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Real Jeans & McCOYSTA Millennium Special

リヴァースウィーブ

2006年11月30日 | トッチー
【トッチー】

古着のリバースウィーブです。

これは、古着屋さんで単純にボディのプリントの色とバランスが 気に入り購入しました。まぁ、サイズはジャストですが、タイトショートなスウェットと違い、FJ等の着丈の短い下にはなかなか着れませんが、ザックリと着れる楽チンなアイテムとして重宝しています。こういうのは、部屋着にもいいですねぇ。

手袋の季節

2006年11月29日 | Fuku-others
【Fuku】

こないだタンスの中を整理してたらこんなのも出てきました。Joe McCoy 8 HourUnion純正のディアスキンのグローヴ、洒落た紙袋に入って売ってましたね。形は今でもある典型的なワーカーズスタイルの手袋で、手を入れて最後にストラップをピッと引いてさあ仕事だ!!と気を引き締めるって感じで昔から愛用されていたデザインです。使用しているディアスキンも結構しっかりとしたやつです。
防寒というよりも、仕事上で手を保護するためにするグローヴですが、私にとっては冬の必需品、そろそろ今期もデビューの時期ですかね。

これは確か今なもう無い町田のドゥアヴィオンズで安くなっていた時にいくつか買ったうちの一つです。確か色違いもあったはずです。探してみます。

ヴァーシティ

2006年11月28日 | Fuku-Jacket
【Fuku】

こんなのも作りました。ということで、ベースはかの伝説ともなった2000年1月の鑓ヶ崎イベントの時に勢いで買ったJoe McCoy Sportswearの98年のスタジアムジャンパーに、Joe McCoy Sports純正のレターを縫い付けてもらって架空のヴァーシティジャケットに仕立てたヤツです。背中が寂しいので、ここにフットボール系の豪華なワッペンを付けようと思っていただけでそのままにしてしまって、結局そのまま着ています。

Joe McCoyのスタジャンは袖革の質がかなり上質で、オリジナルのBUTWINとかWhitingとかに比較してかなり立派なやつで、結構着こんでも袖革がまだまだバシッとしていて、なかなかクタッとなりません。まあそれはそれで魅力なんですけどね。
刺繍も入れたかったのですが、名前はさすがに日本人名を入れてもなあ、って思って思いとどまりました。このあたりがこういったジャケットの場合難しいですよね。まあ全てレプリカですから別に嘘でもなんでもイイんですけどね。

結構シンプルなので、着ていく場所を選ばないせいか、よく着てます。

今週の一枚:「Geoff Muldaur&Amos Garrett Live inJapan」

2006年11月27日 | Fuku-music
【Fuku】

洋楽好きな方ならば誰でも好きなギタリストってのがいると思うんですが、私の場合は、良く出てくるライ・クーダーは別格として、余り日の当たらないバッキングミュージシャンでは、David T WalkerとかCornell Dupuleeとか燻し銀的な渋めのギタリストが好きで、一時期はもうこの人が弾いているのならば黙って買い、みたいな感じでしたが、その筆頭はなんといってもここに登場した"エイモス・ギャレット(Amos Garrett)"。まさに憧れのギタリストです。

そのエイモスがPaul Butterfield Betterdays時代の盟友"ジェフ・マルダー(Geoff Muldaur)"とのデュオで来日した際のライブ盤「Geoff Muldaur & Amos Garrett Live in Japan」は、エイモスのギターがいかに日本に多くのファンに浸透しているか、また、ジム・クエスキン・ジャグバンドからかつての奥さんのマリアとのデュオでのアルバムでソングライターとしての素晴らしい素養を魅せていたジェフの圧倒的な存在感を証明する夢のようなライブを収めたアルバムとして長くCD化が待たれた作品であり、2001年にアナログ盤とはジャケットを変更して(友人のエリック・フォン・シュミットが描いたポスターにも使われたドローイングを使用)リリースされた時には飛びつきました。

彼らは1977年にもデュオで来日して、コアな日本のファンに強烈な印象を残していったのですが、その時はホールコンサートがメインだったので会場によっては客の入りが悪いところもあったそうで、盛り上がりという点ではイマイチだったという評価があったのですが、この1979年春の2度目の日本ツアーでは、日本から自分のアルバムでもギターを弾いてもらったキーボード・プレイヤーの佐藤博とベースの岡嶋善文がバックについた即席のクワルテットでライブハウスを中心に全国を回り、小さいハコでの聴き手との一体感が非常に心地よく寛いだ演奏が楽しめたという最大限の賞賛が与えられて、その中でも盛り上がりが最高潮に達したと言われる、今は無き新宿ロフトでの1979年3月18日のステージを収録したのが、このライブ盤です。

