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Real Jeans & McCOYSTA Millennium Special

編集長

2007年01月31日 | Fuku-Pants


【Fuku】

Free & Easy3月号、もうちょこっと読み進みました。最後のほうの編集長のアメカジシリーズ、今回はオヤジのパンツ大会、いやあ驚きました。何本もカブッてるのがある。特にウエアハウスのヘリンボーンとデニム地のNAVYミリタリーパンツ、コレ、私も大愛用してます。

こちらはデニム地のほうです。これもパリッとプレス効かせて穿くと結構使い道が多いんですよ。
ヘリンボーンのほうはもう1本買いました。この2本、ウエアのパンツではフツウのチノよりも出番が多いくらいです。ウエアはジーンズ以外のパンツが結構面白いです。以前にも紹介しましたが、カーハートタイプの硫化カラーデニム地のワークパンツとか、今期のヒモつきごま塩パンツとか、もうタマラないのが多いです。

さてこのパンツ、ツイードのジャケットもオッケーだし、薄手のコットンのアンコンジャケットでもイケます。シャツはクレージーマルチストライプのBDシャツ、足元はちょっとヒネってC&Jのジョッパーとかはどうでしょう。

本日発売Bootsman

2007年01月30日 | Fuku-Shoes
【Fuku】

今日ですねえ。月末のお楽しみ、Free & Easy3月号発売。まだ見てないんですよ。どんなブーツマンが出るのでしょうか。期待倍。
そうそう、先月の2月号の通巻100号記念のコラボ製品ですが、申し込んだんだけど当たったのかなあ。まあ外れたらご縁がなかったということでイイんですが。

[さて、読み終わりました]

いやあ、よくご存知のアノ方この方、またまたよくご存知のアノブーツにこのブーツ、もうお腹一杯で、消化不良ですわ。まだまだ読み込まないとダメね。ネタばらししちゃうとつまらないので詳細はカットですが、私が一番気になったのは、恵比寿のスコットランドことPoacherから出ていた名品中の名品"ヘップワース"のハリスツイードのスーツですね。あれはスゴイわ、もう脱帽。

もひとつおおっと思ったのは、河口湖の燻製大将こと木村東吉クンが着ていたウエアハウスのシューティングダウンですね。いいねえ、アレ。

おっと、両方ともブーツじゃなくてすみまそん。

今週の一枚:「羅針盤で星占いはできない」古川豪 1973

2007年01月29日 | Fuku-music
【Fuku】

おそらく大多数の方にはお初でしょうが、私には若い頃にかなり影響を受けた真の意味でのフォークシンガー、今もなお本業の傍らで地道な活動を続けている非常に尊敬すべき先達、古川豪氏のセカンドアルバム、1973年リリースの「羅針盤で星占いはできない」です。これはオリジナル盤です。CD化はされていないと思います。

古川氏は学生時代から地元京都で70年安保前後の若者のパワーが溢れかえっていた中で歌い始めて、中津川フォークジャンボリーの黒テントで歌ったことをきっかけとして、京都で同じ道を歩んでいた連中とコンサートを主宰したり、当時盛んだったフォーク集会(今で言うコミュニティですな)を数多く手がけるなど、京都の
フォークソングムーヴメントで中心的な活躍をしていた方で、自主制作の1971年の1stアルバム「フルッチンの唄」はあったものの100枚限定、ようやく満を持して1973年にかの日本最初のインディーズレーベルこと"URC"レコードから、この「羅針盤で星占いはできない」をリリースして、その存在を広く知らしめました。

彼のスタイルは、VEGAのロングネックの5弦バンジョーと12弦ギターを中心に使っていたことからも判るとおり、アメリカが生んだ国民的なフォークソングの巨人"ピート・シーガー"に強く影響された弾き語りが特徴で、弾き語りながら聴衆をノセて一緒に歌わせる"シング・アウト”を取り入れたライブこそ彼の本領発揮で、非常に客をノセるのが上手い方でした。また、ピート・シーガーばりのフレイリング・スタイルのバンジョーの腕前は、おそらく日本では5本の指に入るのではという定評があり、年齢を重ねてもますますその腕には磨きがかかっているのではと思われる熱心さには頭が下がります。

