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Real Jeans & McCOYSTA Millennium Special

イベント

2006年01月31日 | Fuku-others
【Fuku】

今日で1月も終わりですねえ。毎年この時期になると、V-MATをはじめとするマッコイズ関連のイベントが華々しく開催された頃のいろんなことを思い出します。
V-MATでは、"マッコイズブース破壊事件"とか"手書きちぎり整理券事件"とかありましたねえ。
マッコイズのイベントでは、"鑓ヶ崎交差点割り込み事件"とか"折りたたみ椅子完備事件"とかありました。なんといっても極めつけは、私はいなかったけど"大雪バーガー事件"とか"福袋代理購入事件"とかもありました。あっ、忘れちゃいけない、"買い過ぎ持てないダンボール事件"ってのもありましたねえ。楽しかったなあ。
今はそういった大々的なイベントがないので寂しいです。こないだWarehouseのサンプルセールもあったけど、ほんのチロッとだけで並ぶ必要なんてなかったですもんねえ。またやらないかなあ、イベント。

【トッチー】

いやぁ、イベント懐かしいですねぇ。いろんなことがありました。V-MATも鑓ヶ崎イベントも楽しかった。ある年のV-MATでは、午前中にタワーボールで買い物して皆さんと落ち合い、その後明治記念館に結婚式に出席して、披露宴後に新宿の「FJの集い」参加なんてとてもパワフルなことをしてましたよね。若かった。(笑)

あっ、あと青山での大雪のイベントのときは、当時私は四ツ木にいましたが、朝四ツ木の駅からイベント会場までズーッとマッコイの女性社員の後ろを歩いていたという事件もありましたよ。(笑)そうそう、その日はその後渋谷で和也クンとこの「Red eyes」のオフ会に行ったんだった。(笑)そして翌日、銚子へ行くという...。うーん、若かった。(爆)

今週の一枚:『A Musical History』 The Band(2005)

2006年01月30日 | Fuku-music
【Fuku】

これは卒業アルバムでもWarehouseのステッチ本でもありません(^^;;;;;。

"アメリカン・ロックの至宝"、ザバンド(The Band)の16年に及ぶ活動の集大成とも言うべきBox Set(5CD+1DVD)、「A Musical History」が昨年リリースされました。既に解散してから30年、もう殆ど遠い彼方に行ってしまったアメリカン・バンドの音ですが、今改めて聞いてもその先進性と斬新さに感心するばかりです。

ザバンド(Levon Helm,Rick Danko,Richard Manuel,Garth Hudson,Robbie Robertson)は、1959年、当時人気のロカビリー歌手"ロニー・ホーキンス"のバックバンドとしてそのキャリアをスタートさせ、よく知られた"ボブ・ディラン"のバックを勤めたことでそのバンドとしての実力を高く評価されました。1stアルバム「Music From BigPink」によって、アメリカ南部の泥臭いサウンドとカナダ(Levon Helemを除く4人がカナダ人)の視点から見た古き良きアメリカの情景を非常にストレートに表現して、当時のアメリカンロックの主流をなしていたフラワームーヴメントに彩られた世界とは一線を画すアメリカン・ロックバンドとしてその地位を確立させました。

ザバンドが他のロックバンドと大きく違うのは、リードボーカルをとるのが3名(Levon,Rick,Richard)もいる上に5人とも数多くの楽器をこなすマルチプレイヤーであり、また全員がソングライターであるというところで、おかげでサウンドの幅とか描く世界の多様性、またライブバンドとしての非常に高度なテクニックも含めて、非常にメンバーの個性が多種多様に表されていて、その意味ではバンドとしての理想の形をなしていました。ただ、逆にそのメンバー個々のタレント性の高度さがバンドとしての活動を短くしてしまったこともよく言われています。

