Rockzy 倶楽部 Ⅱ

♬~私の喜怒哀楽の想い出は音楽と共に~♬

☆ビートルズの中でも高難易度の「Old Brown Shoe」ギターのようなベース、難しいリズム(シ

2012-10-10 16:13:21 | The Beatles (Ⅲ)

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YouTube: THE BEATLES-OLD BROWN SHOE (Stereo Remaster)
今日はすっかり秋模様!暗くなるのも早くて、まいっちゃうな~!今回は、ビートルズの中でも、5本の指に入る難しい曲。「Old Brown Shoe」をちょっと、分解してみよう?

邦題
オールド・ブラウン・シュー
作者
Harrison(ジョージの作品)
リードヴォーカル / コーラス
ジョージ / ジョン、ポール
使用楽器
  • Gibson J-200 (George)
  • Höfner Bass (Paul)
  • Fender Teleaster (George)
  • Gibson Les Paul (George)
  • Ludwig (Ringo)
  • Piano (Paul)
  • Hammond Organ (John)

Recording Data ~レコーディング・データ

ビートルズの英国での20枚目のオリジナルシングルである「ジョンとヨーコのバラード」のカップリング曲である。
この曲はイギリスでは1969年5月30日に発売された。
まだ前シングル曲「ゲット・バック」のリリースから一ヶ月半しか経っておらず、
しかも「ゲット・バック」はいまだにチャート1位だった時期である。
  作者のジョージがリード・ヴォーカルを取り、ジョンとポールがコーラスを付けている。

各オリジナルアルバムには未収録のために、編集盤「パスト・マスターズ vol.1&2」に収録されている。

この曲が取り上げられたのは、正式なアルバムセッション開始より前の1969年2月25日。
この日、ジョージはアビイ・ロードスタジオに一人で出向き、
この曲と「サムシング」「オール・シングス・マスト・パス」のデモテープを一人で録音している。
ちなみにこの日はジョージの26歳の誕生日であった。

1969年4月16日。アビイ・ロード第3スタジオ。
ジョン(ギター)、ポール(ピアノ)、ジョージ(ギター)、リンゴ(ドラム)のラインナップで
4テイクのリズムトラックを録音。
  第4テイクをベストとして、ポールのベース、そしてジョージのリードギター、ジョンとポールのコーラス、ジョージのリード・ヴォーカルをオーバーダブ。
ジョージは自然な残響音を得る目的で、マイクから離れてスタジオの隅で歌ったそうである。

一旦、これでステレオミックスまで作られたがこれは破棄される。

1969年4月18日。アビイ・ロード第3スタジオ。
ジョンは自分のギターを消去してから、ハモンドオルガンをオーバーダブ。
そしてジョージはレズリー・スピーカーに通したリードギターを新たにオーバーダブする。

この日の内にステレオミックスが作られてこの曲は完成に至った。
モノラルミックスは作られていない。

Out Takes ~ミックス、テイク違い&リマスター

  1. The Beatles Anthology 3」に、1969年2月25日のデモテープが収録されている。
    ジョージがピアノで弾き語りしたものにエレキギターを2回オーバーダブしたものである。
    この時点で曲の全体像は完全に出来ていると言っても過言ではない。

An anecdote ~ こぼれ話

  1. この曲で思い出されるのはやはり1991年のジョージの来日公演ではないだろうか。
    1曲目の「アイ・ウォント・トゥ・テル・ユー」でも度肝を抜かれたが、続いてこの曲が演奏された時には
    思わず脱糞しそうになってしまいましたw
    いや、だってまさかこの2曲がオープニングに来るなんて思わないじゃないですか。
        今でも強烈に思い出す映像です。 他にもまだまだ、詳しい事は、次回ということで、これからも、よろしく
コメント
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