私は1977年もこの1979年のステージも両方見てますが、確かに的確なリズム隊がバックについていたせいか、エイモスの例のお得意のハイトーンが伸びる手数の少ないギターも、ジェフの艶やかなボーカルもこの2度目のツアーのほうがリラックスして安定していたような印象があります。

トラッドナンバーの「Sloppy Drunk」から始まり、ジャグバンドミュージックの代表曲「Fishing Blues」「Minglewood Blues」、彼らが敬愛するホーギー・
カーマイケルの作品「Hong Kong Blues」「Lazy Bones」、この手が好きな方々にはもう代表曲とも言えるボビー・チャールス作品の「Small Town Talk」、ブルーズピアノの名曲「Honeysuckle Rose」、そして最後をしめるお馴染「C.C.Rider」で最高潮に達したという、今となっては伝説のステージ、これをあのロフトの細長いハコで体感できたことは幸せでした。

彼らは今も現役ですが、さすがに60歳を超えて、以前のようなアグレッシヴな活動はなくなりました。エイモスのギターは年輪を重ねるごとにますます渋みを増していきましたが、その分、この当時に見られた光るようなプレイが見えにくくなってしまったことはちょっと残念です。

このライブの前にリリースされた彼らのスタジオ録音のアルバム「Geoff Muldaur & Amos Garrett」も一度見たら忘れられないジャケットと共にお勧めです。

Geoff Muldaur & Amos Garrett Live in Japan /YDCD-0048/dreamsville records archives /2001.3.10
Original Released in 1979.7.1 as Yupiteru YR23-4001
Geoff Muldaur & Amos Garrett /FlyingFish:FF-061/1978

Japan Cup Day

2006年11月26日 | Fuku-others
【Fuku】

久々に競馬ネタ。まあ年に一度のお楽しみジャパンカップの日ですから、お許しを。
私は以前にも書いたかもしれませんが、1年で一番重要視しているレースはジャパンカップです。ダービーでも有馬記念でもありません。これはもうジャパンカップ創設の昭和56年からずっと変わりません。日本最高峰のレースです。
今年はその最高峰のレースに外国からの参加は僅か2頭。ハーツクライとお馴染みディープインパクトという今期欧州のG1戦線に脅威を与えた2頭がいるので、外国馬陣営がビビッて参加してこなかったから、とかいう説も語られているけど、アメリカ勢はブリーダーズカップからの間隔が短いというのもあって今回は全く参加せず、でも12月の香港シャティン競馬場には欧州からもアメリカからも豪州からもこぞって参加(もちろん日本からも8頭も参加)するんですから、真相としては、なんか力関係とかスケジュール以外の何かが原因としてあるのでは、と思います。創設から25年、そろそろジャパンカップも見直す時期なのかもしれません。

ということでいまいち予想にも力が入らないのですが、とはいえディープインパクトもあとはここと有馬記念の二走で引退、ここはすっきりと凱旋門賞の悔しさを晴らしてもらいたいのですが、どうなんでしょう。勝負の世界は一度ケチがつくと結構歯車が狂ってしまうということはよくあります。帰国してからの調教過程は問題ないようですが、やはり外国遠征の疲労は気になります。
中心は、今期絶好調の女傑ウィジャボード、鞍上のデットーリは武豊よりもジャパンカップを知りつくています(JC3勝)。相手は休養明けのハーツクライも気になるのですが、ここはちょっと捻って天皇賞2着ですっかりG1でも通用することが証明されたスウィフトカレント、ディープインパクトは失礼かもしれないけど、3着までという評価にしておきます。
内心はすっきりと勝ってもらいたいんですが、それは次にとっておく、ということで、大穴にどんな相手でもしぶとく差してくるドリームパスポートまで。

◎ウィジャボード
○スウィフトカレント
△ドリームパスポート

[さてレースを終わって]

誰もが納得する文句ない勝ち方で私も安心しました。誰にも邪魔されないように大外をただ一頭、無人の野を往く走りで圧倒的勝利。今回は脱帽です。あれだけ強いんだったら天皇賞も出てもらいたかったなあ。
ディープインパクト、今年の日本最強を証明しましたから、もうこれで引退で良いと思います。有馬記念は余計でしょう。有馬記念に出るくらいならば香港に行ってもらいたかったです。

