Rockzy 倶楽部 Ⅱ

♬~私の喜怒哀楽の想い出は音楽と共に~♬

☆今日はリボルバーから「The Beatles---And your Bird Can Sing」リ

2012-10-31 17:59:58 | The Beatles (Ⅲ)

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YouTube: The Beatles-And Your Bird Can Sing
今日で今月も終わり、そしてハロウィン。天気は相変わらず中途半端。今月はなんだかとても早く感じられた。今年も後2カ月なんだか焦るよ!今日はリボルバーから「And Your Bird Can Sing]この曲は、ジョンの作品の中でも、恋人への語りかけと解釈することが可能な詞かもしれないです。 ハイライトはポールとジョージによるツインギターで、音質の差異がないことから、エピフォン・カジノ2本で揃えたものでしょう。 ジョンは変わらぬリズムでダウンストロークで、後半少しアップダウンがある程度。 リンゴのドラムはビートだが、タンバリンが16ビート、オープンクローズのハイハッとやシンバルのダビングがあるため、ごく普通のビートに聞こえてくる。何ひとつとっても、凄いの一言!このころより、もはやビートルズの録音機材は当時では、限界にちかく、4人数で再現するのも、できないほど、進化しているようです。これからも、よろしく

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☆秋の夜も元気に「The Beatles---The Night Before」ちよっと気取った作風

2012-10-30 17:38:54 | The Beatles (Ⅲ)

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YouTube: The Beatles The Night Before (2009 Stereo Remaster)
今日も秋らしい天気?曇り空で寒い一日。さすがに、部屋に戻ってからストーブをつけてしまいました。今回は映画HELPでおなじみの寒いソールズベリー平原での場面はとても寒そうで、今の季節にあっているかな?この「The Night Before」は、ジョンが使用していたエレピとリンゴのタムとスネアのコンビネーションが曲のアクセントになっている感じです。

ビートルズの英国での5枚目にあたるオリジナルアルバム、そして2作目の主演映画のサウンドトラックアルバムでもある「ヘルプ!」の2曲目に収録された、アップテンポのナンバーである。作者のポールがダブルトラックでリード・ヴォーカルをとっており、  映画では「草原でのレコーディングシーン」というなかなかシュールな場面で使用されている。

この曲は1965年2月17日、アビイ・ロード第2スタジオにて録音された。
たった2テイクで完成させている。

ジョンはエレクトリック・ピアノを弾き(鍵盤楽器初レコーディング)、
ポールがこれまた初登場楽器のエピフォン・カジノ(ギター)を弾いている。(たぶんギターソロ)又、曲はポールらしい軽快なポップロック。Aメロの出だしでは声をつぶしたようなポールのボーカルにジョンとジョージのコーラスが絡み絶妙な曲に仕上がっていると思います。これからも、よろしく

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☆月曜から軽快にアルバムラバー・ソウルから「The Beatles--Drive My Car」サザ

2012-10-29 17:24:20 | The Beatles (Ⅲ)

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YouTube: The Beatles - Drive My Car - Rubber Soul [Stereo Remastered] - 2009
今月も後3日で終わり、今年も残り2カ月。そろそろ今年のやり残しのチェックの時期か?なんとも早い。天気もイマイチだけど、気分だけは、元気でいたいもんです。今日は元気よく「Drive My Car」で今週もスタート!

Recording Data ~レコーディング・データ

ビートルズの英国での6枚目にあたるオリジナルアルバム、「ラバー・ソウル」の1曲目に収録されたブラック・フィーリング溢れるナンバー。おもにポールが作曲して、歌詞の一部をジョンからアドバイスを受けて完成させている。

昨年と同じく「1年に2枚のアルバム」のノルマをこなすべく、10月半ばからこのアルバムのセッションは開始された。  実質このアルバムは一ヶ月たらずでレコーディング~ミキシングを経て、完成させている。
しかも、セッション開始の時点では、録音できる曲のストックがなかったそうだ。
ポールはこのアルバムのセッションより、リッケンバッカー4001を使用しはじめている。

この曲は1965年10月13日、アビイ・ロード第2スタジオにて録音された。
まずリズム・トラックが4テイク録音され、ベストと判断された第4テイクに様々なオーバーダブを加える。

