アルファスポーツワゴン 車検の話

11年目、5回目の車検 過去4回は、安いというだけでオートバックスで車検を通していたが、さすがに10年を超えるとそれなりに知識のあるところでちゃんと見てもらった方が安心できる…ということで、アルファロメオ江戸川に車検をお願いした。2011年9月のフロントブレーキの交換と、2012年9月のバッテリー交換以来のおつきあい。 そろそろ車検かと思っていた1月も末、丁度いいタイミングで電話をもらい、すぐに持って行くことにした。その2日後に届いた見積もりの内容は…。 基本作業 法定24ヶ月定期点検　基本整備料金 要交換・修理 ラジエターロアホースバンドより冷却水漏れ発生点 フロントブレーキディスクローター交換交換5,250 　※ディスクローター残量：20.2㎜　使用限界値：20.2㎜以上 フロントブレーキパッド交換（残量：2.5㎜） フロント左右ウインカーバルブ交換（オレンジ色抜け） その他 2.0TS　タイミングベルト交換一式 ウォータポンプ交換 エンジンオイル交換（約1L減り） オイルフィルター交換 トランスミッションオイル交換 エンジンエアークリーナーフィルター交換 エアコンポーレンフィルター交換 セレスピードクラッチプランジャー調整、位置学習実 リヤハッチ左右ダンパー抜け（ハッチ保持力弱い） タイヤ残量少ない　測定値:3.0㎜　　205/55R16 エンジンバランスシャフトリヤキャップよりオイル漏れ発生 　修理には、トランスミッション脱着が必要 　修理費用＝約11万円 税金を加え、これ全部対応すると…37万円ほど。 同じ年式の中古のアルファ156が、もう少しで買えるくらいの金額。 予想はしていたものの予算オーバーなので、電話で状況を確認しながら見積もりの項目から次回車検に延ばせるものを外していく。 ラジエターロアホース交換とフロントブレーキは外せないということだった。 一番大きいのがタイミングベルト。アルファに乗る限り、避けては通れない項目である。やってしまってからでは遅いのは解っているのだ。次回の車検では必須だけど、どうしても今回やらなくてはいけない…というわけではないということでパス。 タイヤもまだいいだろう。ダンパーは気にしない。エアコンフィルターもそんなに臭わないのでパス。 エンジンオイルは1Lも減っているので入れざるを得ない。ついでにトランスミッションオイルとセレスピードクラッチプランジャー調整をお願いした。 フロントブレーキパッドとローターをもうちょっと安いものに…と、社外ATE製に変更してもらう。ダストの出にくいものが5000円アップであるということで、少しグレードアップした。 再見積してもらうと少しは安くなったが、それでも税金6万円強を含めて20万円ほどかかった。 1週間後、あがったとの連絡を受けたが、ちょうどその日は雪の予報。雪こそ降らなかったが一日雨だったので、3日後の天気のいい日に受け取りに行った。何を隠そうウチのアルファが綺麗になるのは、車検の時だけなのである。自慢じゃないが、10年間で洗った回数は片手で足りるくらいなのだ。まったく自慢じゃない。 次回車検時は、最初の見積もり通り、いや、それ以上かかる可能性が高い。「買い換え」なんて言葉も浮かんでこないわけもない。 予算的にはfiat500あたりか。ショールームには、バレンタインスペシャルカラーでピンク色のfiat500が展示されていた。 トランクの小ささにやっぱり無理か…と、MiToに目が行く。こちらも同じく2ドアで、ずんぐりむっくりのデザインがどうも気に入らない。やはりドアは4つあった方が…と、ジュリエッタの方へ足が進む。しかし、こちらもずんぐりむっくり。どうも気に入らないのである。 いろいろと話しているうちに、次回車検の頃にはジュリアが出るかも…という話を聞いた。ジュリアが出るということはスポーツワゴンも出るということになる。はずである。それに、チェロキーそっくりのSUVもでるそうだ。 うちに帰ってネットで調べてみると… Alfa Romeo MiTo後継：2013年 Alfa Romeo 4C Coupe：2013年 Alfa Romeo 4C Spyder：2014年 クロスオーバーSUV：2014年 Alfa Romeo Giulietta：2014年 Alfa Romeo Giulia Sedan：2014年 Alfa Romeo Giulia Sportwagon：2014年 Alfa Romeo Spider：2015年 と、書いてあった。 円安に向いているから、ジュリアはジュリエッタのような価格設定は無理だろう。MiToかジュリエッタの後継車のデザインが気になるが、結局、今のスポーツワゴンを直しながら乗っていくことになりそうな感じだ。 ルーフレールのついたスポーツワゴンは、アルファロメオ江戸川でこの車を含めて2台しか扱っていないそうだ。希少車種になりつつあるみたいだから大切にしなくては。 何よりこのスポーツワゴンのデザインが好きなのである。

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