ウィジャボードはパドックの歩様を見てちょっと心配になりましたが、さすがの実力は見せての3着。最後はドリームパスポートと足色が同じになってしまったところを見ると2000mぐらいが最適距離なのかも。デットーリのプレイは楽しめました。ドリームパスポートとフサイチパンドラが3歳の意地を見せて頑張りました。これは収穫です。スウィフトカレントは距離が長いんですかねえ。まだまだこれから成長する血統だと思ってましたが案外でした。

こんなのもありました

2006年11月25日 | Fuku-Pants
【Fuku】

最近では特に珍しくもなくなった所謂"ビッグE"ってやつですね。Levi's501のAの印字があるタイプで66年ぐらいのモデルだと思います。なんか穿く機会を逸してしまってそのまま仕舞い込んでたヤツです。アーキュエイトステッチの形状がまさに王道をいく感じでイイっすね。

これは何処で買ったのかイマイチ記憶があやふやなんですが、多分、渋谷のタウンスポットかメトロゴールドのどっちかじゃないかと思うのですが、自信がありません。86,7年ぐらいに買ったものだと思います。

まあ、このあたりは今更穿いてもなあ、って思ってますので、おそらくこのままでしょうね。勿体ね~~って怒る方もいるかもしれませんが、まあそういうもんですよ、こういうのは(^^;;;;;;;。

エロカワ

2006年11月24日 | Fuku-Jacket
【Fuku】

去年から今年にかけて流行語の一つとなった"エロカワ"、旗振り役として頑張ったコウダさんはご苦労さんでしたが、このごろはもう話題にもならなくなりました。流行って儚いんですね。
このジャケットなんかは"ダサカワ"ってとこですかね。ちょっと見にはダッサイなあって言われること請け合いですが、着てみると結構カワイイ、着込んでみるとこれまたカッコイイ、ってな感じで、フツウの方には絶対に無理目なジャケットです。

ウェアハウスが今年から始めた新ラインの"Blue & Gray"のカテゴリからリリースされた傑作ジャケット。元ネタはBigSmithかな?って思ったら違っていて"Hercres"らしいです。洒落てますよねえ。このポケットフラップのコーデュロイ。襟の形状とか開き加減も良いです。微妙な着丈もこれまた久々に出た"ゲテ系"ジャケット。

サイドのアジャスタのバックルにはちゃんと彫りモノがしてあります。まあなんかの流用パーツですが。

この手がBlue&Grayから出たというのはBlue&Grayのラインのコンセプトが良くわからないのですが、まあそんなことは抜きにして。こういうワークジャケットが世に出るというだけでも楽しいっすね。

XX祭り

2006年11月23日 | Fuku-Pants
【Fuku】

せっかくですからトッチーさんの怒涛の2段攻撃に続いて、バンバンXX祭りでいっちゃいましょう。

もう色も落ちきって、ステッチも切りまくり、全然自慢できないXXですが、XXは腐ってもXX。レングスが結構長いのが唯一のアピールポイントですかねえ。でも大きなダメージはないんですよ。おそらく革パッチだったんだろうと思いますが、年式はあまり特定できません。ポケットのステッチの位置は私好み。

さすがにこのあたりになるともう20年以上前に手に入れたやつなので、何処で買ったのか忘れてしまったのですが、確かVOICEじゃなかったなあ。えっ、お値段ですか?
1万円で十分お釣りがきたことだけは覚えてます。まあそんなもんでしたよ。でもXX。

もう1本いっとく?

2006年11月22日 | トッチー
【トッチー】

先日、501XXギャラ入り紙パッチの ワンウォッシュをEntryしましたが、購入の際は「もう1本と悩みに悩んだ」と言うことを書きました。もう1本の方は、程よく色落ちしているものの、生地にはまだコシが残っており、これからも自分のヒゲが入り、腿の辺りがもう少し縦落ちしてきたら完成形になるようなモノで、何しろレングスが私の好みのジャストサイズで、シルエットがとても気に入り、最後まで悩んでいました。

結局、もう会えないかも知れない^^;;ワンウォッシュの方を選びましたが、その後、どうしても諦めきれず、毎日毎日考えていましたよ^^;;;;;;。

で、カミさんを拝み倒して^^;;とうとう買ってしまいました^^;;;;;;;。既に目にしてから2週間くらい経過しており、もうないかもと思っていましたが、なければ購入しないと決め、お店に行ったところ、有っちゃいました^^;;;;。しかも、当時よりも1万5千円程プライスダウンで。