ギターソロの後半では、ボトルネックを使用したスライド奏法が使用されている。

An anecdote ~ こぼれ話

  1. ジョンの家でポールがこの曲を思いついた(作ってた?)時に、サビの歌詞が「You can buy me diamond rings」だったそうなのだが、「diamond ring」はすでに「キャント・バイ・ミー・ラブ」や「アイ・フィール・ファイン」で使われており、さすがに3回目というわけにはいかず、それをジョンに指摘されたそうな。
    そこで「Baby,You can Drive my Car」という歌詞を二人で作り出したそうである。
        同じようなエピソードは「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」でも見受けられる。
  2. この曲のアレンジモチーフは、ジョージのアイデアである。
    ジョージはオーティス・レディングの「Respect」みたいに、ベースとユニゾンリフで進行する様にこの曲を仕上げればいいんじゃないか、とアイデアを出したそうだ。
    ちなみにオーティスは同時期に録音された「デイ・トリッパー」をカバーしている。
  3. ギターソロはポール、というのがあちこちに書いてあるが、これには管理人は非常に懐疑的である。
    このパキパキ感溢れるピッキング、そして微妙(絶妙ではない)なタイム感はジョージの物だと確信している。これからも、よろしく
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☆今日はサージェント・ぺパーズから「The Beatles---Lovely Rita」婦人警官をめ

2012-10-28 17:34:37 | The Beatles (Ⅲ)

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YouTube: The Beatles- Lovely Rita
今月最後の日曜日。明日のことを考えると憂鬱ないつもの夜になってきた。一日曇りで今は風が強くなってきた。こんな時はやっぱりうちにいて、ゆっくりくつろぐにかぎりますね!夕方のひと時に、やはりビートルズを聴く事にします。今日はパロディな曲「Lovely Rita」。この曲は1967年2月23日、アビイ・ロード第2スタジオにて録音が開始された。
リズムトラックの布陣はアコースティック・ギター(ジョン、ジョージ)、ピアノ(ポール)、ドラムス(リンゴ)。
この編成で8テイク録音されて、ベストと判断された第8テイクをリダクションして第9テイクを作成。
その第9テイクにピアノ、ドラムス、ギター、そしてポールのベースがオーバーダブされた。

翌日の1967年2月24日。
ポールはリード・ヴォーカルを録音。
  前日の録音からテープスピードを下げて録音されているために、実際のリプレイでは速度(キーも)上がった。
これによってポールの声も若干高くなっている。
そしてまたもやリダクションを行って、第10、第11テイクを作成した。

1967年3月7日。アビイ・ロード第2スタジオ。
   第11テイクにコーラスのオーバーダビングを施す。
この際にジョンはトイレットペーパーとクシでエンディング間際に、パーカッションサウンドを録音。
それと同時におふざけともいえる掛け声なども録音。

そして1967年3月21日。アビイ・ロード第2スタジオ。
   「ゲッティング・ベターのヴォーカルおよびコーラスのオーバーダブセッション(ジョンがLSDでエライ事になってた)の後に、中間部分の空白をジョージ・マーティンの見事なピアノソロで埋めた。

この時にジェフ・エメリックは、回転速度を下げるに加え、テープレコーダーのキャプスタンに粘着テープを貼り付ける(!)という荒技で、テープの回転速度にムラを作り出してピアノを録音した。
  結果、ピアノサウンドはホンキートンクピアノの様な揺れが出る事となった。

An anecdote ~ こぼれ話

  1. ポールはある日、駐車違反で捕まってしまった。その時の警察官とのやりとりと、イギリスでは"Traffic Warden"と交通警察官を呼ぶのに対して、アメリカの婦人警察官を"Meter Made"と呼ぶというのを知ったのをきっかけにこの曲を書いた。
        交通切符係の婦人警官リタに恋をしてしまい、食事をして、彼女の家にまで行くが、そこには妹(姉)がいて、いまいち踏み出せない気の弱い男の物語である。この曲をはじめ、色々つまった、このアルバムをもういちど、聴いてみるのも、面白いかもです。これからも、よろしく
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☆今日はアルバム「アビー・ロードからHere Comes The Sun」ギターのフレーズが冴えわた

2012-10-27 17:58:16 | The Beatles (Ⅲ)

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YouTube: Here comes the sun- The Beatles
今月最後の日曜日。秋晴れのもと、知り合いのアート展に行きアバンギャルドの世界を堪能し、帰り、友達のの店でロックして、帰宅するも、外が寒いせいか、家に戻るとホットして、疲れがどっとでてきた感じです。このような時は耳に優しい音楽が一番。やはりビートルズになってしまいます。今回は「Here Comes The Sun」から聴くことにします。

この曲は、アップルでの打ち合わせに疲れていたジョージが、そこを抜け出して親友のエリック・クラプトンの家へ遊びに出掛けた際、その年初めての春らしい日差しを感じていたら自然に歌詞とメロディラインが生まれ、そして仕上がった曲とされている。内容は、長かった冬に別れを告げ、春が来たことを歓迎するというものだが、この内容が季節を大事にする日本で大いに受け、1970年に日本のみでシングル・カットされた(シングル「オー!ダーリン」のB面として発表)。なおアメリカでは、リッチー・ヘブンスのカヴァー・ヴァージョンがシングル・リリースされ、ビルボード誌最高位16位を記録している。また、1976年には、スティーヴ・ハーレーのカヴァー・ヴァージョンもシングル・リリースされ、全英最高位第10位を記録している。

