子育てにキラッと魔法をかける ろっこのブログ 「ろこ はうす」

育児、カウンセリング、子育て講座、不登校、箱庭
キャラクトロジー心理学、ヒーリング、
新潟県長岡市青葉台

子どもの未来は?

2016-03-09 22:04:25 | 子育て
今日はめずらしく比較的年配組?3人で

育児について、子どもの実態について、

親子関係について、人生についてなどなど

ランチしながらおしゃべりしました。

Mさんとは初めまして、でした。

Mさんは塾を経営されていて、生の?中学生と日々接しておられ、

Tさんは長年教育に携わった後、

今は森に関するプロジェクトに関わっておられ、

私は主に早期の親子関係について取り組んでいます。

それぞれの立場で出来ることをやっていくうちに、

それがいつか輪のように繋がり合い、

関わりあって来るのではないかと期待しています。



二度とない貴重な子ども時代を、

大人の都合によって左右されてしまうのは

つくづくもったいないなぁと思ってしまうのです。

もっともっと広い視野で見渡してみれば

色んな生き方があるのになぁ。

学校教育に適応できていて、

自分を生きられる子はそれで良いと思いますし、

大きい集団の中での学びから得られることも多いでしょう。



でも、お子さんがそうでないとしたら、

思い切って違う道を試してみても悪くはないのではないでしょうか。

今は中学までは学校に行かなくてもちゃんと卒業はできますし、

高卒検定もそれ程難しくはないそうです。

ちゃんと自分が生きたい生き方を選択しようと思えば、

昔より色んな選択肢があるのですよね。

大人が既成概念から自由になれれば、子どもにとっても

新しい世界が待っているかも知れません。

世の中には面白いこと、学べること、チャレンジ出来ることが

思っているよりずっと沢山あります。



昔は子どもが遊ぶ時間は保障されていたのです。

それがあったからこそ、多少のことがあっても

気持ちがリセットできていたのだと思います。

子どもがボーッとしていたり、遊びほうけていたりする時間は

思いの他大切なような気がします。

今は子どもが管理され過ぎていて、アップアップしています。

ちゃんと子どもが子どもらしくいられる子ども時代を保障してあげる、

ということが本当は大人の義務であると思うのです。

自分を責めるよりも日常の接し方を変えましょう

2016-03-07 07:05:16 | 子育て
このブログを読んでくださっている方の中にも

ご自分の育児でとても自分を責めていたり、

罪悪感をもっている方もいらっしゃるかも知れませんね。




でも、責めたり罪悪感をもったりすることは、

自分も周りも傷つけ、悪循環に陥ってしまいます


みんな自分が育てられたようにしか育てられないので、

仕方のない面もいっぱいあったことと思います。

それはいくら自分を責めてみても何も解決はしません。

そこから抜け出し、一歩を踏み出し、

こころの仕組みを知って、日常の接し方を変えることで

少しずつ良い方向へと変わっていきます。

同じパターンを繰り返していても、変化は起きません。




お子さんがまだ小さい場合は親の方が変化を起こすと

子どもも変わっていきます。

すでに自分が大人になっている場合は、

自分の問題として捉え取り組んでいくと、

親の方も少しずつ変わっていきます。

家族の中で気づいた人から取り組んでいくと

そこから変化が起きてきます。



子育て講座は、小さいお子さんのことを扱っていますが、

実は全ての問題の根っこがそこにありますので
全ての年代の方に当てはまります。

ここに立ち返って考えてみましょう、というところをお教えしています。

保育士さんや学校の先生も知ってくださると

子どもへの関わり方や取り組みが変わってくると思います。

子どもがなぜそういう反応をするのか、というところが理解できるようになるからです。


幼児期までの育児ほど「大切な仕事」はないと思います

2016-03-06 06:21:10 | 子育て