パッチは、品番ととサイズの不滅スタンプのみは読み取れますが、それ以外は消えているものの、辛うじてギャラ入りが確認でき、パッチ自体はまだまだ健在です。

ミミのアタリも綺麗に出ており、また膝裏のアタリもバッチリ。
とてもお買い得な1本でした。

KERN再び

2006年11月22日 | Fuku-Jacket
【Fuku】

まさかここに来てこういう大物にめぐり合えるとは思ってませんでした。以前にもKERN vs KERNでシツコイくらいにご紹介しました"KERN COUNTY SHERIFF'S RESCUE"あるいは"POSSE"の刺繍入りLeeジャケットですが、その続編ともいうべきLee Westernerの初期モデルに、ついに出た!!!の刺繍が入った"KERN COUNTY SHERIFF'S MOUNTED POSSE"のユニフォームジャケットです。
まずは刺繍からご紹介。続編はまた後日。

あっ、MOUNTEDというのは馬上のという意味で、MOUNTED POSSEで騎馬警備隊の方々のことですね。いやあKERNは奥が深い。

Comfortable

2006年11月21日 | はっしー
【はっしー】

先の Entryでの ALABUTAに合わせて最近登場回数が多いスニーカーの VANS V98。とにかく楽ですね。なんかとにかくお手軽&お気楽方向に走ってしまっちゃってますけど、こういったスリッポンに
慣れてしまうと、紐靴、しかもブーツを履くこと自体気合いを入れないと履けなくなってしまった
軟弱な自分が悲しくなります(^^;; そういややっとこさ届いた HILTSの M43ブーツもまだ一度しか履いてない(;;)

※お手軽&お気楽、 RJさんには判って頂けるよねぇ(笑)

元ネタ

2006年11月21日 | はっしー
【はっしー】

元ネタが何であるかは説明不要のスカジャン。これも「+6」では初見参?の
STUDIO D'RTISANの ALABUTAです。
Fukuさんやトッチーさんの本格的なブツの entryと比べれば、フザけているのかっ?と
お叱りを受けそうですが(笑)、変わりダネって事でご愛嬌。
「あんたも丸くなったね」ってのも言いっこなしね(笑)

通勤途中のコンビニでレジ待ちの時に、近所の女子高生に「可愛い~っ♪」と
言われていい気になっているオッサンです(^^;;
あんたが可愛い訳じゃあないのよね、念のため(笑)

519 → 935

2006年11月21日 | Fuku-Jacket


【Fuku】

Joe McCoyのライニング付ジャケット"Joe McCoy 935"です。ご存知のとおり元祖Levi'sでは所謂1stモデルと言われる506XXのブランケットライニング付ジャケットとして519XXというのを出していたのですが、1951年だけのリリースで数もかなり少なかったそうで、古着市場では状態の良いものはあまりお目にかかれません。
一度だけこれの1ウォッシュというのを見たことがありますが、ライニングの横縞の柄が抑え目の渋い色目で、結構分厚かったことを覚えています。私も1枚持ってはいるのですが、ご他聞に漏れずライニングが結構ダメージがあり、色もかなり落ちているやつのなので、コレのレプリカを待望してました。

ただ、以前にも書いたかもしれないけど、519XXをモチーフにしたレプリカってのはあまり出なくて、Ware Houseでも8年前に一度やっただけ、ドゥニームもやっていますが、あまり良い出来ではなかったです。Joe McCoyのコレはライニングもこれ専用に作ったもので、かなりの線でよく出来ていると思います。例年、今の時期に結構出動が多いですね。襟が寒いので、もっと寒くなるとこれだけではちょっとキツイのですが、ライニングがボディを暖めてくれるというのは、本当に有難いです。

昨日の雨の日曜日にも着てました。ヘリンボーンツイルのワークシャツに下はWranglerタイプのWare Houseのジーンズ、足元はもちろんのWhite'sでした。もちろんボタンは中2つをキッチリと閉めます。ニットのキャップでもう完全防備でした。

#前にも紹介したっけね。

今週の一枚:「東京シャイネス」(DVD) 細野晴臣 2006

2006年11月20日 | Fuku-music
【Fuku】

以前に比べると最近は購入するCDの量は少なくなりました。特に新譜は少ないですね。殆どがオールディーズの再発かコンピレーションばっか。その分、DVDを買う機会は多くなりましたが。これは、今年買った新譜ではもうダントツでトップ評価で、久々にイイモノ見せてもらった一枚(2枚組ですが)。

