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Real Jeans & McCOYSTA Millennium Special

かばん

2007年05月31日 | Fuku-others


【Fuku】

毎度ですが、月末の悦楽ことF&E、最新号はまるで4年前に戻ったかのような誌面構成で読み応えがありました。編集長、怒ってましたね。

其の中で今回はRaggedなバッグということで、達人の方々所有のものから、選りすぐりのものまで新旧を問わずのバッグ大会、かなり欲しいのとか、昔使っていたのやら、いろいろと出てきて面白かったです。

私は一つのかばんを比較的長く使うほうなので、そういくつも持っている訳じゃあないんですが、やはり、日常で非常に使用頻度が高いギアですので、それなりに自分の視点で使い勝手が良くて、丈夫なやつを選んでいます。

ということで、今日はかばん2点。


革パッチ

2007年05月30日 | Fuku-Pants
【Fuku】

ベルト、ブーツ、もちろん革ジャケットもですが、革ものは年月の経過と着た回数の積み重ねによっていろんな変化を見せてくれます。色が落ちたり、皺が入って、その皺がまた色落ちしたり、柔らかくなったり、硬くなったり、面白いです。
ジーンズの革パッチもこれまた面白いようにいろんな変化を魅せてくれます。オリジナルのLevi's501XXのパッチは吹っ飛んでいるのが多いですが、レプリカモノの場合には、フツウに穿いていれば吹っ飛ぶこともなく、これまた面白く変化してくれます。

Joe McCoy901Aですが、8年モノです。革パッチがいい感じになりました。

衣替え

2007年05月29日 | Fuku-FlightJacket


【Fuku】

もう6月ともなると衣替えですね。フツウならば長袖を仕舞って半袖を出すみたいな感じですが、私らの場合は厚手のジャケットは仕舞って、軽めのジャケットに変えるみたいなもんですかねえ、衣替え。
でもやらないんですよねえ。こういう厚手のジャケットもクローゼットにかけっぱなし、仕舞うにしても仕舞い方とか仕舞い場所を探しているうちに秋になってしまう、というのがいつものパターン。
いかんですな。今年ことはちゃんと衣替えしないと。

でも、半袖シャツとかTシャツ、ハワイアンシャツとかを出して、その空いたスペースにネルシャツ、ウールシャツ、スウェットなんかを仕舞いこむ、これぐらいいつもやります。やらないともうタイヘンなことになるので(^^;;;;;;;。

今週の一枚:「Mountain Music Bluegrass Style」V.A. 1991

2007年05月28日 | Fuku-music
【Fuku】

ブルーグラスというのは、元々は北アパラチアン地方の伝承音楽と、1930年代のストリングスバンドミュージックとが融合して出来た民衆の音楽なんですが、特に北アパラチアン地域に根付いた伝承音楽ではバンジョーの弾き方から、マンドリンのフレーズ、フィドルのチューニングに至るまで、数々のローカルルールがあって、その音楽としても面白さに着目した都会(主にNY)の若者達が、現地まで出かけて、その伝統を受け継ぐべく、老人達の達者な演奏と歌を録音し、それを自分達で再現してみせたというのが、1950年代終わりからのフォーク・リヴァイバル・ムーヴメントの一つの流れとなっています。

今回取り上げた「Mountain Music Bluegrass Style」は、そうした伝承的な音楽を都会の若者達が自分達なりのアレンジを少しづつ取り入れて、ブルーグラススタイルで演奏してみたという、いわば実験的な試みを収めた名盤で、オリジナルは1964年にリリースされたものです。

Don Stover、Earl Taylor、Chubby Anthony、Tex Loganを中心に、ニューロストシティランブラーズ(NLCR)のJohn CohenにMike Seeger、Bob YellinにSmiley Hobbsという後々のビッグネームまで参加しての豪華メンバーによる競演、かなり聴き応えがあります。

