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今週の一枚「Dirt Farmer」 Levon Helm

2007年12月31日 | Fuku-music
【Fuku】

今週の一枚「Dirt Farmer」Levon Helm

今年のカムバック大賞っていうのがあれば、間違いなくこのアルバムってのが11月になって勇躍登場しました。お馴染みアメリカン・ロックの至宝"ザ・バンド"の聖なる3つのVoicesの残った一人、レヴォン・ヘルム(Levon Helm)の最新作「Dirt Farmer」。

以前にも書いたと思うのですが、Levonはここ数年は咽頭癌の闘病生活で、殆ど再起は無理なのでは、と言われており、また、昨年は金銭的にも困窮して寄付を集めたりしているという話も伝わり、さすがにもう音楽的に再起することは不可能なのでは、と思っていたのですが、娘のエイミー・ヘルムのサポートと、音楽的にはかつてディランのバックバンドにいたラリー・キャンベルのバックにより、The BandのLevonではないけど、その声は確かにLevonという復活アルバム「Dirt Farmer」をリリースしました(日本にはまだ輸入盤のみです)。

ただ、今回はこれまでの彼のソロとは趣向が打って変わって、伝統的なトラディショナルソングが中心で、楽器もエレキものは殆ど無しで、アコギとマンドリン、フィドルが中心、かつては名曲「The Night They Drove Old Dixie Down」などでお判りのとおりのまさしく直球のシャウトが魅力のLevonの歌声は、病気のせいもあるのかかすれがちで頼りなく、かつてのLevonのロックを期待する方には、まさしく肩透かしのような作品です。

彼はもともとはフラットマンドリンの名手だったことからもわかるとおり、アメリカのトラッド音楽には造詣が深く、今回はまさにその自分のルーツに戻ったかの如くの非常に味わい深い、また今の彼の心情をストレートに表現した作品で、燻し銀とか琥珀色とか使い込んだ飴色の革製のベルトのような奥深い味わいを感じます。

私は、The Band時代からLevonが一番好きで、解散後にソロになってドクター・ジョンやMG'sらと組んだ Levon Helm & the RCO All Starsで来日した時には東京での全公演に通ったほどでした。当時はやはり彼が得意としたR&Bの単調なれど力強いリズムに裏打ちされた正統派のアメリカンロックの真髄を聞かせてくれたのですが、見事ともいえる復活を遂げた今回の味わい深い「Dirt Farmer」もまた、アメリカンロックの源流を我々に伝えてくれるものとして非常に高く評価します。

アメリカを非常に強く感じるアルバム。絶対にお勧め。

Dirt Farmer [from US] [Import]   Levon Helm

1. False Hearted Lover Blues
2. Poor Old Dirt Farmer
3. Mountain
4. Little Birds
5. Girl I Left Behind
6. Calvary
7. Anna Lee
8. Got Me a Woman
9. Train Robbery
10. Single Girl, Married Girl
11. Blind Child
12. Feelin' Good
13. Wide River to Cross

Vanguard  ASIN: B000VG7M0O  2007/10/30

ネルシャツの着方変更

2007年12月29日 | Fuku-Shirts
【Fuku】

なんか似たようなネタを以前にもスウェットのところで書いたように思いますが、今度はネルシャツですが、ネルはやはりサワリが良いので、アンダー無しで着てもすっごく気持ちが良いです。これまではかならずサーマルとかヘンリーとかをしたに着てたのですが、最近は自宅近辺でくつろぐときにはそのまま着てます。このシャツなんかは生地もしっかりしているので、これでにダウンで完璧です。

コートは忘れずに

2007年12月27日 | Fuku-Jacket
【Fuku】

今年は11月に厳寒の札幌を体験したせいか、東京ではたいして寒さを感じなかったんですが、さすがにここに来て朝晩はかなり寒くなりました。まあもう12月も終わりですから仕方ないですね。
ということで、昔っから言ってますが、この寒くなってからが我々の本番のシーズン。いよいよへヴィゾーン突入です。
このところ登場が多いのがこのコート"町の男"です。なんだあかんだあで夜が遅くなることが多いのですが、絶対に飲み屋とか電車に置き忘れることができない超重いコート。快適です。

