビーマッサージについて耳にすることが多く、

赤ちゃんのために、良かれと思ってやっていたことが

逆効果になっていると思われる事例が多いのです。



赤ちゃんはまだ何も知識がありませんから、

身体で受け取ったこと、お母さんお父さんから受け取ったことが

そのまま世界観、社会観につながります。

お母さんがたとえ赤ちゃんのために、と思っても

赤ちゃんがそれを嫌がっている時は絶対やらない、

ということが大切です。



大人は自分で納得してマッサージを受けることが出来るし、

嫌な時は行きませんから問題はあまりないのですが、

赤ちゃんは自分の意思で受ける訳ではありません。

私のママは私に対していつも嫌なことをする、と

赤ちゃんが受け取ってしまうなら、

絆が深まるどころか逆になってしまいます。

そして瞬間、瞬間で赤ちゃんのニーズは変わります。



その対応をしっかり教えてもらえるかどうか、

それがとても大切です。

ベビーマッサージを習う時は

瞬間瞬間の赤ちゃんのニーズに応えてくれる方法を

教えてくれるインストラクターを選ぶこと、

赤ちゃんが嫌がっている時は絶対にやらないことが大切です。

習っても、これは違う!とご自身が感じたら

やらない選択をすることが大切です。



肌からは親の感情もダイレクトに伝わります。

赤ちゃんにマッサージするということは、

繊細な感情のやり取りも行われます。

どうか、安易な気持ちでやらないでください。

分からないことはちゃんとインストラクターに質問し、

疑問が残ったままにしないことが大切だと思います。



このブログを読んでくださっている方の参考になれば幸いです。



二人目の赤ちゃんが産まれたら

2016-06-06 06:05:52 | 子育て
0歳代に絆作りがかなりしっかり出来ていたとしても、

やはり誰もが通る道なのが、

2番目の赤ちゃんが産まれた時なのだと思います。

それまで一身に愛を独り占めしていたのに、

そうはいかなくなるのですから。

大人だって、大人気の人が突然現れ、

自分への注目度が急に下がってしまったら、

やっぱり穏やかならざる気持ちになりますよね。

子どもにとっては青天の霹靂(へきれき)かも知れません



子どもの心の中を覗いてみれば、

最初は、新しいお客様?

ちょっとだけママを貸してあげるね、

くらいの気持ちでいたかも知れませんが、

それが毎日、毎日続くとさすがに、なんなんだ!この事態は?!となり、

ママの愛情はもう弟(妹)のところに行ってしまったのか?と不安になり。

もう、もう確認せずにはいられなくなります。

ほんとはこっちを振り向いて欲しくて仕方がないのに、

素直に抱っこ~~、と言えなくなって、ママをどついてみたり。

抱っこ~~!と言っても、もうお兄ちゃんでしょ、お姉ちゃんでしょ、

と言われがっかりだったりショックだったり。



子どもはこっちに振り向いて欲しくて、満たされない感を何とかしたくて、

あの手、この手で訴えてきます。

(と言っても意識してやっている訳ではありません)

自分でも何だか分からないのにモヤモヤとした気持ちになり、

それをママにぶつけてくる、という感じなのでしょうね。



そういう時にはいくつか有効な手があります。

一つは寝る前などに落ち着いた特別な時間をもってあげ、

赤ちゃん返りさせてあげること。

上の子が安心感をもてるような時間を短時間でもいいのでもってあげる。

話をよく聞いてあげる。

二つ目は、上の子が優先される場面を意識的に生活の中でもってあげること。

三つ目は、創造的な遊びをたくさんさせてあげること。

自分で好きなように工夫したりして遊べる遊びや

何かを作り出すような遊びをやらせてあげると良いと思います。

かなり年齢が上の子どもでも赤ちゃん返りしますので、

こんな大きいのに、と思わず、

安心感をもてるように接してあげてください。

寝る前には、あなたの存在が大切だよ、

産まれて来てくれてありがとう!という気持ちで接してみてください。

難しい時もあると思いますが、

今日生きてくれているということがどんなにありがたいことか

確認してみてくださいね。



下の子を攻撃したりするのはいけないという話をしつつも、

しっかりとしんどい心を受け止めてあげてください。

なかなか難しいですが、これをやり続けていると、

急にひと山越えた感がやって来て、

上のお子さんが一回り成長したような、そんな瞬間がやって来ます。

それがいつ来るのか分からないところがしんどいのですが、

こういう時が踏ん張り時なのです。



インファントマッサージを教えていた時には

ママが上のお子さんにもマッサージしてあげて、

1ヶ月以内に乗り越えられる子が多かったように思います。

肌から安心を伝えるということは、やはり大きいと感じます。

でも、逆に言えば、しっかりと子どもの気持ちに応える方法を習わなければ、

逆に絆を壊しかねませんのでご注意くださいね。



この時期に絆をしっかり結び直すということが、

しつけをする上でとても大切であり、有効です。

安心感や信頼感を持てていない状態でしつけをしても、

子どもの側はなかなか受け取れない、受け入れられない、になってしまいます。

逆に反発してしまいます。

自分を尊重してもらった、と思えた時に

人の言うことも受け入れられるようになるのだと思います。



親が自分の親子関係でしんどい想いをしていると

子育てもとても辛くなることがあります。

(そうでない場合ももちろんあります。)

そういう時はカウンセリングで解消していくということが有効です。


今、目の前の子どもはどんな気持ち?