私は、当然ですがディランとかザバンドは後追いの世代になるのですが、高校生の時にディランのライブ盤「Before The Flood」での彼らの演奏を聞いてからハマリにハマって、それからは少し前に出た「Rock of Ages」、「南十字星」、評論家には評判悪かった「アイランド」までよく聴いてました。そして、彼らの活動は76年のSFはWinterland Palaceでのラストコンサートの模様をM・スコセッシが映像化した「The Last Walts」により大団円を迎えることなるのですが、映画を見れば判るとおり、解散はもう必然的なもので、アレ以上にはバンドとしては機能していかないことが自明であることはもう私の目にも一目瞭然でした。それからは全てのアルバムを揃えてもう聴きまくりの日々がしばらく続いたことをよく覚えています。その後、Robbie Robertson抜きの編成で何度か来日して私もライブに行きましたが、そこで見たのはTheBandでは無くて、"After The Band"とも言うべき別のバンドで、完全な形でのTheBandのライブを見ることができなかったことをつくづく残念に思いました。

今回のBOX SETの目玉はやはり未発表映像満載のDVDで、特にラストワルツの約一ヶ月前に出演したTVショー「Saturday Night Live」の貴重な出演シーンはもう涙ものでした。最後のRichard Manuelがハンドマイクで唄う「Geogia On My Mind」は、特に彼のその後の人生をも思うと本当に泣かせます。

解散から30年、Richard ManuelとRick Dankoは既に鬼籍に入り、Levon Helmも長い闘病生活を続けており、今回のBOX SETは、バンドの音楽的支柱でもあったGarth Hudsonがアーカイブの監修を全面的に担当し、Robbie Robertsonが製作の全面的指揮をとったのですが、彼らの残した業績を改めて再認識するには丁度いいタイミングでリリースされたと思います。100ページ超の豪華ブックレットを見ると、当時の彼らがいかにおしゃれでイカした連中であったかがよく判ります。60~70年代ファッションを再認識する意味でも価値ある画像が一杯です。

まあ再評価とか堅苦しいことは抜きにして、寒い夜にザバンドの全アルバムをまたゆっくり聴いてみたいなと思ってます。"ホンモノのアメリカのバンド"の"アメリカの音"が聴けます。

A Musical History(Box Set) The Band , Capitol - ASIN: B000B19B6M

小さい雪

2006年01月29日 | Fuku-Shirts
【Fuku】

今が旬ですかねえ、の雪柄スウェット、Cushmanのかなり初期のやつです。8年ぐらい前に下北沢のマッコイズ特約店だった"Groovy"で買いました。Lサイズなのにものスゴク小さくて、買った当初はこれでギリギリ一杯だったのですが、着ているうちにかなり伸びましたね。
雪柄ってなんかホッとする感じがして結構好きなんですが、やっぱ女の子のほうが似合いますよね。オヤジが着る柄じゃあないです(^^;;;;;;。
だいぶ前に志村さんとこのフェローズで雪柄スウェットをそのままニットにしたフルジップのカーディガンを出してましたけど、あれは本来の逆パターンなんですね。そもそもはジャガードのニットにあった雪柄のパターンをニットじゃあ面倒くさいからそのままスウェットにプリントしてしまったといういかにもアメリカ人が考えそうなお気楽思考が起源です。したがって雪柄のスウェットって正確な年代は特定できませんけど、そんなに古いものではなくて、大体50年代の中頃から出てきたんじゃないかと思います。

Cushmanはもともとはスウェットの復刻で名を上げたメーカーですが、最近ではWhite's顔負けのロガータイプのブーツとか馬革のライダースまで手がけるようになり地道ながらも非常に手堅く総合衣料ブランドとして成長しました。
これはおそらく最初期のものだと思いますが、当時はスウェットもかなり硬い仕上げでしっかりしすぎていて、あまりヴィンテージ臭さがなかったのですが、最近のは織りも縫製もかなり甘くてホンモノっぽくなってきました。
当時は、まだCushmanは東京では扱っている店が少なくて、Groovyはその先駆けとなった店だと思います。他にもかのRRR(Triple R)を店売りしたり、Ark製のオリジナルジーンズを置いたりしてオーナーのAさんの個性溢れる非常に面白い店です。