ALDENを買う

2007年12月26日 | Fuku-Shoes
【Fuku】

といっても買ったわけではないのですが、クリスマスで賑わう中、ちょっと用事があったので、ものすごい久々にビームズとユナイテッドアローズとバーニーズ・ニューヨーク(全て支店ですが)に行ったのですが、別注のALDENってどうゆうのがあるのかな、と思って靴の売り場を見てみたら、定番の990とチャッカぐらいしか置いてなくてあとは殆ど売り切れでした。ビームズはモディファイドのプレーントゥとか限定のサドルも少しあったのですが、サイズはあまりなかったみたいで、バーニーズは今季の別注モノは殆どが予約で売れてしまうそうです。
興味あったのでいろいろと聞いてみたら、大体よく買う方はシーズン前に予約して何ヶ月とか待って手に入れるんだそうです。私も次の春シーズンモノの予約を勧められましたが、特に絶対に欲しいということでもなかったので遠慮しておきました。結構大変なんですね、ALDEN。

グランプリ

2007年12月23日 | Fuku-others
【Fuku】

困ったなあ。重馬場ですよ。
一年の総決算、夢のグランプリですから、良馬場で御願いしたかった。

でもまあ、以前にも書きましたが、有馬記念はドリームレース。自分の好きな馬、今年一番活躍した馬、何度買っても裏切られた馬、などなど、夢を買うレースです。

まともな予想であれば、◎メイショウサムソン、○ポップロックでかなり硬い線でしょうが、まあそれは硬く買いたい方に任せておいて、私はやっぱチョウサンです。

秋の天皇賞でも本命でしたが、向こう正面で置かれた最後方、直線では詰めてきましたが、全く歯が立たずで8着、ジャパンカップでは一転して驚異の逃げ、直線坂を上がったところまでぎりぎり粘っての差の無い6着、まったく脚質が安定していません。フツウだったら全く狙えないのですが、こういう極端なレースをするタイプはいつか大仕事をするのでは、ということで今回もまた狙います。

一番相性が合う高田騎手に戻ったドリームパスポートにも夢を買います。実力はメイショウサムソンとはあまり差が無いと思います。

新有馬男のペリエが乗るポップロックが今回も2,3着候補。一番興味あるのは、初めての牡馬相手でどこまでやれるか楽しみなダイワスカーレット。

ということで、

◎チョウサン
○ドリームパスポート
▲ダイワスカーレット
△ポップロック

さて、どうなりますかお楽しみ。

[さてレースを終わって]

発表よりも見た目でかなり重い馬場でした。勝ちタイムから見ても完全なる重馬場で、これが勝負の明暗を分けた感じでした。重馬場カラッ下手のチョウサンはどうしてあんなに押して無理にハナに立ったのかがまず疑問。どうも横山ノリ騎手は合っていないのではと思います。松岡騎手のほうが鞍が合っていますね。
ドリームパスポート高田騎手が直線一気に賭けての最後方でしたが、あのペースあの馬場ではあの戦法は通用しません。来年に期待。

ダイワスカーレットは大健闘。あの馬場で2500mで一番強い競馬をしました。アンカツの落ち着いたプレーも光りました。この馬は来年海外遠征するそうですが、十分に期待できます。
その兄のダイワメジャーが、引退を飾る3着に飛び込んで兄妹で2,3着。これで引退ですが、今季はちょっとパワーダウンかと思っていた私の見込み違いがお恥ずかしい限り。マイルG13勝に秋の天皇賞と皐月賞の2000mG1が2勝、しかも有馬記念2年連続3着、種牡馬としてイイ仔を出してくれると思います。

