2016年4月1日今年初めての日本武道館でのライブはスーザンのソウルフルなヴォーカル&デレクの超絶ギター・テクニックで観客を圧倒するテデスキ・トラックス・バンドの来日公演を観戦!武道館の周りも桜見の人たちも多く、ちょっと寒かったですがとても綺麗でした。 その中グッズ売り場も、すでに長蛇の列で、テンションアップ!
圧倒的な存在感のデレク・トラックスとベテラン・ギタリスト&ヴォーカリストの愛妻スーザン・テデスキの「世界一ギターが上手い夫婦」率いる総勢12名からなるテデスキ・トラックス・バンドがブルース、ロック、ファンク、R&B、ジャズ、スピリチュアル彼らの豊かな音楽的ルーツを体感するかのようなサウンドとオーデェンスを圧倒するパワフルなステージが、楽しみの中、定刻どおりに「Mad up Mind」でスタート!いきなりスーザンのヴォーカルとギターで、雄たけび?と口笛が飛び交う館内は、一気にヒートアップ!
デレク・トラックスは、ご存知のとおり、10代前半からオールマン・ブラザーズ・バンドのライブにもゲストとして参加するようになり、1999年には正式メンバーとして迎えられた。以降、同バンドの特徴であるツイン・リード・スタイルの一翼を担ってきたが、2014年にもう1名のギタリストであるウォーレン・ヘインズとともに脱退を表明した。 今回の演奏もオールマンの臭いがぷんぷんして、とても心地よかった反面、R&Bや、ジャズ、ゴスペルなど多彩なギターワークは、流石!
微細な音程を自在に操るスライド・ギターの天才として名高い。ロックとブルース(エルモア・ジェイムズやデュアン・オールマン、BBキングなど)を基本としつつ、マイルス・デイヴィスの「So What」やジョン・コルトレーンの「Mr P.C」をカバー、サン・ラなどにも影響を受けるなどジャズ、さらにインド・アラブ音楽など幅広い音楽性を備えているのが聴いていて納得。
メイン・ギターはギブソン社のSGで、スライドバーにはデュアン・オールマンが使用していたことで有名なコリシディン(風邪薬)のボトルを愛用している。アンプはフェンダー社のスーパーリバーブで、エフェクターはまったく使用しない~凄い!
妻であるブルースシンガーのスーザン・テデスキもヴォーカルだけでなく、エルモア・ジェームスのカバーは、中々味のあるギタープレイも、圧巻でした!
ステージもたんたんと進み、クラプトン(デレク&ザ・ドミノス)のカバーもあり、「The Stoorm」でいったん終わり~アンコールまち!
しばらくして、アンコールステージがはじまり、館内もボルテージMAX状態の中ラスト曲「With a Little Help From My Friends」は、ビートルズ、更にジョー・コッカーと比較できないぐらい、スーザンの熱唱が、素晴らし過ぎで、最後にこのようなインパクトある時間を堪能できたことは、とてもいい思い出になり、最高のライブのひとつとなりました!
ブルースの伝統に根ざしながらロック、ゴスペル、ジャズとさまざまなジャンルからの影響を受けた芳醇でグルーヴィーなサウンドと、スーザン・テデスキのソウルフルで力強いヴォーカル、そしてデレク・トラックスの圧倒的なギター・プレイと多彩で懐の深い彼らの音楽は世界中のリスナーから絶賛されているんだと実感しました!テデスキ・スーザンのソウルフルなヴォイス!デレク・トラックスとのギターの絡み!ホーン・セクション、コーラス、キーボード&フルート、そしてそれらの音を支えるツインドラムとベースの総勢12名が奏でるそのメロディに会場も私も酔いしれました!帰りは熱い頭を冷たい雨の夜桜見ながら帰ります・・・
☆セットリスト☆
- Made up Mind
- Bound for Glory
- Don't Know What it Meams
- Midnight in Harlem
- Crying Over You
- The Sky is Crying
- Keep on Growing
- Anyhow My Lord
- Idle Wind
- Sticks and Stones
- I Pity the Fol
- Let Me Get By
- The Storm
Encore
- I Love Japan
- I Wanto More
- With a Little Help From My Friends
☆メンバー☆
- Susan Tedeschi・・Guitar&Vocal
- Derek Trucks・・Guitar
- Kofi Burbridge・・Key&Flute
- Tyler Greenwell・・Dr&Per
- J.J Johnson・・Dr&Per
- Tim Lefebvere・・Bass
- Mike Mattison・・Harmony Vocals
- Mark Rivers・・Harmony Vocals
- Alecia Chakour・・Harmony Vocals
- Elizabeth Lea・・Trombone
- Ephraim Owens・・Trumpet
- Kebbi Williams・・Saxophne
☆グッズ☆
☆最後にこの曲☆
Tedeschi Trucks Band "Let Me Get By"