復帰

2006年01月28日 | Fuku-Shoes
【Fuku】

11月に紹介した例の7年もののWhite'sのSemiDressですが、リヴィルドとリソールにスマクロ経由で出していたのが、このたび無事に帰ってきました。結局、代理店側の判断で、アッパー部にはどこもダメージ無しで、リヴィルドの必要なしとの判断で、結局はリソールのみで完了でした。今回はダブルレザーソールにしてちょっと耐久性アップを狙いましたが、その分ますますシークレットブーツ度もアップで、履いてみるとかなり背が高くなったような感覚になります。
前回のリソールでは同じレザーソールだったために結構早く穴が開いてしまったのですが、今回はもうちょっと持つかな。
コンポジションとか最近ではミニビブラム(#430っていうんでしたっけ?)をオーダーで装着する方が多いそうですが、やっぱセミドレスはレザーソールが一番合うかなと思ってます。今回はこのブーツの最初のオリジナルの仕様と同様にソールの表側から切り込みを入れて縫ってもらいました。ちなみに今はリソールだけでしたら日本でやるそうです。前回のはスポケーンまで送ってもらったんですけどね。

シューレースも新しくしてもらって、見違えるようにキレイになって諭吉さん2枚で十分おつりがきました。これを高いと見るか安いと見るかは個人の勝手ですが、私はこういったもののメンテナンス費用としては仕方ないものだと思ってます。
もっと安く済ませたいのであればそういう靴は沢山ありますからね。

熱き心に

2006年01月27日 | Fuku-FlightJacket
【Fuku】

"熱き血潮"ってとこなんですかねえ、日本語風に言うと。の"Hot Blooded Mustang"です。岡本さんの1990年の傑作ですね。ナニが傑作ってアップも用意しましたが、このパイロット笑ってるんですよ、スゴイよねえ。出撃して笑ってるんですからねえ。このシャレっけが楽しいですね。

この時代のA-2はやはり初期のせいか、いろいろとアラは見えます。でもこの土台のアーリータイプクラシックの革だけはスゴイです。非常にしなやかで薄いし、なにより身体にピタリとフィットします。これこそA-2の真骨頂の革だと思います。
バリバリのラッカーや分厚くてギシギシ音がするご立派な革でこそA-2って方も多いと思うけど、私はこういった頼りないぐらいのやつのほうが好きです。

薄い、フニャフヒャと言えば、今期のマッコイズのA-2の革もそうなんだけど、あれは決してしなやかではないんですよ。あれじゃあ駄目。

ニットはオリジナル

2006年01月26日 | Fuku-FlightJacket
【Fuku】

なんですよ、このMA-1は。もうビリビリですけどね。TOPS APPAREL MFGの8279 Spec Aタイプです。TOPSのMA-1はこのタイプだけですね。オリジナルではなかなか出てこないタマじゃないかなあ。何処で手に入れたものかちょっと記憶がないのですが、おそらく原宿の材木屋の2階にあったVOICEか渋谷のMETRO GOLDだと思います。
これは結構着ていたので、ニットもほつれっぱなしでそのままにしてきましたが、さすがに袖口がもうボロボロで修理に出さないと思いつつ、はや10年くらい経ってしまいました(^^;;;;;;。
ここまでになってしまうと、もう他のパーツからニットを取ってきて、移植するしかないのですが、その提供者となるべきMA-1ももうなかなか手に入らないですね。そろそろV-MATの時期になりますが、またそういったネタを探しに行こうかなあ。ってもうタワーボウルが無くなってからV-MATってやっていないみたいですねえ。
困ったなあ。

Hawaiian Shirtsへの憧れ

2006年01月25日 | Fuku-Shirts
【Fuku】

いつも寒い寒いばっか言ってると心まで寒くなりそうなので、ちょっとでも暖かくなるようにハワイアン・シャツを出してみました。

もう20年近く前になりますが、CBSソニー出版から月刊誌で「All Right」っていう今で言うところのF&Eみたいな雑誌があったのですが(1年足らずで休刊)、その2月に出たやつで、真冬に大々的なハワイ特集を組んで、「あと半年すれば、気分はもう夏!!」っていうコピーでもうこれでもかというくらいに暑そうなハワイの画像やハワイアン・シャツなんかを取り上げてました。それを大雪の東京で読んで、この編集者はスゲ~~って感心した覚えがあります。早く着てみたいですね、Hawaiian Shirts。