最近は「女性がいかにして社会に出て働くことができるか」

というところに焦点が当たりがちですが、

私は育児は「世の中で最高の価値ある仕事」だと思っています。

それは、女性が社会で働くことが悪いと言っていることではありません。

もっともっと「育児」ということの「価値」や「意味」に

気づいて欲しいと思っているのです。



連日のように報道される虐待や育児放棄、残虐な事件、

不登校、引きこもり、摂食障害など、

社会問題になっている殆どのことが、

実は幼少期の育ちに根っこがあるのです

そして、その根っこにはまた、その事件を起こした人の幼少期の育ちが関係しています。

それは誰かが気づいて変えない限り、ずっと連鎖していきます。



今までは、何かこのことを書くことに躊躇がありました。

これを書くことで誰かを傷つけてしまうのではないか、とか

強い半発が起きるのではないか、という恐れがそこにあったからです。

でも、この恐れもやはり私の育てられ方から来ています。

私は、全てとは言いませんが、確かに尊重してもらった面もありますが、

殆どの場合、親も意識していなかったのでしょうが、

親の側の思いを押し付けられ、

自分の考えは否定されて育てられました。

だから「自分の本当の思いを言葉にしたら何か良くないことが起きる」と

潜在意識に書き込まれていました。

私はこの恐れがとても強く、高校生くらいまでは殆ど何も話せず、

大学生になり寮生活をしてから少しずつ話せるようになったのです。

でも、それも親の側からしたら「私のために」「良かれと思って」なのです。



ですので、息子が亡くなる時も、

私の望むお葬式のやり方では絶対親に反対されるだろう、と思っていました。

それで密かに準備し、この時ばかりは自分の思い通りにし、

親の反応は案の定でした。

その時に母に自分の気持ちを思い切って言葉にして伝えました。

私がどういう気持ちでこの方法にしたのかを伝えました。

でも返って来た言葉は、父を怒らすな、という言葉のみでした。

私はこの時、ほんの一つの望みさえ叶わないような

絶望的な気持ちになってしまいました。



今は、この結果は実は私の防衛反応が招いたことでもあると理解しているし、

親子関係も修復されたのですが、

こんな風に子どもは幼少期の親との関係で、

大人になっても無意識に防衛反応をし続けて

自分の望まない人生を歩むことになってしまいます。


このことを全ての人が知っていたなら、

育児がどんなに大切で重要か、ということに気づき、

子どもへの接し方が変わって来るのではないかと思っています。



親はみんな我が子がかわいいし、愛しているんだなぁということは

私が普段お付き合いいただいているお母さん、お父さんから教えていただきました。

でも、育児は楽しいよりも大変なことが多いですし、

しつけはどうしたらいいのか、ということさえ、

みんな良く分からず手探り状態です。

それでなおのことしんどくなり、育児が大変になり、

悪循環に陥ってしまいます。

そこに更に追い討ちをかけるのが、

周りの人も本当はよく知らないでアドバイスしている、ということなのです。

この悪循環を何とかして断ち切りたいなぁというのが

私の願いのひとつでもあります。

今はやりのベビーマッサージも一歩間違えば「負の触れ合い」になってしまいます。

ベビーマッサージこそ、心の問題を良く知っている人が教えないと

心に傷を作ってしまいかねません。



今年は「人を傷つけるのではないか」という恐れを手放し、

私の中の真実の思いを伝えて行くことが私の目標です。

夢の森公園 子育てトークライブ part2 

2016-02-19 15:21:49 | 子育て
和やかな雰囲気の中、皆さん一生懸命聞いてくださり、

またたくさんの質問もありがとうございました。

ホワイトボードのまとめを読んで涙が出たと

感想をくださった方もいらっしゃいました。




イベント終了後、皆さんでお話されている時に

人の子どもにならできるけど、自分の子どもはなかなか難しい。

などの感想があったそうです(笑)

