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新潟県長岡市青葉台

重度障害の子ども達から教えてもらったこと

2016-09-22 10:19:33 | 子育て
最近気になることは、保育園や学校などで、

発達障害の子どもと愛着障害の子どもを混同し

医師もその区別がつかずに薬を処方しているのではないか、

ということなのです。

そういうことがとても多いのではないか。



私が旧養護学校で働いていたのはもう30年くらいも前のことになりますが、

その頃から、重度の子どもでも明らかに

愛着障害がある子とあまりない子では

違いがあることに気づいていました。



最重度の寝たきりで知的障害も重いお子さんでも、

そこははっきりと違いました。

いくら重度でも、愛されていると実感のある子は

やはり穏やかさがあったり、周りへの興味があったり、

どことなく繋がり感がもてて、心がオープンな感じがしました。

いろいろな大変さはあるのですが、やっぱりどこか違うんです。

(最重度の子どもは逆に侵入され過ぎ、という問題はありましたが)



自傷行為の激しいお子さんは、

やっぱり障害のせいだけとも言えず

愛着障害がかなりあるなぁと感じました。

それは、関わりを変えることにより、

自傷行為が激減したことでも感じました。

周りを拒否し続けたお子さんが、

とても変化したのを経験しているのです。

我が家の息子もあることをきっかけに

生後3ヶ月くらいの頃、自傷がひどかったことがあります。

ですので、どうしようもないこともあるのですが、

それも丸ごと受け入れることで落ち着きました。



当時はまだ最重度障害の子ども達の教育は模索中で、

音楽療法や感覚統合を取り入れ、

さくらさくらんぼ保育園の保育などを参考にしていました。

枠を広げて一人一人に合った方法を考えていました。



愛着障害であるなら、早期に関わり方を変えることにより

かなり改善されるのではないかというのが

私の結論です。

それにはやはり、ご両親の関わりが変わることが

一番の近道だと思います。



ご両親が悪い訳ではないのです。

やはりそういうお子さんはかなり敏感だったりしますので、

仕方のない面もいっぱい。

だから、誰かを責めるのではなく、

この子のために出来る最善のことを選ぼう、と

決心できるかどうか、だと思います。

なかなか難しいことではあっても、

そこはよく理解できますが、

そうやって取り組むか取り組まないかで

1年後にはかなり違いが起きると思います。



保育士さんや幼稚園の先生にお願いしたいことは

子どもの心がオープンになれるような関わり方を

工夫してあげてほしいと言うことです。

今の保育のシステムでは難しいことがいっぱいあるかも知れません。

それも分かりますが、

敢えてそこに挑戦してみていただきたいと願っています。



乳幼児期はそれくらい、子どもの人生にとって大切な時期であり、

何かがちゃんとできるかどうかよりも、

自分が受け入れられているかどうか実感できるか、ということが

とても大切になるからです。



こんなことを書くのはかなり勇気のいることですが、

薬の害というものも知っていますので、

どうしてもの時に使ったとしても、

なるべく関わりを変えることにより、

使用をやめることができたらと思うのです。



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