ちなみに、ジョージはこのアルバムで当時は珍しかったモーグ・シンセサイザーでの演奏を披露しているが、この曲は次曲の「ビコーズ」と共にモーグ・シンセサイザーの特徴が生かされた曲といえる。元の音源より少しテープ速度を上げて曲を短くもしている。

ジョージはダーク・ホース(日本ではワーナー・パイオニア)移籍第2弾アルバム『慈愛の輝き』(1979年発表)でアンサー・ソング「ヒア・カムズ・ザ・ムーン」を収録している。

ジョン・レノンは演奏に参加していない(ただし、中間部のハンド・クラップには加わっている、といわれている)。

また、ボイジャーのゴールデンレコードに収録される予定であったが、EMIが許可を出さなかった。これからも、よろしく

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☆今日はビートルズで<I saw Her Standing There>記念すべきデビューアルバム「

2012-10-26 17:56:31 | The Beatles (Ⅲ)

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YouTube: The Beatles - I saw her standing there
今日はそれなりの、秋晴れ?今は冷え込んできたけど、部屋は暖かい、それにしても、桑名 正博が亡くなったニュースを聞いた。東のキャロル・西のファニカンと言われていた時代もあった。ビートルズ世代のミュージシャンもだんだん減ってきて、淋しい感があります。その原点ともいえる、ビートルズのロックン・ロールナンバーで「I Saw Her Standing There」を聴いてみよう!。実質的にはマッカートニーの作った楽曲。リード・ヴォーカルはポール・マッカートニー。

1963年2月11日に録音された。午前中に9テイクが録音され、その内第1テイクに午後からオーヴァーダビングがおこなわれ第12テイクとして完成された。これに同年2月25日第9テイクにおけるカウント"one, two, three, four!"を編集でつなぎ合わせている。

曲はポール・マッカートニーによるカウント"one, two, three, four!"から始まる。録音時のタイトルは "Seventeen" であった。

歌詞の冒頭  "Well,she was just seventeen, never been a beauty queen."はジョンが"Well she was just seventeen, you know what I mean." とした方が良いとポールにアドバイスしている。

ポール・マッカートニーは解散後のソロ・ライヴでもこの曲をレパートリーに加えている。また実質的にはポールの作品ではあるが、ビートルズの解散後ジョン・レノンがエルトン・ジョンとのライヴで演奏した。

アメリカにおいては、「ジス・ボーイ」との差し替えで「抱きしめたい」のB面として発売され、ビルボードHOT100でB面ながら14位まで上昇している。尚、『キャッシュボックス』誌では、なぜか、最高位100位という記録に終わっている。尚、1988年、ティファニーは、「アイ・ソー・ヒム・スタンディング・ゼア」とタイトルを変えて、カヴァーしたヴァージョンをシングル・リリースしている。アメリカのビルボード誌では最高位7位、全英最高8位をそれぞれ記録している。日本においては、「フロム・ミー・トゥ・ユー」のB面として発売されている。

  1. ポールは当初、歌い出しの歌詞を「Well,she was just seventeen, never been a beauty queen.」(彼女はたった17歳、美人コンテストにはまだ未勝利)にしていたんだが、ジョンに「なんだそりゃ?you know what I mean.(どういう事かわかるだろ?)にしようぜ。」と言われたとか。ポール曰く、この曲の思い出はこの歌詞変更につきるらしい。
  2. 楽譜集にこの曲が収録されてる時に、なぜか「その時ハートは盗まれた」というナントモな邦題がついてる事がある。
  3. ポールのギターマガジンでのインタビューによると、この曲のベースラインはチャック・ベリーの「I'm Talkin' about You」からパクった、との事らしい。
    BBCセッションでビートルズは「I'm Talking About You」をカバーしており、この時はジョンがボーカルを取っている。明日からようやく、休み。一週間で一番楽しい金曜日の夜!ゆっくりと楽しもう。これからも、よろしく
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☆今日は邦題「ひとりぼっちのあいつThe Beatles---Nowhere Man」3人のハーモニ

2012-10-25 17:30:20 | The Beatles (Ⅲ)

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YouTube: The Beatles Nowhere Man (2009 Stereo Remaster)
今日は朝から雲ひとつない秋晴れでしたが、午後から天気も下り坂。それに合わすかのように、気分も下降気味?秋の空となんだかは、という感じですね!今回は、「Nowhere Man」邦題は「一人ぼっちのあいつ」何となく、違和感あるけど、この曲に限ってじゃないですが、全体の雰囲気でつけられるのでしょう?

