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Real Jeans & McCOYSTA Millennium Special

街の男

2006年10月14日 | Fuku-Jacket
【Fuku】

しかし季節の流れは早いです。10月も中旬となると、目前のハロウィンは日本にはあまり定着しないというのがようやくわかったのか(そもそもハロウィンの意味知らない人多いよね。別にかぼちゃを食べる日じゃあないのにねえ)、それをすっ飛ばしでそろそろクリスマスのニオイが至る所で見え隠れしています。
今日あたりもそうでしたがまだこの時期は日中は20度以上になりますから、これを春に置き換えてみると5月の中旬と同じくらいなんですよね。でももう街には女の子のブーツが真っ盛りで、この暑いのにマフラー(とはいわないのかなあ、ストールとでも言うのかなあ、でもあればマフラーだよなあ)みたいのをしている女の子もいました。まあ、そろそろ冬支度の時期ってことですかねえ。

という訳で、今回はズシっと重いやつを出してきました。これは形はハーレーブランドでは"Townsman Coat"という名称で非常に有名なレザーコートですが、Joe McCoyのもう最後の最後の仇花としてその見掛けの割にひっそりとリリースされてた"Townsman Coat"です。これもカタログにも何も掲載されなかった可哀相なコートで、私は2001年の秋にあのコントラバンドの残骸の後でひっそりと復活してたマッコイズのジェネラルストアでコレのサンプルを見た時にもう飛びつきました。オリジナルとは違って非常に艶のあるバッファローハイドにキルティングのライニング、ジッパーは棒タロンに胸前のポケットにはチェーンのタロン、ベルトのバックルまでこれ専用に作った非常に手の込んだ、もう本当に最後の花火ともいうべきNZのマッコイズが生んだ最大の大物でした。

これはサイズ40で下にジャケットを着ても大丈夫なように若干大きめを選びました。ただ、結局コレ、勿体無くてまだ着てないんです。今年の冬こそ着るぞと意気込んでもう早5年、今年こそは絶対に着ます。

定番でいくならばツイードのジャケットにウールサージのパンツなんかでしょうが、ここは意表をついてよく色落ちしたペインターパンツにオレンジシャンブレーのワークシャツ、足元はサンタロザのクレープソールの明るいブラウンのオックスフォードなんてどうですかね。寒かったらイングランドのオリジナルのスクールマフラーなんか巻いたりしてね。
楽しみだなあ。