風貌は背が高くちょっとおとなしめなインテリ風なんですが、彼の歌は非常にプロテスト色の強いものや、エロチックな感覚を非常に洒落た表現で歌にしたものなど、他のシンガーがあまり踏みこまない領域にズバズバっと切り込んでいくところが非常に特徴的で、このレコードでも自主規制で歌詞を一部潰して仕舞った曲もあり(オマワリって言ってただけなんですが)、放送禁止は当たり前、発売禁止ギリギリでなんとか世に出たということが当たり前で、その風貌と歌とのギャップがまた結構面白い特異な存在でした。

結局彼は、表舞台には出ることも無く、そのまま京都での地道な活動を続けることを選択し、本業の薬屋さんのご主人となり、本業の傍らで地道ながら1999年には自主制作で新譜をリリースしたりと表舞台からは消えてしまったけど、彼なりに楽しみながら地味ながらもライブ活動を続けています。

70年安保前後の時期に青春時代をすごした人ってのは、やはり一本筋の通った方が結構多いです。他からの制約や影響を受けつけずに独立独歩で突き進む人、そういう方の活動は、年輪を重ねてもそのポリシーは不変、見習いたいですね。

羅針盤で星占いはできない 古川 豪

side-A
いんとろだくしょん トカトントン 生ま身の体は死にたえて 腰に力が入りすぎ
このマのあたり 某英雄の退却
side-B
キャノンボール・レース ホーボーの子守歌 ドサまわり 羅針盤で星占いはできない インストルメンタル・フォー・ユー

Musicians:
永井 洋、豊田勇造、大塚 努、木埼 豊、洪 栄龍 他
ディレクター: 永井 洋
1973年10月発売 URCレコード URL-1036

ネル+スウェット

2007年01月28日 | Fuku-Shirts
【Fuku】

このところ寒いせいか、こういうネルシャツの有難みが本当によくわかりました。今期はウエアハウスのネルシャツもいろいろと買い込んだので、以前から愛用しているマッコイズのネルシャツ群に加えてヴァリエーションが増えました。

最近の定番は、下にサーマルとかユニオンシャツでその上にネルシャツ、下にはスウェットパンツ、コレ最高です。

外に出る時にはこの上にN-1とか雪崩コートにB-6、足元はウエアハウスのブーツソックスにWhite'sかウエアの8inch、これでもう完璧ですね。あっ、スウェットパンツはもちろんへヴィウエイトでないと駄目です。結構ハマります。

昨日はそんなに寒くなかったので、ネル+スウェットで上にライニング付のカヴァーオールでした。

狩人

2007年01月27日 | Fuku-Jacket


【Fuku】

ハンティングジャケットって、今密かに洒落た方々の間でウケてますね。ただ、ハンティングジャケットはハードに使われているのがフツウなので、結構ダメージがあるものが多く、コンディションが良いものが少ないのが実情。

コレはウールモノのこの手のジャケットでは、結構良いコンディションで、背中にあるゲームポケットの汚れもたいしたことありませんでした。
全く見たことのないメーカータグがついていて、どういう素性なのか全くわからないのですが、3ポケットにフラップ付き、背中のポケットフラップには赤いボタン、お約束のアジャスタベルト付き、コの字の止め具がついたTALONジッパーで、おそらく60年代初期ぐらいのものではないかと思います。

着丈はショートの部類でかなり身体にフィットするジャケットなので、下にはウィップコードのパンツなんかでディアストーカーかぶってバリバリハンティングにキメたいです。

やっぱアズサ2号がにあいますかな(^^;;;;。

シボイガン

2007年01月26日 | Fuku-Shoes
【Fuku】

昔のブーツメーカーのブランド名で"Sheboygan"というのがあります。ウィスコンシン州の一都市の名前からとったブランドですが、本社はそのSheboyganにあったそうです。社名は"Jung Shoe MFG Co."みたいです。60年代にはGeorgiaとかと並んで比較的安価なブーツやレンジャーオックスフォードなどワーク系の靴を作っていました。さてさて、このSheboyganですが、どういう発音が正解なのか?