2016-06-01 06:11:39 | 子育て
インファントマッサージの教室をしていた時期もあり、

今までたくさんの親子に日常の中で接してきて

分かったことがあります。

親子関係がしっくりといっている時は

やっぱり子親がどもの気持ちに気づき、応えてあげられる時。

お母さんの気持ちとは別だけど、分かってあげられている時。




子どもを見ていなければ気づいてあげられない。

気づいてもらえないことが重なると、

子どもは気づいてもらうことをすっかり諦める。

そうすると、そこにはエネルギーのやり取りが起こらない。

お母さんは子どもは自分のことを好きではないと勘違いする。

本当は子どもは、どんな子であれ、お母さんのこと大好きです。

育児の出発点は、まず子どもに心を向ける。

やっぱりそこなんだなぁと改めて思います。

お母さんが心を向けてくれていない時、

子どもはとても寂しく、一人ぼっちと感じています。

それが何度も何度も繰り返されると、

すっかり諦めてお母さんのところに行かなくなったり

暴力的になってしまったり。




子どもを見ているけどうまくいかない時。

親の方が子どもにたくさん期待しています。

親心で、子どもの成長を一番願ってそうするのだけど、

子どもの方は深い所で勘違いしてしまいます。

今のままの自分を受け入れてもらえていない。

そうすると、今の自分を受け入れて欲しくて

ますます悪循環。

親の方が、え~~い、自分の期待や要求は手放してみよう!と

ふと思えた時に、親が望んでいたことが起きたりするのは

ほんとに、目の前で見ていると不思議になります。




みんなそれぞれの子どもとの関係があり、

悩みのない人はいないと思うのです。

今までうまくいっていた人も、

イヤイヤ期を境にどうにもならなくなったり、

二人目の赤ちゃんが生まれた時からうまくいかなくなったり。

みんな、ここは踏ん張り時、っていう時期があります。

その時、子どもの気持ちに気づいて

踏ん張って、踏ん張って、応えてあげているうちに、

突然トンネルを抜ける瞬間がやってきます。

その瞬間は何とも言えない素晴らしい瞬間なんですよね。

ヤッターという気持ちや、自分頑張ったよね、という気持ちや

子どもが心から愛おしく思えたり。

目の前の子どもも別人のようになっているんですよね。

それがその子のエッセンス。本質。

そして不思議なことに、子どもがワーワーとなっても

今までとは違い、なんだか余裕も生まれてきます。




今、どうしていいか分からなくなっている人がいたら、

まず子どもに心を沿わせてみて、一緒に遊んでみてください。

大げさな遊びでなくていいのです。

子どもが笑った時、共に笑ってみてください。

最初はうまく出来ないかも知れませんが、

一緒に笑えた時間は、ママにも喜びをもたらしてくれると思います。

子どもとの関係がうまくいかない時は、

子どものことを頭で始終考えてはいるのですが、

今、目の前の子どもがどんな気持ちでいるかには気づけていないのです。

一緒にはいても、子どもと遊ぶ時間がもてていないのです。

心を通わせられる瞬間を見つけてみませんか。




怪獣のようになっている時は、しんどさマックスだけど、

その子をそのまま受け入れてみてください。

踏ん張って、踏ん張って、そこにとどまっていると、

いつか別人のような子どもの姿が現れる時がきます。

イライラしたり、しんどさマックスだったりしたとしても。

いろんな親子を見てきて、私が目の前で経験したことですから、

ほんとうですよ(笑)






