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パレンケのピラミッドの内部を初撮影

パレンケのピラミッド
「宇宙船を操縦する絵」が有名なパカル王の墓があるパレンケで、未発掘のピラミッド内部を初撮影した。
内部には「赤い女王の神殿」と同じように、赤く塗られた埋葬室があり、翡翠や貝の破片、土器などの副葬品も見つかっている。非常に希少な副葬品であることから、初代クック・バラム1世(K'uk' Bahlam I)、または別の統治者が葬られている可能性が考えられるらしい。
幸い保存状態は良いそうで、今後の調査が楽しみだ。

2011年6月30日 ナショナルジオグラフィック ニュース
内部を初撮影、パレンケのピラミッド

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メキシコの古代マヤ遺跡パレンケにあるピラミッド地下の墓。2011年4月、1500年前に造営された内部を小型カメラで初めて撮影した。壁が赤く塗られた埋葬室の保存状態は良く、初期のパレンケを理解する手掛かりになるという。
墓の発見は1999年だが、上部のピラミッドが不安定なため内部調査ができなかった。調査チームはメキシコ国立人類・歴史学研究所(NIAH)と連携してさまざまな方法を検討するも、損傷を及ぼす恐れを払拭できず実現には至らなかった。
人が入る代わりにチームが採用したのは小型カメラだ。ピラミッドのフロアから直径15センチほどの穴を通して、埋葬室の遠隔撮影に成功した。

2011年6月30日 ナショナルジオグラフィック ニュース
副葬品、パレンケのピラミッド

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メキシコ、パレンケ遺跡の墓で、床に置かれた土器。小型カメラの照明で合計11個が見つかったが、中身は不明だという。
近くには翡翠(ひすい)や貝の破片も散らばっていた。「非常に希少な副葬品で、埋葬されているのは重要人物とみて間違いない」と調査チームはコメントしている。

2011年6月30日 ナショナルジオグラフィック ニュース
墓の主は? パレンケのピラミッド

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メキシコの古代遺跡パレンケにあるピラミッド地下の墓室。小さな穴から小型カメラを約5メートル下ろして内部を遠隔撮影した。調査プロジェクトの共同責任者を務める考古学者マルタ・クエバス氏によると、初代クック・バラム1世(K'uk' Bahlam I)、または初期の別の統治者が葬られている可能性があるという。
アメリカ、テキサス大学のマヤ碑文学者デイビッド・スチュアート氏は、パレンケの有名な女性統治者イクス・ヨール・イクナル(Ix Yohl Ik'nal)も候補に挙げる。「彼女は遺跡の歴史的な碑文に数多く登場する」とAP通信に語っている。

2011年6月30日 ナショナルジオグラフィック ニュース
崩壊寸前、パレンケのピラミッド

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崩壊が危ぶまれるメキシコ、パレンケ遺跡のピラミッド「テンプル20(Temple 20)」。考古学者のマルタ・クエバス氏(写真)が共同リーダーを務める「パレンケ・プロジェクト(Palenque Project)」は最近、地下の墓を小型カメラで調査した。
古代都市パレンケの南アクロポリス地区に位置し、マヤの統治者が埋葬されたと考えられているが、遺骨はまだ見つかっていない。構造が似た近くのピラミッドからは、1959年に統治者の遺骨が発見されている。
クエバス氏はプレスリリースの中で、「南アクロポリスは当時、王族の共同墓地だったようだ」と述べている。
パレンケはマヤ最大の都市ではなかったが、碑文や彫刻、建築など豊かな文化が学術的に高く評価され、観光の目玉ともなっている。考古学の謎の解明にも寄与しており、碑文などの研究から古代マヤ都市の統治者の系譜が初めて作成された。

赤い女王の神殿

パカル王の棺

パレンケ


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