私にはまったくわかりませんでした。

「シェボーイギャン」、「シーボーイギャン」、「シェボイガン」などなど、いろいろと可能性のある発音をしてみたけど、どれも違うようで、正解はもうモロなんですが「シボイガン」だそうです。それであちらでは通用するそうです。

ホントですかねえ、シボイガン。

Sweet Georgia Brown

2007年01月25日 | Fuku-Shoes


【Fuku】

今月末発行のF&E3月号を祝してブーツ特集みたいになっていますが、まあいいでしょう。そろそろネタも切れるし。

以前にも端っこだけ紹介したけど、Redwingの品番でいうと944ですが、ちょっと珍しいハニーブラウンの白クレープ。四角カンヌキが目立つ1960年代末ぐらいのやつだと思います。これはやっぱこの革の色がキモでしょう。80年代でもこの色自体はあったようですが、革質が違っていたそうです。これはとても40年近く経過しているとは思えないくらいに良好の革質で、まあオイルを切らせていないからだと思いますが、まだまだ瑞々しい革でソールも全く変化がきていません。

私はRedwingだと、この8inchのモカトゥのクレープソールが一番好きですね。Redwingでは一番お得意な型だと思います。

履こう履こうと思いつつ、そのまま今まできてしまいました。そろそろおろしたいけど、まだもうちょっと寝かしても面白いかなあって気もあります。どうしようかなあ。

装甲車再び

2007年01月24日 | Fuku-Shoes


【Fuku】

せっかくですから行きがけの駄賃、昨日の続きですが、画像を取り直したので再登場の、TOYS McCoyのブーツブランド"IRONCLAD"こと装甲車ブランドのホースハイドブーツ"Bayfield"のオイルドレザーのコルクソールです。

違いがよくわかりますかな?形とか縫製とかは殆ど同じですが、当たり前ですがソールの縫製は違います。若干ヒールの高さも少し違いますね。

以前にも言ったけど、これは別の名前をつけて欲しかったですね。同じ"Bayfield"だとなんか紛らわしくってねえ。レザーが全く違うので、形は同じでも全くの別物に見えます。

まあだから両方持ってます。まあそういうもんですよ、こういうのは。(このフレーズ好きだな(^^;;;;;;;;)。

忘れていた靴

2007年01月23日 | Fuku-Shoes


【Fuku】

そういえばコレ出すのすっかり忘れてました。のTOYS McCoyのブーツブランド"IRONCLAD"こと装甲車ブランドのホースハイドブーツ"Bayfield"のキャッツ・ポウソールです。だいぶ前にこれのオイルドレザーのコルクソール仕様のほうを出しましたが、こちらはちょっと遅れて手に入れたので、ご紹介を忘れてました。
そういえば、以前に紹介したときにはIRONCLADを装甲車とか訳したけど、実際には甲冑というか鉄の鎧のことなんですね、まあどうでもイイことですが。

それで、このブーツ、よくリアルマッコイズのほうで出した熊アタマこと"BearHead Boots"と比較されるんですが、この2つは全くの別物です。
第一ラストが違うし、ヒールカウンターの造りとか、ヴァンプの凸さ加減と丸みも全く違います。ブーツ自体の重さも違っていて、このBayfieldのほうが少し軽いです。縫製自体も全然違うので、私には全くの別物に写ります。革は似てますけどね。

だから両方持ってます(^^;;;;;;;;。まあそういうもんですよ、こういうのは。(コレばっかだな(^^;;;;;;;;)。

今週の一枚:「Gaucho」1980,「The Nightfly」1982

2007年01月22日 | Fuku-music
【Fuku】

グラミー賞通算9度受賞の人気、実力ともにナンバー・ワン・テナー・サックス・プレイヤー、マイケル・ブレッカー(Michael Brecker)氏が、13日に亡くなりました。まだ57歳という若さで、これからさらに熟練味を増したプレイが聴けると思っていただけにかなりショックでした。今回は、ジャズ・フュージョンのみならず、数々のセッションプレイでロックの分野、はたまた日本のミュージック・シーンにも影響を与えた偉大なるプレイヤーを追悼しての、この2枚です。