寒い日はパッチワーク

2006年01月24日 | Fuku-FlightJacket
【Fuku】

今晩も冷えてますね。こう寒いともうシープ軍団大活躍ばっかで他の出る幕がないような状態なんですが、逆にこう重いのばかり着てると、私もダウンの軽さと暖かさに逃げ込みたくなります。でももう今からだとダウンって残ってないですねえ。ウェアのダウンが残ってないかとちょっとあたってみたけどほぼ完売状態。まあもうすぐシーズンも終わりですから仕方ないんでしょうけどね。

2000年のPhillip's TanningネームのB-3です。3色使いのパッチワークのようなシープの貼り合わせが特徴なんですが、もう一つ大きな特徴は、襟が小ぶりで着丈が長いので、着にくいので有名なB-3の中でも着やすいしお尻がちょっと隠れるので下半身も結構暖かいです。
しかし、B-3の場合ハンドウォーマーがついてないので、グローブが必需品なのがちょっとめんどくさいところです。もっとも、面倒くさければこんな大げさな着にくい防寒着なんて着ないですけどね。

この寒さ、いつまで続くんでしょうかねえ。そろそろA-2も着たいなあ。B-3の下に着るかな。

今週の一枚:『'77.9.9 京都「磔磔」』 西岡 恭蔵とカリブの嵐(1978)

2006年01月23日 | Fuku-music
【Fuku】

"ゾウさん"こと西岡恭蔵氏が、自ら永遠の"トラベリング・バス"に乗って最愛のクロちゃん(奥様)のもとに旅立ってから早7年経とうとしてます。99年の4月の初め、その訃報を聞いて思わず当時の人気BBSの"RDU BBS"に追悼文を書き込んでみたら、すぐにRJさんがレスをつけてくれたことを思い出します。

西岡恭蔵氏は、70年代の初めから大阪難波元町にあった小さな喫茶店<ディラン>を拠点にそこに集まる仲間と共に"ザ・ディラン"として活動を開始して、"春一番"コンサートなどを舞台に、その他のシンガーとはひと味違った大陸的な歌詞と独特の朴訥とした歌声で人気を博し、彼が作った永遠の名曲「プカプカ」でソングライターとしても高い評価を得ました。
彼の魅力は、当時の関西フォークの主流であった内省的・政治的、社会的な風刺を込めた作風とは違って、非常にスケールの大きい世界観と旅をモチーフにした明るい"ロードソング"的な独特な世界を唄にしていたところで、彼の歌は、四畳半的フォークとは全く異質の湿っぽさの微塵もないポップで明るいアメリカン・サウンドで埋め尽くされて、当時は私もその世界に魅了された一人でした。

80年代に入ってからも、愛妻のクロちゃんとのコンビで地味ながらも非常に地道に歌を続けて、また他の歌手への楽曲提供も、かの永チャンの「トラベリング・バス」をはじめとして数多く手がけており、皆さんもどこかで彼の作品に触れたことがあると思います。

このアルバムは彼の数少ないライブ盤で、京都の超老舗のライブハウス"磔磔"での1977年9月9日、バックに"カリブの嵐"と称するこのライブのために結成された腕利き揃いの面々(元"乱魔堂"の洪栄龍氏、元"ハックルバック"の林敏明氏、"ソー・バッド・レビュー"の国府輝幸氏などなど)を従えてのステージで、丁度ソロとして脂が乗ってきた時代の貴重な音源です。
西岡氏はこのステージの前に長期の南米旅行に出かけており、その放浪旅の影響が色濃く出てきた当時のステージは、「Mississippi River」、「Gypsy Song」など彼独特の世界が非常によく表現されており、シンプルなれどツボを押さえたバックの的確な演奏と彼の本当に"大らかな"歌声が暖かい印象を残す名盤です。