ビートルズの英国での6枚目にあたるオリジナルアルバム、「ラバー・ソウル」の1曲目に収録されたブラック・フィーリング溢れるナンバー。おもにポールが作曲して、歌詞の一部をジョンからアドバイスを受けて完成させている。

昨年と同じく「1年に2枚のアルバム」のノルマをこなすべく、10月半ばからこのアルバムのセッションは開始された。  実質このアルバムは一ヶ月たらずでレコーディング~ミキシングを経て、完成させている。
しかも、セッション開始の時点では、録音できる曲のストックがなかったそうだ。
ポールはこのアルバムのセッションより、リッケンバッカー4001を使用しはじめている。

この曲は1965年10月13日、アビイ・ロード第2スタジオにて録音された。
まずリズム・トラックが4テイク録音され、ベストと判断された第4テイクに様々なオーバーダブを加える。

ギターソロの後半では、ボトルネックを使用したスライド奏法が使用されている。

An anecdote ~ こぼれ話

  1. あちこちに「ジョンの三重唱」と書いてあるが、これはどう考えても解せない。一番上のパートは正直ジョンにはきつい音域だし、一番最後のよく聞こえる声はどう聞いてもポールです。本当にありがとうございました。
  2. この頃のジョンはどこに行くにも、ファンがいて追っかけ回されるためにかなりまいっていたそうで、この曲の歌詞は自分自身を投影したものらしい。あらためて、この曲を聴きなおしては、いかがでしょう。これからも、よろしく
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☆今日はゆったり気分で「The Beatles---Blackbird」ポールのギター弾き語りによる

2012-10-24 17:46:38 | The Beatles (Ⅲ)

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YouTube: black bird the beatles
今日は水曜日、もう週の半分も終わり相変わらず時間の経つのは早い。天気もイマイチだし、ひと月前はまだ、「暑い、暑い」と言ってたけど、今は朝から寒い今日この頃。こうゆう時は、綺麗なメロディーでも聴いて、ゆったり気分に、ひたるのが一番。今回は「Blackbird」でも聴いてみよう。ホワイトアルバムの一曲でポールの弾き語りと小鳥のさえずりがとても、心地よくて、リピートにして、何度も繰り返しで聴いていても飽きない!

Recording Data ~レコーディング・データ

ビートルズの本国9枚目のオリジナルアルバム、そして唯一の2枚組アルバムの「ザ・ビートルズ」 (通称:ホワイト・アルバム)のDisc1、11曲目に収められたナンバー。
  作者のポールが弾き語りスタイルで演奏しており、サビの部分のみダブルトラック処理されている。

1968年、ビートルズはシングル「レディ・マドンナ」を録音し終えた後、2月15日から3月の末までにインドに滞在した。
マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーの元で瞑想修行をするためである。
このインド滞在中にかなりの曲を書きためたビートルズは4月に帰国後、5月30日の「レボリューション1」を始めにこのアルバムのセッションを開始した。
  最終的に曲は32曲録音されたが、ジョージ・マーティンは「クォリティを高めるために1枚に絞り込むべきだ」と主張。
ビートルズ側はこれを聞き入れずに最終的に30曲入りの2枚組として発売したのである。

各自の音楽家としての成長、それと共に育つエゴとプライド。
そしてセッション途中からの8トラックレコーディングの導入が、それぞれの個人作業を容易にしてしまった。
5月14日にはビートルズ自身のレコード会社「アップル」設立を発表。
ブライアン・エプスタイン不在の中、ビートルズはまったく未経験のビジネスに身を投じストレスを溜め込み始める。
お互いがお互いを助け合っていた4人のバランスが、このセッションより微妙に狂い始めたのだった。

この曲が録音されたのは1968年6月11日。アビイ・ロード第2スタジオ。
この日、ジョンが第3スタジオで[レボリューション9」のサウンドエフェクトを作成している間に
第2スタジオにてポールが一人でこの曲を録音した。
  全部で32テイク(その内完全バージョンは11テイク)を録音し、第32テイクがベストに選ばれた。
その4トラックテープにアビイ・ロードのサウンドライブラリから取り出した「鳥のさえずり」をオーバーダブして完成。

An anecdote ~ こぼれ話

  1. この曲もインド滞在中に書かれている。
        作曲時に「1弦の切れたギター」で作曲した、という噂があるために「この曲では1弦を使わない」という認識がなぜか広まり、人前でこの曲を弾いたりすると「それさーーー1弦使わないんだよねーー」とか、やかましわボケと言いたくなるようなおっさんがたまにいる。
    が、レコード収録時にも間違いなく1弦は鳴っているのである。
        近年のライブでもポール本人は間違いなく1弦を使って弾いているので、ほんとこういうオッサンはさっさと(以下ry
  2. ポール本人は「黒人女性の人権擁護や解放について歌った内容」と発言している。
    ちなみにブラックバードは日本名ではクロウタドリという鳥を指します。寒い日が続きますが、体調くずさないように、これからも、よろしく
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☆今日は最近聴いてなかった「The Beatles---Let It Be」映画のタイトル曲。ポール

2012-10-23 17:43:11 | The Beatles (Ⅲ)

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YouTube: The Beatles - Let It Be
今日もそれなりの、天気でなにかスカットしない、今日この頃です。今回は「Let It Be」ですが、聴いているようで、あまり最近きいていないな~。って感じです。同名タイトルのこのアルバムは、個人的には、なぜかトラウマを、感じるわけで、好きなんですが、意識的に、さけているかも?