彼の正式デビューは1970年だそうですが、日本で知られるようになったのは兄でトランペッターのランディと伝説的なフュージョン・バンドの"ブレッカー・ブラザーズ"を結成してからで、自身のバンドだけでなく、マイク・マイニエリ、スティーヴ・ガッド、エディ・ゴメスらと組んだスーパーバンド"ステップス(・アヘッド)"に始まる1979年から80年代全般のフュージョン(クロスオーバーとも言われましたね)ブームでその人気とプレイは頂点に達し、数々のセッションプレイで、この時期の売れ線のフュージョン系のアルバムでは殆ど顔を出していたほどの超売れっ子サックスプレイヤーとして、当時はトム・スコット、デヴィッド・サンボーンと並んでサックス三羽ガラスと言われて日本でも数多くの素晴らしい来日ステージを魅せてくれました。

当然のことながら、当時はロックやポピュラー畑からのお声がかりもすごくて、ポール・サイモン、アート・ガーファンクル、ジョニ・ミッチェル、マイケル・フランクス、ジェームス・テイラーなど、数多くの超有名アルバムでその素晴らしいプレイを聴かせてくれました。

というわけで、私のレコード棚を見ても、彼が参加したアルバムはかなりの数ありますが、私はやはりロック畑からということで、やはりこの2枚を最初に取り出しました。

共に音の魔術師こと"スティーリー・ダン"のドナルド・フェイゲンものですが、ロック畑のマイケルのプレイでは一番印象的に残っている2枚です。

「Gaucho」は、スティーリー・ダンの7番目のアルバム。1981年7月から1991年10月までの10年間の活動停止以前に発表された実質的にはスティーリー・ダン前期の最後のアルバムで、レコーディングエンジニアのミスによる全トラックの誤消去や相棒のウォルター・ベッカーの交通事故など様々な困難があったものの、この前作の「彩(Aja)」から続く緻密な音の積み上げによる非常に洗練されたサウンドは高く評価されたものです。

「The Nightfly」は、スティーリー・ダンのメンバー、ドナルド・フェイゲンが1982年にリリースした初のソロ・アルバム。初めて完全にデジタル録音で収録されたポピュラー音楽作品のひとつとして有名で、収録曲のうちいくつかは1950年代以降の出来事や情勢に関する楽曲となっていて、歌詞を含めた楽曲は全て非常に高いクオリティを誇り、「I.G.Y.」は国際地球観測年に対する楽観主義についての歌、「ニュー・フロンティア」は核シェルターの中で行われるパーティーの歌、そして「グッドバイ・ルック」はカリブ海の島(おそらくキューバ)で起きた革命についての歌で、ドナルド自身のアメリカ社会やその歴史に対する思考の深さを示す作品がならんでいます。また、このアルバムは、当時の最高のレコーディングセットを長期間に渡って駆使して、緻密な音の積み上げと寸分の狂いも許さない音質の精巧さにより、当時最も巧みに製作されたアルバムの一つとして広く認識されています。

共に、全曲ではないですが、キーとなる曲では必ずマイケル・ブレッカーのテナーサックスが時には炸裂し、時には静かに浸透し、この2枚の非常に優れたアルバムの影の功労者として前面に使われています。

近年には、再びジャズシーンに舞い戻り、彼が尊敬するジョン・コルトレーンの影響を強く感じさせるマッコイ・タイナー、エルビン・ジョーンズとの素晴らしい競演や、ハービー・ハンコックと組んで、コルトレーンやマイルス・デイビスというジャズの至宝をトリビュートするなど、これからジャズ界をリードしていく役割を担っていただけに、今回の訃報は本当に残念です。

