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YouTube: Here comes the sun- The Beatles
今月最後の日曜日。秋晴れのもと、知り合いのアート展に行きアバンギャルドの世界を堪能し、帰り、友達のの店でロックして、帰宅するも、外が寒いせいか、家に戻るとホットして、疲れがどっとでてきた感じです。このような時は耳に優しい音楽が一番。やはりビートルズになってしまいます。今回は「Here Comes The Sun」から聴くことにします。
この曲は、アップルでの打ち合わせに疲れていたジョージが、そこを抜け出して親友のエリック・クラプトンの家へ遊びに出掛けた際、その年初めての春らしい日差しを感じていたら自然に歌詞とメロディラインが生まれ、そして仕上がった曲とされている。内容は、長かった冬に別れを告げ、春が来たことを歓迎するというものだが、この内容が季節を大事にする日本で大いに受け、1970年に日本のみでシングル・カットされた(シングル「オー!ダーリン」のB面として発表)。なおアメリカでは、リッチー・ヘブンスのカヴァー・ヴァージョンがシングル・リリースされ、ビルボード誌最高位16位を記録している。また、1976年には、スティーヴ・ハーレーのカヴァー・ヴァージョンもシングル・リリースされ、全英最高位第10位を記録している。
ちなみに、ジョージはこのアルバムで当時は珍しかったモーグ・シンセサイザーでの演奏を披露しているが、この曲は次曲の「ビコーズ」と共にモーグ・シンセサイザーの特徴が生かされた曲といえる。元の音源より少しテープ速度を上げて曲を短くもしている。
ジョージはダーク・ホース(日本ではワーナー・パイオニア)移籍第2弾アルバム『慈愛の輝き』(1979年発表)でアンサー・ソング「ヒア・カムズ・ザ・ムーン」を収録している。
ジョン・レノンは演奏に参加していない(ただし、中間部のハンド・クラップには加わっている、といわれている)。
また、ボイジャーのゴールデンレコードに収録される予定であったが、EMIが許可を出さなかった。これからも、よろしく!