Recording Data ~レコーディング・データ

ビートルズの12枚目の英国オリジナルアルバム、そしてラストアルバムとなった「レット・イット・ビー」の6曲目に収められているナンバー。
1970年5月8日に発売されているこのアルバムだが、録音は前アルバム「アビイ・ロード」より前に行われている。
  作者のポールがリード・ヴォーカルを取っており、オーバーダブを重ねて作られたコーラスをジョン・ポール、ジョージの3人が担当している。

ビートルズにとって22枚目のオリジナルシングルであり、活動中に発表された最後のシングルとして
  アルバムに先駆けて1970年3月6日に発売された。
カップリングは「ユー・ノウ・マイ・ネーム」。

この曲が録音開始されたのは1969年1月25日。サヴィル・ロウのアップルスタジオ。
この日のテイクは後に「The Beatles Anthology 3」に収められた。
  翌日の1969年1月26日のセッションでも演奏されている。

1969年1月30日にビートルズはアップルビルの屋上でコンサート、および録音を行ったのだが、
その翌日である1969年1月31日にはアップルスタジオで「屋外向きでない曲(静かな曲)」のセッションを行った。
その際にこの曲が9テイク(テイク番号は20~29)録音されている。

1969年4月30日。アビイ・ロード第3スタジオ。
この日にジョージのリード・ギター(レズリースピーカーに通した物)が第27テイクにオーバーダブされる。
  「オーバーダブを排除したアルバム」がコンセプトの「ゲット・バック」であったが、唯一この曲のみオーバーダブされた物が収録されている。

1969年5月28日に一応アルバム「ゲット・バック」は完成しているが、このアルバムは未発表となった。
この時期にはビートルズは「アビイ・ロード」のセッションに突入しかけており、このテープは1970年まで放置される。

1970年1月4日。アビイ・ロード第2スタジオ。
ビートルズとして最後にスタジオに集まった日である。(ジョンは不参加)
この日はポール、ジョージのコーラスをオーバーダビングし、リダクションしながらブラスセクションをオーバーダブ。
このリダクションは3回行われて、第30テイクがベストと判断された。
そして第30テイクにジョージのリード・ギター(歪んだ物)がオーバーダブされる。

1970年3月6日。ジョージ・マーティンがプロデュースしたものがシングルとして発売。

1970年3月26日。アビイ・ロードスタジオ4号室。
アルバム「レット・イット・ビー」のプロデューサーとして就任したフィル・スペクターの手により、最後の繰り返しが編集によって1回増やされた。
リリースの際にはリンゴのハイハットにディレイが激しくかけられて、各楽器のバランスを変更している。

この曲には女声コーラスやオーケストレーションはオーバーダブされていない。

An anecdote ~ こぼれ話

  1. ポールはビートルズの活動が悲観的な状況に陥りつつあるときに、母のメアリー・マッカートニーが夢に出てきて「あるがままに全てを受け入れなさい」とつぶやいた事からこの曲を書いたと発言している。
        確かにビートルズのラストシングルとしては、絶妙な歌詞だとは思うが個人的には話が出来すぎてるとは思う。まあ、こういう神話的な部分もビッググループには不可欠なんだろうけど。
  2. この曲は1981年の角川映画「悪霊島」の挿入歌としても使用された。
    というか、「悪霊島」のCMでこの曲を初めて聴いた世代である。
    その時はすごく印象に残ったこの曲だが、誰の曲かは知らないまま終わり、後年ビートルズを聴きだしてからこの曲を聴いたとき「ああっ!」と驚いた思い出がある。
    しかしこの「悪霊島」。DVD化されてはいるが使用権の問題で、現在流通している物はカバーバージョンに変更されている。(VHSで過去に流通したものはビートルズの物が使用されている。)このアルバムには、まだまだ逸話がありますが、後日ということで、これからも、よろしく
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☆今日は「The Beatles---Because」ベートーベンにコード展開の着想得て、荘厳な雰囲

2012-10-22 17:38:28 | The Beatles (Ⅲ)

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YouTube: The Beatles-Because
今日は秋晴れの天気だけど、気温が低い、寒いぐらいです。今月も後わずか、後2カ月ちよっとか。秋だから、食欲・読書・そしていい音楽を聴く事かな?今回は「The Beatles---Because」なんですが、とてもバロック的というか、クラシックというか、ビートルズが作るとこうなるんだな~と、想いながら聴いています。

