2014.05.15
釧路 - 札幌
道東巡りも終わり、札幌に戻る。 釧路から38号線をしばらく走ると海岸線に出る。ここはいつ通っても濃霧を体験できるポイント。最後に、またキツネか鹿が見られやしないかと、なるべく山の方の道392号線に入る。しかし、放牧されている牛、馬以外は見ることはできなかった。
いつもの帯広は柳月スイートピアガーデンでケーキを食べた後、ひたすら一般道を札幌に向かう。日陰のところに雪の残る日勝峠で運悪く自衛隊様御一行に追いついてしまう。さすがに制限速度+ちょこっとのスピードには耐えられず、抜こうにも結構な隊列である。穂別ダムのところから右折し、夕張まで道東自動車道を使った。 夕張で降りたのは、夕張郡栗山町にある小林酒造に寄るためである。16時。高速を使ったおかげで少しだけ時間に余裕が出来た。小林酒造へ行く前に、調べておいた楽菜ファーム(たぶん)へアスパラを買いにいった。住所を入れたナビ通りに走ると、人家は少なくなりどんどん畑の中へ。これでいいのかな?と思い始めたときにアスパラの幟が見えてきた。 直販所をイメージしていたがそんな感じではなく、小さめの工場といった建物。中に入ると、おばさんが一瞬きょとんとした顔をした後で声をかけてくれた。「アスパラ買えますか?」と聞くと「ハイ」という答え。ここでいいみたいだ。 明明後日、東京に帰るがそれまで持つかと聞くと、冷蔵庫に入れておけば問題ないという。太いヤツと細いヤツ、それと紫のを買った。おまけしてくれた分もいれると結構な量になってしまったが、ちゃんと東京までしゃきしゃきの状態で持ち帰ることが出来、それから1週間は美味しくいただいた。 「こちらはアスパラの栽培がメインですか?」と聞くと、「いいえ、タマネギです。」という答えだった。北海道のアスパラは農家で買おう。
小林酒造は創業明治11年(130年以上)で、北海道で一番古い造り酒屋なんだそうだ。商標は北の錦。 小樽の銀行がモデルになっている北の錦記念館。試飲や販売もこちら。
酒蔵。古い建物が並ぶ。
明治時代の旧精米所は大正・昭和の暮らし館になっている。
兎に角古いものが所狭しと乱雑に置かれている不思議な空間。
懐かしいビンディングのスキー板。もちろんストックは竹製。
地区114年の蔵元の生家小林家公開の告知。これを見ていたら、このうちの人に話しかけられ、是非来てくださいと言われたが、東京から来ているので…と、丁重にお断りした。
駐車場の後ろにあるトイレ。昭和37年建設の旧社宅を改造したものらしいが、右側が杜氏の家、左側がおもちゃ館になっている。中は自由に入ってみることが出来る。
伊豆にある怪しい少年少女博物館とはちょっと違うけど…かなり怪しい。
ここへ来た目的のもう一つは蕎麦。しかし、16時までで食べることはできず。
今日のルート
走行距離:約350km。
今回泊まったホテル
コンフォートホテル札幌南3西9
にほんブログ村
|