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山と自然を楽しみ、より良き社会を望む自由人。
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民話の故郷・薄雪草の早池峰山へ

2015-08-02 16:20:43 | 東北の山
 東北・北上高地の最高峰・早池峰は日本でも屈指の高山植物が咲き誇る花の山である。是非一度は訪れてみたい山として多くの登山者の憧れとなっている。特に、この早池峰を有名にしているのは、ヨーロッパアルプスのエーデルワイスに一番近いとされる「ハヤチネウスユキソウ」が咲くなど固有種や稀少種の花が入れ替わり湧くように咲く花の山だからである。
 同時に、日本の民話の故郷・遠野地方の信仰の山としても有名である。また、「はやちね」という、その山名も魅力的である。
 台風12号が九州・玄界灘で熱低に変わり、まずまずの天候となった7月27日、福井の敦賀港をフェリーで出発、秋田港から岩手の早池峰山麓の河原坊の登山口を目指した。 

信仰の山 早池峰
秋田港からマイカーで、3時間余りをかけて9時過ぎに登山口の「河原坊」についた。ここからコメガモリ沢を上りつけて頂上をめざす。


コメガモリ沢から尾根道で休憩

「頭ご離」の直下の溶岩

ハヤチネウスユキソウ

ハクサンシャジンと早池峰ウスユキソウ

ミヤマナデシコ


イブキジャコウソウ

急登を3時間、登りつめて頂上



大きな一枚岩を梯子階段で下る
8合目、鉄梯子で一枚岩の岩場を下れば、小田越までなだらかな尾根道となる

16時10分 「小田越」に下山
午前10時に河原坊の登山口を出発し13時10分 早池峰頂に到着。途中少しの雨に遭ったものの無事16時10分 小田越に下山することが出来た






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