ゾウさんは、風貌は180cmを超える大男で語り口も大雑把な感じで、ちょっととっつきにくい印象を与えるのですが、人柄は暖かく常に気づかいを忘れない人で、そのステージもお客さんに対するサービス精神旺盛でその姿勢は晩年まで全く変わらぬものでした。
97年に奥さんのクロちゃんに先立たれたことで、彼の精神的な部分での歯車の狂いが生じてしまったことは非常に残念ですが、彼が残した作品は、唯一無二の独特の世界を表現する、わが国のフォークソングを代表するものとして永遠に輝き続けると思います。

'77.9.9 京都「磔磔」 西岡恭蔵とカリブの嵐 originally released date 25th,Jan,1978 Orange Records Inc. for ShowBoat Records
1998 ShowBoat SWAX-23 manufactured by sky station inc. licenced from ART UNION COAP.

雪の朝、ウッズマン

2006年01月22日 | Fuku-Shoes
【Fuku】

昨日の雪に真っ向から立ち向かったWoodsman Bootsの8年物です。ソールは1回変えてます。LinemanのCatsPawに比べてこのクレープソールはあんまり減りませんね。変えてから既に3年は経ってますが、結構履いてる割にはまだまだ残ってます。
特筆ものはこの革ヒモです。最初はもっと太かったですが、使うにつれて余計な部分が削ぎ落とされて、今の太さになりました。Linemanのヒモよりも細くなってます。でも全然切れる気配がなくますますしっかりしてきてます。特にオイルを入れてるわけでもないのですが、これだけ縦方向の力に強いってことはやはり最初のなめしの違いかと思います。雪や雨に濡れても夏の太陽で干されてもますます強度を増しているような感じがします。
ヒモだけでなくアッパーもなんともありません。1年の一度White'sのコンディショナーを入れてるだけですが、それだけで防水効果もあるようで昨日の雪にも今朝の雪かきにもまったく問題ありませんでした。全く型崩れもしてません。
まさにヘヴィデュウティの権化ですね。

寒い日には、

2006年01月21日 | Fuku-Shirts
【Fuku】

やっぱネルシャツでしょう。今日は東京でも雪が降って寒かったですね。
ちょっと外せない用事があって、大雪の中、千葉の木更津まで行ってきましたが、このネルの上に雪崩で全然オッケーでした。足元はまだ紹介してないWoodsmanの8年物に以前に紹介したWareの厚手コットンソックスでこれまた万全でした。

このシャツはOildiggerのShawneeTrailというカタログ落ちの珍品であまり世に出なかったヤツですね。いい具合にこなれて、もうヒジに穴が開きそうですが、まだまだ着てます。これもまたJoeの遺産でしょうか。

農家の家屋敷

2006年01月20日 | Fuku-area
【Fuku】

こないだJ.S.Homesteadのセールに行ってきました。結構思い切って値段を下げるので有名なんですが、今回もファイナルってことで思い切ってのプライスダウンで、思い切って買ってしまいました。

ジャケットはコーデュロイとレザーのコンビジャケットで、以前にトッチーさんから出してもらったWarehouseのジャケットとよく似てます。あれはピケウールとレザーのコンビでしたが。こちらはその廉価版みたいなもんですかね。シャツ一枚分のお値段でした。出来上がってから全部をジャブジャブ洗っていて非常に縮んで良い質感を出しています。革の皺皺具合に惚れました。

パンツは今期のイチオシだったコーデュロイのブーツカットでシルエットはJoeの915みたいな感じでそんなにブーツカットしてないとこが魅力かなあ。画像では見えないけど、前立てにジッパーとドットボタンの両方を使っているところがミソです。こちらも洗いが入って、レングスも丁度良い長さに縮んでいるので、そのまま穿けました。セールのおかげでもの凄い値段になってます。これもお勧め。

J.S.Homesteadはかなり頑張ってます。この他ヴィンテージものもかなり安くしていて、物凄く欲しいのがあったのですが、コレクションだけで着ないかなあというのもちょっと惜しくてためらってます。でも買うかなあ。
春物もかなり期待できるようですよ。目が離せませんです。

