おかずブログ

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190331平野神社ほか

2019年04月02日 | 19年桜紀行

190331平野神社ほか

 

今年の私の桜行脚はどうなるのか・・・という思いを持ちながら、

3月の晦日の31日に椿寺→平野神社→佐野氏造園→嵐山と回ってみる。


椿寺には五色の椿があって時々は見に行く。一本の木に五種類の椿が

咲くので、そのように言われているのだろう。

この椿寺は「五色椿」というよりは「散り椿」として名高い。

宇治には「橋寺放生院」、奈良には「百毫寺」に五色椿があるのだが、ここの椿が

一番見応えがあるのかもしれない。ただし、上記の二寺にしても椿の最盛期を

私が知らないだけで、盛りの頃は本当に素晴らしいものだろう。

椿寺からそれほど遠くない所にある平野神社まで歩く。

昨年9月の台風には大変な実害を被むったのだが、桜の樹はそれほどの被害はなかったようだ。

昨年9月の台風の後で二回は平野神社に参詣している。桜が例年とほぼ変わらずに

花をつけていることに安堵する。妙にうれしい。

今は10月桜も最盛期近くになり、河津桜も今の時期にも咲いている。

ひと時にたくさんの種類の桜が楽しめるのは、いつもの年と変わりない。

平野神社から歩いて金閣寺バス停まで行き、バス乗車。山越下車して佐野さん宅の桜を見る。

以後、広沢の池のたたずまいを横目に見て嵐山まで。途中で天龍寺塔頭の三秀院。

小宇だが見慣れない花も植栽していて、機会があるごとに寄せてもらっている。

最後に嵐山。実はこの日の一番の目的は嵐山の「ギンリョウソウ」を見ることだった。

ところがなんとしたことか、探し回ってもギンリョウソウが発見できない。

昨年の台風もあったので、その関係か、あるいは、うかがい知れない原因があるのだろう。

あんまり考えたくはないのだが、ひょっとしたら盗掘かもしれないとも思う。

野に貴重な、珍しい花が咲いていれば業者が根こそぎ盗って行くとも聞いてはいるし、

モラルも何もない、そんな部類の人たちに目をつけられたら、姿が見えないのも

当然ともいえよう。なんとか来春には見たいものである。

この日の画像は下にあります。花の蕊にピントの来ていないのも多くあって、

出すのは少しためらう気もありはするのですが、よろしければ御覧願います。

190331平野神社ほか

 

 

 


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