それはとっても正直な感想だと思います^^

たぶんみんなそうだと思います。

私の話を聞いてもしかして、ちょっぴりこころが痛んだ人もいるかも知れません。

でも、そういう自分にちゃんと気づいていることが素晴らしいのですよね。




育児ってきれい事だけでは済まされないので、

時々はイヤになったり、うんざりしたり、子どもがかわいく思えなかったり。

誰にでもあることだと思います。

その自分の気持ちにちゃんと気づいて認めるということが、

なかなか出来そうで出来ないんです。

そういう気持ちを否定したり、自分は何てダメなんだろう、

と思わなくていいんです。




誰でもみんな困ったり、うんざりしたり、

子どもがかわいく思えないことってあると思います。

そういう自分が確かにいる。

でも、一方で、子どもが可愛かったり何よりも大切だったり、

子どものためには頑張れる自分もいる。




その両方の自分を認めながら、

それじゃ、子どもにとって良い選択は何なのか?

家族にとって良い選択は何なのか?

とちょっと客観的になって選択していくということが大切なんだと思います。




私が講座で教えていたりお話させていただいたりしているのは、

その選択の仕方にはこういうやり方がありますよ、

という、皆さんが気づいていない選択の仕方を教えているだけなのかも知れません。

その時は、私は皆さんを信頼する気持ちをもって話しています。

そんなじゃダメだよ、という気持ちをもって話すのと

信頼の気持ちをもって話すのでは、やはり伝わり方が違ってくるのだと思います。

今回、何かしら皆さんが気づいてくださったとしたら、信頼が伝わったのだと思います。

そして、それは子どもと親の間でも同じなんですよね。




子どもが成長していく過程でしんどくなるのは、

たいていお母さんやお父さんが、

いいお母さんでいなければ、いいお父さんでいなければ、

と無意識に思っていて頑張りすぎている時なのです。

そうすると、子どももいい子どもでいなければ、

と頑張ってしまって疲れてしまうのです。

お父さん、お母さんが、どっちの自分もいるよね、と思えると、

プラス子どもを信頼する気持ちをもっていると、

子どももどっちの自分がいてもいい、

と思えてのびのび育つのだと思います^^



なんて、私もなかなか出来ないのですが


子どもの本当の幸せは

2016-02-18 08:10:00 | 子育て
子どもが一番幸せな時って、どんな時だと思いますか?


美味しいものを食べている時?

お母さんに甘えている時?

遊んでいる時?

ゲームしている時?

みんなで出かけている時?





カウンセリングでかいま見える

皆さんの心の傷になっている子どもの頃の場面は、


お父さん、お母さんが喧嘩しているところ、

家族みんながいがみあっている場面、

すごく怒られた、おどかされていい子になっていなければならなかった、

ひとりぼっち・・・



そういう時の子どもの望みは

「ただ、みんなが仲良くしていてほしかった」

これだけなんです。

これが一番の子どもの幸せ。

ほんとうにシンプルなのですが、

現実には難しいことでもあります。





私たちは無意識のうちに、今の現実に起きていることを

子どもの頃の経験に結び付けていて、

同じように反応しています。

それは本当に無意識なので、自分ではなかなか気づけません。

どうしても子どもを怒ってしまう、そのことの下には

子どもの頃の辛い経験があったりします。

ほんのささいな日常の場面だったりします。





私が子育て講座を開こう、と思ったのは

そんな日常の場面が心の傷になっていて、

人生を左右してしまっているということに気づいたことにもあります。

それではどうしたら良いのか?

それを具体的に考えていただけたら、と思っています。





そういうことを考えると、

日々を意識して、子どもの幸せを願って、

実際に行動に移して生きることが大切ですね。

あなたの日常の日々はいかがですか?


保育が危ない?!

2016-02-17 09:00:57 | 子育て
今朝の「NHKあさいち」で保育に関する特集をやっていました。

「大丈夫?保育の質」

とにかく人手が足らない、研修制度もない、時間が足りない。

0歳児のミルクを飲ませるのにも人手が足りない、

1歳児をひとりで12人見なければならない現状もあるということです。

お給料も安い。

保育士が足りないから、質を上げるために

自分達のお給料を減らしてパートさんを雇っている園もある程だということです。

国はただ単に保育園、保育士の数を増やせばいいという発想。




学校に関してもそうですが、

日本は、一番大切なところをないがしろにしています。

質のよい教育をするには、

お金、時間、人材、研修が絶対的に必要だと思います。

1歳児を12人見るということ、

これをちゃんと質も保証して出来る人が本当にいるでしょうか?




