Rockzy 倶楽部 Ⅱ

♬~私の喜怒哀楽の想い出は音楽と共に~♬

☆今日は「The Beatles---Savoy Truffle」ホワイトアルバムの一曲で、友人のク

2012-10-17 17:50:52 | The Beatles (Ⅲ)

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YouTube: The Beatles- Savoy Truffle
今日は朝から天気はくずれ模様。今週は晴れ絶望的です。今回は、ジョージの作品で「The Beatles----Savoy Truffle」この曲は、歌詞はパロディーみたいですが、注目したいのは、サウンドです。当時としては、ビートルズらしからぬ、曲風で、ホワイトアルバムならでは、ないでしょうか。又この曲は、このアルバムのみですから、とても、貴重ですし、ベストにも、おしたいぐらいです!個々のプレイに注目してみる。ブラス以外の構成はジョージのギターとポールのベース、リンゴのドラムといくつかのパーカッション、そしてオルガンやエレピの鍵盤類でジョンはレコーディングには一切関わっていない。したがって、ジョンのプレイを彷彿とさせるワイルドなバッキングのギターもジョージによるものだ。そして、間奏は彼のギターソロの中でもベストとも言えるプレイでフレーズも完成度が高く、音はかなり歪ませていて切り裂くような音だ。また、ヴォーカルはダブルトラッキングでADT処理をしてあるためとても歯切れがよく硬質な感じを受ける。ポールのハーモニーも絶妙だ。
  ジョージの曲ではポールのベースが張り切る…というのはビートルズ・ファンの間では定説になっているが、この曲でのポールのプレイも彼のセンスとテクニックを総動員したような凄まじいものだ。今まではどちらかと言えばジョージの楽曲の稚拙な部分をベースの派手なプレイで補ってやるという意図が感じられたが、ここではそういう意図は感じられず純粋に楽曲の素晴らしさを引き立てているようなプレイに徹していると思う。ポールは他にエレピとオルガンも弾いているが、地味ながらやはり随所で曲を引き立てている。
  リンゴのドラムは全体的にヘッドを緩めたような音だ。どうやらスネアにディレイをかけているようで1回叩く毎にトトトンと聞えて面白い効果を生んでいる。

  ホワイトアルバムにジョージが提供したのはWhile My Guitar Gently Weeps,Piggies,Long Long Longとこの曲の4曲だが、どれも全く違うタイプの曲で、このアルバムの性格を反映しているようにも思える。
  While My Guitar Gently Weepsばかりが取り沙汰されて、ともすればアルバムの片隅で忘れられがちな曲だが間違いなくこのSavoy Truffleはジョージのというよりこのアルバムの中でもベストソングだろう。どれを、とってもビートルズの一曲・一曲とても、素晴らしいと、いうことですね!これからも、よろしく

コメント
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