この曲が録音開始されたのは1969年8月1日。アビイ・ロード第2スタジオ。
ジョージ・マーティンによるエレクトリック・ハープシコード、ポールのベース、ジョンのギター、リンゴのハイハット(これはガイドとして各自のモニター・ヘッドフォンに流されただけで録音はされていない。)の編成で23テイク録音されて、その中の第16トラックがベストに選ばれた。
そしてジョン・ポール・ジョージがコーラスを第16テイクにオーバーダブ。
マーティン卿にどう歌えばいいかアドバイスをもらいながら録音が続けられたという。

1969年8月4日。アビイ・ロード第2スタジオ。
コーラスパートを2回ずつオーバーダブする。これは1トラックを3人で歌う事を2回繰り返したもの。

1969年8月5日。アビイ・ロード第2スタジオ。
ジョージがモーグ・シンセサイザーをプレイし、第16テイクに追加。
ビートルズのレコーディングで初めてモーグ・シンセサイザーが使われたのはこの時は最初である。

An anecdote ~ こぼれ話

  1. ジョンはこの曲をベートーヴェンの「月光(ピアノソナタ第14番嬰ハ短調作品27の2『幻想曲風に』)」からインスパイアされて作っている。
    ある日オノ・ヨーコがピアノで「月光」をプレイしているのを聞いたジョンはこの譜面を逆から演奏して歌詞とメロディーをつけた、と言われている。 このビコースを含めアルバム「アビーロード」は、後半とくに、短い曲が、メドレー形式になっていて、アルバム全体で一曲って、感じです。これからも、よろしく
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☆今日は「The Beatles---We Can Work It Out」邦題 恋を抱きしめよう、

2012-10-21 17:45:46 | The Beatles (Ⅲ)

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YouTube: The Beatles - We Can Work It Out (Version 2) [HD]
2日間の休みも、あっというまに終わり。今日は好きなお馬ちゃんにも、少し協力してもらい、楽しい一日だった。今回は「We Can Work It Out」ビートルズの中でも、わりと初期の作品ですが、とても聴いていて、安らぐ一曲です。あまり深く掘り下げて調べると、いうより聴いたままって感じです。タイトルは「きっとうまくいくさ」ですが、私も自然に言ってみたい言葉です!

邦題
恋を抱きしめよう
作者
Lennon/McCartney(二人の共作)
リードヴォーカル / コーラス
ポール / ジョン
使用楽器
  • Gibson J-160E (John)
  • Hofner Bass (Paul)
  • Ludwig (Ringo)
  • Tambourine (George)
  • Harmonium (John)

Recording Data ~レコーディング・データ

ビートルズの英国での11枚目のオリジナルシングル。カップリングは「デイ・トリッパー」。
ビートルズ初の両A面シングルにもなるこの曲は1965年12月3日に発売された。
6枚目のアルバム「ラバー・ソウル」と同時発売である。

各オリジナルアルバムには未収録のために、編集盤「パスト・マスターズ vol.1&2」に収録されている。

この曲は1965年10月20日、アビイ・ロード第2スタジオにて録音された。
アルバム「ラバー・ソウル」のレコーディング・セッション中である。
ジョン(ギター)、ポール(ベース)、ジョージ(タンバリン)、リンゴ(ドラム)の編成でリズムトラックを録音。
このリズムトラックは2テイクで終了し、つづけて第2テイクにジョンとポールがヴォーカルを録音。
そしてジョンがハーモニウムをオーバーダブしている。

そして1965年10月29日。アビイ・ロード第2スタジオで追加のボーカルをオーバーダブしてこの曲は完成した。

An anecdote ~ こぼれ話

  1. 途中のワルツ風の3拍子はジョージのアイデアによるものである。
  2. 「ジョンがタンバリンでジョージがギター」という説もよく聴くが、ブートレッグに収録されたこの曲の録音の際の会話から、ジョンがギター、ジョージがタンバリンだと思われる。
         「We can work it out,    We can work it out」の部分での16分音符を含めたカッティングはジョンならではのもので、少なくとも管理人はこの頃のジョージにこういうプレイが出来るとは思えないのである。(失礼!)
  3. カバーはスティービー・ワンダーやチャカ・カーンの物が有名ですが、私個人の意見ですが、バラードでも、明るい曲だとおもいます。これからも、よろしく
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☆今日は「The Beatles---Dig A Pony」ジョンらしい自由なメッセージが、ギターと

2012-10-20 17:21:25 | The Beatles (Ⅲ)

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YouTube: The Beatles - "Dig A Pony" Stereo Remaster
今日は、寒い一日で、日差しもあまりなく、なんか、中途半端な感じでした。今月も残りわずか、本当に時間の流れが早すぎる今日この頃です!今回は、さみしいアルバム?「Let It Be」の中に収められている、一曲です。あまりメジャーな曲ではないので、目立たないですが、この曲も聴き続けないと、よさがわかりにくいかも?実質的にはレノンの作った楽曲である。スタジオでレコーディングされず、1969年1月30日アップル本社で行われたルーフトップ・コンサートの音源を使用している。半ば強引にを踏んだ歌詞とブルース色の強い曲調で構成される。歌詞には、"You can celebrate anything you want(思いのままに讃えよう)"や"All I want is you(欲しいのは君だけ)"という、明らかにオノ・ヨーコへのメッセージが歌われているが、生前ジョンは「適当に韻を踏んで遊んだ曲で、ゴミのひとつさ」と語っている。