それから一つ気になった、ある保育士さんの言葉ですが、

保育園に上がるまでに「しつけ」を親がちゃんとしていない、

という言葉。

この発想が子どもと親を苦しめているのだと思います。

親は自分がちゃんと子どものしつけをしているかどうかをとても気にしています。

そして、厳しくしつけようとしていることが、

逆に子どもを抑圧してしまっています。




まず必要なのは、子どもを抑圧するしつけではありません。

子どもがたとえどんな子であれ、そのままのあなたでいいんだよ、と

その子の存在を全面的受け入れてあげることです。

これを経験していない子は、

成長の段階でどこかで苦しさが出てくるのです。

ここに、いろいろな問題の根っこがあることを

気づいていないか、忘れてしまっています。

しつけはその後です。

むしろ、0歳、1歳はその経験をさせてあげること自体がしつけです。





幼少期の育ちが一生を左右するくらい大切なのですから、

保育士さんこそ、一番専門的な教育を受け、

資格を取ることも難しくし、

その代わりお給料も最高にする。

これくらいの発想ができなければ、

日本の将来はとても困難なものになるのではないでしょうか。




オランダやデンマークの教育は

ちゃんと子どもの本質に沿ってなされています。

日本の場合は、まるで古着の繕い物をするように、

あっちのほころびを縫い、こっちのほころびをとりあえず縫いするように、

ほころびだらけ。



意欲のある保育士さ~~ん、

子育て講座では、子どもの潜在意識に焦点を当て、

分かりやすく教えていますので、

ぜひご参加くださいm(__)m



とても困難に思える子ども環境ですが、

毎日がスタートです。

一歩一歩、前に進まないことにはどうにもならない、というか

一歩一歩を大切にすることこそ、

未来を大切にする、ということだと思います。




子どもの育ちの基本はやはり家庭です。

保育の質がどうであれ(というのは極端ですが)、

結局はお母さん、お父さんの影響が一番大きいです。

お母さんやお父さんがちゃんと子どもの無意識の心について知識を持つことが

本当に大切だと思い、子育て講座をやっています。




また、お母さん、お父さんを本当の意味で支えることが必要です。

にじの森はそんな場として提供しています。

おじいちゃん、おばあちゃん世代でお手伝いいただける方は

子どもの側にただいて、うん、うんとうなづいているだけでいいですので、

ぜひお手伝いをお願いいたします。




子育てしやすい町づくりって?

2016-02-15 15:30:54 | 子育て
子育てしやすい町を作るために

保育の延長をする・・・

皆さん、それでいいんでしょうか?




確かに働くお母さんは助かると思います。

でも、そこには子どもの側の気持ちやストレスが無視されているように思えてなりません。

子どもになったつもりで考えてみてください。

毎日を、朝から晩までずーーっと保育園で過ごし、

家に帰って来てからもバタバタとお風呂に入り、ご飯を食べて寝る。

子どもの一日に、ゆったりとして安心して自分をさらけ出せる時間がどのくらいあるでしょう?




子どものこころの育ちには「家庭でゆったり過ごす時間」

これがほんと~に必要だと思います。

何にも変えがたい時間だと思います。

幼少期のつけが大きくなってから出て来ることの大変さに

どの位の人が気づいているでしょう?




時間がなければ、結局はお母さんもゆったりできません。

お母さんがゆったりできないということは、子どもにも影響するのです。

今の現状を見直すことなく、

ただ保育の時間を延長すれば済む問題ではないと思うのです。

そうすることにより、結局は根本にある社会の問題の解決を先送りにするだけのような気がしてなりません。



まず「子どもの育ちありき」で考えないと

どんどんねじれが出来てしまうだけのような気がしてなりません。




親子問題は早く取り組むに越したことはない

2016-01-28 06:51:41 | 子育て
あなたは、ご自分の子どもがかわいくな~~い、と思っていますか?