ロールカラー

2006年01月19日 | Fuku-Jacket
【Fuku】

この襟の仕様ってもちろんPATENTとっているんですね。これはよく考えられてますよ。このニットが襟上にあるだけで暖かさが違います。首って開いてるとこの時期はかなり寒いですよね。襟を立ててトップボタンまできっちりと閉めるともう磐石です。

元ネタはRin Tanaka 氏の本にも掲載されていたRoughWearの民間モノです。ほぼそのままで復刻してますが、革質はかなり豪華で厚手(1.4mmぐらいはあります)のホースハイドでピグメントフィニッシュで非常に均一な仕上げのやつを豪華ふんだんに使っています。
2002年はマッコイズにとって再出発の年で、果たして秋冬ではA-2一型出ればいいかなと思っていたら、なんとまあこの他にもRoughの'30sシングル、Roughのアヴィエーター、B-15のRoughネームの民間モデルまで出してくれてビックリしました。
その白眉がなんといってもこのロールカラー仕様のハーフコートです。

まだまだ革が硬くて、これからオイシイ時期を迎えるところですが、この時期、インナーにニットや薄手のジャケットを着れるので重宝してます。ベルトもキッチリと締めてね。

【RJ】

この時期はMcCOYから離れていたため、この製品もお恥ずかしながら初見です。で、ちょっとこれいいじゃないですか!!!!首もとのこれもナイスなアイディアですね。McCoysタグの上のタグがパテントの証ですか?
Fukuさんがキチッとベルトを締めて電車通勤する姿が目に浮かびます(笑)。自分にはちょっと似合わないかなぁ。

SUN&SURF

2006年01月18日 | RJ
【RJ】

5~6年前だったと思いますが、東洋エンタープライズがアロハに関した写真コンンテストを実施しました。その時応募したのがこれです。
私が着ているのは当然SUN&SURFで、MA-1もBuzzが最初にリリースしたものです。パンツはなんだろう??? この太さだとArk Spl.かもしれません。ナイロン製FJにアロハなんておかしな組み合わせかもしれませんが、なにか捻らないと気が済まない性格のため、これで応募した訳です。おかげさまで見事入選?し、アロハ生地で特別装丁された東洋のアロハブックとBuzz大戦モデルジーンズをいただきました。
ついでにキャップの画像も載せておきましょう。このアロハは私のです(笑)。車も私が当時乗っていたピックアップです。モデルは悪いですが、カメラマンのセンスが良かったため、こちらも賞品をいただきました。で、キャップはジーンズには興味を示したのですが、アロハブックには無関心でした。で、アロハブックは確かF氏の元へと渡ったような...。



【Fuku】

ハーイ、私がいただきましたよ(^^;;;;;;。しかし、あのコンテストは私も出せばよかったと後で後悔しました。BUZZの大戦のジーンズをくれたんだよねえ。欲しかったなあ。確かトッチーさんももらったんだよね。いいなあ。そうだ私もArkのSpl.があるんだ、天然藍のやつね。週末に捜索してみます。そういえばキャップとキャプテンって別の人だよねえ。

RJさん、ちょっと遅くなりましたが(^^;;;;;;;、お礼にWareの10周年本、贈りますよ。

【トッチー】

あったあった。RJさんは、アロハにMA-1なんて流石でしたね。キャップは、モデルは悪いから、やはりカメラマンのセンスでしょう。私は、これでアロハ生地装丁本とジーンズGetです!
Bigハンバーガーが懐かしい...。

あっ、そういえば私もArk Spl.あるはずだなぁ...。

石岡マックイーン

2006年01月17日 | Fuku-area
【Fuku】

茨城県に石岡という小さな町があります。土浦のちょっと先ですね。その石岡にマッコイズ特約店の「デル・ボマーズ」の石岡店があります。もう6年前になりますが、ここは当時結構マッコイズのお宝が眠っていることで有名で、私もある重鎮の方から買い逃していて探していたネコアワード(MAYWOOD WILDCATSの赤黄色のやつ)が私のサイズであるという話を聞いて、ちょっと時間が空いたのを幸いに特急ひたちに乗って小旅行に出かけました。まあ最近はもっとこういう現象で進んでいるようですが、石岡はその当時でも地方都市の駅前商店街の衰退ぶりが顕著な街で、駅前から商店街が続いているのですが、あまりにひっそりとして、歩いている人もまばら、シャッターが降りたままの店も結構あるといった状態で、果たしてここに本当にネコはあるのか??と不安になりつつ歩くこと7分、一度気づかずに通り過ぎた小さな店が目指す"デルボ"でした。