また、歌詞の中に"I Roll A Stoney"で始まる一節で「知っているものを何でも真似してもいいのさ」と歌っているが、これは当時ビートルズのやることを何かと後追いで真似していた、ローリング・ストーンズに対する皮肉である。

3つのミックス(演奏は同一)が存在。そのうち2つのヴァージョンでは、リンゴがタバコ休憩に入っていたところでカウントを始めたため、リンゴが制止する音声が入っている。その後、改めてカウントされて始まる。

屋上ライヴのヴァージョンでは、歌の始まりと終わりに"All I want is (you)"というポールジョージユニゾンが入っている。演奏の映像では、膝をついたスタッフが歌詞カードをジョンに見せている様子が確認できる(これはジョンが歌詞を忘れることが多いためで、事実屋上ライヴでもドント・レット・ミー・ダウンを歌い間違えている)。

アルバムでは、前述のユニゾンがカットされている。ジョンの声『ありがとう、ブラザー…寒くてコードが弾けない』、ギターのノイズが入った後、小休止してイントロがかかり、そしてブギをかけて終了している。

一方、『レット・イット・ビー...ネイキッド』では、前後の会話等がユニゾンを含めてカットされており、ラストは映画に収録された演奏のものが用いられている(短いギターのフレーズと掛け声が入っている)。私個人としては、ビートルズのアルバムの中で、この「Let It Be]は、好きだけど、あまりすすんで、聴かない一枚かも?なんかお別れのメッセージみたいで、DVDも同様です。これからも、よろしく

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☆今日は「The Beatles---Glass Onion」この曲は、過去の作品を登場させ、4人の

2012-10-19 17:42:17 | The Beatles (Ⅲ)

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YouTube: The Beatles Glass Onion (2009 Stereo Remaster)
待ちに待った、金曜日。明日から又休み、天気はイマイチでも、この時間帯が一番すきです!今回はThe Beatlesの「Glass Onion」です。この曲はホワイトアルバムのなかでも、お気に入りの一曲です。私は、聴くとき、CDの場合リピートにして、何回でも、聴きます。リンゴのドラムのドン・ドンで、終わってもまた、始まる、なんの違和感もなく、聴けるから不思議です。

実質的にはジョン・レノンの作品で、リードヴォーカルもジョン。A面3曲目に収録されており、アルバムで初めてリンゴ・スターが登場。彼の威勢のいいドラムで曲は始まり、続いてポール・マッカートニー4001Sによる硬く引き締まったベースが続く。全編におけるストリングスのアレンジはジョージ・マーティンによるアイディア。

歌詞の中には「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」「アイ・アム・ザ・ウォルラス」「レディ・マドンナ」「フール・オン・ザ・ヒル」「フィクシング・ア・ホール」といったビートルズの他の楽曲名が登場する。ジョンは後のインタビューで、ビートルズの曲の歌詞の意味を独自に解釈して決めつける人たちをからかうために、わざと憶測されやすい作詞にしたと解説している。曲中にある、「セイウチとはポールのことさ」というくだりもその一例だが、作者の意に反して、かえって1969年に広まった都市伝説ポール死亡説」の根拠の一つにされてしまった。この「グラス・オニオン」=「ガラスの玉ねぎ」?なんじゃそら、と思って曲を聴いた所サビの最後がどう聞いても「Looking through a Glass on Your Own」としか聞こえなかったのである。
    当時のレコードの対訳詩はけっこういいかげん、というか「訳不可能」と書いてある曲もあったりしたのであまりアテにはしていなかったのだが、この歌詞だと「テメエのメガネを通して見てみやがれ!」という意味になるのでなるほどなーと思っていたのである。ジョンもわざとそういう風に書いたのかも知れませんね。 また、この曲は、サウンド面でも、当時としては、最新の8トラック、ストロベリー同様20時間以上の、録音時間などなど、まだ話したりませんが、これからも、よろしく! *この歌詞は、ビートルズの曲を深読みする、マニアにむけた、皮肉めいたものですが、とがったサウンドは、MIXもふくめて、魅力的です!