実はそれは、いつもではなくても、殆どの人がそう思っていますよ^^;

心の深~~いところでは愛しているのですが、

たいていの親子は、何かしらの問題を抱える組み合わせになっているのです。

3人兄弟がいたら、誰かとうまくいかない、とか。

ちょっとアヤシゲですが、人生はそういうことになっている、

とでも言ったらいいでしょうか^^;




かわいくないからダメな親なんではないんです。

難産だったり、産後母子同室でなくて離れていたり、

ホルモンの関係で親の方が不安定になっていたり、

夫婦関係が関係している場合も多いですし。

様々な理由があるのですが、母性というのは後からも育つものなんです。

だから大丈夫、大丈夫。




これもまた、アヤシゲな話なのですが、

心の問題にはウイルスのように?潜伏期間があるんです。

幼少期の育ちの問題は、潜伏期間を経て後ドカンと姿を現します。

シュタイナー教育では、その時期は17歳ごろと言われていますが、

今は様々な社会事情で、現れる時期も様々だと思います。




日々の生活の中で、子どもはちょくちょくサインを出しているのですが、

ちょっとした、どこにでもあるようなことなので、

大したことがないように思うため、そのサインは見逃されがちです。

それなので、突然問題が出て来たように思うのです。

例えば、よく、小さい頃にいい子だったのに、どうして?と言いますよね。

それは、いい子だったから問題が起きたのです。




いい子って、自分のことをありのままに出せない子なんです。

親が良かれと思っていい子にしようと、

ギューギューとしつけをしてしまったり。

そうすると、子どもは自分の気持ちを押さえ込んでいい子でいます。

でも、いつまでも偽りの自分でいるのは苦しいので、

本当の私はこうじゃな~~い!と(自分では気づいていなくても)心が叫ぶのが

大きな問題として現れます。

逆に言えば、家では我がまま出せるのはいいことなんです。

自分を出しても大丈夫、と思っている訳ですから。

親がそれをどう受け止めるか、は親の側の問題です。




ですので、小さいうちに、

何か子どもとの関係がギクシャクしているなぁと感じたら、

その時が取り組む最適な時期です。

早期に取り組むとそんなに大変なことにはなりませんし、

爆発しても親の方がまだまだ受け止められるので、

早く解決しやすいです。

大した問題になっていない場合は、

親がそのちょくちょく出しているサインに応えてあげているからです。




講座で心のしくみを知り、

ご自分の問題にカウンセリングで取り組み、

にじの森で実践してみる。

この3つに取り組んでいただくと、実際の生活が変わってきます。

こころのしくみを知ると、自分の心が納得するので、

子どもと向き合いやすいし、取り組みやすいのです。




とりあえずどうにかしたいわ!という方は

「子どもの話をとにかく聞いてあげる」



これを徹底的にやってみてください。

子どもって、昨日もあるお母さんと話していたのですが、

『自分を見てもらいたい、受け止めてもらいたい」

それだけなんですヨ。



次回は、どうして子どもがかわいくない、

と思ってしまうのかをお伝えしたいと思います。

そこには意外な事実があるんですよ。

知ってびっくりぽん、です(笑)