今年のジャパンカップはやはり相当ハードだったのでしょうか。上位に来た組は揃って来ませんでした。ポップロックも最後は"らしさ"を見せましたが、行きっぷりが本当でなかった感じ。秋2走でまだ余力があると思われたメイショウサムソンとウォッカは惨敗。逃げたチョウサンは13着と完敗。JCを一回抜いて天皇賞から立て直したマツリダゴッホの楽勝。やはり今年の古馬G1路線は浮き沈みが激しい消耗戦であったと言えるでしょう。

年度代表馬はこれで文句なしで宝塚記念とJCを制したアドマイヤムーンで決まりですが、個人的にはウォッカの快挙と連対を外していないダイワスカーレットの2頭の3歳牝馬の活躍が目立った今年の競馬だったと思います。



まだ履けた

2007年12月22日 | Fuku-Shoes
【Fuku】

久々に原点もいいだろうということで、RedWingの70年代のブーツですが、上質のオイルを入れてやったら、すっかり甦りました。
ということでまだまだ履けます。

赤黒

2007年12月19日 | Fuku-Jacket
【Fuku】

今頃になると毎年登場するのが、赤黒ブロックチェック。緑黒もあるし、青黒もあるし、白黒もありますが、やはりマストは赤黒。チープな革グローヴがよく似合います。

ジム帰りに

2007年12月18日 | Fuku-Shoes
【Fuku】

休日のジム帰りです。この時期、マッコイズのスウェットパンツにスニーカー、見えてませんが厚手のロンTにダウン着てるんですが、もう一番ラクチンスタイルでダルダルです。お馴染みミルリーフのスウェードですが、かなり履いたので、こちらももうダルダル。

今週の一枚:「On The Street Corner 0」Tats Yamashita 2000

2007年12月17日 | Fuku-music
【Fuku】

今週の一枚:「On The Street Corner 0」Tats Yamashita 2000

もうあっと言う間に12月も後半です。となるとやはりこの人を出さないわけにはいかないでしょう。クリスマスにはチキンとともに忘れてはいけない山下達郎氏夫妻。ということで、今回は彼のア・カペラ・ワンマンレコーディングの傑作の中でもちょっと異端のア・カペラ・カラオケという珍盤CD「On The Street Corner 0」です。

このCDは、1999年に新譜と旧譜のリマスターでリリースされた『On The Street Corner』のCDを1から3まで買った人がそれぞれの応募券を集めて送るともらえる非売品CDです。

ア・カペラのカラオケなんですが、この時期、ボーカルレスのオケだけをBGMとして流しておくことが多いです。それだけで雰囲気抜群。車の中でも活躍です。よく知られた名曲「Stand By Me」「Angel」などは合わせて歌ってもOK。また、ボーナストラックみたいなライヴテイクも、その現場に居合わせた85年2月24日の神奈川県民ホールでの「Amapola」「I Love You」の空気感はもうナミダもの。

まあ、こういうのはいくら解説しても仕方ないもので、黙って聴いてみることがこの時期の風物詩。アナログ盤の「ON THE STREET CORNER 0 Analog」のほうがレア度は高いのですが、私はフツウに楽しめるコチラがお勧め。

ON THE STREET CORNER 0 Tats Yamashita
Not for Sale

1. You Belong To Me [KARAOKE]
Chilton Price, Pee Wee King & Redd Stewart
2. Blue Velvet [KARAOKE]
Bernie Wayne & Lee Morris
3. So Much In Love [KARAOKE]
William Jackson, George Williams & Roy Straigis
4. Chapel Of Dreams [KARAOKE]
Billy Myles
5. Stand By Me [KARAOKE]
Ben E. King, Jerry Leiber & Mike Stoller
6. Angel [KARAOKE]
Sid Tepper & Roy C. Bennett
7. Amapola [LIVE]
Joseph M. Lacalle & Albert Gamse
8. I Love You [LIVE]
Alan O'Day & Tats Yamashita
9. Love Can Go The Distance [LIVE]
Alan O'Day & Tats Yamashita

CD VCS-27 2000.4  MOON/Warner