おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

20.03.26

2020年03月31日 | 2020年

20.03.26植物園

百万遍からバスを利用して北大路の植物園迄。

時刻はすでに14時近い。いつもは5.6時間を費やすのだが、

この日は時間がないので、あたふたという感じで見て回る。

いきおい、撮影枚数も乏しい。

それでも下の写真を見ていただければわかるのだが、多くの花を見た。

2時間半ほどの短い時間内で、ゆったりした思いで花を楽しめはしなかったが、

見て撮影したという意味では行っただけの甲斐があったと思う。

画像は桜・ニシキモクレン・カタクリ・ミツマタ・イチリンソウ・オオミスミソウの順。

画像は一番上から入って下さい。

 

 

 


20.03.26円山公園~

2020年03月31日 | 2020年

20.03.26円山公園~

円山公園→安養寺→知恩院→青蓮院→岡崎→インクライン→南禅寺→

百万遍→府立植物園

 

26日に以上の順で回ってくる。

なるべく人の少ない時間帯をと思って8時前には出発して、

8時半過ぎには円山公園に到着。

さすがに朝も早く、かつ流行しているコロナのこともあって、

人は少ない。

目当ての祇園の名桜は満開であった。でもさすがに老桜。

年ごとに衰えが目立って、痛々しい限りである。

その老桜を真ん中にして次世代の桜が育っている。この老桜の

子桜が10年ほど前なのか植樹されたのだが、その木が立派に

育っているのが良い。両サイドの若木は二本ともに子桜かどうか分からない。

思えば、この桜も随分と長く見て来て、それなりに眼福でもあった。

一本の木ではあるのだが、感謝をという思いが私にはある。

この樹を見守ってきてくださった桜守の佐野さんの不断のご努力の

賜物でもあるのだし、佐野さん抜きには語れない木でもある。

近年はまるで猫も杓子もという感じでライトアップをしているのだが、

夜間に植物に強い光を当てることによっての光害というものは、

発生しないのだろうか。私は植物の営みのリズムを壊しているのでは

ないかと危惧してライトアップ反対派である。無料の円山公園はともかく、

各寺社にとっては夜間拝観は収入源の一つなのだし、仮に植物には

害はあっても、ライトアップの恒久化は避けられないのだろう。

円山公園は明治になって造園された。それまでは「真葛が原」と

呼ばれていた。上知令と関係あるのかどうか、ともかく周辺の寺社は

所有地を削られて、その結果として円山公園ができた。

八坂神社・安養寺・双林寺なども土地を分割されたのでは

なかっただろうか?

公園の山側に歩くと安養寺がある。ここは慈円が一時隠棲していた場所。

「吉水御坊」とも言う。ここの塔頭は「阿弥」と名付けられていたのだが、

それは「阿弥陀」の阿弥のこと。現在でも料亭としてある「左阿弥」は、

かつての塔頭の跡でもある。

 

安養寺から道なりに西に少し進むと、知恩院の鐘楼がある。

この鐘楼が大晦日にNHKの番組「行く年くる年」でしばしば

放映されている。

知恩院から青蓮院を右手に見て岡崎。疎水の10石舟は営業してはいても

さすがに乗船人数は少ない。

インクラインは桜の開花が満開のもあれば遅いのもあって、かつ、人が

多すぎて被写体としてはよくない。それでほとんど撮影はしていない。

インクラインから南禅寺。ここも歩き回ることはなくて、バスで百万遍まで。

百万遍近くの道を歩き回って念願のイヌノフグリを発見。

毎年見に行っているのだが、今年も見つかって安堵。

なにしろ絶滅危惧種である。ここもいつ接滅しても不思議ではない。

渡来種のオオイヌノフグリはどこにでも蔓延っているのが現状で、

繁殖力はとても旺盛だが、このイヌノフグリは在来種で繁殖力はとても弱い。

花の径は3ミリから4ミリ程度。5ミリまではないだろう。ピンクの花である。

一番下の写真が実である。この実から牧野博士が「イヌノフグリ」と

名付けられた学術的な名称である。私はこの名称を使いたい。

この後に行った植物園はページを改めたい。

例によって一番上から入って下さい。