はっぴいえんど、ティン・パン・アレー、YMOから最近ではスケッチショウまで、常に日本のロック、ポップスの新天地開拓では誰もが認める重鎮"細野晴臣"氏が、はっぴいえんど解散後のソロ活動第一弾となった日本のロック史に残る名盤「Hosono House(1973)」の世界をこの時代に再び甦らせた細野晴臣氏の原点とも言える「歌」の世界に回帰した昨年から今年にかけてのライブパフォーマンス「東京シャイネス」の3公演
を彼自身の選曲&ミックスでDVDでリリース。しかも、初回限定盤には、「東京シャイネス」ライブの起点となった伝説の豪雨明けのハイドパーク・ミュージック・フェスティバル(細野氏が昔住んでた埼玉県狭山市のアメリカンハウスがあった稲荷山公園で開かれた野外ライブ)を全曲収録したお宝映像がついての豪華盤。はっきり言ってこの2枚組、もう泣きました。

私は、はっぴいえんどでは細野氏よりも断然大瀧詠一氏のほうがの好きで、はっぴい時代の楽曲では細野氏作品はあまり好きなものはなかったんですが、ともにソロになってからは共に名盤の細野氏「Hosono House」、大瀧氏「Niagara Moon」は、当時の超愛聴盤で特に細野氏のカントリーフレーヴァーが溢れた当時の若者が憧れた"遥かなるアメリカ生活"を体現したユルい世界には本当に憧れたものでした。
その「Hosono House」の世界が、33年経った今になって再現されたというのは全くの予想外で、改めて細野氏の懐の広さというか音楽に対する姿勢の柔軟さにはアタマが下がりました。

もともとはこのボーナスディスクにある稲荷山公園に出ることがきっかけで、その時はまだ東京シャイネスというバンド自体はなかったんですが、雨の後のとっぷりと暮れた初秋の公園で、細野氏の審美眼で選ばれた現代を代表するネオアコ系のトップミュージシャンをバックにして唄う彼の姿とかすかに聞こえる虫の声のコラボによるステージに気を良くしたことから回数と会場制限付(笑)で東京シャイネスとしてバンドを組んでツアーを行ったそうで、まあはずみみたいなもんなんですが、昨年9月の稲荷山公園の時にはまだバンドとしての成熟という意味でバラつきがあったのが、年末の九段会館(アウトテイク集に収録)から年明けの京都大学西部講堂、4月の西南学院大学と回数をこなすに連れて、キッチリとバンドとしてまとまりを見せてきたところは、さすがに一流どころのプロの集まりは違うを唸らせるものであり、そういうところもこの2枚組では本当に楽しめます。

前触れ無くすうっと風にように「ろっかばいまいべいびい」を唄いだしたところで、もう泣きました(^^;;;;;;。はっぴい時代の名曲「しんしんしん」、トロピカル3部作からの「POM POM蒸気」、「HONG KONG BLUES」、「はらいそ」やキヨシローと坂本冬美のユニット"HIS"の「幸せハッピー」、古くからの狭山時代の友人小坂忠氏とのデュエットの「ありがとう」まで、曲は70年代でも演奏は今の最先端の音で聴かせるホソノワールド、素晴らしいです。

東京シャイネスとは、東京の恥ずかしがりの男達の集まりなので、東京シャイネス(洒落ですが)、シャレてるよねえ。

東京シャイネス(初回限定盤)
東京シャイネス:
細野晴臣(ボーカル、アコスティック・ギター)
鈴木惣一朗(マンドリン、コーラス)
浜口茂外也(ドラム)
高田漣(ペダルスティール)
伊賀航(アコースティック・ベース)
三上敏視(アコーディオン、エレクトリック・ギター)
高野寛(アコースティック・ギター、コーラス、パーカッション)

ビクターエンタテインメント / JPN / DVD / NO.JP0608-31 / 2006.9.21

コーヒーブレイク

2006年11月19日 | Fuku-Jacket
【Fuku】

たまには休憩も必要ですよね。私はタバコも酒も飲まないので、もっぱらコーヒーです。この夏のハワイだって自分に買ってきたものってコーヒー豆だけです。あまりにコーヒー好きで、時々コーヒーブルースなんて曲も歌ってしまいます(^^;;;;;。

最近は、ご他聞に漏れず近所のスターバックスとかタリーズとかのお世話になっていますが、こういった外のテーブルで一杯ってのがこの時期はいいですね。ちょっと寒い位で熱いコーヒー、たまにはリラックスする時間って大事です。
そんなコーヒーのお供にチロッと見えているワークジャケット、お馴染みのライニング付です。またあらためて紹介しますが、今年の大ヒット作だと勝手に評価しています。