北アパラチアンの風と草の匂いを感じさせる一枚。

#画像はオリジナルのアナログ盤のほうです。

Mountain Music Bluegrass Style
Various Artists

1 Katy Hill Tex Logan, Mike Seeger, and John Cohen
2 Katy Cline Don Stover, Chubby Anthony, and B. Lilly
3 Short Life of Trouble Earl Taylor and the Stoney Mountain Boys
4 Philadelphia Lawyer (Reno Blues) Bob Baker and the Pike County Boys
5 Little Willie Bob Baker and the Pike County Boys
6 Leather Britches Smiley Hobbs
7 Natchez Under the Hill Tex Logan, Mike Seeger, and John Cohen
8 Old Joe Clark Mike Seeger and Bob Yellin
9 Ain't Nobody Gonna Miss Me When I'm Gone Don Stover, Chubby Anthony, and B. Lilly
10 White House Blues Earl Taylor and the Stoney Mountain Boys
11 They're at Rest Together Earl Taylor and the Stoney Mountain Boys
12 Foggy Mountain Top Earl Taylor and the Stoney Mountain Boys
13 Nine Pound Hammer Smiley Hobbs
14 Cricket on the Hearth Don Stover and Chubby Anthony
15 New River Train Mike Seeger, Chubby Anthony, and Bob Yellin
16 Fox Chase Earl Taylor and the Stoney Mountain Boys
17 Feast Here Tonight Bob Baker and the Pike County Boys
18 Snow Dove Bob Baker and the Pike County Boys
19 Drifting Too Far from the Shore Bob Baker and the Pike County Boys
20 Rocky Run Jerry Stuart, Smiley Hobbs, and Pete Kuykendall
21 Bile Them Cabbage Down Don Stover, B. Lilly, and Chubby Anthony
22 All the Good Times Have Passed and Gone Earl Taylor and the Stoney Mountain Boys
23 Sally Ann Earl Taylor and the Stoney Mountain Boys

Smithsonian Folkways Recordings - SFW40038 1991(CD Re-issued)

Memphis Blues Again

2007年05月27日 | Fuku-Shirts
【Fuku】

雨が上がって爽やかな青空に恵まれたダービー前日、私は例によって運動三昧でしたが、汗をかいた後にシャワーをあびてすっきりして、こういう霜降りの肌さわりの良いTシャツを着ると、もう幸せを感じますね。
特に少し大きめをグァバッと着るのが一番です。冷たいやつを一杯飲んで、ウトウト昼寝、もう最高でした。

さて、今日のダービー、どうなりますか。例によって、観戦後報告をお楽しみに。

ダービーの日は

2007年05月26日 | Fuku-others
【Fuku】

ダービーですねえ。競馬の祭典ですよ。昔はもうダービーウィークって言ったら週初めからワクワクドキドキもんで、月曜日はJRAのダービーフェスティバルに出かけて、火曜日から木曜日までは、もう新聞と専門雑誌片手に仕事も手につかないくらいにアタマの中はもうダービーの展開が何十通りも浮かんでは消えて、金曜日は枠順発表と同時に東スポ買ってその足でサンスポ主催のダービー前夜祭、殆ど寝ないで土曜日の府中に駆けつけて別名残念ダービーといわれた4歳ステークスを観戦して、そのまま競馬仲間と年に一度の大検討会、待望のダービー当日はもう朝からバリバリ張り切って正門に並んで、というのが正当なパターンでしたが、最近ではもうテレビ観戦ばっかだし、ダービーフェスティバルもいつの間にか廃止だし、ちろっと遊び程度で買うだけなので、それほど張り切って検討しないし、すっかり大人しくなりました。

とはいっても年に一度のダービーですからねえ。予想だけは昨年に続いてしておきます。昨年はアタマのメイショウサムソンだけ外して、2着から5着まではパーフェクト的中(^^;;;;;だったんですが、まったく自慢できない予想でした。今年こそは。