でも店内に入ると、まああるわあるわ、なんでこんなのまであるのってくらい、マッコイズとWAREHOUSEのお宝ものが一杯でした。ネコアワードもちゃんとあってしかもサイズもピタリ、即お買い上げしようと思ったら、どうも背中のメルトン部分にちょっとほつれがあり、どうもこれが気になってしまってせっかく来たけどどうしようかな、と思っていた時に名物女性店長から囁くように「本当のお宝中のお宝がありまっせ、ダンナ」の一言。思わずググッと身を乗り出してみると、出てきたのがこのB-6、リアルマックイーンのB-6でした。なんでもこの時のB-6は洗い加工に失敗してサイズが滅茶苦茶になってしまったため、まともに売りに出せたのが僅か6着という超レアなお宝、ということで、その言葉にグラグラぐらんとお買い上げ、東京まで発送してもらうことにしてちょっと興奮気味に店を出ました。確かにこの時のリアルマックイーンのB-6とD-1は同じシープスキンを使っており、洗いの加工をかけてイイ感じのヤレ感を出そうとしたのですが、その洗いが失敗が相次ぎ、まともに製品として出せるものがB-6で少々、D-1は殆ど全滅という状況であったことを後日マッコイズで聞きました。しかし、あとから冷静に考えてみると、
これがネコアワードを振ってまで手に入れるほどのものか、という自問自答が帰りの電車の中で繰り返されて、焦って行動に出てしまったことを悔いたことをよく覚えています。

それで、このB-6ですが、見ていただけるとわかるとおりのカステラ色の非常に厚手のファー、洗いが入ったおかげでコーティング面が非常にマットな感じになり落ち着いた印象を与えて、またサイズが縮んでの40なので、私には本当に吸い付くようなピタリサイズで、結局は買って大正解。その後はもうコーティングがハゲハゲになるほどのへヴィローテーションジャケットということになりました。

ただ、買い逃したネコアワードはその後も結局手に入らず、3年たってようやく手に入れることになるのですが、その時にはまああっちはすぐに他で見つかるとタカをくくっていました。やっぱお宝は見つけた時には即買い、2着あったら全て買い、が原則ですね。ということで石岡探訪記でした。

【RJ】

茨城在住の私と言えども、石岡店は筑波山を越えるため(笑)、2度しか言った事はないです。商店街の様子はFukuさんが書かれた通りであり、開いてない店が多く寂しい限り、しかも商店街の道路が下手に整備され綺麗で広く歩道/アーケードまで装備されていますから、そのインフラとひっそりとした商店のギャップが余計に寂しさを感じさせます。って街の話かよっ!
そんな中、デルボ石岡店はそう、名物女性店長が良いアジを出していて、お宝もあってとなかなかですね。今日も着た冬の必需品N-3Aも石岡発です。ところで、今もあの見せは頑張っているだろうか...。RRR特約店だった(笑)デルボつくば店も、今では元気が無いと聞いたし。
FukuさんのB-6ですが、V-MATの時にマッコイの外人モデル(社員でしたっけ?)、そう、Maywoodの時の酔いどれが着ていたような。ちょっと髪は寂しい彼ですが、さすが外人さんが着こなすD-1は決まっていた!

【Fuku】

リチャード・サンチェス(Richard Sanchez)くんですね。カッコよかったよなあ。ナニ着ても似合ってましたよね。彼がD-1を着てキャッチボールをしているところを岡本さんがイラストにして、確か「MA-1マガジン」の裏表紙を飾ってましたよね。髪の毛がなくても、あれだけカッコいいともう関係ないですね。真剣にウマラヤシイっす(^^;;;;;;;。