みんなで育てると言っても、やはりお母さん(主たる養育者)との愛着関係が大切

2016-05-29 06:24:20 | 子育て
私が0~3歳の子育てひろばをやっているのは、

やはり子どもはみんなの中で存在を認められて育つことの大切さを感じているためですし、

お母さんの孤独感を助けたい、と思ってもいます。




でも、基本はやはりお母さん(または主たる養育者。

パパが全面子育てしている家もあります)と

どれくらい愛着関係が育っているかどうか、だそうです。

逆に言えば、どんなに大勢の人が関わって可愛がったとしても

乳幼児期にお母さんとの関係がしっかりと築かれていなければ、

子どもは心の奥深いところで安心感をもてないということなのです。




これはローマ皇帝の天才児を育てる実験や、

他にも育児を効率よく行えないかと

実験したイスラエルの例でも実証されています。

天才児を育てる実験では、最高の条件で子育てをしたけれど

一つなかったのが一人の人との愛着関係で、

赤ちゃん全員が死亡。

特定の人ではなく大勢の人が育児をしたイスラエルの実験では、

大きくなってから対人関係の持ち方が不安定になる傾向が見られ、

孫の代には周囲に無関心で、無気力な子どもが育つ傾向がみられたということです。




私自身もこれは実感として感じています。

叔母の話によると、私は小さい頃

二人の叔母にとても可愛がられて育ったそうですが、

基本的な安心感が持てませんでした。

それはやはり母との関係が希薄だったこと、

そして今考えると母がかなり「リジット」の防衛が強かったためではないかと思います。

http://characterogy.com/


母が何を感じているのか、何を考えているのか?

私のことがかわいいのかどうなのか、

会話もあまりなかったため、全く分からなかったのです。

自分と関係ない世界にいるような、そんな感じがしました。

(長い時間がかかり、今はやっと絆を取り戻した感です)




子どもの育ちの一番大切な時期を逃すと愛着関係を育てるのに

何倍も努力が必要になってきます。

だからこそ、にじの森を始めました。

どうしてもこの時期でなければならない大切なものがあるのです。

時間の長さではないので、

働いているお母さんは、帰ってから子どもと過ごす時間を大切にしてくださいね。

寝る前には穏やかな時間、温かい時間を持ってください。




私は自分の子どもで実験(というと違う気もしますが)してみました。

息子は重度障害児で、自閉的でもありました。

生まれた時は障害があるとは言われなかったのですが、

オッパイをいつまで経っても飲めない、

興奮状態がひどい、夜眠れない、

発達の仕方が早い時期から何か変だというのがありました。

哺乳瓶はどんなにお腹が減っていても拒否したため

ちびちびと母乳を飲ませ、9ヶ月でやっと普通に飲めるようになりました。

夜中の眠れないのはずっと続いたため、

大きなバランスボールを買い、夜な夜なその上で揺らして

少しでも眠らせる。

そうしないと具合が悪くなり、入院に突入するのです。




かなり過敏だったので、3ヶ月目に引越ししたら

それが引き金で頭の左半分の髪の毛を殆ど引っこ抜いてしまいました。

3ヶ月児が自分で全部髪の毛を引っこ抜いたのはびっくりです。

それなので、とにかく出来る限りおんぶに抱っこで育てました。

そうしてみたらあんなに怪獣のようだった子が

2歳過ぎるとかなり精神的に落ち着き、

笑顔がたくさん見られるようになったのです。

寝られないのは相変わらずでしたが。




その後はちゃんと一人遊びもできるようになったし、

相変わらず入院生活は多く過敏さは残っていたけれど、

私と息子の間につながり感ができたため、

精神面では育てやすくなりました。

息子を育てていた時は私は3時間以上続けて寝たことが殆どありません。

まぁ、その点は死にそうでした~~




話がだいぶ逸れましたが、自分の経験からも

最初の2年間が本当に大切だと実感している

ということが書きたかったのです^^;