テレビ、ビデオ、電子音おもちゃが危ない

2016-01-12 18:11:03 | 子育て
冬になると家に篭りがちになりますね。

でも、テレビに子守をさせるのはNG!特に小さいうちは本当に危険です。




以前、我が家にインファントマッサージを習いに来てくださった親子さんですが、

冬生まれの赤ちゃんで、特に赤ちゃんに見せるつもりではなく、

二人で家に篭っていたので、テレビをつけっ放しにしておいたそうです。

大人だけならよくあることだと思います。

そうしたら3ヶ月頃には呼んでも振り向かない、

お母さんの話しかけに反応がない、ということが多くなったそうです。

お母さんが気づいて連れて来てくださったので、

1ヵ月後には普通になったのですが、

テレビ、ビデオのつけっ放しは本当に危険です。




最近は発達障害のお子さんが多くなってきていると感じますが、

本当の発達障害でない場合も多いのではないかと思います。

テレビやビデオ、おもちゃによる弊害や、

かまってもらえない、応えてもらえない愛着障害によることも増えているのでは?と感じます。




そんな風に思っていたら、これを見つけました。

ぜひご覧ください。



https://www.youtube.com/watch?v=vVTjcJhLOiE


子育て講座では、こんな内容も取り上げています。

今年も開催しますので、ぜひお出でください

子どもはしつけの時期は自分で決められます

2016-01-07 08:12:46 | 子育て
2歳くらいまでにしっかり、たっぷり大人に応えてもらえた子どもは


「自分を尊重してもらえた経験」が身体にしみこんでいるので、


人を信頼できるようになっています。


そういう子どもはちゃんと人のことも尊重してくれますから、


しつけをしやすいし、受け入れてくれます。






でも、その経験が少ない子は、


自分を尊重してもらうってどういうことかよく分からず、


人を尊重することもよく分からないのです。



受け入れてもらった経験があまりなく厳しくされた場合は、


自分を出せなくなってしまいます。


そうなると子どもにとっては、ただ怖いから言うことを聞くだけ、なのです。


私はこのタイプでした。


親にしてみれば忙しすぎて、のことだったのだと思うのですが、


子どもは親の事情は分かりません。


ただ自分がどんな風に受け取ったかで、


自分の親は怖い、受け入れてくれない、居場所がない、と誤解します。


そしてこの感覚をず~ぅっと持ち続けるのです。


これが生き辛さに繋がります。






しつけは怒らないで、子どものペースに合わせてひとつひとつ。

出来るだけ楽しくできるように工夫したり、待ってあげることが大切。


早い、遅いは関係ありません。


子どもは「自分でやりたい!」という時期が必ずあります。


その「やりたい!」時期に大変だからとやらせてあげないで、


興味があまりなくなってから「自分でやりなさい!」と言っても


子どもはすでにやる気をなくしています。


親の方は、時間がなかったり散らかされるだけだったりと大変なのですが、


子どもには「自分の最適な時期」があるのです。


それはひとりひとりみんな違います。


そのタイミングを逃さずしつけ(その時は遊んでいるだけに見えても)をしてあげれば、


子どもは楽しんで、真剣にチャレンジします。






親の都合でしつけをしない、ということが大切です。


親の都合でしつけをすると、


子どもの側は親がコントロールしている、と受け取ります。


トイレットトレーニングも、無理やりやると心にひずみを作ってしまいます。


気長に付き合ってあげましょう。


この時期の子どもは、おしっこやウンチを汚いもの、と思っていません。


自分のものの一部なのです。


だから、子どもにはおしっこもうんちも大切なもの。


トイレの中に落とすのは、大切なものを手放すようなもの。


その時期を決めるのは子どもです。


実は子どもは何でも自分で決められます。


我が家の息子も、障碍児でしたが、ちゃんとオッパイをやめる日を決めました。


そして、その時から絶対に飲まなかったのです(2歳ちょうど)。


私は水分補給が楽なので、もう少し長く飲んで欲しかったのですが^^;


その時に、障害があっても子供はちゃんと決められるんだということが分かりました。






子どもは「自分でやる」ということに本来喜びを感じています。

何かを出来るようになるのは嬉しいのです。


そうやって成長していきます。


うまくいかないのは、親の都合でやらせてしまう時です。


子どもがやりたい時にやらせてあげないで、


すっかりイヤになった頃に、自分でやりなさい!


と言われるのでイヤになるのです。


子どもにはひとりひとり学ぶのに最適な時期があります^0^




AD