北海道旅行記2012 - 仕方噺 1日目～3日目 ウニが美味すぎ・・・

7月6日～8日 13：15発 ANAコードシェア便のAIR DOで札幌へ。機材の羽田到着が遅れたため、ちょっと遅れて札幌に無事着陸。 まだピカチュウペイントあったんだね。手前はソラシドエア。 北海道ツアーランドで予約したホンダレンタリース北海道は、新千歳空港からほど近いロングターム駐車場内というところで引き渡しとなる。レンタカーには珍しいブラックのボディカラーだが、冬、白銀の世界になる北海道ではこの方が目立つのだろう。 6日15時～14日12時まで借りることになるホンダFITはハイブリッド。キーをささずにドアロックを外したり、エンジンをかけられるすぐれもの。今の車では珍しい事ではないだろうが、我が家のアルファ君からみれば格段の進歩だ。 14日の15時前に返却なので8日間ではなく7日間になるらしい。7日間で31300円と格安である。 地方都市に来ると、しばらくは運転の常識（？）の違いに戸惑う。大都市札幌でもそれは同じ。大阪は赤でも突っ込んでくる、名古屋では青になってスタートするまでゼロ．数秒でもクラクションを鳴らされるなど、地方によって様々。札幌は右折や脇道から入ってくるタイミングが「えっここで」といった感じ。どうも主線側に譲る意識があまりないため、無理矢理入らないと…という気持ちがこうなるようだ。譲ってもハザードでの挨拶の習慣も一般的ではないのか、あまり返ってこなかった。北海道は広いのに、どうやら心は…。 3泊するコンフォートホテル札幌南3西9は駐車場無料が魅力である。すこし中心から離れているが、街を見ながらぶらぶら歩ける距離だし、車で行くなら特に不便はない。 チャックインした後、駅の方まで歩いてみた。雪印パーラーで一休み。レストランのパフェは高いので、アイスを買って配送コーナーの一角で食べさせてもらった。店員さんが親切でいい感じ。 初日の夕食は、味噌ラーメンの元祖三平。大丸藤井セントラルの4Fにある「味の三平」に来たのはウン十年ぶり。その頃はまだ小汚いビルの3Fにあって、初代ご主人が腕をふるっていた。 味噌ラーメンと醤油ラーメンを注文。久しぶりの札幌ラーメンは美味。 7月7日 せっかくこの時期に北海道に来たのだから、積丹まで旬のウニを食べに出かけた。 急ぐ旅ではないので高速は使わず、ゆっくりと積丹半島を目指す。小樽を過ぎると道がすいてきて、13時前に積丹半島に到着。 調べておいたウニ丼を食べられる店は、軒並み満員で外まで人があふれ駐車場もいっぱいで止められない。少し空くまでと積丹岬を見に行った。 珍しく快晴で北海道のはずなのにめちゃくちゃ暑く、おまけに日差しも強い。少し歩けば汗だくになってしまう。 14時も近づいたので、再びウニ丼屋が並ぶ一帯へ戻る。各店、まだまだ並んでいるようだ。その中で車が止められたのは中村屋さん。 せっかくなので、赤うに丼（バフンうに）と生うに丼（ムラサキうに）を注文してみた。 で、運ばれてきたのがこちら。どちらも美味で、この後しばらくお寿司屋さんでウニは食べなかった。 さて、時間もあるので神威岬まで足を伸ばす。 駐車場からしばらく歩くと女人禁制の門がある。 ウィキペディアより 日高地方の首長の娘チャレンカが源義経を慕ってこの岬まで義経一行の後を追ってきたが、既に海の彼方へ去ったことを知って身を投げ、神威岩になったという言い伝えがあり、チャレンカの嫉妬心が女を乗せた船を転覆させたことから、岬一帯が女人禁制の地になったとされる。もっとも現実は、和人が岬から奥地へ定住することで、ニシン漁を始めとした権益を損なうことを恐れた松前藩による規制と考えられている。1855年（安政2年）に蝦夷地一帯が幕府直轄下におかれると女人禁制は解かれ、奥地への定住が進んでいった。 土砂崩れがあったとかで、岬の先端にある灯台まで続く道は、途中で通行止めになっていた。 また灯台まで行くのに、以前は念仏トンネルという名のトンネルを使っていたそうだ。 トンネルがない時代に灯台守の家族が波にさらわれて亡くなった。そのためトンネルを造ろうと、両側から穴を掘り進んだが角度がずれてしまいつながらなかった。抗の中で念仏を唱えたところその音で正しい方向が解り、工事を再開しめでたく開通したそうだ。 写真で下の方に空いている小さな穴が念仏トンネル。 帰りに見つけた小さな神社は神威神社。今はあまり手入れはされていないようだ。もったいない。 18時前に小樽に到着。こちらもせっかくなのでお菓子屋さんを見て回ることに。ルタオをはじめ有名どころがそろっている。 しかし、昨日の札幌でも多かったが、小樽にも中国人があふれている。いやはや何とも…。 7月8日 お墓参りで一日終了。 札幌はこれで終了し、明日から東に向かって移動する。明日9日は旭川。

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