Michael Brecker マイケル・ブレッカー
1949年3月29日- 2006年1月13日

Gaucho Steely Dan 1980/11
The Nightfly Donald Fagen 1982/10

バッファロー吾郎

2007年01月21日 | Fuku-Shoes


【Fuku】

水牛というかWater Buffaloの革というと、ホースハイドやカーフと比べてやはり華奢という印象を持ってしまうのですが、革自体の耐久性で比較すると大差ないそうです。縦横にかかる力にはめっぽう強いけど、上下にかかる力には弱く、剥離性という点では若干問題あるくらいで、あとはそんなに変わらないということです。ただ、どうしてもあまり厚みがとれない皮なので、革に加工した場合、厚みという点では頑丈さというところでやはり負けてしまうようです。でもまあそれだったらライニングでしっかりとサポートすれば、ハードユースに耐えるような靴(ブーツ)に使ってもオッケーってことで、このWhite's。

White'sで製品ベースでバッファロー革を使用したセミドレスの1stモデルです。もう6年くらい前にスマクロで最初にサンプルで入れたものを譲ってもらいました。バッファロー仕様はその後定番モデルとなったようで、何色か色もヴァリエーションがあるそうですね。

結局は履いてないのですが、これは経年による色変化はなく、艶も輝きも全く落ちていません。なによりもこの華奢とも言える美しいフォルム、どこから見ても言うことありません。レザーソールの特徴的なシャンクの膨らみもオリジナル通り。シングルのレザーソールですが、White'sの中でも一番とも言えるアッパーとソールのグッドバランス、何年経っても名品です。

雨に弱いという話を最初に聞いたので、雨の日は履けないなあと思いつつ、結局履いてなかったのですが、そろそろおろし時。雪の日にでも履いてみますかねえ、冗談ですが。

冠婚葬祭

2007年01月20日 | Fuku-Shoes


【Fuku】

私はいい年してるくせに、所謂社会的ないろいろなしきたり(常識じゃあないよ)ってのに疎いので有名で、そういった古来のしきたりがいろいろと複雑に絡み合う冠婚葬祭ってのがどうも昔っから苦手です。特にドレスコード的な話になるともう今まで散々自己流でやってきたものですから、今更それはNGとか言われても困るんですよね。まあ結婚式とかだったら、めでたい目出度いで全てチャラってことで済ましてしまうんですが、葬式関係となると目出度いとも言ってられないし、お年寄りの気分を害してもいけないし、ってことで、なんかもう面倒くさいので、葬式関係はなるべく出ないようにしてます。

とはいっても、まあ年回りからして、親関係とか親類縁者関係でどうしても出ざるをえないっていう葬式とか法事関係も最近では結構あって、そのたびに着るものに気を使って、お金も使って、なんか出費が多いです。イヤですねえ。
特に困るのは靴なんですよ。ご存知のとおりブーツが殆どだし。まあ黒のドレスシューズ系は昔手に入れたのが結構あるので、それで済ますことにしてたのですが、葬式とか法事とかだと座敷に上がるケースも多くて、そうなる一番の難敵である"靴脱ぎ"の儀式を素早く済ませないといけません。

内羽根のストレートチップなんかだといちいちヒモをほどかないといけないし、紐を解いてもまた靴がピタリをフィットしてますから、脱ぐのに一苦労、そういう時にはこういう外羽根のほうが脱ぎやすくて重宝します。

これは伝統のミリタリーラストのUS.Militaryのドレス・オックスフォードシューズです。サープラスで流れたものだと思いますが、パテントレザーを使った本格派。ソールもBILTRITEのラヴァーソールを使って、キッチリとグッドイヤーウェルトです。ちょっと葬式には光り過ぎとか言われそうですが、まあ関係ないです。だいいち、葬式で私の靴先まで見てる奴なんていないですよ。とか言ってまた誤魔化してます。クダラナイことに神経使いたくないですからねえ。あっ、靴下だけは穴が空いてないかどうか気にしてます(^^;;;;;;;;。

#でも、こういうしきたり系にやたら詳しい若い人っていますよねえ。尊敬する。

宮廷ホーム

2007年01月19日 | Fuku-Jacket


【Fuku】

また正月のテレビの話で恐縮ですが、良く見ている番組の一つである「NHKアーカイブス」で正月の1/7に放送した昭和38年のドキュメンタリー番組「駅」で、昭和38年当時の原宿駅が出てきました。
当時は山手線(やまのてせんじゃないですよ)の中で圧倒的に利用客が少ない駅で、駅前のタヌキが出ても不思議でないようなのどかな風景と紹介されてました。ただ、あの改札口からホームへと続く独特の跨線橋の形とか、竹下口の改札とかは今と全く同じで驚きました。そしてもう一つ変わっていなかったのは、原宿駅から代々木駅方向に少しいったところにある皇族専用の宮廷ホーム、これは全く今も変わっていませんでした。