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☆今日はビートルズナンバーの中で、もっとも長いタイトル「Everybody's Got Someth

2012-10-18 17:37:47 | The Beatles (Ⅲ)

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YouTube: The Beatles - Everybody's Got Something to Hide Except Me and My Monkey
今日は、穏やかな天気なのですが、暗くなると、イッキに寒さが、体感的に、わかる。明日は、寒気団がやってきて、最低気温も、一桁台とのこと、山間部は雪。そろそろかな~冬も?今回、聴いているのが、ホワイトアルバムに、収められている、「Everybody's Got Something to Hide Except Me and My Monkey」フゥ~。ビートルズナンバーの中で一番長いタイトルです。

本作は1968年に発表されたイギリス盤公式オリジナル・アルバムザ・ビートルズ』に収録されたジョン・レノン作のロックンロール・ナンバー。公式発表曲中、最もタイトルが長い曲である。

ジョンは当初「カモン・カモン」というタイトルで発表しようと考えたのだが「カモンというのは手垢にまみれているようなものだから」との理由で見送り、サビの部分で使われている上記の歌詞をタイトルにして発表した。その結果、ビートルズの楽曲中最も長いタイトル曲となった。

タイトルは直訳すると「僕と連れの猿以外は誰でも秘密をもっている」となるが、これは当時ジョンが小野洋子と付き合っているという事情からである。

タイトルは"Everybody's Got Something To Hide Except Me And My Monkey"となっているが、歌詞では"Everybody's Got Something To Hide Except for Me And My Monkey"と"For"が入っている。

この曲が録音開始されたのは1968年6月27日。アビイ・ロード第2スタジオ。
  前日の6月26日にこの曲のリハーサルを済ませていたビートルズは
  まだ曲名もついていないこの曲を6テイク録音。第6テイクをリダクション(ピンポン)して第7、8テイクを作成。
そしてその第8テイクにハンドベルやチョカルホなどをオーバーダブする。

1968年7月1日。アビイ・ロード第2スタジオ。
この日はポールのベースのオーバーダビングしてリダクション。第9、第10テイクを作成。
そして第10テイクにジョンのヴォーカルをオーバーダブ。
この時点でようやく曲名が決まった。

1968年7月23日。アビイ・ロード第2スタジオ。
  完成したと思われていたこの曲を再び取り上げたビートルズは、まずジョンのボーカルを再録音。
そして3度目のリダクションを行い、第11、第12テイクを作成。
その第12テイクに手拍子とバック・コーラス(完成版では聞こえないが・・・)をオーバーダブしてこの曲は完成した。 これからも、よろしく

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☆今日は「The Beatles---Savoy Truffle」ホワイトアルバムの一曲で、友人のク

2012-10-17 17:50:52 | The Beatles (Ⅲ)

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YouTube: The Beatles- Savoy Truffle
今日は朝から天気はくずれ模様。今週は晴れ絶望的です。今回は、ジョージの作品で「The Beatles----Savoy Truffle」この曲は、歌詞はパロディーみたいですが、注目したいのは、サウンドです。当時としては、ビートルズらしからぬ、曲風で、ホワイトアルバムならでは、ないでしょうか。又この曲は、このアルバムのみですから、とても、貴重ですし、ベストにも、おしたいぐらいです!個々のプレイに注目してみる。ブラス以外の構成はジョージのギターとポールのベース、リンゴのドラムといくつかのパーカッション、そしてオルガンやエレピの鍵盤類でジョンはレコーディングには一切関わっていない。したがって、ジョンのプレイを彷彿とさせるワイルドなバッキングのギターもジョージによるものだ。そして、間奏は彼のギターソロの中でもベストとも言えるプレイでフレーズも完成度が高く、音はかなり歪ませていて切り裂くような音だ。また、ヴォーカルはダブルトラッキングでADT処理をしてあるためとても歯切れがよく硬質な感じを受ける。ポールのハーモニーも絶妙だ。
  ジョージの曲ではポールのベースが張り切る…というのはビートルズ・ファンの間では定説になっているが、この曲でのポールのプレイも彼のセンスとテクニックを総動員したような凄まじいものだ。今まではどちらかと言えばジョージの楽曲の稚拙な部分をベースの派手なプレイで補ってやるという意図が感じられたが、ここではそういう意図は感じられず純粋に楽曲の素晴らしさを引き立てているようなプレイに徹していると思う。ポールは他にエレピとオルガンも弾いているが、地味ながらやはり随所で曲を引き立てている。
  リンゴのドラムは全体的にヘッドを緩めたような音だ。どうやらスネアにディレイをかけているようで1回叩く毎にトトトンと聞えて面白い効果を生んでいる。

  ホワイトアルバムにジョージが提供したのはWhile My Guitar Gently Weeps,Piggies,Long Long Longとこの曲の4曲だが、どれも全く違うタイプの曲で、このアルバムの性格を反映しているようにも思える。
  While My Guitar Gently Weepsばかりが取り沙汰されて、ともすればアルバムの片隅で忘れられがちな曲だが間違いなくこのSavoy Truffleはジョージのというよりこのアルバムの中でもベストソングだろう。どれを、とってもビートルズの一曲・一曲とても、素晴らしいと、いうことですね!これからも、よろしく

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