障害のある子でも、愛着関係が育っているか

そうでないかはちゃんと分かります。




私は日ごろ子育て中のお母さんと接することが多いですので、

お母さんの辛さやしんどさも実感として分かりますし、

そうだからこそ、なかなかはっきり言えないことがあります。

でも、子どもの一番大切な時期はあっという間に過ぎてしまいます。




私は今まで迷っていました。

こう言ったらお母さんが傷つくんじゃないか、

なおさら絆を断ち切ってしまったらどうしよう、とか。

でも、やっぱり子どもを守りたい。

それは結局お母さんを守ることでもある。

それは相反することではない、ということに気づきました。



今絆を作れないことが、将来的にさらに大きな問題として現れてくるから。

それはそれで、その人の人生のプロセスでもあるのですが。

私のように長い時間をかけるのもありかな、とも思いますが。

でも、そういうチャンスなくして生活している人も多いと思います。

ですので、なるべく早い段階で気づいて欲しいと思っています。



お母さんの心のケアは、それはそれとして

お母さんが自分自身の問題として取り組めばいいのですし。

自分自身の問題、ご主人との関係、自分自身の親子関係。

みんな子どもに関係してきます。



自分自身の心のケアに セルフアウェアネススキル

http://heartintouch.net/awareness/


カウンセリングも行っています。

以前はカウンセリングは心の病気をもつ人が受けるもの、

というようなイメージがありましたが、

今はごく普通に、子どもをどうしても怒ってしまう、とか

自分の親との関係がしんどい、

いつも子どもがちゃんとしないと気になる、など

ごく日常のことに関する悩みで受けに来られる方が殆どです。

心の問題は早いうちに取り組むに越したことはありません^^


子どもの必要としていることは瞬間、瞬間で変わります

2016-05-27 07:41:55 | 子育て
にじの森を開催していて、

子ども達が遊んでいる様子に

防衛をしている姿が見えることがあります。



この世に生きている限り、完璧な人というのはいませんから

私達大人も、みんな知らず知らずのうちに

子どもの頃に身につけた防衛反応をして

人と関わっています。




子どもが森に来て、何か新しいことが出来て

「ママ~~!」と呼んだ瞬間にママがいなくて

とってもがっかりした様子の時は

私が代わりに「わ~すご~い、出来たね!」と返してあげます。



何か警戒心をもっているような感じの時は

温かさを持って接します。



境界線を引くことをあまり体験していない子には

「もう終わり」とかNoを伝えます。



枠にはまって自分を出せなくなっている子には

ちょっとイケナイことをして見せたりします(笑)



ワ~ッとなって回りをコントロールしないと不安な感じの時は

何か自信のつくことにチャレンジさせてあげたり。



やり取りすることをたくさん体験できていない子は

ちょうだい、ありがとう、と遊びの中でやり取りしてみます。




その時目の前にいる子の必要としていることは何かな?

と、私が感じたことをやってみています。

もちろん失敗もしつつですが。

失敗したら、次はどうしたらいいかな?と考えてみます。

私もイラッとしたり、戸惑ったり、ドキドキしたり、

それはもちろんありますよ。




そういう時は家に帰ってから、

セルフアウェアネス(自分のトラウマとなっていることに気づき解放します)

をして自分の中を見てみたり。



キャラクトロジー心理学Rを教えていただいた山本美穂子さんが

いつも言われることは「自分の現実は自分で作っている」ということ。

最初は全く腑に落ちなかったけれど、

セルフアウェアネスをしてみると、

やっぱりそうなんだなぁと、腑に落ちるのです。

(何のことやら分からないかも^^;)




話が逸れましたが、ご両親もこんな風に

子どもの内面を理解できたらいいのになぁと思っています。

ご興味ある方はこちらをご覧ください。

自分自身のことが分かる無料診断もできますよ。

私はスキゾイド防衛が一番強いです。


http://characterogy.com/



夏ごろには入門講座を開きたいと思っています。

しかし、、教える内容が盛りだくさんなので、

私の中でまだOKが出せなくて、

どうしたら分かりやすく伝えられるのか、

う~~ん、となっております(汗)








子どもが課題を越える時

2016-03-24 08:43:12 | 子育て
いくら小さくても人生の課題というのはやって来るようです。

一般的には下のお子さんが生まれた時ですが、

家庭の事情やら、突然何か大変なことが起こる場合もあります。



これはどの家庭にも起こりうることです。

その時は子どもも辛いけれど、親も辛い。

親は自分の辛さも認めつつ、

どれだけ、子どもの辛さに寄rり添ってそこに居続けられるか。

そこに、子どもが課題を越えていけるかどうかの

ヒントがあるような気がします。



しんどいよね、という気持ちと

あなたは越えて行けるよ、という信頼の気持ちと

自分のしんどさも認めつつ、

愛を持って選択し続けられる自分も信じること。




そして、ご縁のあるご家庭の問題を乗り越えることに寄り添う時、

私も同じような気持ちになっているのに気づきます。




お子さんがそこを乗り越えられた時は

子どもってすごいな~~っと改めて思います

尊敬の気持ちと安堵の気持ちが湧いてきます。

お父さん、お母さんも一回り成長されています。

人生ってそんなことの繰り返しなのかも知れません。



お子さんとの関係がうまくいかない方へ

2016-03-18 14:48:19 | 子育て
家族との関係がうまくいかない、ということは

人生において一番辛く、しんどいことかも知れません。

でも、そこにはこの人生において一番大切なことが隠されています。

そして一番、今取り組むに有意義なことがそこにあります。



例えお子さんが不登校でも、引きこもりでも、

反抗して手がつけられないように見えても、

誰が悪い訳ではありません。

そこから「新しい生き方へと家族が変わっていくチャンス」

なのです。

自分を責めたり、子どもを責めたり、人の目を気にしたりしなければ、

そこには今まで知らなかった可能性が開けてきます。



一見大変な子どもに見えても、

どう接したらいいか分からない子どもでも、

その姿の奥には、お子さんの輝いた本質があるのです。

そして、あなたにももちろんありますよ。

今起きている問題は、そこを探していくための入り口です。

探し当てるには時間がかかるかも知れません。

でも、洞窟の奥に長年眠っている宝物のように、

確かにそこにあるのです。

それをどうか見つけてあげてくださいね。


勇気を出して一歩を踏み出してみませんか?