ということで、今年のダービーの一番のポイントは皐月賞を逃げてギリギリで勝ったヴィクトリー、足を余して殆ど差のない3着に負けたフサイチホウオーを頂点とする牡馬陣のレベルが牝馬と比べてどうか、というところでしょう。先週のオークスは堂々のオークスレコードでローブデコルテが優勝し、牡馬のレベルは低いと見てダービーに照準を変えた牝馬ウォッカはそのローブデコルテには3回戦って負けていない、という比較からも今年の牡馬のレベルはあまり高くないのでは、という声が競馬マスコミでは囁かれています。ただ、ヴィクトリーの皐月賞の勝ちタイムは2分を切り、1コーナーからの堂々の逃げ切り、特にレベルが低いということはないと思います。少なくとも昨年よりはレベルは高いのでは、というのが私の見方です。
じゃあ、ヴィクトリーとフサイチホウオーで硬いのかというと、それもないでしょう。実力は拮抗していると思います。特に皐月賞以降伸びてきた新興勢力でも十分に通用するぐらいにそんなにレベルの差はないと思います。

ということで、私の本命は青葉賞を強い勝ち方で差し切ったヒラボクロイヤル、血統的には2400mがベストだと思いますが、なにより毎日杯で最後一気に追い込んだ末脚に魅力を感じて、青葉賞でも一点で勝負して期待通りの圧倒的な差し切り、揉まれてもビクともしない勝負根性はダービーを制するに相応しいと思います。
対抗にはまだ伸びる余地があるヴィクトリー、カッチーが仕掛けどころを間違えなければこちらも好勝負必至。
昨年暮れには一番ダービー馬に相応しいと思われたフサイチホウオーですが、こういうタイプは大レースだと追い込んで届かずというパターンが多くて、本番に弱い感じがします。
大穴は朝日杯勝ちが忘れられてしまったドリームジャーニー、皐月賞でも着順ほどには負けていません。なんといっても名うての長距離血統、一発の追い込みが東京コースで決まればこの馬が一番爆発力があると思います。
あとはNHKマイルカップ一番人気で2着なのに全く人気の無いローレルゲレイロ、2400mはギリギリですが、全く軽視されているので逆に不気味です。
勇躍挑戦のウォッカですが、やはりマイルが一番似合っている馬、牡馬に交じって
の2400mは残念ながらキツイでしょう。
ということで、

◎ヒラボクロイヤル
○ヴィクトリー
▲ドリームジャーニー
△ローレルゲレイロ

さて、どうなりますか。

#使いまわしの画像で申し訳ないっす。

[さて、レースを終わって]

いやあ、あまりのショックでなかなか反省文を書けませんでした。64年ぶりの快挙、まさに日本競馬史上でも特筆される大快挙、ウォッカの圧倒的な強さだけが目立ったダービーでした。極端なスローペースでまさに前半800mは単なる助走、2400mのレースをマイルのレースにできたとなれば、この馬の爆発的な瞬発力がモノを言ったというところでしょう。それにしても、3馬身差という決定的な差を2着アサクサキングスにつけての圧勝ぶり、やはり今年は牝馬のレベルが高いということでしょうか。タイムも先週のオークスからさらにタイムを縮めて2分24秒5の素晴らしい勝利、桜花賞で敗れた後、オークスからターゲットをダービーに変えた角居調教師の的確な審馬眼にも驚きました。
父タニノギムレットに続く父娘制覇、馬主・生産者のカントリー牧場は、懐かしいタニノハローモア、タニノムーティエでダービーを制しており、4頭目のダービー馬を輩出、久々に名門の名をとどろかせました。

しかし、皐月賞上位組を中心とする牡馬陣はだらしなかったです。フサイチホウオーは圧倒的一番人気に祭り上げられましたが、強烈なイレコミでレース前で既に終わっていたようです。ヴィクトリーは出遅れもさることながら、やはり気性的に難がありますね。気分良く自分のペースでいけないとモロいタイプ、本命に推したヒラボクロイヤルは展開が合わなかったこともありますが、そこまで実力をつけていなかったというところでしょう。私が軽視したアドマイヤオーラは最後フラつきながら3着になんとか入りましたが、あのフラつきぶりを見ると距離がギリギリなんでしょう。単騎で行くと強いアサクサキングスは福永の好騎乗もあって粘りこみました。

馬券はとれなかったけど、天気も良くて非常に心地良いダービーでした。歴史が変わった瞬間を見れたことは幸せでした。最終レースの目黒記念で取り返したこともあり、非常に気分良いダービーデイが終わりました。


オクラホマ・ミキサー

2007年05月25日 | Fuku-Shirts


【Fuku】

今は春の、というか初夏の運動会シーズンですね。運動会といえばフォークダンスかと思ったら、今はフォークダンスなんてユルいものはやらないで、もっと凝って派手派手なソーランなんとか系みたいなやつを団体競技としてやるんですね。よくあんな複雑な振りつけ覚えられるなあ、って感心してしまいます。

何の関係もありませんが、オクラホマのお土産Tシャツです。

#おっ、今週末はダービーデイじゃないですかあ。暑くなるはずだ。

NAUGATUCK CONN.