前置きが長くなりましたが、その宮廷ホームの近所にある"ダブルワークス原宿店"が今月で閉店だそうで、先日ちょっと挨拶に行ってきました。
考えてみると、あの店はその前身はかの知る人ぞ知る"クラッチストア"、そのまたずうっと前をたどるとWAY-OUTの製品を扱っていたIVY好き御用達メンズショップ(名前は失念)で結構私には馴染みのある場所でした。
でもダブルワークスになってからは、殆どが代官山で用が済んでいたせいか、3回ぐらいしか行ったことがなくて、今年の正月の福袋騒動の時も行こうと思っただけで敬遠してしまったので、本当にご無沙汰してました。今回はビル改装ということで閉店セールもやっていて、思わずまた予定外にこんなのを買ってしまいました。

今期のダブルワークスのマストアイテムとも言うべき、ショートホーンモデルのスウェードのランチコートです。
だいぶ前にウエアハウスで復刻したヤツは茶屋町のアウトレットで手に入れたのですが、それとはモチーフにしたモデルがちょっと違うようです。まあ以前に買ったのは色もベージュでサイズも38だったので、今回はサイズ40のオレンジが一つだけ残っていたので、閉店記念ということでまたまたサクッと買いました。

今回のほうが裏のボアも毛足が長くてかなり暖かい感じがします。まあオリジナルにどっちが近いかというのは愚問なので言いませんが、私は今回のほうが気に入ってます。ただ、唯一の難点はスウェード特有のオイニがキツイので、満員電車ではちょっとご迷惑になってしまうということです。

なるべく周りに人がいないときに着るようにしてます(^^;;;;;;;。

ウォーム・ビズ

2007年01月18日 | Fuku-others


【Fuku】

昨日の東京は雨模様で寒かったですね。まあついこないだ雪地獄に行ってきたばかりなので、気温的にはどおってことないんですが、なんか気分的に雨だと寒く感じます。

クール・ビズの普及は前にも書いたけど結構広まっていますが、それに対抗するかというか、その冬ヴァージョンとも言うべきウォーム・ビズってのはどうなんですかねえ。でも、よく聞いてみると、確かに職場の温度が低いので、オフィスでは一枚羽織るとか、学校の中は暖房を絞っているので授業中寒いから、インナーで調節している、という感じで、こちらも結構広まっているようです。要は自分の感じ方次第ですから、寒いと思ったら着て、暑いと思ったら脱ぐ、って環境に応じた対応を機敏にやることで全ては解決だと思います。

限られた資源を限られた中で工夫して使っていく。これからその意義がもっと重要になっていくでしょう。日頃から心がけたいですね。

少しは暖かく感じる画像を出してみました。

Low-back

2007年01月17日 | Fuku-Pants


【Fuku】

知ってる人が見たらもう懐かしいという印象を受ける方も多いでしょうねえ。のお馴染みDoubleDiamondの名品"Bib Overalls Low back Style"です。

Detachable Suspender Style Overallsともいうんでしたっけねえ、このゴムバンド付きのサスペンダー。
こういうのをもう7年前に作ってたんですよ。スゴイねえ。7年経ちますがコレを超えるオーバーオールって出てないんじゃないかなあ。
POSTとか結構最近は頑張ってるけど、やはり生地感とかはDDのほうが上だなあ。なんとも雰囲気が違う感じ。
このelastic suspenderに印刷された文字が洗うと段々消えていくんですよね。こんなとこまで凝っていたとは驚きでした。

代官山の豪華な建物には似合わなかったけど、もし鉢山町辺りにひっそりと店があったら、今はもっと違った状況になってたかもしれません。
まあ、何を言っても後の祭りなんですけどね。


しかし、あの時期、何人の人が2006年になってオーバーオールがブレイクすることを予想してたでしょうかね。