スフィンクス参道10月に修復完成 以前より修復工事を行っていたカルナック神殿とルクソール神殿間を結ぶスフィンクス参道の(一部)完成が、今年(2011年)の10月に決まったようだ。 オープン時にはセレモニーも行われる予定だそうだ。 かつて参道があったところには家が建てられ人々が生活していたので、地上げや立ち退きの問題が大変だったのでは…。王家の谷に住んでいる元墓泥棒だった人の子孫たちも、立ち退きを迫られているといっていた。エジプト民主化の影響はいかに…。 ザヒ氏が権力を持ちすぎ?
2011年6月30日 時事ドットコム 内部を初撮影、パレンケのピラミッド
記事全文 【カイロ時事】エジプトのザヒ・ハワス文化財担当国務相は29日までに、南部のルクソールにある古代遺跡カルナック神殿とルクソール神殿を結ぶ「スフィンクス参道」(全長約2700メートル)の修復完成式典を10月に行うと発表した。 参道には最終的に小型スフィンクス約1000体が並ぶほか、発掘されたギリシャ・ローマ時代のワイン工房などをライトアップする。10月中に全体のうち約2000メートルを一般開放する。
2011年6月29日 アルケオ ニュース スフィンクスの参道が10月にオープン エジプト・ルクソール
2010年2月4日 AFP スフィンクス像が並ぶ古代エジプトの道、来月一般公開 全長2.7キロ
記事全文 古代エジプトの都テーベ(Thebes)があったルクソール(Luxor)で発掘作業が進められている、ルクソール神殿(Luxor Temple)とカルナック神殿(Karnak Temple)を結ぶ古代エジプト時代の道が、来月3日から一般に公開される。地元当局が3日明らかにした。 幅76メートル、全長2.7キロの道は、約3400年前の古代エジプトの王アメンホテプ3世(Amenhotep III)が建設を始め、ネクタネボ1世(Nectanebo I、在位紀元前380~363年)時代に完成したとみられている。かつて道の両側には、テーベ地方の大気の守護神アメン(Amun)とその妻ムト(Mut)への貢ぎ物を納めたチャペルとともに1350体のスフィンクス像が建っていたとみられ、うち650体が発掘されている。古代エジプト人は年に1度、アメンとムトの像を持ってこの道を歩き、結婚の儀式を再現していたとされる。 エジプト考古最高評議会(Egyptian Supreme Council of Antiquities)のザヒ・ハワス(Zahi Hawass)事務局長によると、発掘は最終段階にあり、当時の状態を復元する作業が進められているという。 また、発掘作業中に、ルクソールでは初となる古代エジプトの女王クレオパトラ(Cleopatra)の名前を記したカルトゥーシュ(王の名前を囲む曲線)が発見された。ハワス事務局長は「クレオパトラが(共和政ローマの政治家)マルクス・アントニウス(Mark Anthony)との旅行中にこの道を訪れ、カルトゥーシュを残した」としている。
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