2007年05月24日 | Fuku-Shoes
【Fuku】

こういう季節には靴も軽めで、という話題で引っ張りますが、やっぱキャンバス・オックスフォードがド定番でしょう。
これはもう裸足ですね。マドラスチェックのバーミューダ・ショーツといえば、もうネイヴィのトップサイダーと組み合わせは決まってます。Topsiderの聖地、カナティケット州のNaugatuckの風を感じるこの逸品に敬意。

slip-on

2007年05月23日 | Fuku-Shoes
【Fuku】

こういう季節には靴も軽めで、ということでこのところ登場が多いローファー、というか我々にはスリッポン(slip-on)と言ったほうがしっくりくるかと思います。

お馴染みAldenの80年代後半ぐらいのカーフのローファーですが、まさに永遠のデザイン。これぞスリッポンです。コードヴァンもいいけど、革の軽さという点だったら、やっぱカーフでしょう。

EGのチノパンによく似合います。

風をあつめて

2007年05月22日 | Fuku-Pants


【Fuku】

風が心地良い季節という話はこないだしましたが、昼間はちょっと暑い今ぐらいの季節になると、パンツも太めで風にゆれるようなやつがいいです。こないだの日曜に穿いてたのがコレです。

前にも一度登場したけど、WareHouseのStrongHoldタイプのワバッシュ・ストライプ、これが結構穿きこんだおかげで、生地もこなれて非常に涼しく心地良いパンツになりました。足もとはモカシンで涼しげに。

今週の一枚:「音楽のちから」(DVD) V.A. 2007

2007年05月21日 | Fuku-music
【Fuku】

レコード(今はCDですが)を製作するには、アーチストの演奏や歌声を最良のコンディションで録音し、その音源を編集(ミキシング)し、盤に記録する最終的な音源へと作り上げる録音技術者(エンジニア)が絶対に必要です。
近年はデジタル技術の進歩により、ある程度は機械によって行えるようになりましたが、日本のロックやフォークが産声をあげた1960年代の後半あたりでは、そうした技術はほとんど職人芸の世界であり、またハード的にもソフト的にも日本は遅れをとっていて、60年代後半のビートルズのアルバムに記録されたような音を日本で作り上げることは不可能と言われてました。

そんな時代に、世界のレベルに追いつくべく、会社の枠にとどまらずに非常に真摯にかつ情熱的に技術の向上をはかるべく試行錯誤しながらレコーディング技術、ミキシング、アレンジと、いい音を作り上げるために人生をかけた方がいます。

吉野金次氏は、日本のフリーランス・レコーディング・エンジニアの草分けです。エンジニア、プロデューサー、アレンジャーとして多くのミュージシャンの音源制作に関わり、名盤の誕生に立ち会ってきました。

はっぴいえんど『風街ろまん』、細野晴臣『HOSONO HOUSE』などの実験的な日本のロック/フォーク創世記の音作りからはじまり、歌謡曲、クラシックとジャンルを超え、いずれもその音楽史上に残る作品にかかわり続けていて、常に新たな技術に取り組みながらも、技術のみにかたよることのない音楽的な姿勢は多くの作り手(音楽のプロ)に支持され続けている方です。また、『朝比奈隆指揮ブルックナー交響曲全集』の録音、プロデュースも行なっていて、わが国のレコーディング技術の向上は彼無くしてはなし得なかったと言われています。

ところが、その吉野金次氏が昨春、脳出血に倒れました。一命は取り止めたものの快復にはまだ時間がかかります。そこで、彼の存在は日本の音楽界にとって宝物のように大切なもの、と考える矢野顕子氏が発起人となり、細野晴臣氏をさそって収益を治療費に充ててもらうためのコンサートを緊急開催しました。

昨年の8月28日(月)に北沢タウンホールという通常は区民の集いなどで使用されるキャパ300の小さな会場に、まさに日本屈指の大物ミュージシャンの方々が全てチャリティー無報酬で集まりました。早く吉野氏に現場復帰してもらって、再び矢野顕子氏の傑作『Super Folk Song』や『HOSONO HOUSE』のような名盤に携わってもらいたい、という想いを、「音楽」でお金に換えて届けたいという、そんな気持のコンサートの模様をストレートに伝えるのが、今回の「音楽のちから 吉野金次の復帰を願う緊急コンサート」です。

矢野氏の働きかけにすぐに応じた細野氏、吉野氏の仕事に30数年前からお世話になっている方々から、つい最近のレコーディングでお世話になった若い方(ゆず)まで、矢野氏の思いにすぐに賛同した方から、つい数日前に知って、以前からの約束を反故にして急遽駆けつけた超大物(井上陽水氏)まで集った本当に贅沢なコンサート、当日参加できた300名ちょっとの方々は本当にラッキーでした。

私は、そのお話を聞いて、ぜひともチケットをと思ったのですが、丁度夏休みで海外に行っている時に重なって、行くことができなかったので、今回のその素晴らしい"ちから"によって実現できた夢の一夜の模様を納めたDVDが出ると聞いて、予約して買い求めました。もちろん、このDVDの収益もまた吉野氏の治療費などに充てられます。

ただ、吉野氏のことをよく知らない人から見ると、なんで有名ミュージシャンでもない方のために、ここまで超大物の方々が無報酬で集まって、その治療費に充てるためにコンサートを開くのか、よく理解できないかと思います。フリーのエンジニアというのは、御指名がかりで仕事していくらの世界ですから、仕事が出来なくなってしまったら、それでおしまいなんです。少しでも彼の手助け(生活面)が出来ればという思いはここから出ているんですが、それだけでなく、今回集まった方々はお金には変えられない素晴らしい技術で自分の作品を世に出してもらったという恩義があります。70年代の吉野氏の仕事には、採算度返しでただただ"いい音"を作りたい、録音技術を向上させたいという思いが詰まっていて、その時の恩恵に報いるべく、今回多くの大物の方々が立ち上がったのだ、という理解が正しいと思います。

円熟味という表現はあたらない、ますます魅力的なアッコちゃんの弾き語りの「中央線」、お馴染みの"東京シャイネス"に"Harry Hosono Quintet"の面々を加えたスーパーバンドを従えての細野晴臣氏のブギ大会、特にDr.Kこと徳ちゃんの久々に聴くバリバリのナッシュビルスタイルのギターがうれしかった。完全に場違いな雰囲気の中で若者らしくふるまったゆずの二人、30数年経っても全く変わらず「一本道」を歩く友部正人氏の健在ぶり、アッコちゃんとの名コンビぶり(ちょっとやそっとじゃあ慌てないところはまさに熟練の技か)でいつも新鮮なター坊こと大貫妙子氏のおちついた歌声、吉野氏への思いを熱く語った後に生ギター一本で歌った「SOMEDAY」が本当にカッコよかった急遽出演の佐野元春氏、久々にベースを取り出し、矢野顕子氏とのデュオで「相合傘」を聴かせてくれた細野氏の余裕、見所満載のDVDですが、演出面とか映像表現で凝ったところは一つもなく、本当にあの夜集まった方々の素のステージのみを収録した超貴重盤です。

ジャンルを問わず優れた音楽を愛する気持ちが人一倍強く、それをより多くの人に届けようとあらゆる努力をしてレコーディング/ミックスを行ってきた吉野さん。今度は必ずや"復帰記念コンサート"で自ら"卓"を仕切ってもらいたい。私自身そのサウンドのファンの一人として、一刻も早い復帰を願います。

#私のレコード棚からサクっと取り出しただけで、画像にあるとおり、数多くの吉野さん作品が並びます。

音楽のちから ~吉野金次の復帰を願う緊急コンサート(DVD)

1. 矢野顕子/夏なんです
2. 矢野顕子/中央線
3. 矢野顕子/右手
4. 矢野顕子/PRAYER
5. 細野晴臣&*東京シャイネス・オールスターズ/モーガン・ブギ
6. 細野晴臣&東京シャイネス・オールスターズ/Pom Pom蒸気
7. 細野晴臣&東京シャイネス・オールスターズ/暗闇坂むささび変化
8. 細野晴臣&東京シャイネス・オールスターズ/ろっかばいまいべいびい
9. ゆず/ユーモラス
10. 友部正人/一本道
11. 友部正人/Speak Japanese, American
12. 大貫妙子・矢野顕子/横顔
13. 大貫妙子・矢野顕子/ウナ・セラ・ディ東京
14. 佐野元春/SOMEDAY
15. 矢野顕子・細野晴臣/相合傘
16. 矢野顕子・細野晴臣/終りの季節
*東京シャイネス・オールスターズ:
浜口茂外也・徳武弘文・コシミハル・伊賀航・鈴木惣一朗・高田漣

2006年8月28日 東京下北沢 北沢タウンホールにおけるライブ

販売元: グリーンドア音楽出版 XQCH92001
DVD発売日: 2007/4/25

お気に入りのシャツと

2007年05月20日 | Fuku-Shirts


【Fuku】

風が心地良い、まさに薫風の季節です。昨日は、いつも着ているお気に入りのシャツをサラッと着て、散歩してました。気持ち良かったです。

Joe McCoyのお馴染みWestern Ranchmanシリーズの異端児ことRW103の8ozデニムのやつです。このシャツはディティールを見れば、すぐにお判りかと思いますが、Levi'sの30年代のロングホーンの最初期のシャツをモチーフにしていて、ウエスタンシャツとワークシャツの中間のようなユルいデザインが気に入ってます。

シャツがユルいと着ていて風をはらむので、今の季節には丁度いいです。これがあまりにタイトだともう暑くて駄目ですね。そろそろシャツも入れ替えないとなあ。

ガニマタ

2007年05月19日 | Fuku-others
【Fuku】

私は昔っから足の形が悪くて、膝から下が外に歪曲している所謂ガニマタで、そのためにどうしても歩くときには靴が外に開いて、重心が外側にかかってしまうために、靴のソールの減りも外側のヒールとつま先のみ減ってしまうという悪循環。
ですが、ご存知のとおりのこのところの毎日のジム通いのおかげて凄く姿勢が良くなり、歪曲している足の形は変わらないのですが、靴の減り方が違ってきました。

歩く時には、そんなにガニマタ歩きではなくなり、靴が真っ直ぐに前に出るようになりました。でもまあジーンズは相変わらずこんな感じですが。

パッチワーク

2007年05月18日 | Fuku-Pants
【Fuku】

前にも紹介しましたが、Joe McCoyのOutdoorsカテゴリの傑作、Waden Pantsですが、何本かあるのですが、これが一番穿き込んだやつで、ツートーンの色合いがますます鮮明になってきました。こういうパッチワーク系のものって、アメリカでは結構フツウで、クレージーパッチワークのハンティングジャケットとかはアバクロとかL.L.Beanでも出しているし、シャツはBrooks Bros.をはじめとしてマドラスとかクレージーストライプとかフツウに皆着てます。

ただ、日本ではあまりやらないんですよね。最近ではネペンテスとかでも結構うまく取り上げてますけど、20年ぐらい前には殆どみかけませんでした。マッコイズは結構パッチワーク系が好きで、クレージーギンガムチェックとかクレージーストライプとかの上質のBDシャツも作ってました。

私はこういうの好きなんですよね。昔はThomsonのクレージーマドラスのパンツを穿いて、よく周囲の方々に引かれたもんです。

ケバケバTシャツ その2

2007年05月17日 | Fuku-Shirts


【Fuku】

こないだも書いたけど、ケバケバになったTシャツの賞味期限ですが、これなんてもうケバケバを通り越して、ダルダルです。しかも、思いっきり縮んでるし。
でも愛着あってなかなか捨てられません。まだ着てます、のBuco T。